むかし むかし あるところに おそろしい 鳥がおった。
それは、一羽のフクロウだったそうな。
どこで生まれて なんでそんなことに なったやらわからんけど、
それに“見られた”モンは みなエロエロになってしまうの じゃった。
一体どうして そんなんのか、理屈は わからん。
じゃが、<ミネルヴァ>の 掟は やっぱり ひとつ。
花をすら羞じらう乙女 じゃろうが、
深窓の令嬢 じゃろうが、見られた者は
エロエロになる。
相手が、誰で あろう ともな。
むかし むかし あるところに うらやま… いや、おそろしい 鳥がおった。
清楚な乙女が悦びながら 股を開き
遠い存在だった あの子もヒワイな言葉を口にし 肉棒を求ム。
だが もし <ミネルヴァ>に見られた時に 隣にいた者が老婆であったら?
もし 屈強な男達に囲まれていたら? うほっ。
むかし むかし あるところに…。