瑠璃さんと結婚して、はや三月が過ぎた。  
結婚したものの、瑠璃さんは何かというと僕を年下扱いするので  
僕としては正直面白くない。  
 
瑠璃さんは何かというと  
「高彬!だからあんたはふがいないのよっ」と僕をしかりつける。  
僕はその都度「瑠璃さん、僕を年下扱いするのはやめてくれ!不愉快だ!」と  
何度言ったかわからない。  
だけど瑠璃さんはいっこうに意に介さずといった様子だ。  
 
そんな瑠璃さんだけど、寝所の中では、大人しく僕に身をまかせてくれる。  
しかし僕も瑠璃さんも、お互い初めての経験という事もあり  
寝所の中での事はお互いに遠慮しているところがある。  
 
一夫多妻制が世の慣わしであるけど、僕は、妻は瑠璃さんひとりと心に決めている。  
妻は瑠璃さんひとりという限り、その・・・、女人の身体が  
どうなっているかというのは、瑠璃さんをのぞいて知らない。  
それどころか瑠璃さんでさえ、どういう構造になっているか  
はっきり見た事がない。  
もちろん僕も男としての興味もあって、結婚前に春画というものを見て  
勉強した事もあったが、僕の知識はいかんせん実地ではなく  
あくまでも絵巻物の中だけだ。  
それでも僕なりに努力もしているし、瑠璃さんも満足してくれているだろうと  
思っていたのだが、最近、僕は瑠璃さんに対して疑惑を抱いている。  
 
 
ある日、僕は数人の同僚と共に宿居を務めていたのだが、新婚という事もあり  
皆が僕をひやかした。  
ひやかしが、いつの間にか猥談へとなっていったのは言うまでもない。  
男同士の会話という事もあり、皆、遠慮なく女人について意見を述べていた。  
そんな時に、あるひとりの同僚がこう言ったのだ。  
「深層の姫君が我を忘れて声を出す様を見るのは何ともいえぬ」と。  
僕は今まで瑠璃さんが声を出す姿を見た事がない。  
当然、我を忘れた姿など見た事はただの一度もない。  
 
 
他の同僚も「そうですとも。我を忘れる程、乱れた姿を見るのは  
一興でございますな。  
はしたない声を出させる事が出来た日は、男として大変満足でございますな」と  
言っていた。  
 
もちろん瑠璃さんも全く声を出さないわけではなくて、僕が瑠璃さんの胸を  
触った瞬間に「あっ」とかは言う。  
だが、それだけだ。  
同僚達が言う様なはしたない声は聞いた事もないし、乱れた姿も見たことがない。  
ひょっとして瑠璃さんは、感じていないのかもしれない・・・・・。  
同僚達の会話に耳を傾けながら、僕の心は不安で占められた。  
 
 
そんな会話があった翌日、瑠璃さんを訪ねた。  
僕が瑠璃さんの腰帯をほどこうとした瞬間に「あっ」と言ったものの、  
それ以降は声も出さず、お互いに黙ったまま黙々とコトを成した。  
僕も気が効いた言葉のひとつもかけてやれればいいのだが  
何しろ、教育係だった守弥の影響のせいか面白味のない公達に成長してしまい  
ムードのある言葉など、とっさに思いつかない。  
コトが終ると瑠璃さんと僕は抱き合い、そのうちに瑠璃さんは眠ったものの  
僕は「瑠璃さんは感じていない」という事実を突きつけられて一睡も出来なかった。  
 
あくる日から僕は瑠璃さんに内緒で男と女の勉強を始めた。  
経験豊富な同僚に訊ねるのが手っ取り早いのだが、それは僕の男としての  
プライドが許さない。  
僕はひそかに心に誓った。  
「今度、瑠璃さんを抱く時は、瑠璃さんにはしたない声を出させて  
我を忘れさせてみせる」と!  
 
僕はたくさんの春画を取り寄せ、皆が寝静まってからこっそりと  
毎晩真剣に書を読みふけった。  
なかには唐渡りの春画もあり、そこには春画以外に、女体に関しての  
詳しい説明も事細かに書かれていた。  
瑠璃さんに会いたい気持ちももちろんあったが、技法を全て覚えるまでは  
瑠璃さんを訪ねるまいと決心していた。  
 
 
雨が静かに降る晩、僕は久方ぶりに瑠璃さんを訪ねた。  
瑠璃さんには毎日文を送り、会いに行けないことを伝えてあったが  
瑠璃さんは見るからに不機嫌そうだった。  
 
「高彬、あんた忙しい忙しいって言うけど、こんなに長い間訪ねて来られないって  
一体どういう事?あたし達まだ新婚なんだよ。  
それに父様が高彬に愛想をつかされたに違いないと騒ぎたてて五月蝿いったら  
どうしてくれんのよ!」  
と、瑠璃さんはいっきに言うと、顔を横にぷいっと背けて、持っていた扇を  
開いたり閉じたりとして苛々している様子だ。  
怒っているだろうとは予想していたけども、僕が思っていたよりも  
はるかに腹を立てているようだ。  
 
「瑠璃さん、ごめんよ。これからはなるべく通うから」  
 
そう諭してみたものの、瑠璃さんはこちらを見ようともせずに知らん顔をしている。  
こんな険悪な雰囲気の中で、瑠璃さんをその気にさせるのは難しいが  
僕も今夜は並々ならぬ決意を胸に抱いて訪ねて来たのだ。  
このまま引き下がってなるものか。  
 
「瑠璃さん、会えなくて寂しかったよ」  
 
僕は瑠璃さんの側まで行くと、ぐいっと強引に肩を引き寄せて  
瑠璃さんにささやいた。  
 
「高彬、あんた・・・んんっ」  
 
瑠璃さんの小言が出ないように僕は瑠璃さんに接吻をした。  
初めは僕の口付けから逃れようと顔を動かして抵抗していたけれど、  
僕に唇を奪われて観念したのか、僕の背中に手をまわしてきた。  
 
僕は瑠璃さんをその場で押し倒し、相変わらず口付けをしたまま、瑠璃さんの腰帯を  
シュッといっきに解いた。  
 
「高彬、ちょっと、ちょっと待ってよ」  
 
いつもなら、そう言われると止めてしまうのだけど、今夜の僕は違う。  
僕は返事をしないで、瑠璃さんの衣を次々と脱がせ、自分も小袖姿になった。  
 
「高彬、灯りが」  
「今夜は、灯りは消さないよ」  
「えっ、ちょっと待って!そんな、いやよ!」  
 
僕は瑠璃さんの上に覆いかぶさると、瑠璃さんの身につけている最後の衣に手をかけ  
瑠璃さんを一糸纏わぬ姿にした。  
灯りがついている事を瑠璃さんはとても気にしたが、  
今夜はどうしても灯りを消したくなかった。  
いつも瑠璃さんの希望どおり、真っ暗な闇の中でコトをしている為に  
僕は結婚してからというもの、裸体の瑠璃さんをまともに見た事がなかった。  
 
「あっ、やめて!高彬、なんてことするの!」  
 
僕は瑠璃さんの両足首を掴むと大きく割き、瑠璃さんの脚の間に顔を埋めて  
今まで見たことのなかった箇所をまじまじと眺めた。  
 
「高彬、やめて!」  
 
瑠璃さんが脚を閉じようとしたので、僕は力を込めて更に脚を大きく開かせた。  
瑠璃さんは僕の行動に腹を立てたらしく僕を怒鳴った。  
 
「高彬、やめてってば!」  
 
怒鳴りながら、僕の手から逃れようと脚を必死に動かす。  
 
「瑠璃さん、大人しくするんだ」  
「やめてよ!何すんのよ」  
 
いくら僕が大人しくしろと言っても、瑠璃さんの抵抗は激しくなるばかりだった。  
本当はもっとじっくりと見たかったのだが、瑠璃さんがあまりにも暴れるので、  
仕方がなく、僕は絵巻物で見たように瑠璃さんの脚を折り曲げさせた。  
すると瑠璃さんの秘められた箇所が僕の眼の前で露わになった。  
 
僕は初めて瑠璃さんの脚の間に顔を埋め、形を確認するように舌を這わせてみた。  
その瞬間、瑠璃さんは今日はじめて「あっ」と声をあげた。  
あっと声をあげたものの、まだ感じるというところまでいっていないらしく  
相変わらず僕を罵倒し続ける。  
 
「高彬の馬鹿!やめてよ!やめてよー」  
 
僕は瑠璃さんを無視して、瑠璃さんの襞に丁寧に、丁寧に、何度もやさしく  
舌を這わせ続けた。  
襞の奥にある突起に舌先が触れた瞬間、瑠璃さんが「あんっ」と言うのと同時に  
身体をびくんと震わせた。  
僕が突起を吸い上げると、「ああっ、いやぁぁ・・・」と瑠璃さんが  
今まで聞いた事のない声をあげた。  
僕はしばらくわざと音をたてて、瑠璃さんを舐め続けた。  
瑠璃さんは「いやぁ・・・いやぁよぉ・・・」と悲鳴をあげた。  
 
瑠璃さんの脚をおろしてやり、瑠璃さんの胸を揉むと瑠璃さんは  
僕から逃げようとして、隙をついて、部屋の中の薄暗い方を目指して  
這いずって行こうとした。  
 
僕は逃げようとする瑠璃さんを抑えこみ、上から覆いかぶさり胸の頂を人差し指と親指で  
摘んだ。  
瑠璃さんの身体を仰向けにさせると、胸の頂を指で弾くように往復させた。  
僕の指の動きに応えるかのように、瑠璃さんの胸の頂がみるみると色づき  
固くなっていく。  
その様が面白くて、僕は人差し指と親指で捻ったり摘んだりした。  
 
「高彬、お願いやめてよぉ・・・」  
 
瑠璃さんは半べそをかきだしたが、僕は許してやるつもりはなかった。  
 
「大人しくするんだ」  
「ああんっ」  
 
胸の頂を口に含み、指をそっと脚の間に這わせると、僕の指の侵入を拒むかのように  
脚をぎゅっと閉じる。  
 
僕は自分の膝の重みで瑠璃さんの脚を再び割くと、指で襞を押し開き  
指で瑠璃さんの突起を指で撫であげてから、再び脚の間に顔を埋めて  
舌でツンツンと突っついてみたり、舐めたり、吸い上げたりした。  
 
「ああっ・・・あぁぁんっ・・・高彬・・・いやよぉぉ・・・」  
 
瑠璃さんはいつの間にか本当に泣き出し、抵抗をやめて、僕にされるがままになった。  
それをいいことに僕は瑠璃さんを執拗になぶり続けた。  
 
「あぁぁぁん・・・・高彬・・・高彬・・・」  
 
今まで聞いたことのない瑠璃さんの声がして、僕は瑠璃さんに  
「気持ちいいかい?」と聞いてみたかったが、ぐっとこらえた。  
絵巻物によると、そういう事を聞かれるのは、しらけると書いてあったからだ。  
中指を挿れてみると、瑠璃さんの身体から淫靡な音と共に蜜が流れてくる。  
 
今まで見たこともない程の蜜の量に、僕は嬉しくなり思わず「瑠璃さん、すごいよ!」と  
声をかけてしまった。  
瑠璃さんは僕のひとこえで我にかえり、顔を真っ赤にして  
「高彬、やめて!恥ずかしいわ」と叫んだ。  
 
クチョクチョという淫靡な音と共に、瑠璃さんが蜜を次々と溢れ出す姿を見て、  
僕は「瑠璃さんをもっと乱れさせたい」と心から思った。  
 
指を鈎状に折り曲げ、天上を触ってみた。唐渡りの春画によると、天上のどこかに  
女人が気持ちよくなるツボがあるはずだった。  
 
「いやぁ・・・高彬・・・・いやぁぁぁ」  
 
瑠璃さんは僕の背中に手をまわし、ぎゅっと僕にしがみついてきた。  
背中にまわされた瑠璃さんの指の力が強くて、僕の背中は痛くて悲鳴をあげそうになったが  
我慢をした。  
 
「瑠璃さん、挿れて欲しいかい?」  
「あん、いやぁ」  
「嫌かい?嫌なら、仕方ない」  
 
僕は指を抜き、脚の間に顔を埋めると瑠璃さんの襞を舐めあげた。  
僕はわざとジュルっと音をたてさせながら、瑠璃さんの襞をやさしく丁寧に舐めた。  
だが瑠璃さんの敏感な突起はわざとはずし、太もものつけねや襞をいたぶるだけで  
決して、先ほどまで指を入れていた淫靡な音がする箇所や突起は  
愛撫をしてやらなかった。  
瑠璃さんが自分から欲しいと言うまで、徹底的にじらしてやるつもりだった。  
 
「高彬・・・もう・・・もう駄目よ・・・・」  
「何が駄目なんだい?」  
「ああんっ、もう・・・もう我慢出来ないわ・・・・」  
 
「どうして欲しい?」  
「お願い・・・高彬・・・」  
 
瑠璃さんは挿入を望み何度も僕に「お願い・・・」と哀願したので、  
僕も内心はとても嬉しかったのだが、僕はあえて瑠璃さんをじらした。  
 
「どうして欲しいんだい?こうかい?」  
 
僕の舌が再び瑠璃さんの突起を捕らえると、瑠璃さんは今までになく  
一段と大きな声をあげた。  
 
「あぁぁぁぁ・・・・あぁん・・はぁぁん・・・いやよぉおぉ・・・」  
「瑠璃さん、ここは感じるんだね。」  
 
僕は指でやさしく突起を撫でてやりながら、ふっと息をふきかけてみると  
身体をビクビクと反応させた。  
 
「高彬、あたし・・もう・・もう駄目よ・・・お願い・・・」  
 
本当の事を言うと、僕には余裕などこれぽっちもなくて、一刻も早く瑠璃さんと  
ひとつになりたかったのだが、僕は余裕があるフリをして、  
やさしく意地悪に聞いてみた。  
 
「挿れて欲しいのかい?」  
 
瑠璃さんは黙ったまま、頭をこくんとさせて返事をした。  
 
予定では、瑠璃さんにはっきりと言わせてやるつもりだったが、瑠璃さんは「お願い」とは  
言っても「挿れて」とは言わないので、今日のところは僕も諦めた。  
 
「後ろを向いて四つん這いになるんだ」  
「そんな!恥ずかしいわ」  
「挿れて欲しいんだろ?早くしなさいっ」  
 
余裕があるフリをしてずっと我慢していたが、本音を言えば、  
一刻も早く瑠璃さんの中に挿れて果ててしまいたいという気持ちでいっぱいだった為、  
この後に及んで、僕の命令をきかずに固まっている瑠璃さんに苛々した。  
 
「早くするんだ!」  
 
僕がつい怒鳴ってしまうと、瑠璃さんはおずおずと後ろを向いて四つん這いになった。  
僕は強引に瑠璃さんの腰を高くあげさせると、いっきに後ろから僕自身を深く奥まで  
捻りこんだ。  
 
「あぁぁん・・・・あぁん・・いやぁ・・・はぁあん・・・」  
 
僕の抜き差しの動きに合わせて、瑠璃さんの悩ましげな声が部屋を満たす。  
僕は後ろから胸を揉んでみたり、突起をさわってやってると  
瑠璃さんは甘くせつなげな声を出した。  
ところが予定外の事が起きてしまった。  
 
僕の予定では、型を何度か変えるつもりであったのだが  
いつも黙ったままの瑠璃さんが、泣きながら実に悩ましげな声で  
「ああぁぁん・・・高彬・・高彬・・・」と僕の事を呼ぶので  
僕は不覚にも、その・・・瑠璃さんよりも先にいってしまったのだ。  
 
 
 
僕が身体を離すと瑠璃さんは、僕をきっと睨みつけて言った。  
 
「高彬、あんた浮気したわねっ!」  
 
僕は思いもかけぬ瑠璃さんの言葉にギョッとした。  
 
「浮気?!」  
「そうよっ、浮気したんでしょ!高彬のろくでなしっ!」  
 
瑠璃さんは突っ伏して泣き出した。  
 
「瑠璃さん、僕は浮気なんてしてないよ!」  
 
僕は慌てて泣き伏す瑠璃さんの背中を抱いて言ったが、瑠璃さんは僕の言葉などに  
耳を貸さずわんわんと泣き続けた。  
 
「瑠璃さん、僕は本当に浮気などしていないよ。  
一体どうしてそんな事を言うんだい?」  
 
「嘘つかないで!だっていつもの高彬と違ったわ。  
男と女に長けた他の女と寝たに違いないわっ。  
その女に手ほどきしてもらったんでしょっ!」  
 
思ってもいなかった言葉を言われ、僕は笑ってしまった。  
 
「瑠璃さん、どうして僕がこんなに長い事、訪ねてこなかったか知っているかい?」  
「その間に浮気してたんでしょっ」  
「違うよ。その・・・瑠璃さん、僕は勉強していたんだ。  
瑠璃さんに悦んで欲しかったんだよ。」  
「えっ?」  
 
瑠璃さんはきょとんとした顔で僕を見つめた。  
勉強していた事は内緒にしておくつもりであったが、瑠璃さんが僕を浮気者扱いするので  
打ち明けることにした。  
 
「瑠璃さん、僕には本当に瑠璃さんひとりだよ。  
瑠璃さんが本当に感じた事がないんじゃないかと思って、僕も勉強したんだよ。」  
「えっ、じゃあ・・・」  
「そうだよ、誤解だよ。ところで勉強の成果はどうだった?」  
 
僕はついに聞いてはならぬ事を聞いてしまった。  
 
「あの、その・・・良かったわよ」  
 
瑠璃さんが顔を真っ赤にして言ったので、僕は瑠璃さんを強く抱きしめた。  
 
 
「瑠璃さん、続きをしようか」  
「えっ?だって高彬・・・」  
 
瑠璃さんに押し当てた僕の下半身が変化していた事に気がついて、  
瑠璃さんはそれ以上何も言わずに黙ってうつむいてしまった。  
瑠璃さんに唇を重ねると、瑠璃さんは潤んだ眼で僕を見て言った。  
 
「高彬、お願い、灯りを消して・・・」  
 
僕は灯りまで向かい、そっと火を吹き消した。  
全ての灯りを消さず薄暗い部屋になると、瑠璃さんは僕に声をかけた。  
 
「高彬、早くきて」  
 
僕は嬉しくなって、瑠璃さんの身体に飛びつくと、固くなったままの瑠璃さんの  
果実のような胸の頂を唇に含んだ。  
 
「あぁぁんっ、高彬・・・早く挿れて・・・」  
 
我慢出来ないといった風情で、瑠璃さんが今まで聞いた事のない  
悩ましげな声を出す。  
僕と瑠璃さんは再び身体をかさねひとつとなった。  
 
瑠璃さん、君は知っているだろうか。  
君は僕にとって初恋の人で、どんなに大切な人かということを。  
僕は君が喜ぶことなら何でもしてやりたいよ。  
例え人から朴念仁と謗られようと、僕にとって、君は永遠にただひとりの人だ。  
 
              END  
 
 
 

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