放課後、億泰君に呼び止められた僕はそのまま腕を引かれて  
教室の隅に連れて行かれた。肩を組まれ、少し屈んだ姿勢になって  
ようやく億泰くんが口を開いた。  
 
「康一、どっかいいホテル知らねぇ?」  
「う〜ん、やっぱこの辺じゃ杜王グランドホテルとか…  
 杜王セントラルホテルもイイらしいよ」  
「ばぁか、違うって!そういうシティホテルじゃなくて、  
 ラブホに決まってんだろーがよぉ〜」  
「…らぶほ…って、えぇぇぇぇぇぇ!!!???」  
「声がでけぇ!!」  
 
バシっと頭を叩かれ、我に返って改めて驚く。  
ラブホって、あの、ラブホテル…だよね?  
 
「まぁ、俺もいよいよ…って感じでよぉ。  
 お前にちょっと遅れは取ったけどすぐに追いつき追い越すぜぇ!」  
 
口をパクパクさせた僕をよそに、億泰くんはニヤニヤしている。  
 
そう。1ヶ月前、億泰くんに彼女が出来た。  
背が高く水泳部のいかにも体育会系!という感じで姉御肌っぽい女の子だけど  
美人だしスタイルのいいことで有名な子だ。  
僕もそのナイスバディを水泳の授業で見たことがある。彼女のほうから  
億泰くんに告白したって聞いたときには学年中が騒ぎになったほどだ。  
 
彼女と、億泰くんが…そ、その、ラブホへ…?!  
 
「ってことでよぉ、どこがイイんだ?  
 やっぱ初めてのときはキレイなとこ行きたいしなぁ」  
「あ、あのさ。そのぉ〜僕、と由花子さんは…まだ…あの…」  
「…ぁん!?ラブホ使ったことねぇのか?ってことはお前ら、青姦…」  
「ち、ちがうよっ!!だから、その〜まだ僕たちは、シてないんだよ!」  
「ううううぅ、ウソだろぉ〜〜〜!!!??」  
 
もう、真っ赤になってなぜ僕がこんなこと白状しなけりゃならないんだ…。  
彼女とちゃんと付き合い始めてもう半年。やっぱりオカシイのかな?  
 
「いや、お前そりゃオカシイだろ!本当にお前、ちんこついてるか…?」  
「ついてるよっ!!僕だってそーゆうこと、したくないわけじゃないけど…」  
「普通、ヤリたいだろーがよ!ってか、頭の中そればっか?みたいなよ〜」  
「なんか、タイミングとかよくわかんなくて…言い出せないし」  
 
僕だって由花子さんのこと考えて、その、一人で処理することも多いし…。  
できるならそりゃ、したいけど、彼女に無理強いはできないし。  
 
「タイミングなんざ見計らってたらお前らのことだからあと1年はお預け  
 だろーが。ここはキッパリ、お前から切り出すしかねぇって」  
「そ、そうかなぁ。でも、言ったら嫌われないかな?」  
「由花子はお前にベタ惚れだろ?心配することねぇよ」  
「う、うん…」  
 
億泰くんは僕の背中をバシバシ叩き、教室の入り口に迎えに来た  
彼女と一緒に帰っていった。  
 
由花子さんと…セ、セックス…。想像は何度もしてきたけど、  
いざ現実に起こりそうだと思うと違った高揚感が僕を襲う。  
いかんいかん、ここはまだ教室だ。家に帰って、落ち着いて考えよう…。  
 
「あ、康一くん!まだ教室だったのね。今日は一緒に帰りましょう?」  
「ゆっ、由花子さん!!」  
「どうしたの?慌てて…。何か用事があるの?」  
「いや、違うよ!ささ、帰ろう!」  
 
一緒に帰り道を歩いていても、由花子さんの顔をマトモに見ることが出来ない。  
ふと、目をやるとそこには「ホテルMORIOH」の看板がある。ラブホだ。  
慌てて目を逸らすが、急に心拍数が上がってしまった。  
 
「康一くん…?今日はどうしたの?変だわ…」  
「ななっ、なんでもないよ!大丈夫、大丈夫!」  
 
すっ、と手を伸ばして由花子さんは僕の額に手のひらを当てた。  
 
「熱は無いみたいね、顔が赤いけど」  
 
ひんやりした手が心地良く、優しくて。僕は思わず由花子さんの手を  
ぎゅっと握ってしまった。柔らかくて、白く透き通っていて…キレイな手だ。  
その手に、僕はまるで魔法をかけられたように欲情したのかもしれない。  
 
「…康一くん?」  
「由花子さん、僕たち…付き合ってもうすぐ半年だよね」  
「ええ、そうよ。今日でちょうど180日目なの。半年のお祝いでもする?」  
「僕が、その…今から何を言っても嫌いにならない?」  
「え…?何を…?」  
 
明らかに眉を顰めた由花子さんに、ちょっとだけ怯みながらも僕は  
意を決して切り出すことにした。  
 
「僕は、由花子さんと、…したい」  
「え?何をしたいの?」  
「…せ、っくす…を、したい」  
「!!!」  
 
由花子さんの顔が、一気に赤く染まった。  
やはり、まだ早かったんだろうか。失敗したかもしれない…。  
そう思った次の瞬間、由花子さんは真っ赤になった顔で僕を見つめて、  
コクリと首を縦に振った。  
 
そこからは、2人とも無言だった。迷わずに「ホテルMORIOH」の扉を  
くぐって何が何だかわからないままフロントで部屋を選び、  
スタンダードなタイプの部屋のルームキーを渡され、エレベータに乗り込む。  
 
繋いだ手に、汗がにじんだ。  
 
部屋は至ってシンプルだけれども、センスの良い綺麗な部屋だった。  
 
「康一くん…その、急だったから…色々、お手入れとか行き届いて  
 いないかもしれないし、下着だってそんなに可愛い物じゃないけど…  
 幻滅、しないでね」  
「そ、そんなの関係ないよ!幻滅なんてするわけないし…ゴメン、急で…」  
「ううん、いいの。康一くんが、いいって言ってくれるなら」  
 
いつもと同じように、ゆっくりとキスをして由花子さんの唇を味わう。  
でも、今日はそれだけのキスでは終われない。  
知り得る限りの知識を総動員して、手順や手法を頭の中で確認する。  
 
ピチャピチャと舐め合うような口づけを終えて、一旦見つめあい  
再度口づける。今度は、そっと唇の間に舌を入り込ませ、  
驚いている由花子さんの舌と絡ませる。  
時折、軽く吸いながら彼女の味を確かめた。  
初めての深いキスに、戸惑いながらも一生懸命応えてくれる。  
僕も初めてだから、かなりぎこちないものではあったけれど。  
 
「っは…はぁっ」  
「あ、だ、大丈夫?苦しくない?」  
「んっ、大丈夫よ…」  
 
キスに夢中で、彼女の息がかなり荒くなったのに気づかなかった。  
しかし、潤んだ目で頬を赤く染めて息を整える彼女の姿に  
僕の理性が半分くらい飛んでしまった。  
 
息の整わない状態の由花子さんにかまわず、僕は再び深く口づける。  
泣きそうな表情の彼女が妙に扇情的で、思わずベッドへと押し倒した。  
 
ドサ、という音で我に返った由花子さんが、僕に待ったをかける。  
 
「っさ、さきに…シャワーっを…」  
「そ、そうだよね!ゴメン、なんだか焦っちゃって」  
「焦らないで。私は逃げはしないから…」  
 
シャワーを浴びに行った彼女を待っている間、なんとか理性を取り戻して  
落ち着こうと頑張った。  
がっつき過ぎだと思われたかなぁ…などと自己嫌悪に陥りつつも、  
どうやればうまくいくのかを必死に模索した。  
 
「シャワー、空いたわよ」  
「う、うん…」  
 
いい石鹸の香りを漂わせ、一段と色っぽくなった由花子さんに  
下半身を煽られながら、急いでシャワーを浴びる。  
 
浴室を出ると、由花子さんはベッドの縁に腰掛けて半乾きの髪をいじっていた。  
 
「由花子さん」  
 
名前を呼ぶだけで、ピクリと肩を震わせて顔を上げた。  
 
「康一くん…」  
 
いつも呼ばれ慣れている名前も、この場所で言われると艶やかに  
聞こえるから不思議だ。  
僕は、静かにベッドへと近づき、由花子さんを抱き締める。  
 
「その、僕、上手く出来ないかもしれないけど…ごめんね」  
「康一くんだったらなんでも許すわ。私も初めてなんだから上手い下手なんてわからないし」  
「ありがとう、由花子さん」  
 
今日何度目かのキスをしているうちに、ぎこちなさは消え、  
自然な形で舌が絡む。  
 
首筋や耳に唇を移動させると「くすぐったいわ」と由花子さんは笑った。  
 
バスローブの下は裸だと思っていたら、彼女はきっちりと下着をつけていた。  
フロントホックのブラを外すと、形のいい胸がプルンと震えて姿を現す。  
そっと手のひらで触れてみると、弾力性がありながらも手の中で  
すぐに形を変えるほどの柔らかさがあった。  
 
これが、本物の由花子さんのおっぱいかぁ…とこれまで  
想像してきた以上のシロモノに、感動する。  
 
ある程度手の中で揉んでいくと、ピンク色の先端部分が硬く尖り始めた。  
すかさず、その片方を口に含んで舌で転がした。  
 
「んっ、ぁっ」  
「…気持ちいい?」  
「聞かないでっ、康一くん…んっ」  
 
コロコロと硬くなった乳首を指先でつまんだり、少し強く吸ったりして  
執拗に愛撫する。由花子さんは、時折声を出して身をよじった。  
その様子が愛しくて、僕は胸のちょっと上のほうに強く吸いついて  
キスマークを残した。  
 
「ちょっと痛い…けど、これが、康一くんの所有印なのね」  
「うん、こんな由花子さんは僕だけの由花子さんだから」  
「じゃ、こんな康一くんも私だけの…」  
 
由花子さんは少し体を起こして僕の鎖骨の下を強く吸った。  
その軽い痛みを気持ちよく思いながら、僕はまた彼女を  
ベッドへ倒して愛撫を続けた。  
 
胸を揉み、舐めまわしつつも片手は彼女の秘部へと下ろしていく。  
そこを覆う薄いパンティをするりと足首まで下ろし、  
彼女のすらりと伸びた脚を開かせてその間に自分の体を入り込ませた。  
 
「少し、恥ずかしいわ。あんまり見ないで…」  
「ずっと、このときを待ってたんだ。よく、見せてよ…」  
 
普段では絶対に言えない言葉が、自然に口をついて出る。  
余計に恥ずかしがって顔を背けようとする由花子さんを制してまた深く口づけた。  
すかさず、下腹部へと手を伸ばして茂みの奥に指を滑らせると、  
そこはジワリと湿っていて指に少し粘り気のある愛液が絡みついた。  
その温かさに感激して僕は自分の指をペロリと舐める。  
 
「由花子さんの…味がするよ」  
「こ、康一くんっ!そんな…やめてっ…」  
 
羞恥心のあまり由花子さんは無意識にスタンドを発動させてしまい、  
2人の体にその美しい髪が巻きついた。  
 
「由花子さん、今日は…スタンドはナシにしようよ。力を抜いて自然に、さ。」  
「康一くんって、妙に冷静ね。まさか、私以外の人と…!?」  
 
ゴゴゴゴゴ…という効果音が聞こえてきそうなほど、由花子さんの表情が変わる。  
 
「ち、違うよ!!そんなはずないよ!僕だって、わけもわからず  
 エコーズ発動しそうなくらい興奮状態なんだから!」  
「そ、そうよね…ごめんなさい、私ったら。」  
 
少し落ち着き、由花子さんのスタンドが消えた。  
髪が絡みつくってのは、それはそれでちょっとエロいかも…と  
思わないことは無かったけど。  
スタンドじゃなくて、僕たち生身の人間が抱き合うのだから、  
やっぱりそれは勘弁してほしかった。  
 
胸を舐めながら、再度秘部へと手を伸ばした。  
左右に襞を開いてゆっくりと指を差し込むと、そこは僕の中指を温かく包み込んだ。  
上下左右に少しずつ動かしてみると、由花子さんは腰を浮かして体を捩った。  
もっと奥に…そう思って一気に指の付け根まで差し込んで中を掻き回す。  
 
「ぁんっ…んっはぁっ」  
 
由花子さんの息が荒くなった。  
掻き回すほどに、奥から愛液がとろりと流れ落ちてきているようだ。  
それがなんだか面白くて、指を出し入れしながらヌチャクチャと  
音を立てる由花子さんの性器をじっくり観察した。  
その上のほうでぷっくりと膨れてきた蕾を親指でクネクネと回して刺激する。  
 
「ぃ、ゃあんっ!はっあぁんっっぁっ…」  
「ゆ、由花子さん!?」  
 
嬌声を上げた由花子さんにビックリして、僕は指の動きを止めた。  
すごい、ここがヒクヒクしてる…。すごく濡れてるし。  
快感に襲われて、由花子さんの乳首もピンと立っている。  
 
「っ康一くん…私、どうしちゃったのかしら…こん…なの、  
 初めてでっ…あぅんっ」  
 
由花子さんが言い終える前に、僕はまだヒクヒクのおさまらないそこに  
舌を這わせた。  
 
「そんな、舐めたりしたらっぁんっ、きっ、きたなぁ…いぃんっああっ」  
 
由花子さんは既に体の力がすっかり抜けてしまい、抵抗することもできない。  
 
「汚くなんてないよ。由花子さんなら」  
「こ…康一くんっ…嬉しい…あっぁん!」  
 
舌の先を硬くしてクリトリスを刺激し、それと同時に今度は指を  
2本由花子さんの中へと滑り込ませた。すっかり潤ったそこは、  
予想以上にすんなり僕の指たちを飲み込んだ。  
 
「も、もうっ…私…ダメぇっ!きゃぁんっ!ぁぁん…っ」  
「由花子さん…かわいい…すごく」  
 
指を抜き、ぐったりと横たわった由花子さんをじっくり眺めた。  
こんなに綺麗な子が、僕を好きだといってくれるだけでも嬉しいのに、  
こんな風に抱き合える日が来るなんて…。  
その感慨にしばし浸ってから、僕はついに自分のトランクスを脱ぎ捨てた。  
彼女を愛撫するだけですっかり硬くなって上向きにそそり立つ  
自分のイチモツを一瞥し、ベッド脇の色とりどりの避妊具に手を伸ばす。  
なんとなく、気分はピンク…かな。  
袋を破り、手早く装着しようと思ったけれどなかなかうまくいかない。  
 
「康一くん…?どうしたの?」  
「あ、いや。大丈夫だよ。ちゃんとつけたから。」  
 
なんとか装着し、由花子さんにキスした。  
柔らかい由花子さんの体を一通り再確認してから、彼女の脚を  
大きく開かせる。  
 
「あの…痛かったら言ってよ。上手く、できないかもしれないし」  
「ええ、わかってるわ。康一くんなら優しくしてくれるって信じてる」  
「由花子さん…好きだよ」  
「嬉しい…」  
 
僕は、ゆっくりと由花子さんの中へと挿入した。  
先端のほうはある程度入ったが、途中で引っかかったような感触になる。  
由花子さんの顔を見ると、眉根を寄せて少し苦しそうだ。  
 
「だ、大丈夫っ?痛くない?」  
「まだ、大丈夫よ…ゆっくり、してね」  
「う、うん…」  
 
引っかかったところをなんとか進めようと、僕は彼女のくびれた腰を  
自分のほうに少しずつ引き寄せた。  
すらりと伸びた脚に、ぎゅっと力が入るのがわかった。  
ジワリ、と腰を進めると、なんとも言いようのない快感が押し寄せて  
その気持ちよさに感動を覚えた。  
僕の腕にも力が入り、一気に僕の根元までを彼女の中にうずめてしまった。  
 
「ぁ…ぃたぁっ…い…」  
「あっ!!ゴメン、由花子さん大丈夫?」  
 
自分の快感を優先し、つい彼女の痛みを考えずに挿れてしまった。  
どうしようもないな、僕は…。  
でも、少しヘコんだ僕に彼女は涙を溜めた目で優しく微笑んだ。  
 
「うふふ、痛いだけじゃなくて…康一くんと一つに繋がって…  
 嬉しいから泣いてるのよ」  
「っ…由花子さん!!」  
 
繋がったままの状態で、僕は由花子さんをギュっと抱き締めた。  
彼女の柔らかい肌と自分の肌が触れ合うだけでも十分気持ちがいい。  
下腹部の痛みを忘れさせてあげたくて、僕は何度も深くキスして  
一生懸命に胸を愛撫した。そうしているうちに由花子さんの表情が  
和らいでいく。  
 
「もう、大丈夫…だと思うわ。康一くんの思うようにしていいのよ?」  
「ほんとに大丈夫?無理しちゃだめだよ?」  
「ええ、本当に大丈夫よ」  
 
にっこりと笑った由花子さんは神々しくて、女神のように見えた。  
 
「じゃ、ちょっとずつ動くよ」  
 
彼女の腰と脚をしっかり抱え、奥まで入っていた僕の男根をゆっくり引き抜いた。  
その摩擦がまた異常なくらい気持ちよくて、頭の中が白く染まってしまいそうだ。  
引き抜き終わる直前で止めて、またじわじわと腰を進める。  
今度は、さっきよりもすんなり僕を受け入れてくれたみたいで、  
奥まで入れるのも早かった。何度も摩擦を繰り返すうちに、そのスピードも増していく。  
 
「んっ、くぅ、ふぅ…」  
「あぁんっ、んっぁ…!っあっ…はぁん…ひゃっんっ…あぁっ」  
 
僕の荒い息と、由花子さんの喘ぎ声…そして体液の摩擦音が  
部屋の中にこだまする。由花子さんの額には汗がにじみ、  
そこに張り付いている長い髪がすごく艶やかだ。  
由花子さんは僕に預けたままになっている自分の脚を、  
僕の腰を引き寄せるように絡ませた。その瞬間、彼女の中がキュ、っと締まった。  
 
「ゆ、ゆかこ…さん!も、ヤバ…!」  
「ぃやぁん…!こぉ、いち…くぅん!!あ、んっっっ!」  
 
僕は、一気に射精感に襲われて精を吐き出した。  
由花子さんはまだ快感が持続しているのか、体がピクリ、ピクリと  
敏感に反応しているようだ。  
一緒にイク、ってのはなかなかできることじゃないよな…。初めてだし。  
 
由花子さんの綺麗なピンク色の乳首に吸い付くと、ビクっと体を震わせた。  
たった今まで自分が入っていた場所を舐めて、しっとり濡れたクリトリスを  
強く吸うと背中を反らせて由花子さんも軽く達したみたいだ。  
 
体の熱はいつまでも冷めそうになかったけれど、ベッドに2人で横たわり  
火照った体を休める。  
 
「ちょっと、痛かったけど…思ってたよりは、そうでもなかったわ。  
 きっと康一くんだったから…」  
「由花子さん、僕、すごく今幸せだよ」  
「…私も。はしたないって思われちゃうかもしれないけど、  
 ずっと…康一くんに出会ったときからこうなりたいって思ってたの」  
「ほ、ホント!?な、なぁんだぁ…それならもっと早くに…」  
「康一くんから、誘ってくれるのをずっと待っていたのよ。  
 もう、待ちくたびれそうだったわ」  
 
ふふ、っと笑ってから由花子さんは優しく僕を見つめる。  
僕に発破をかけてくれた億泰くんに感謝しつつ、僕は由花子さんを抱き寄せた。  
 

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