ぐっと、柔らかな彼女が彼に靠れかかる。
予想だにしなかった衝撃に驚き、そのままソファーに座りこんでしまった事をジョルノは後悔した。
「何をするんですか」
「解らない?」
埋めていた顔を上げ、トリッシュは意地悪く笑ってみせた。
彼女の真意を、一瞬にして理解したジョルノは極めて冷静に……自分に言い聞かせる様に呟く。
「……無駄な事って、嫌いなんですよ」
「嘘ね」
即答。彼女はその豊満な胸をジョルノの胸板に押しつける。
革布越しに伝わる柔らかな感触。むにゅむにゅと形を変え男を誘うその動きに
ジョルノはゴクリと喉を鳴らした。
「ずっと気になってたんでしょ?コレ」
ブラから覗く白い乳房、その頂点で微かに見える紅桃色の乳輪から目が離せない。
「……いいえ」
トリッシュは口元だけ歪ませると、彼の股間をぎゅっと掴んだ。
鈍く悲鳴を上げる彼に、彼女が囁く。
「ずっと見てたんでしょ?」
「っつ……違う……僕は……」
しなやかな細指で服の上から何度か扱かれると、ジョルノは苦しそうに声を上げた。
彼の思考とは裏腹に、若い雄はみるみる内に制服を押し上げていった。
すっかりテントを張った股間を見てトリッシュがクスクス笑う。
「可愛い……初めてなんでしょ?……色々教えてあげるわ……」