・東方大弥は挑発する
――男は『記憶』を失うほど、理性を失うらしい。
東方大弥は、ベッドの上で横になって、徐々に身体をあらわにしていく。
ベルトのアクセサリーを外し、着ぐるみの猫耳ワンピースのフードを取ると、上半身をはだけた。
大人びた黒いブラジャーとそれに包まれた大きな乳房を見せつける。
服の上からも大きかったそれは、白く輝きながら、定助を釘付けにする。
ストライプ柄のオーバーニーソックス、付け根のまばゆい生脚に、これまた魅惑的な黒いパンティが垣間見えている。
自分のアピールポイントが何なのかよく分かって見せつけているのだ。
目の前の少女の媚態に、定助は我慢できなくなっていた。こんな少女に迫られたら、貴方ならどうする?――
「言って・・・男の子から先に言うの・・・」
近付き、彼女の頬に手を寄せる。
「す・・・君が・・・好・・・」
衝動的に、覆い被さる。
彼女の肩に手を回し、抱き寄せる。
少女の色香。体温が伝わる。なによりブラに包まれた豊満な乳房は目の前にある。
「好・・・き・・・」
(俺はなにをしているんだ。なにを言っているんだ。)
自分の言った事に驚く。好きと言ってしまった。他に大切な人がいた気もするが、思い出せない。
「定助ェェン。私も好きよ。」
(とうとう言わせたわァv)
大弥は、嬉しそうに定助に抱かれた腰をくねらせながらつぶやいた。豊満な乳房もゆっさりと揺れる。
「可愛い・・・」
その色香に、目を奪われる。戦うべき相手だとかそういうことは忘却していく。
大弥は、ちょこんと小さな口を突き寄せた。
「――お願い。男の子からするものよ。」
彼女がなにを望んでいるのか。彼にも分かった。
透き通るような可愛いピンクの唇に、吸い寄せられるように唇を重ねる。
むちゅ
ぷっくりとした唇の柔らかさ、少女のイイ匂い。
大弥は彼の唇を捕捉すると、吸い付くように唇を求めた。
彼の頭に手を回して彼を抱き寄せる。
むにゅっ
ますますのしかかる体勢になり、二人の身体で少女の乳房が押し潰される。
一度捕えた彼の唇をなかなか少女は離そうとしない。
なおも彼を求めるように、舌を彼の唇なかに突き出し、舐め回す。
じゅぱ ぺろ ぺろ
定助も、それに応えて、舌を彼女の中に入れる。
じゅる じゅぱ じゅぱ
舌と舌が絡み合い、お互いの口唇の中で、エロティックな交接が始まっていた。
――どれだけ長い時間キスをしていたのか。
ようやく、唇を離した。
ふう はぁ
お互いの唇から糸がねっとりと引いている。
見降ろした大弥の頬は赤くなり、はぁはぁと上気している。
「キスもらっちゃったぁv」
赤らめた顔を嬉しそうに綻ばせながら、大弥は言った。
「一歩リードしてやったわv」
リードとは誰に対してだろう?―少しばかり不思議に思うが次の言葉で掻き消された。
「どぉ、私の初キッスは?」
「初めてだったのか」
こんなに挑発してきたり、初キッスで舌を絡ませたりして、初めてだったとは。
「そおよん。いろいろ勉強したのよ。日本のアダルトビデオには朗読バージョンもあるのよv
貴方も初めてェ?」
耳年増というやつだろうか。定助は過去のことが記憶にない。過去の「経験」すらも。
「いいのよォ。貴方は私しか知らない。私が初めての女になってあげるv」
「初めての女だと・・・」
大弥は、若い男には願ってもないことを口にした。
「ねぇ、次はどうしたい?貴方の好きにしてもいいのよォ。」
彼女は、抱きかかられた身体を無防備に曝け出す。
さっきから、白く透き通るようなおっぱいに、視線は釘付けだった。
大きさは、94?95?目測すると、詰めもの無しでそれぐらいはあるだろうか。
誰かさんとは大違いだ。誰のことかは覚えていないが。
「見えなくても視線って感じるのよね、定助ェンv
おっぱい好きなのねェv」
「分かるのか!」
ジロジロ見ていたのが、バレていた。若干恥ずかしい。
「いいのよ、好きにして・・・」
大弥は、上体を反らして、豊満なおっぱいを突き出した。
定助はおそるおそる手を近付ける。
「オクテなのね。遠慮しないで。」
大弥は、彼の手を取ると、自らの胸に引き寄せた。
もにゅっ
「!!!」
なんという柔らかさ、張りもあって、手が吸い付くようだ。
――そこから先は止まらなかった。
最初はブラの上から触った。ずっしとした弾力が伝わる。
ブラを脱がそうとするが脱がし方が分からない。
もどかしくなって、黒いブラを上に引きはがした。
「やんv」
ぷるん
生まれたままの生乳が顕れた。これでもブラに抑えつけられていたようで弾けるように飛び出す。
あどけない顔をしているのに、おっぱいは冗談のように豊かで、タマラナイ。
男を誘惑するために、できているような体だ。
ピンクの乳首が目に刺さるようだ―神々しい。
両手で揉む。揉みしだく。
もち肌が手に吸い付いて離れない。
むにゅっ むにゅっ
「あぁんv」
大弥は嬌声を挙げる。
「やっぱり、大きくてふわふわしたのが好きなのね。」
大弥に再び、キスを寄せる。「むちゅ」
首筋から鎖骨にかけて舐めていく。
そのまま下に、白く透き通るようなおっぱいへと舌を這わした。
両手で揉みしだきながら、大弥の深い胸の谷間に顔を埋めた。
甘い、みずみずしい匂い。大弥の胸骨奥深くまで舌を伸ばす。
頭と頬は、若々しい張りのあるおっぱいで包まれる。
どこまでも大きく舐め回しても舐め尽くせない。掴んでも舐めても弾けて押し返してくる。
押すたびにどうぞ舐めてとばかりに自分の舌に返ってくるのだ。夢心地で貪る。はぁはぁ。
ちゅぱ ちゅぱ ちゅぱ じゅるじゅる
乳首にもむしゃぶりつく。
ちゅーちゅー
「あぁんv くすぐったいわv」
16才の乳房とは思えない。なんという弾力感と量感だ。
大弥は満足そうに、赤ん坊をあやすように、彼の頭を抱き抱えて、
おっぱいを好きにするのを彼に許した。
「私、触られるのって好き。舐められるのはもっと好き。
全身で相手が感じられるから。ぜんぶ貴方が初めてだけどv」
大弥には彼の表情は分からない。
だから、どれだけ彼が自分の身体に夢中なのか――
そういうことでしか、愛情があるか分からないのだ。
とはいえ、定助に愛情があるのかは疑わしい。
目の前に差し出された御馳走を貪っているように思える。
好きにしろと言われて夢中になってしまうのが男の本能だ。
なんと柔らく甘いのだろう。もうおっぱいのことしか考えられない。
もう、顔から下、大弥のそこにしか興味がないように、動物のように荒々しく、
全身でむしゃぶりつく。
むにゅっ ちゅぱっ 「あんっ」
むにゅっ ちゅぱっ 「あぁんっ」
(百万倍も素晴らしい!)
もっと強く、しゃぶる。
むにゅっ むにゅっ ちゅぱっ!「ああんっv」
―いったい自分はなにをしているのだろう。
さっき知り会ったばかりの16才の少女のおっぱいにむしゃぶりついている。
彼女の父には世話になっている。こんなところを見られたら・・・。だが止まらない。
どれくらいむしゃぶりついていたのか。
「当ってるわよォ」
大弥は囁く。大弥の腹部の服越しにいきりたったものは押し付けられていた。
見えなくともソレの堅さと熱い体温は身体に伝わってくる。
「オレー!?」
思いっきり、ソレは堅くなっていた。あんなにおっぱいをむしゃぶりついていたんだから当り前だ。
その堅くなってるものを押し付けるように、彼女の身体にしがみ付きながら、貪っていたのだ。
慌てて、大弥の乳房から身体を離す。
大弥の目はすでにトローンとしている。
その下の白いおっぱいは、彼にもみくちゃにされたお陰で、赤みがかっており、
しかも、唾液でべちょべちょに汚され、卑猥に輝いていた。
大弥はまたも可愛らしいぷっくりとした唇を振るわして、
扇情的な台詞を彼に投げかける。
「男の子だったら、もう、我慢できないんじゃない?」
「あたしにどうしてほしい?」
つづく