(ふたりはそのまま岡崎城の周りを歩いた)  
達 『桜子・・・赤い浴衣がよく似合っとる・・・綺麗だな・・・  
   俺・・・こうして手を繋いどるだけで幸せだ・・・』  
桜 『こんな風に手を繋いで歩くんは初めてかもしれんね・・・ドキドキするわ。  
   やだ・・・さっきから手を擦られとるだけなのに・・・なんか変な気持ちになってきちゃったよ・・・』  
(二人はいつの間にか祭りの喧騒を離れ、人気の無い静かなお堀端を歩いていた。)  
桜 「ここ・・・」『あん時の・・・入営前、お別れをした場所だ・・・』  
達 『・・・変わっとらんな・・・あん時の事、思い出すなぁ・・・』  
(二人は思い返すように、しばしその場にたたずんでいた・・・。)  
 
 
桜 『あん時・・・もうこれで逢えんかもしれんと思って・・・きつかったな・・・  
   こんで逢えんなら達彦さんに全部をあげたいと思って私・・・あんなこと・・・   
   ほいでも達彦さんは止めてくれた・・・生きて帰ってくるって約束してくれた・・・  
   ・・・ちゃんと帰ってきてくれたんだね・・・ありがとう・・・達彦さん・・・』  
   「達彦さん・・・ちゃんと約束・・守ってくれたんだね・・・」  
達 「ああ・・・」  
  『あん時・・・俺にすべてをくれると言った桜子・・・驚いたけど・・・嬉しかったな・・・。  
   ほいでもそれ以上に、お前の気持ちを想うと切なかった・・・。  
   必ず生きて帰って、お前を抱きたい。絶対に幸せにしたいと思ったんだ・・・  
   ・・・でももう離れんでいいんだな・・・ずっと一緒なんだよな・・・』  
  「もう・・・何処へも行かんよ・・・」  
(そして・・・桜子に唇を重ねた。・・・あの時のように・・・。)  
 
(唇は離れ・・・二人は今ここで寄り添える幸せを噛み締めるように熱く見つめあう。)  
 
達 『幸せだよ・・・俺・・・お前のお陰だ・・・』  
桜 『達彦さん・・・愛してる・・・』  
(どちらからともなく・・・吸い寄せられるように、再び口付ける二人。 )  
(今度は熱く、舌を絡め・・・抱きしめる達彦の手は、桜子の肩や首筋を擦った・・・。)  
達 「・・・桜子」『絶対に離さんよ!・・・俺の桜子・・・!』  
桜 『もう一人にしんで・・・達彦さん・・・!』  
(達彦の唇は、熱い息を吐きながら首筋を這い、耳にも舌を絡める。)  
桜 「はぁぁ・・・」『達彦さん・・・私・・・』  
達 『桜子・・・俺・・・お前が欲しくなってきたよ・・・』  
(達彦は手でお尻を擦り・・・そして自分の腰をぐっと桜子の下腹部に押し付けた。 )  
桜 『!あっ・・・達彦さんのが大きくなっとる・・・はぁ・・私だって・・・  
   ほいでもどうするの?・・・まさか・・・ここでは・・・出来んよね?』  
(桜子は熱く固くなったものを感じ、戸惑いを浮かべながら達彦を見つめた・・・。)  
 
(その時・・・遠くから人の話し声が聞こえ、こちらに迫って来るのに気付いた。)  
桜 『はっ!・・・こんなところ人に見られたら困るよぉ・・・』  
達 『まずいな・・・ああ・・・でも触りたい・・・』  
(暫くじっとしていた達彦の手が、桜子の下腹部の浴衣の合わせから忍び込み下着の上から秘所に触れる。)  
達 『・・・桜子ぉ・・・お前にもっと触れたいよ・・・』  
桜 「!・・・ダメ」  
   『あんっ・・・人が来とるのにっ!・・・達彦さん、これ以上は・・・!』  
達 「しぃ・・・」  
   『なんだかダメだって言われると・・・もっとしたくなるな・・・どうしたんだ?俺・・・  
    困っとる顔もかわいいよ・・・桜子ぉ・・・もうちぃっと触るから黙っててくれよ・・・』  
桜 「んん・・・」『ああ・・・キスしてても声が漏れちゃうよ・・・』  
(達彦の指が、熱くなった桜子の秘所をなぞると・・・溢れる蜜が下着を濡らす。 )  
達 『そんなに気持ちがいいのかん?・・・桜子ぉ・・・』  
(二人には気付かず、人は通り過ぎて行ったが、また別の一団が近づいて来る。)  
達 『あ〜〜・・・また人が来たかぁ・・・・ふぅぅ・・・・  
   さすがにここではまずいよな・・・。それにこれ以上続けたら、俺・・・止められん・・・』  
  「・・・帰ろうか」   
桜 「・・うん・・」  
   『はぁ・・・そっ、そうだよね・・・ここでは出来んよね・・・でも・・・私体が・・・』  
(桜子は大きく息をつき、気持ちを落ち着けるように胸に手を当て、浴衣の着付けを整える。)  
達 『桜子・・・お前も感じとったもんな・・・・俺に抱いて欲しくなったんだろ?  
   よしよし・・・帰ったらすぐ抱いてやるからな・・・』  
(達彦はそんな桜子の髪を一度撫でると、黙って歩き出した・・・。)  
 
 
(家路につく二人・・・。)  
桜 『はぁぁ・・・まだ体が熱いよ・・・達彦さんに触られた所がウズウズして・・・  
   達彦さん・・・帰ったら抱いてくれるかな・・・くれるよね・・・?  
   抱いて欲しいよ・・・・・・夕べみたいに何べんも・・・・・・壊れるくらい・・・・・・  
   って私、何考えとるんだろ!はしたないよね!休みになってからこんな事ばっかり考えとる。  
   私の体・・・どうにかなっちゃったみたいだわ・・・達彦さんに求められると逆らえん・・・  
   ふぅぅぅ・・・いかんいかん!気持ちを落ち着けんと・・・・  
   ・・・ダメ・・・ドキドキする・・・・・・・早く帰って抱きしめられたいよ・・・・・・・・・』  
達 『ああ・・・早く帰って桜子としたいな・・・。  
   人さえ来んかったらさっきあのまま・・・でも良かったな。桜子も感じとったし・・・。  
   外でも・・・一ぺんくらいしてみたいな・・・。桜子、嫌がるかな・・・?  
   ほいでも6年前は、あそこでしてもいいと思っとった訳だし・・・。  
   まぁ・・・あん時はお互い経験もなくて、状況が状況だし、細かい事まで考えとる余裕なかったもんな・・・。  
   外でかぁ・・・・・・う〜ん・・・・・・今だったら出来るかもしれんな・・・・・・・・  
   よしっ!今日は思い切って外でやってみよう!  
   ほでもどこがいいかな?人に見られん所っちゅうと・・・やっぱり店の敷地内だよな。  
   盆休みだで誰もおらんし・・・丁度いいな!うん。  
   場所は・・・庭・・・蔵・・・水洗い場のあたりがいいかもしれんな!うんうん。  
   外でっちゅうことは・・・やっぱり立って?・・・後ろから・・・かな?  
   前に冬吾さんが絵に描いてくれたよな・・・・・・・・・・・よし、あれでいこう!  
   ああ・・・・・ドキドキしてきたな・・・・・うまくいくかな・・・・・・・  
   しかし俺も好きだよな・・・こんなにあれに夢中になるとは思わんかったよ。  
   ほいでも夫婦なんだし、愛し合っとるんだからいいよな。・・・桜子も悦んどるんだし・・・。  
   ビックリするだろうな・・・桜子・・・怒らんかな?  
   でも最近あいつも激しいしな・・・・・・・よーし、ここはちいっと強引に・・・・・・・・・・・』  
 
 
(店の前に着き、桜子は引き戸を開けるため鍵を取り出そうとする。)  
達 『いかんいかん、そっちじゃないよ・・・』  
(と、達彦が桜子の手首を握り、「こっち・・」っと言って、隣の通用門の方へ連れて行った。)  
達 『水洗い場、水洗い場・・・』  
(不思議に思いながら、門をくぐり、母屋の玄関へと歩く桜子の肩を・・・  
 後ろから押すように抱き、水洗い場の陰に連れ込む達彦。 )  
達 『よしよし、この辺この辺・・・』  
桜 「・・え!?どしたの?達彦さ・・・」  
達 『桜子ぉ・・・ここでしようっ!・・・・大好きだぁ・・・・!』  
(驚いて訊ねる桜子の口を、唇で塞ぐ。強く抱きすくめ、荒々しく口付ける達彦。)  
桜 「んんっ・・・」『え?え?え?』  
(達彦の唇は首筋を這い・・・手が乳房を擦る。)  
桜 「はぁっ・・・たっ達彦さん、家に入ろう・・・ね?」  
   『え?え?え?・・・もうちょっとで家なのに・・・どしたの!?達彦さ・・んっ・・』  
達 「・・・いやだよ・・・ここがいい・・・」  
   『ここでしよう桜子!もう決めたんだっ・・・』  
(手を桜子の腰に伸ばし、お尻をぎゅっと掴む。)  
桜 『え!?・・・ここでって・・・なんでここ???』  
   「え!?・・・ここって・・・外だよ!?」  
達 『だよな・・・そりゃ驚くよな・・・ごめん桜子。ほいでも止めんよ。ここでおまえが欲しいんだ!』  
   「そうだよ・・・さっきの・・・続きだ・・・」  
桜 『耳・・・そんな事されたら・・・はぁん・・・って、いかんいかん!  
   ここでなんて・・・恥ずかしいよ・・・誰かに見られたらどうするの!?』  
   「ほいでも・・・あんっ・・誰か来たら・・・」  
達 「盆休みだで・・・誰もおらんよ・・・」  
   『こんな機会はめったにないんだで・・・いいだろ?・・・な?』  
(達彦はひるまず、桜子の浴衣の裾を肌蹴させ、太ももに手を這わせる。)  
桜 「ほいでも・・・ああっ・・・」  
   『達彦さんの手が・・・くる・・・ああ・・・』  
達 「・・・嫌か?・・・やめるか・・・?」  
   『やっぱり一応聞いとかんとな・・・こっちにも・・・』  
(達彦は下着の中に手を入れ、指先で花芽や花びらをなぞった。)  
桜 『そこは・・・ダメェ・・・!』   
(力は入れず・・・そっと・・・蜜のぬめりを味わうように・・・。)  
達 『桜子・・・もうこんなに濡れとるじゃんか・・・熱くなって・・・』  
(桜子の陰唇は熱く充血し、膨れている。)  
桜 『はぁ・・もう・・・意地悪・・・そんなことされたら止めれるわけないじゃん・・・  
   ほいでもどうして?・・・こんな達彦さんも好き・・・大好き・・・!  
   ああん・・・感じる・・・もうダメ・・・どうにでもしてっ・・・』  
   「・・・んんっ・・・はぁぁ・・・いや・・・やめんで・・・」  
(桜子は頭の中はぼうっとして、達彦の首にしがみついた・・・。)  
達 『ほうかっ!わかった!嬉しいよ桜子・・・やめんでって・・・可愛いなぁ〜〜!  
   ・・・俺もさらに熱くなってきた・・・よしっ、やるぞ〜〜!!』  
 
 
(達彦は桜子の浴衣の襟を強引に開き、白い胸元に吸い付く。)  
達 『ああ・・・もっと胸吸いたいな・・・ほいでもここで全部脱がせる訳にはいかんか・・・』  
桜 「・・んっ・・達彦さん・・・」『好き・・・大好きっ・・・!』     
(達彦は顔を上げ、呼びかけに応えるように舌を絡め、熱く口付ける。)  
達 『桜子・・・かわいいよ・・・桜子ぉ・・・』  
(桜子の手が・・・達彦の体を這い・・・熱い下腹部を擦る。)  
桜 『ほんなに私が欲しいの?・・・私も・・・もう・・・達彦さんのが欲しいよぉ・・・』  
(小さく呻いた達彦が、笑みを浮かべ桜子を見つめる。)  
達 『おいおい桜子ぉ・・・お前・・・もう入れて欲しいのかん?  
   そうかぁ・・・ほんなに俺としたいのかぁ・・・可愛いやつだなぁ〜〜!』   
  「・・・欲しいか?」  
(桜子は達彦の胸に顔を埋め、コクンと頷いた・・・。)  
 
(達彦は桜子の体を回し、背中から抱きしめ、うなじに吸い付く。)  
達 『わかったわかった。入れてやるからな・・・うーん、うなじが色っぽいな・・・』  
(桜子の浴衣と、自分の着物の裾をまくりあげ、帯に挟み込む達彦。 )  
桜 『え・・・このまま後ろから・・・なん?』  
達 『ええと・・・こんな感じで・・・なんとかなるかな』  
(そして桜子の下着を脱がせ、袂にしまう・・・。)  
達 『こんな所に落としとったら大変だもんな・・・ああ・・・もうたまらんなぁ〜〜』  
桜 『ほいでも・・・やっぱり・・・いいのかな・・・こんな所で・・・』  
  「こんなん・・・なんか・・・怖いよ・・・」  
達 『そうか、でもごめん桜子、ここで最後までさせてくれっ』  
  「大丈夫だよ・・・大丈夫・・・」  
(桜子の白いお尻を撫で・・・ゆっくりと秘所に手を伸ばす達彦。)  
達 『怖くなんか無くなるくらい、感じさせてやるよ・・・!』  
(しなやかな長い指を花びらの中に挿し込む。)  
達 『・・・こうされるの好きだら?桜子・・・もうえらいことになっとるじゃんか・・・』  
桜 「ああんっ!」『それ好き・・・いいっ!』  
達 『わっ、結構声が響くな。通りに聞こえるかもな。ごめんな、ちいっと我慢してくれよ・・・』  
  「桜子・・・ちいっと声・・こらえて・・・」  
(桜子の口を軽くふさぎ、小声で囁く達彦。)  
桜 「うぐ・・・んん・・・」『あああ・・・もうイキそう・・・』  
(桜子は達彦の手に口を押し当て、声を堪えて喘いだ・・・。)  
 
(達彦は震える桜子の腰を支えるように、自分の膝を桜子の股の間に割り込ませる。)  
達 『よし、そろそろいいよな・・・』  
桜 『早くぅ・・・・もう・・入れて・・・』「達彦・・さん・・・私・・もう・・・」  
(桜子はかすかに腰を動かし、達彦の太ももに花びらを擦り付ける。)  
達 『うんうん、俺も同じだよ。ハァ・・・今入れてやるからな・・・』  
  「わかっとる・・・俺も・・・我慢できんよ・・・」  
(達彦も剛直を花びらにあてがい、なぞるように擦り付けた。)  
達 『角度が・・・どうかな・・・』  
  「桜子・・・もうちっと腰を突き出して・・・」  
桜 『早くぅ・・・達彦さん・・・』  
(達彦は位置を定め、ゆっくりと腰を沈めた・・・。)  
桜 『ああんっ!・・・達彦さんが・・・いっぱいにっ・・・』  
(桜子が脚に力を入れているため、粘膜はいつもよりも強く締め付けてくる。)  
達 『うわっ!!・・・きつい・・・でもえらい気持ちいい!  
   あああ・・・やっぱり外でしてみて正解だっ・・・!』  
  「・・んっ・・・すごいよ・・・桜子・・・」  
(根元まで自分を沈めると、達彦は桜子の腰を抱え大きく突き上げた。)  
桜 「ううっ!・・・ぐ・・・!」『ああっ!こんなの・・・初めてっ!・・・声が・・・』  
(桜子は子宮が持ち上がるような衝撃を受け、声を押し殺して柱にしがみつく。)  
達 『あああ・・・いいよぉ・・・・桜子ぉ・・・!』  
(達彦はゆっくりと・・・深く強く腰を突き上げ続けた・・・。)  
 
(達彦は桜子を背中から抱きしめ、腰を突き上げ続ける。)  
達 『桜子っ・・・・好きだっ!・・・お前は最高だっ・・・!』  
(桜子は達彦の腕にしがみつき、叫びたくなる衝動を堪えていた。)  
桜 『達彦さん・・・素敵ぃ!・・・ダメ・・・おかしくなりそう・・・!』  
  「はぁぁ・・達彦さん・・・もう・・ダメ・・・立っとられん・・よ・・」  
達 「・・うんっ・・桜子っ・・もう少し・・・こらえて・・・」  
  『ううっ・・・俺もイキそうだっ・・・ほいでもまだまだ・・・もっと感じてくれっ・・・!』  
(達彦は腰に回した手を秘所へと伸ばし、敏感な花芽に指を当て震わせた。)  
桜 「!・・ああっ!・・そんな・・やっ・・!」『!!!!!』  
(桜子は声を上げると、ビクビクッと粘膜を痙攣させ崩れ落ちた。)  
達 「うあっ!・・・ちょ・・・ああ・・!」『!!!!!』  
(達彦は桜子を支えきれず、結合が解け、白濁が桜子の背中や後ろ髪に飛び散った・・・。)  
 

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