夜の神社にて・・・  
 
達彦 ・・・俺、店を継ぐことにしたんだ。音楽は諦める。  
桜子 ・・・達彦さん・・・、あんなにピアノを認められていたのに、あんなに音楽が好きだったのに・・・。  
達彦 仕方がないよ。うちも親父が亡くなってしまったから、跡を継ぐものがいなくなったし、オフクロも案外  
    弱いって事が分かったし・・・、でも、有森とはこれからも続けたいと思っている。  
桜子 ・・・達彦さん、じゃあ、これからも東京でもしてくれたようにしてくれるんだね、嬉しい。  
 
と、二人抱き合い唇を重ねる。  
いつの間にか二人とも一糸まとわぬ姿になって・・・。  
 
桜子 ・・・ハアハア・・・もっと・・・。  
達彦 こうして、・・・後ろから入れてもらうのが、桜子一番感じていたね。  
桜子 ・・・そう、そう・・・、前からよりも感じる・・・。  
達彦 ほら、・・・顔をもっと見せて・・・きれい・・・、だ。・・・月明かりの中でも、ハッキリわかる。  
桜子 アーッ・・・。  
達彦 ・・・お、俺も、いきそう・・・アーッ・・・。  
 
その時、境内の扉が開き、杉東吾がにやにやしながら現れる。  
驚く二人。  
そして東吾も着物のすそをはだかせ、ふんどしを解きながら・・・  
 
東吾 久しぶりだな、ふだりども。俺も覗きだけでばたまんなぐなっできだがら、まぜでけれ。  
    そんれにすでも、桜子。しばらぐ見ね間、おめのからだでこぼこしできだな・・・。ヒヒヒヒヒ。  
 
桜子 「・・・やだよ、冬吾さん、冗談きついよ・・・覗きなんて・・・・・・(´;ω;`)」  
冬吾 「ハアハア・・・何言っでるだ、東京でばマルニエ荘の皆で乱交状態だっだの、忘れだが?  
   すまいには意気投合して真ん中の部屋で相互鑑賞会まで開いだな。  
   俺と達彦くんの他にも八州治もちゃっがり味わっだべなぁ・・・誰のが一番良かっだか?  
   ほれ。白状すろ!」  
桜子 「言えないよぉ・・・」  
達彦 「(頼む・・・俺だと言ってくれ!)」  
冬吾 「言わねが!」  
桜子 「・・・言えないよぉ・・・」  
達彦 「(桜子、こんなしょぼくれたおぢさんより、俺を格下に見ないでくれ・・・)」  
桜子 「・・・ううう・・・冬吾・・・さん・・・冬吾さんだよぉ・・・。早く来て。ハアハア・・・」  
達彦 「それはないだろーーーーー!」  
冬吾 「聞いだか、桜子ちゃんば達彦君が思うよりも悪い悪い悪い女だべ。  
   そ言えば・・・マリとも女同士まぐわっだな・・・。  
   それを今頃何だ、水臭えだ。ハアハア・・・。このびしょ濡れの汚ねえメス豚が・・・。  
   ほんら、達彦君どいでどいで・・・。桜子ちゃんをたんど可愛がっでがら、達彦君の菊も拝ませでもらう  
   がら。んでええが? それども我慢出来ねべか?」  
桜子 「・・・(´;ω;`)ワカリマシタ…。達彦さん・・・(ホントのこと言って)ご、ごめんね・・・ハアハア・・・いいよ」  
 
達彦、桜子と冬吾の行為を悔しがりながらも、なぜだか子犬のようなうるうるした目つきになり、冬吾から後ろ  
を奪われた喜びを懐かしみこくりとうなづく。  
 
達彦 「僕の身体が忘れられないのなら・・・どうぞ。でも、僕は若いから、冬吾さんが終わらないうちに回復  
   するかも知れませんよ・・・(*´Д`*)ハァハァ」  
 
(続く・・・のかも?)  
 

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