4部→露伴×鈴美  
ヌードデッサンで調子に乗る。「味も見ておこう」  
 
「どうしたんだ鈴美。君は見られて濡らすような淫乱な女だったのかい?」  
鈴美は思わず露伴から顔をそらした。  
露伴のため息と、スケッチブックを置く音がする。  
「黙ってたら分からないだろ?」  
コツコツと足音を立てながら、露伴が近づいてきた。  
近づく距離と比例するように彼女は頬を赤く染める。  
「露伴ちゃん…あッ…」  
ひんやりとした指先が淫らな蜜で濡れるそこに添えられた。  
顔をそむけていたせいか、一瞬それに気づくのがおくれた。  
「言ってみろよ」  
たっぷりと蜜を指先に絡め、小さく起立しはじめた小さな突起を優しく摘みあげると  
鈴美の体がビクリと震える。  
「…っ…露伴ちゃんの…せいよ?露伴ちゃんに見られていたから…」  
次々と与えられる快感に立っているのが辛くなってきたのか、彼女は目の前の露伴の  
体にもたれかかり、あがる息を整えようとする。  
「僕のせいだって?こんなにしておいて?」  
彼特有の嫌味な言い方だ。  
さらに露伴は鈴美を精神的に追い詰めるように、蜜で濡れた指を彼女の目の前でチラ  
つかせる。  
いやらしく光る粘液がゆっくりと掌を伝った。  
露伴はそれを興味深げに見ていた。  
「…今後のためになるかもしれないな。味も見ておこう」  
 

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