ぐちゅり…と亀の部屋で音がする。
少年達の輪の中で
懸命に奉仕するのは、ボスの大切な一粒種。
敵チームの攻撃は成功した。
「本能を刺激し、快楽に狂わせる程度の能力」
若い彼らが逆らう術はなく、今や肉欲の虜となり一人の少女に群がる。
「あっ…!あっ…!いいよォ!トリッシュゥ!!」
若茎を扱かれていたナランチャは
一際高い声で鳴くと、背筋をピンとのけ反らせ
彼女の柔らかな手に勢いよく射精した。
トリッシュは左手に溢れる精を唇で舐めとると
まだびくびくと動くそれに軽くキスをする。
「あ……トリッシュ…!トリッシュぅ…!」
後ろから自分の名を呼ぶのは、同い年の少年。
後ろを犯すジョルノは、初めての快楽に夢中で腰を打ちつける。
トリッシュの起立した乳首を、荒々しく掴む。
「あっ!やぁん」
後ろからの刺激にきゅう……と胎内と咥内が絞まると
ジョルノの息が更に荒くなった。
震動は胎内で動くブチャラティにも伝わる。
彼は整った顔を歪め、息を荒くする。
「ああ…!気持ちいいです…!僕も…もうっ……!」
「っ……」
「あっ……嫌あああ!ダメぇ……」
ジョルノが達するのと、ブチャラティが達するのはほぼ同時だった。
荒々しい精の衝撃を、胎内で同時に感じトリッシュの背筋にも電気が走る。
「ひっ……やああああああ――――!!!」
びくびくと痙攣をし、トリッシュはこれで何度目か解らない絶頂に達した。
くったりと前に崩れると、ブチャラティが彼女の髪を撫でる。
「すまない……トリッシュ……」
贖罪のつもりか、唇に優しくキスをする。
「ん……ブチャラティ……アタシ……」
だが、一時の甘さに浸る暇もなく
達したジョルノの代わりに、今度はアバッキオが
謝罪の言葉と共に圧し掛かる。
(あと、何回すればアタシ達正気に戻るのかしら……)
恐怖心は、もうない。
ぼんやりとした意識の中、彼女は与えられる快楽に再び身を委ねるのだった