持ち主がいないはずの部屋を慣れた手つきで開けると、誰もいないのを確認すると素早い動きで部屋に入っていく
「ただいま」
霧山にばれない様に合い鍵を作り、ちょくちょく部屋に勝手に入り何かをするのが最近の三日月の趣味になっていた
「本当に霧山君は私がいないと駄目なんだから」
恋人気分で掃除と名ばかりの部屋あさりが始まった
「ないな~」
男の部屋ならあるはずだろうオカズが一個もない
ビデオなんか普通だし、というかこの部屋はあっさりしすぎなんだもん
「あ」
その時、私の目に入りこんできたのは
「霧山君のエッチ」
ニヤニヤしながら手に取ったのはただのアイマスクと手で持てるタイプのマッサージ機だったのだが、三日月の目にはそうは見えていなかった
~妄想中~
「霧山君怖いよ」
「三日月君。これは嘘ついた罰だからね」
「私、嘘なんてついてないよ」
「それも嘘だね」
目隠しをされている私には声や音だけで、霧山君の姿が見えない
そこに聞き慣れない音が耳に入ってくる
「何なの」
「何だろうね?」
音が近づくと、太腿に振動が走った
「ひゃ」
「三日月君変な声出さないでよ」
「んっ」
ビクッと脚を閉じようとする
「閉じちゃだめ。罰なんだから」
すぐに私の脚を強引に広げると持っている物を股間に直接当てた
「動くからずれちゃったでしょ」
体に振動が走った
「ひいゃ」
「効いてるな~じゃ重点的に罰を与えてあげる」
それから数分間、霧山君は私にマッサージ機を当て続けた
自分の体なのに体中の穴から液体が出てきて止められない
「しぶといな~。じゃそろそろ、強、いってみる?」
「今強くしたら」
「ポチッとな」
次の瞬間、振動は強くなって暴れだした
脚を閉じようとするが脚に踏ん張りがきかず振動はハズレなく攻めてくる
「あれ?」
霧山君がビショビショの下着をずらしていると、何かを見つけたらしく声をあげた
186 名前: 投稿日:2007/06/30(土) 00:55:37 ID:F66nSpl4
「もしかしてこれオチンチン?三日月君って男?」
一瞬だけマッサージ機がそこをかすめただけで気を失いそうになる
「な、ちがうわよ」
「また、嘘つく気?」
「そこは、く、クリトリスでオチンチンじゃなぃです」
「紛らしいな~なんでこんなにピンってしてるの」
「罰をあたえられて、私、その」
「勃起したの?カチカチになっちゃった?」
「はぃ、勃起して固くなっちゃいました」
顔が熱くなり真っ赤に染まるのが見えてなくてもわかる
「よく恥ずかしくないね」
霧山君は意地悪そうに答えるとマッサージ機の先端をクリトリスにピンポイントで突き刺した
「がっ」
体が上下に激しく動く
霧山君が動きを抑えつけると、まだマッサージ機を動かし続ける
「クリトリス気持ちいいでしょ?」
「い!はい!クリトリス気持ちいいです!」
「やっと正直になったね」
霧山君の声は行為と反比例して優しくて私は
「嘘ついてごめんらさい」
子供みたいに必死に謝る
「でも、それも嘘かもしれないし」
「ごめんなさい!これからはもう嘘つかないから!正直になります!」
謝罪の言葉を発しながら私はイった
酸欠になりそうな程の快感が体の自由をうばい、口がパクパクと動くだけで言葉を発せられない
「正直ならちゃんとイク時はイクって口にださないとね。次は頑張れ~」
まだ、ビンビンのクリトリスをまるでオチンチンの様に手でしごき始めた
「まっれ、イッタばっかりで」
言葉がおわるのを待たず、まだおさまらない体に快感が響いた
~現実~
「霧山君って大胆なんだから。毎度毎度ごちそうさま」
現実に戻って来ると、涎を袖拭きながら次の獲物を探しに戻った
「いただきま~す」
時効管理課でオヤツを食べているなか、霧山が皆に最近の変化について話している
「最近なんか部屋の物が微妙にうごいてる気がするんですよ」
「それは恐いねー」
「ヤバイなー」
「幽霊ですかね?」
「お化けかも」
「なんかやだなー家に帰るの」
三日月をおいて普通の日常が進んでいた
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