「ジョナサン、どうしたの?震えてるわ」
エリナはジョナサンの逞しい胸に顔を埋め、不安げに問い掛けた。
「それにこんなに鼓動が速い…」
「ごめん、エリナ。ぼく、こういうの初めてだから…すごく緊張してるんだ」
ジョナサンは顔を真っ赤にして答えた。
エリナはクスッと笑いウブな彼を抱き締めた。
「ジョナサン、私だってドキドキしてるのよ?だって、初めてあなたと結ばれるんですもの」
「エリナ…抱いていいかい?」
エリナが小さく頷いたのを合図に、ジョナサンは彼女をベッドに押し倒した。
ギシッと音を立て、ベッドが大きく揺れる。
「愛してるよ」
指を絡め、唇を重ねる。
白い首筋に触れるだけのキスをしながら服を脱がしていく。
不器用な愛撫がもどかしかったが、エリナはそんな彼が愛しかった。
「とても綺麗だよ、エリナ」
「恥ずかしいわ…」
エリナは露になった肌をシーツで隠した。
ジョナサンは邪魔なそれを剥がす。
「恥ずかしがらないで、もっと君のすべてを…ぼくに見せて?」