「ねぇ達彦さん、キスってしたことある?」
「なんだよ、いきなり。」
「冬吾さんに言われたの。キスもしたことないようじゃまだまだだって。」
「…。」
「どんな感じなのかな。ねぇ、達彦さん。」
「そそんなことどうでも良いだろ!ほら、ピアノひくんだろ。」
「はいはい」