名古屋の河原家にて
杏子 「はい、あなた。今さっき言われましたように、細縄と手ぬぐいをもって参りました」
河原 「フフフ・・・そうか。なら、おみゃー今すぐ着物脱げ」
杏子言われるがままに後ろ向きになって着物を脱ぎ始める。
河原 「後ろ向きじゃにゃーで。まっと俺に見えるように前向いて脱げ」
杏子 「そ、そんな・・・恥ずかしいです・・・こんな灯りのついたところで」
河原 「たわけー。恥ずかしいも何もないで、前向いて脱ぐところ見せてちょ」
杏子、目を閉じながら着物をすっかり脱ぎ、全裸になる。
河原 「ええわ、ええわ・・・おみゃーの身体、予想以上に蠱惑的でたまらんでよ」
と、河原、杏子をなめるように上から下まで眺め確認が終わったが早いか、先ほど杏子が持ってきた
細縄で杏子の身体を素早く亀甲縛りにかかる。
杏子 「あ・・・何を・・・」
河原 「おみゃーの身体をこうやって縛って楽しむだぎゃ・・・フフフ」
杏子 「・・・ああ・・・苦しい・・・。・・・ああ、そんなところを・・・身体の自由が取れない・・・どうしてなの」
河原 「それが亀甲縛りの醍醐味だわね。・・・何、今はがんじがらめにされて苦しいかも知れぬが、じ
きにそれが気持ちよくなって来るんだがね・・・。どーだ? ん? 気分は?」
杏子 「・・・うう・・・うう・・・」
河原 「初夜だから、そのどえりゃー感覚、まだわからんきゃも知れんね・・・フフフ」
河原、杏子をしばらく放置する。
杏子、最初は苦しみにのたうちまわっていたが、次第に目がトロンとしてくる。
杏子 「・・・あなた・・・あなた・・・、この心地よさは・・・何です? ・・・ああ・・・」
河原 「ヘヘヘ、やっと目覚めてきたきゃ。(杏子の陰部に指をあて)おお、どえりゃー露が出とるがね。
・・・おみゃー表では聖女ぶってても、ここはなかなか正直だな。ほれ、このクチュクチュしとる音、
聞こえるか? おみゃーの身体から出とる音だで・・・周りの縄も濡れ濡れだで」
杏子 「・・・やめて・・・ああ・・・」
河原 「ほれ、指1本入ったで・・・奥まで熱いぞ・・・見て見ろ」
杏子 「・・・いや・・・、いや・・・」
河原 「・・・おおお、2本目も入ったで・・・どうや、2本の指がおみゃーの中をもぞもぞしとる感触は?
ん?」
杏子 「ハアハア・・・いい・・・」
河原 「フフフ・・・おみゃー、どえりゃーいやらしい女だわ。それならここから真剣勝負とさせてもらお
うかね・・・ハアハア・・・」
と、河原、自分の寝間着のすそをはだかせる。下着はすでに外してあった。
怒張した河原のものを初めて見た杏子、驚く。
河原、先走り液でぬらぬらしたものを、素早く杏子の中に入れると巧みに腰を使って何度も杏子の奥
まで貫く。
杏子 「ハアハア・・・あなた・・・あなた・・・ああああああああああ」
河原 「たまんねえで、杏子。ハアハア・・・」
杏子 「(狂ったように)あああああああああああああああああああ」
河原 「おみゃー、喜んどるのはええが、少しうるしゃーでね・・・」
と、河原、手ぬぐいで杏子に猿ぐつわをする。
しかし杏子は初めて知った喜びに、その屈辱的な行為をも素直に受け入れた。
杏子「(これが夫婦の営みと言うものなのかしら? きっと父さんや母さんも、おじいちゃんも、山長の
旦那さんたちも、職人さんたちも・・・みんなみんなこうやっていたのね)」
ナレーション 哀れ、何も知らない杏子は、現代で言うアブノーマルな世界を普通の性生活と同じだと
刷り込まれてそのまま勘違いしてしまったのでありました。