-二人-  
ベットに近づいてセーラは気がついた。  
 (このベット・・・)狭い。  
 ええ!これじゃ・・・  
 ちょっと狭いですか?  
もはや引き返せないセーラ。  
 (しょうがない・・・)  
エミリが左。セーラが右側からベットに入る。  
 (やっぱり・・・)  
抱き合った時よりは密着していないが、触れ合っている。  
しかし、セーラは外を向いてエミリに背を向けていた。  
 (こうでもしなきゃ・・・)  
セーラの鼓動がまた早くなる。  
 
エミリは、セーラの背中を見ながら今までの出来事を  
思い出していた。  
 (セーラ様に抱いていただいて・・・その後・・・)  
 (そうだ。私、セーラ様に・・・)  
エミリは顔を真っ赤にして、唇を触れた。  
 (でも、なんで私なんかに・・・)  
 セーラ様あの・・・。  
セーラは寝たふりをしている。  
 ど、どうして私にキスを?  
エミリは率直に尋ねた。  
セーラは聞かれたくない事を聞かれ、体をビクッとさせた。  
 (どうしてって言われてもどうしよー)  
 ・・・かわいかったからよ・・・セーラは小さな声を出した。  
 えっ!?私がですか?  
 ・・・そうよ・・・ごめんなさい。さっきは変な事して・・・  
セーラは背を向けながら言う。  
 
 (変な事だなんて・・)  
 あのセーラ様・・・  
 何?エミリ。  
 実は、母の事は嘘なんです。  
 ・・・ええ!?じゃ、なんで抱いてなんて?  
セーラは思わず振り向いてエミリを見た。  
 私、セーラ様の事・・・好きなんです。  
 ・・・・。 セーラは何も言えない。  
 お仕えして以来ずっと・・・。  
 そうだったの・・・  
セーラはまったく気がついていなかった。  
 だからうれしいんです。  
 キスをしてもらえたことも、こうやって一緒に寝られることも。  
 私にとって変な事なんかじゃないです。  
エミリは真っ赤になって涙をにじませ声を震わせている。  
 
 ごめんなさい。エミリ・・・  
 そこまで私の事を思ってくれていたのね・・・  
セーラはエミリの頬に手を当てた。手にエミリの温もりが伝わる。  
 セーラ様・・・  
エミリは頬にあるセーラの手を両手で触れた。  
セーラはエミリに顔を近づける。エミリも顔を近づけた。  
二人の二回目のキスは少し唇が触れただけのキスだった。  
このキスは二人の意思が合った始まりのキス。  
少しおいてセーラはエミリの目を見つめて言った。  
 私もエミリの事好きよ。  
エミリは目から涙を流しながら微笑んだ。  
ほら、泣かないの・・・  
セーラは指でエミリの涙を拭き取った。  
 セーラ様・・・また抱いていただけますか?  
 もちろんよ、エミリ。  
 
エミリはセーラの右腕に頭を起き、セーラは左手をエミリの背中に回す。  
そうすると二人は自然に唇を重ねた。  
 んっ、ふっ・・・  
唇の温かみを感じるようにお互いが唇を滑らせる。  
セーラが顔をずらし、エミリの舌と絡めようとする。  
エミリもぎこちなく少し歯を浮かし、セーラの舌を招き入れた。  
エミリの舌はやはり緊張していたが前ほどではなかった。  
 んんっ・・!  
エミリが声を漏らす。  
 (なんでこんなに気持ちいいんだろ・・・)  
セーラはエミリとの深いキスに夢中になっている。  
 (エミリ・・・)  
固く抱きしめあう二人。  
 ん、ふふっ!  
エミリが息苦しくなり鼻を鳴らした。  
ここで、セーラはエミリの唇から離れた。  
エミリはセーラとのキスに完全に酔っている。  
 かわいいわね。エミリ・・・  
自然と口から漏れる言葉。  
 
エミリは夢中でセーラに抱きついた。  
 (なんて幸せなんだろう私・・・)  
 あ、はぁっ・・・  
セーラは声を漏らす。  
 セーラ様?  
 エミリっちょっと離れて・・・胸が・・・  
セーラの顔が真っ赤になっている。  
 セーラ様すいません・・・苦しかったですか?  
 ううん・・・そうじゃないの・・・はぁ・・・  
 よかった・・・エミリはまた抱きつこうとする。  
エミリの胸がセーラの豊満な胸を押す。  
 ああっ!  
セーラはさっきよりも大きな声を上げる。  
 大丈夫ですか!?エミリは驚く。  
 だ、大丈夫よ・・・なんか気持ちよすぎて・ふぅ・・  
 気持ちいい・・・  
エミリはセーラの胸に両手でやさしく触れた。  
 
セーラの体が硬直する。  
 あぁっ!エ、エミリ何を・・・  
 セーラ様に気持ちよくなっていただきたいんです・・・  
 だからって、あぅ!  
セーラの胸のラインに沿うように優しくなでる。  
 セーラ様・・大きい・・・  
手に収まりきらないセーラの胸を前に声を漏らす。  
 何を言ってるの・・・えっ!ちょっ!  
エミリがセーラの胸の頂ににキスをしようとする。  
 セーラ様・・・  
 エミリっ!だめっ!  
エミリの耳には届かない。  
 あああっ!セーラの背中が反る。  
ネグリジェの上から唇で挟まれる・・・  
 うっ!んっ!ああっ!  
セーラは胸から全身に伝わる電流にも似た快感に揺らいでいる  
 
セーラ様・・・ネグリジェをよろしいですか?  
 えっ!?・・・  
セーラはエミリが何を言いたいのか分かった。少し困惑するが・・・  
 ・・・うん・・・エミリもよ・・・  
 はい・・・  
エミリは自分でネグリジェの裾を上げて脱いだ。  
セーラよりは小さくとも形のいい白く張りのある胸。  
エミリはセーラのネグリジェの裾を上げた。セーラの豊満な胸が現れる。  
頂が鼓動に合わせて揺れている。  
セーラはネグリジェを脱いだ。  
 セーラ様、お綺麗です…  
エミリはうっとりした目で見つめるそして…  
エミリはセーラの胸に・・・  
 んっあはぁっ!  
エミリは頂を唇で挟みながらセーラの胸を両手でゆっくりと動かす。  
 
そしてエミリは、セーラを仰向けにしようとした。  
セーラはぼぅっとエミリを見つめている。なすがままに仰向けになった。  
エミリは舌を少し出し胸のふくらみをなぞるように滑る。そして頂に触れた。  
 はぁっ!  
セーラは跳ねるようにのけぞった。  
 エ、エミリ・・・  
 セーラ様・・・  
 えっ!エミリちょっ!  
言うが早いか・・・エミリはセーラの秘部に手を潜り込ませていた。  
 あ、あ、あ・・・・・  
下着の上からでもセーラの意識は飛びそうになっている。  
 (こ、こんなのって・・・)  
セーラは今まで経験の無いほどの快感に囚われていた。  
 うっあう!  
エミリが指でなぞるだけで、セーラは声を荒げている・・・  
 (だめ、こんなの私だけじゃ・・・)  
セーラは奥歯をかみ締め、意識が飛ぶのを堪える。そして・・・  
 
セーラは右手を伸ばし、エミリの胸に触れた。  
 あっ!セーラ様・・・  
 あなたも一緒に・・・  
セーラはエミリと向き合うように横になる。  
 でも、エミリにお返しね・・・  
セーラはエミリの手に収まるかのような胸の頂にキスをした。  
 ああっ!!  
 エミリって敏感・・・・  
セーラはエミリの反応に驚く。  
 そ、そんな・・・あうっ!  
 気持ちいいの?エミリ・・・  
 は、はい・・・エミリは小さく頷いた。  
 じゃあ、エミリも・・・  
セーラはエミリに触れられたように・・・  
 ああっ!だ、ダメです!あっ・・・  
 どうして、おあいこじゃない?・・ふふっ  
エミリは、顔を真っ赤にした。そして・・・  
 んっ!ああっ!  
 
エミリは離れていた手を戻し、また触れる。  
 エ、エミリ・・・  
 セーラ様・・・  
お互い求め合い、快楽を共にする・・・  
いつしかセーラとエミリは絡みあい、深いキスを交わす。淫猥な音が漏れる・・・  
そして触れ合い、二人高みに上っていく・・・  
 ああ!セーラ様・・・私・・・  
 うん、私も・・・  
 あああっうっんっ!ああっ!・・・・  
 
二人は高みを登りつめ、果てた。  
今夜、二人はお互いが大切な存在になった。  
二人は静かに寝息を立てている・・・  
この時が永遠であるかのように。  
 
-朝-  
・・ーラ様、セーラ様、お起きになってください!  
 んっ?うーん・・・  
セーラはぼうっとした意識のまま、目を開ける。  
エミリが目の前に立っていた。  
 おはようエミリ・・・っ!!  
セーラはやっと自分が半裸なのに気がついた。  
 (あ!そうだ!昨日私・・・・)  
セーラの頭の中で昨日の出来事が走馬灯のように  
駆け巡っている。  
 昨日は申し訳ございませんでした。あんな事を・・・  
エミリはいつものようにうつむき加減に言った。  
 エミリ・・・側に来て・・・  
セーラはベットの側にエミリを呼んだ。  
そして、エミリの手を握り引っ張る。  
 
 えい!  
エミリはセーラに引っ張られて、抱きしめられた。  
 セ!セーラ様!何を・・・  
セーラはエミリの口を自分の唇で塞いだ。  
 んっ、んう・・・  
 ふう。ほら、あんな事じゃないでしょ?エミリ?  
セーラは笑った。  
エミリは突然抱きしめられて、キスをされ驚いていたが  
今にも泣きそうな笑顔を見せた。  
 ほらほら・・・泣かないの・・・  
 セーラ様・・・ありがとうございます・・・  
 そうだ!今晩は私の寝室で一緒に寝ない?  
 え!いいんですか?  
 もちろんよ。あ、一緒にお風呂に入らない?  
エミリは満面の笑みを見せた。  
 かわいいわね。エミリ・・・  
二人は抱き合い、軽くキスをした。  
 
さ!着替えないと。エミリお願い。  
 はい。朝食の準備も整っています!  
エミリはセーラの元を離れ、ドレスの用意する。  
セーラはエミリの頭に軽く寝癖があるのを見つけた。  
 ふふっ  
 どうかしましたか?エミリは振り向く。  
 ううん、なんでもないわエミリ。  
 (はぁ、なんかとってもいい気分だわ・・・)  
セーラにとって今日は特別な朝になった。  
エミリとともに・・・  
 
 

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