PART.8  
 
12月24日午前0時20分、この日は所謂世間ではクリスマス・イブと呼ばれる日でまたを聖なる日ともいわれている。  
しかし非キリスト教社会の日本ではそれほど深い意味合いで捉えている人々は少なかった。  
京都駅の正面玄関前でコートを着込んだ真中淳平は寒さに震えながら東城綾の姿を静かに持ち続けていた。  
やがて彼の前に一台のタクシーが滑り込んできてその中から東城綾の姿が確認できた。  
真中君!と彼女が駆け寄ってきた・・・。  
 
二人はそのまま駅周辺のとあるビジネスホテルを訪れチェックインした。  
サインの署名は慎重さから真中が偽名を使い書き込んだ。  
ホテルに入りチェックインし二人で部屋の中に訪れる間二人は一言も会話も交わさなかった。  
綾は小説の取材の為担当編集者と同じホテルに予約していたのだが真中からの電話を受けて適当な言い訳を  
してからそこを抜け出してきたのだった。  
真中がキーを回し部屋に入り綾もそれに続いてキーを閉めた。  
その途端に真中と綾はお互いに激しく抱きしめあった。  
「東城・・・」  
「真中君・・・」  
そして二人顔を見つめあいながらやがて唇同士を重ね合わせる。  
そのまま真中は舌を綾の口の中に入れて力を込めながら唇を吸い始める。  
じゅるるるーー、と音を立てて唇を吸いながら綾の舌に自分の舌を絡めあわせる。  
綾の口元から唾液がこぼれていきそれが首筋にまでゆっくりと垂れていく。  
真中は両手で綾の頭と肩を抱きながら、じゅるるるーーとイヤらしいほどの音をたてて嘗め回す様に口を吸い続けた。  
じゅばーっ!、という音と共に真中はゆっくりと唇を引き離した。  
互いの唇から混ざり合って出来た唾液の糸がつーんと伸びながらやがて真ん中から下へと垂れるように落ちていく。  
「東城・・・」  
真中は綾の名を呼ぶ。  
「真中君・・・」  
綾もまた真中の名を呼んだ。  
綾の目は涙で溢れており頬はピンク色に染まり口元からは真中の激しいディープキスで唾液の固まった糸が大きく垂れていた。  
真中は指でそっと綾の口元を拭ってやる。  
それを見つめながら真中はその指を自分の口に含んで舐めた。  
綾と自分の混じり合った唾液を味わいながら綾に語りかける。  
「東城のキスとても美味しかった・・・。俺はもっと東城を味わいたい。君が好きだ、欲しくてたまらない・・・」  
その言葉を聞いて綾の目元はますます涙で濡れてきた。  
「・・・嬉しい、あたし初めて真中君から好きだと言ってもらえた・・・。ずっとこの時を夢見てた・・・。もう死んでもいい・・・」  
「ああ・・・死ぬくらい東城の事を求めるからな・・・。俺、東城の裸を目にしたらもうどうなるかわからないから・・・」  
綾はこくりと頷くがそれでもどこかまだ迷いがあるようだった。  
「・・・真中君、本当にいいの?奥さんの事、後悔しない?・・・今ならまだ間に合うよ・・・」  
真中はゆっくりと横にかぶりを振る。  
覚悟は出来ていた。  
これがつかさへの許されない背信行為なのは充分認識している。  
その結果取り返しのつかない事になるかもしれないという事も理解していた。  
だがそれでもいい、もう覚悟は決めたから。  
俺は今日、東城綾を己の意志と欲望のまま抱くんだ・・・・、その決意の元、真中は綾の肩に手をやった。  
それが真中からの次なる答えであった。  
 
聖なる日を迎えた夜が罪深き夜を迎えようとしていた・・・・。  
 
 
そのまま真中はまじまじと綾の胸を凝視する。  
カラフルなセーターの下からその大きく豊かなお椀のような丸い肉の丘の固まりが食べてくれと言わんばかりの  
自己主張をしていた。  
真中は興奮のあまり少し息が出ていたかもしれなかった。  
綾はといえばずっと見られてるのが堪らないくらいの恥ずかしさで真中から視線を逸らしていた。  
(欲しい、たまらなく欲しい、東城・・・)  
真中はもう我慢の限界にあった。  
真中は綾の胸を両手でゆっくりと掴んだ。  
びくん!と綾の体が反応する。  
そしてそのまま顔を綾の胸の谷間へと沈めながら頬擦りをする。  
鼻を動かしながら匂いを嗅いだ。  
いい匂いが鼻腔に漂う・・・。  
そこからは乙女の面影を残しながらも成熟したメスの女の匂いと背反するような温かな母の温もりをも漂わせていた。  
綾の柔らかい胸の感触を真中は顔全体で感じていた。  
そんな真中に綾はゆっくりと両手で自分の胸の谷間の中で沈んだ彼の頭を抱いてやる。  
傍から見れば男の子が母親の胸で甘えているようなものだろうか・・・。  
しかしそれは違っていた。  
真中は甘えん坊の少年ではなかった。  
そして今の真中は獣の如く激しい性のほとばしりの中にいたのだ。  
 
真中は綾の着ているセーターをたくし上げその下の服のボタンを上から順番に外していった。  
やがて目の前には白のレースのブラジャーに覆われた綾の大きな胸が顔を出した。  
「ま、まなかくん!」  
それまでされるがままだった綾だったが少し怯えた感じで真中の名を呼んだ。  
そして真中の手を握りとって怯えた口調で話す。  
「真中君・・・、その・・・今頃になって何だか怖くなってきて・・・」  
真中は綾から全く視線を逸らさず真っ直ぐ捉えるように彼女を見つめている。  
彼のその顔には何の迷いも無いように見えた。  
そしてその目の奥の瞳の中にははっきりとした意志が存在した。  
それは獣のように東城綾の体を己の欲しいままにするのだ、という鉄のような意志が・・・。  
「なんだか・・・真中君が怖い・・・。何だかあたしの知らない真中君のようで・・・」  
正直そこにはある種の怯えの様な表情すら浮べてしまう綾。  
「・・・・それじゃあ、やめる?・・・・」  
何だか拍子抜けするみたいなあっさりとした反応を示す真中。  
しかし真中はわかっていた、少し怯えてしまいながらも彼女の体は熱を帯びながらはっきりと自分を求めているのだと。  
綾は暫く黙りながらもやがてゆっくりと首を横に振った。  
「い、いえ・・・ごめんなさい、大丈夫です・・・。真中君の好きにして。・・・でもお願い、優しくして・・・下さい・・・」  
そう言って真中を見つめる綾。  
真中は頷きながら握っていた綾の手をゆっくりと降ろしてそれを離して、ブラジャーに手を掛けた。  
ホックは前側にある種類のものであった。  
ホックに指をかけてパチンとブラのホックを外した。  
そこからは白く大きく盛り上がった乳房が真中の顔に突き出すように揺れ動いていた。  
先端の乳首は綺麗なピンク色に輝きながらつんと尖らしていてその周りの乳輪は実にいい具合の大きさであった。  
真中は綾のその美しい大きな乳房に声も出ない程にただただ見惚れてしまっていた。  
恐らくそのバストのサイズは優に90サイズ以上はあるだろうという大きさである。  
高校でも大学でもその美貌と巨乳っぶりでいつも男衆の舐め回すような視線を無数に浴びてきた綾であった。  
いつも恥ずかしくて堪らない思いをしてきたがそれでも、それでも大好きな真中になら見られてもいいとずっと思っていた。  
そして遂に今日という日にそれが訪れたのだ。  
ただそれだけでは無論終わらないであろう、真中淳平に不倫という代償を負わせながら自分は彼に抱かれる事になる。  
綾もまた全ての覚悟を決めた・・・。  
 
「東城・・・綺麗だ・・・本当に綺麗だ。堪らないくらい欲しい・・・」  
そう言いながら真中は綾を寝かせて全ての服を脱がせその上に覆いかぶさりながらそのまま右胸の乳首を口に含んだ。  
「あああ!」  
思わず声を出す綾だが真中は構うことなく口に含んだ乳首を音を立てて吸い始める。  
じゅじゅ、じゅるるーー、とイヤらしい程の音を立てながら口の中で舌も使って転がす様に乳首を味わう。  
そして口を離して今度は左胸の乳首を口にして同じ様に吸った。  
それは口を回すようにしながら吸い尽くすようであった。  
互いの胸を手で押さえながら揉む様に力を加えたりして真中は交互に綾の乳首を嘗め回して吸い続ける。  
その間綾は黒髪が絡んだ左手の人差し指を付着させたように口につけて閉じるようにしていた。  
それでも吐息はどうしても漏れるのだがなんとか喘ぎ声を出すのを必死に耐えてるようにも見えた。  
ただ綾の乳首が力強く吸われる音だけが部屋の中で静かに響いていた。  
やがて真中は乳首を吸うのを止めて代わりにその巨乳をたっぷりと揉み始める。  
散々真中に吸われた乳首は唾液でべっとりと濡らされながら余計に艶やかに輝きを増した。  
真中は胸を捏ね回すように揉みながら今度は両手の親、人差し指を動かして綾の両乳首を摘みはじめた。  
ほんの小さなビー玉くらいの程好い大きさで指で摘むには絶妙なくらいの実に綺麗な突起の仕方をしていた。  
両方でくり、くりと指で摘んではイヤらしく転がす様に動かす。  
それまで必死に黙って耐えているようだった綾であったが真中の激しすぎる愛撫でもう声が喘いでしまう。  
しかし真中はその手の動きを全く弱める事無く乳房と乳首を交互に揉みいじる。  
「ああ、んんん・・そ、そんなにされたら・・・おかしくなる・・・うう、あああん!」  
「・・東城・・・感じてるならもっと声出せよ・・・」  
真中は綾が必死に耐えている姿に愛おしさを感じながらももっと感じさせ声を出させようとしているようであった。  
それで自分がもっともっと興奮するであろうから・・・。  
そして限りなく獣のように荒々しく綾を求めたいのだから・・・もっともっと綾の事を・・・。  
「東城・・・それじゃあ、ちょっと目をつぶって・・・。俺がいいと言うまで目を開けちゃ駄目だぜ・・・」  
胸への愛撫の動きを止め真中は綾を優しく諭すような口調で言う。  
「・・・・ハイ・・・」  
綾は真中の全てを受け入れるためなのか、それとも諦念な心境なのか真中の言葉に従い目を閉じた。  
 
真中はゆっくりと自分のズボンとトランクスのパンツを脱いだ。  
そこから現れたものはギンギンに天をも貫く様に血の滾ったペニスの一物だった。  
そしてそれをそのまま綾の大きな胸の谷間の中へと沈めた。  
綾の体がぶるん!と一瞬震える。  
「いいよ、東城・・・目を開けて」  
綾がゆっくりと目を開いたのを確認してから真中は胸を両手で真ん中に寄せながらそのまま胸の谷間の中で挟まれた  
ペニスを上下に動かし始めた。  
「ま、まなかくん!ちょっ、やあ!そんなあ!」  
綾は真中のその突然の予期せぬ性行為に驚きを隠せずに叫んでしまう。  
だが真中はお構い無しに滾りきったペニスのピストン運動を続ける。  
その胸に挟まれたことによる摩擦からか谷間のペニスからは汗ばみながらキュッ、キュッ、と実にイヤらしい音を立てる。  
真中は東城綾の胸で生まれて初めてパイズリをした。  
同じ様に綾も真中淳平のペニスによって生まれて初めてパイズリというものをされた。  
真中は昔アダルトビデオでこのような性描写を初めて目にした時に物凄い性衝動を覚えた事をはっきり記憶している。  
いつか自分もしてみたい・・・、そう思いながら今まで一度もそんな体験する機会がなかった。  
世界放浪時に様々な国々で巨乳女でも買ってセックスする事も出来ただろうが真中は一切そんな真似はしなかった。  
何故なら彼の心の中にはいつの日か再会すべき大切な人がいたから・・・。  
 
・・・そして妻のつかさとのセックスでもせいぜいフェラチオまでが限度であった。  
彼女の胸のサイズでは少しその行為を行うのは難しいものがあった。  
「あたしの胸がもっと大きければ、淳平にも胸でしてあげれるのに・・・」  
以前のセックスの時つかさは真中のペニスを口で愛撫しながらふとそんなセリフを言った事があり真中は大いに驚かされた。  
それが真中の為に常に抱いてしまっているつかさのコンプレックスであったのだった。  
綾自身女性の胸でそういう行為をする事がある、という事実を何となく知ってたが今までそういう体験をする事がなかった。  
天地と付き合いセックスまでするようになっても天地はそういう真似はしなかったし綾も自分からそれをやる事などなかった。  
しかし綾は自分でも気付いていた・・・。  
心の奥底の中で自分はずっと真中淳平になら何だってしてあげたい、またそんな風にされたい、と望んでいた事を・・・。  
再び真中と出会い天地と別れたその時からずっとそう思い続けていたのだ・・・。  
「ああ・・やはあ!・・・ま、まなかくんだめえ、やあ、恥ずかしい、・・・ああ、あたしもうおかしくなる・・・んんんん!!」  
口でそう言いながらも綾は体の底からもう快楽を感じまくっていた。  
胸から愛しの真中のペニスの硬い感触がいやらしいくらいに伝わってくるのだ。  
真中は動かしながら綾の乳首をペニスの根元から亀頭の部分へと交互に弄る様に触れさせる。  
それによりなお一層ペニスが興奮し元気になっていく。  
(凄い、東城の胸・・・大きくて、柔らかくて、温かくて・・・東城・・・綾、もう・・・俺・・・)  
真中はもう我慢の限界にあった。  
東城綾の胸で真中淳平は生まれてはじめてのパイズリをし、そして今クライマックスの瞬間を迎えようとしていた。  
(うううあ、い、イクううう!!、あ・・・綾あ・・・・)  
そして真中のペニスは綾の胸の谷間に挟まれながら射精した。  
物凄い量の白濁した精液を勢いよく射精させた。  
飛ばされた精液は綾の谷間から顔から前髪までへと及ぶ。  
たっぷりと真中は絞り込むように射精をし終えた・・・。  
綾の端正な顔は真中の精液によりグジュグジュにされていた・・・。  
 
 
射精し終えてやや放心したような真中であったがやがてハッとして慌ててベッドに置かれたティッシュの箱を手にする。  
自分の精液で東城綾の顔を汚してしまった・・・、そう思いながら彼女の顔についた精液を拭い取ろうとする真中。  
だが綾は自分の両掌でその付着した真中の精液を丁寧に拭い取りながらそれをすくう様にして舌で舐め始める。  
チュプ、チュパと目を閉じながら綾は掌ですくった白い精液を舐めながらやがてその塊をゴクリ、と飲み込んだ。  
「東城・・・」  
真中は綾の名を呼ぶ。  
綾の口から喉元を通じて真中の精液の塊が飲み込まれていった・・・。  
「生暖かくて、苦いね・・・」  
綾は頬を赤くして照れた様子でややうつむいたままそう答えた。  
真中は体の心から再び情欲が迸ってきているのを感じていた。  
無理矢理胸でパイズリした挙句射精した精液の塊をそのまま飲み込んだくれた綾にたまらなく愛おしさが湧きながらも  
更にもっともっと無茶苦茶にしてやりたいとさえ思うのであった。  
気が付けば真中のペニスは再び元気さを取り戻してきている。  
「東城、俺と結ばれよう・・・」  
そう言いながら真中はゆっくりと綾のロングスカートに手を掛け脱がし始めようとするが途端に綾がそれを制止した。  
「やあ、ダメ!」  
今更どうしたと思う真中だがふとある事に思いが至った。  
「東城、いや、綾・・・ひょっとして俺の為にあのパンツを穿いてきてくれてるの?」  
突然綾と下の名で呼ばれた事もあるがズバリその事実を指摘され綾は驚き赤面してしまう。  
そう、綾はこの日再びあのいちごのパンツを身に着けてきていた・・・。  
 
ホテルへ帰ってきていた綾の携帯に真中から電話が掛けられて、今から来て欲しい、と告げられた時綾は少なからず  
パニックに陥っていた。  
彼女は既に一度シャワーを浴びていたが再びシャワールームに入り寝間着、下着を脱いで熱湯でじっくりと胸や脇、  
そして陰部を丹念に洗い流した。  
入浴後タオルで体を拭き取り穿いていたパンティーに手をやり眺める。  
黒のクロッチ型のレースパンティー・・・所謂勝負パンツと呼ばれたりしているセクシーな大人のパンティーである。  
だが結局それを穿かずに彼女は旅行バッグの中から下着袋を取り出しそこからあのいちご柄のパンツを手に取り穿いた。  
「俺、東城に見惚れちゃったよ・・・。あのパンツだって大好きだから・・・初めて出合った時からね・・・」  
あの時の真中のセリフを思い出しながら彼女はいちごのパンツを勝負パンツに選んだのだった・・・。  
そして一通り服に着替えると鏡の前に座り唇に薄いピンクの紅を塗り軽くファンデーションを施した。  
普段はあまり化粧などしない綾であったが(さほど化粧に頼らなくとも普段から綺麗な肌をしていたから)今日この日は  
特別な意味があり化粧をしたのだ。  
それは少しでも美しい自分を見せたいという女の性でありまた運命的一日に捧げる一種の彼女なりの儀式でもあった。  
 
真中からの指摘を受けて押し黙ったままの綾であったがそれが余計に真中の心に火をつけてしまった。  
そのまま思いっきりロングスカートを脱がしそこからはあの愛しのいちご柄のパンツがひょっこりと顔を出したのだ。  
真中はパンツの盛り上がった部分を指でつんつんと突いてみる。  
綾は、やあ!と反射しながら声を出し足を閉じて股の部分を隠そうとする。  
しかしそれを真中はゆっくりと両手で広げながら右手をパンツの中に入れ込んで弄りだした。  
「や、やあ!そんな、・・いやあ!」  
声を出してしまう綾だが真中の指の動きは止まず彼女の陰唇の割れ目の中に指をかけてまた入れ込んだりする。  
「いやぁ・・・だ、だめえ、まなかくん・・もうやめてぇ・・・」  
綾は懇願するような涙声ですがってくるが真中は今度は左手でパンツの股布地部分を上に引っ張り上げる様にして  
今度は右手でその下部分を同時で引っ張り下げる。  
そこからは丁度陰部の割れ目の部分だけは隠された形でその周囲の黒々とした綾の剛毛の茂みがテカテカと顔を出す。  
「東城、凄いね・・・こんなに毛深いんだ・・・」  
綾は手で顔を覆いながらシクシクと泣いていた・・・あまりの恥ずかしさに耐え切れなくなってしまったのだ。  
綾を苛めてしまったようで不本意だがそれを含めて真中は興奮の度合いを最高潮に増していくのだった・・・。  
真中は綾の剛毛の茂みの中に指をくゆらしながら彼女のピンク色に輝く淫唇のビラをおもむろに拡げた。  
「ああっ!だめぇ!」  
さっきまで自分の顔を覆っていた手で慌てて股間部分を隠そうとするがもう後の祭りだった。  
真中によって拡げられた綾のピンク色の陰部の奥からはドクドクと愛液が零れ始め周りを濡らしていった。  
綾の黒い陰毛の茂みは愛液で濡らされていきまるでツヤツヤに輝く朝露のようであった。  
真中は指で陰毛を絡め取りながら優しく弄りながらも不意にそれを力強く摘み引っ張り抜いた。  
「やあっ!」  
反射的に綾の声が響きながら同時にブチッ!という音と共に綾の約十本ほどの陰毛が抜かれて真中の指で  
イヤらしいくらいの感触と陰毛独特の毛並みを保持しながら艶やかに黒々と色づき輝いていた。  
その勢いで真中は再び陰部を指で拡げながら舌を入れて滴り落ちる愛液を含むように綾の性器をクンニし始める。  
ちゅぴ、ちゅぱ、ちゅぷ、じゅるるるるる・・・・・・、と両手で綾の尻を掴み上げて上側から舐めズリするように。  
「やあっっあああーーー、まっまなかくん、いやああっ・・・そんなきたない・・ああはっ!!」  
綾はあまりの恥ずかしさから絶叫してしまうが真中はお構いなしであった。  
性器の中部分からその周りのビラ部分にクリトリスや陰毛部分までも丹念に舌と唇を遣って使ってクンニしていく・・・。  
綾はほとんど放心状態のような顔になっていた。  
陰部は申し分ないくらい汁を漂わせ濡れていた。  
もうこれで充分だろう、いよいよ俺のを挿入しても、と真中は心を決めて自身のギンギンに勃起し荒々しく鎌首を  
そそり揚げるかのようなペニスをゆっくりと綾の性器に挿入し始める。  
「来て・・・真中君、無茶苦茶にして・・・」  
放心状態から一転して綾は清清しいほどの笑顔で真中にそう微笑みかけた。  
 
初めて会ってから運命的なまでに心引かれ好きになっていったあたしの初恋の人で永遠の想い人真中淳平さん・・・。  
学校の体育館、合宿の時の山小屋・・・あなたと遠慮がちに体が触れ合いながらあたしはその瞬間を燃えてしまう程の  
激しい熱情へと駆られていました・・・。  
暗闇の中であなたとキスしてしまうくらいに上下に重なり合ったあの日・・・。  
あなたに脱げと言われるままに服を脱いで背中越しに会話したあの日・・・。  
雨で濡れ下着が透け破れた体操服の上着をあなたに見つめられたあの日・・・。  
もうただの良い思い出で終わる物だと思っていた・・・。でも遂に今あたしがずっと望んでいたであろうその時が来た・・・。  
自分やこの人の沢山のものを犠牲にしてしまうであろう罪深きその望みが・・・。  
 
そしてその瞬間真中のペニスがゆっくりとだが確実に綾の膣の中に入った。  
 
「くっ・・東城、すごくキツいよ・・・」  
綾のその想像以上のキツイ締め付けに真中は顔をやや歪めながらもゆっくりと快楽の息吹が広がっていく。  
真中は挿入したまま暫くそのままの状態でいたがやがてしっかりと前後にピストン運動を開始していった。  
彼が動く度に綾は吐息を洩らしながらペニスから伝わってくる快楽の波に狂わされていく。  
「あっ、はあ、はっはっ・・ふああっ、んあっあっあっあっあっあっああん!・・・真中君・・・あたしたち結ばれたんだ・・・。  
 あたし・・遂に真中君と結ばれたんだね・・・」  
綾の目からドクドクと流れ落ちる涙の雫はきっと今まで彼女が流してきた最高の喜びの涙であっただろう。  
「んああっ!ああっん!いい、あう、ああっ・・キモチいい・・・」  
綾は一人の女の本能としてのメスの如き性のほとばしりの中に深く沈んでいった。  
真中もまた荒ぶるペニスの固まりを綾の膣の中一杯にしたまま獣が乗り移ったかのように激しくそれを動かしていく。  
真中のペニスを綾のピンクの膣璧が周囲を力強く覆ってやりながらリズミカルにそれはストロークし続けていく。  
正常位のまま股間が結合し合い二人は上下に向かい合って互いの体の感触を実感する。  
真中は綾の大きな巨乳の柔らかい感触を、綾は真中のがっしりと成長し若干の胸毛を持つその胸板の感触を・・・。  
胸毛のちくりとする感触に触れ胸板に潰される度に綾の胸がプニュプニュと大きく揺れていく。  
綾は彼の肩に両手を回しながら耳元でこう呟く。  
「・・・ま、なかくん、・・・また、胸、吸っていいよ・・・」  
その言葉を受けて真中は再び両手で綾の巨乳を弄りながら美味しそうな音を立てて交互に乳首を吸い始める。  
「ああん!あっ・・してぇ・・もっと・・・あなたの顔を胸で感じたいの・・・」  
 
どれだけの長い長い交わりが過ぎたであろうか、二人はいよいよ絶頂の時を迎えようとしていた。  
「・・・真中・・くん、気持ちいい?・・・あたしの中・・んっ・・」  
絶頂の中で彼女の背中がふいに仰け反る。  
綾の膣の中で真中のペニスはどれだけの絶頂の波が襲ってきただろうか。  
そのいずれかをも撃退し更なる励みを続けていた真中であったがいよいよ我慢の限界の時がきていた。  
だが、だがイクのであればどうしても綾と一緒に・・・真中はその一念の為だけでそれに耐えていた。  
(東城綾と同時に絶頂を迎えながら、俺は綾の膣の中、奥深くに射精するんだ、たっぷりと・・・・)  
「ああ・・あたしもう、だめぇぇ、真中・・くん・・・もうダメェ・・・もうイってしまう・・おねがい、出して・・出して・・・。  
 あたしの膣一杯に・・」  
綾がもう果てる寸前のような涙声でそうすがりながら絶頂寸前の中彼女の背中がふいに仰け反る。  
「ああ・・・東城、もう俺・・もう我慢できないっ、よ・・・イキ・・そうだっ・・・ああ!・・んんん・・・・」  
そこで彼の限界点が破られた。  
真中淳平は東城綾の膣の中一杯に射精をした。  
ドグン!ドグン!ドグン!と波立つような勢いで射精し続けた。  
それは二度目の射精とは思えないほどの量の精液が流し込まれていく・・・。  
「・・・んああああああっっっ!、・・・まなか、くん・・・・」  
部屋中に綾の絶頂の響きが木霊していった・・・。   
全ての射精を終えた時真中の顔は綾の胸の中にぐたりと沈んだ。  
 
そして二人はベッドの中で果てていった・・・・。  
 
 
性の営みを終えた後、真中は下半身にバスローブを巻いたまま狭いバスルームの中のバスタブに湯を入れていた。  
部屋中に暖房が充分に効いていたのだがやはり寒い冬の最中にはシャワーよりも熱い風呂の湯が一番であった。  
10分たらずでバスタブ一杯に湯が敷き詰められた。  
その間綾はベッドに横たわりながら真中とのセックスの余韻に浸っているかのようであった。  
「東城、風呂沸いたよ。先に入って」  
真中は綾に先に入浴するように催促する。  
綾は素っ裸のままベッドの上で正座しながらヘヤピンなどでその黒く長い髪を巻きながらたくし上げる。  
その時に見えた彼女の首筋の白いうなじに真中はドキッとさせられる。  
それは古風な日本女性特有の艶やかでセクシーな色気なのかもしれない・・・。  
綾は両手でその大きな胸を隠すようにバスルームの中に消えていったがやがてそこから首だけを出すようにして  
部屋の方に戻った真中に、よければ一緒にいかがですか、と誘ってきたのであった・・・。  
 
真中と綾は狭いバスタブの中でお互い足を伸ばし向き合ったまま一緒に風呂に浸かっていた。  
二人とも何だか照れくさいようで無言のままうつむいたり見つめあったりしていた。  
真中はなにか話し掛けようと綾を見つめるがその視線は首から下の胸の部分に行ってしまう。  
眼前では湯の中で艶やかにピンク色に色づいた乳首を起たせながらその迫力のあるたわわな巨乳の房をまじまじと  
見惚れる真中の股間は瞬く間にそそり立つのであった。  
ああっ、と勃起した事に慌てる真中に気付いたのか綾もまた彼の湯の中で原始的にそそり立った一物をみる。  
「真中君・・・また大きくなってるね・・・」  
綾からの指摘に真中は自分が何だか情けない気がしてバツが悪くなった。  
そんな真中に綾は大胆すぎる提案をしてきたのだった。  
「真中君・・・よければ、その・・・またあたしので・・・します?」と・・・。  
 
バスタブの上に座りながら真中は足を広げてその高々とそそり立つペニスを彼女の前に晒し出す様にする。  
バスタブの外に出た綾は正座をしながら彼の前へと座り眼前で鎌首を立てた様な真中のそそり立つ一物をそのまま  
自分の大きな胸の谷間の中へとしまい込んだ。  
そして両手で胸を押さえながら谷間の中のぺニスを刺激するようにゆっくりと動かしながら乳圧を与えていく。  
うううっ、と思わず真中は声を出してしまう。  
大丈夫?と綾は動きを止めて尋ねるが綾は彼が気持ちよさから発した喘ぎ声だと分からなかったようだ。  
いいよ、続けて・・・、と真中に催促されて綾は目を瞑りより一層動きに力を入れながら谷間から顔を出してる亀頭の  
部分を舌の先でつつくように舐め始めやがては口に含んだりし始める。  
綾のパイズリフェラで二度も射精したはずの真中の性の息吹が再び奥底から湧き上がってくるようであった。  
綾の胸の中で真中のペニスはもうはちきれん程に真っ赤に肥大していた。  
谷間からはシュッ、シュッ、シュッという摩擦による音がしてペニスの先端からは綾の舌で舐められる事により  
チュバッ、ジュバッと唾液を含んだ実にイヤらしい音を立てる。  
「ああ・・と、とうじょう、もう・・イ、イキそうだ・・・」  
あまりの気持ちよさに真中は昇天してしまいそうになる。  
ぐあっ!と体の奥底が震えた瞬間、真中はまたしても射精した。  
白く粘ついた精液を勢いよく綾の顔面にぶっかけてしまうのであった・・・。  
 
三度も射精したなんて本当に珍しい・・・、と真中は風呂から出てベッドの中で横たわる東城綾を抱きながら考えた。  
妻のつかさとのセックスでも大抵は二回どまりだったりであった。  
セックスの相性は間違いなく東城綾に軍配を挙げざるを得ない真中であった。  
「なあ、あんなにバカみたいに東城の胸ばかりでやっちゃって・・ゴメン」  
真中は申し訳ない気分で謝るが綾は微笑みながら受け流す。  
「あたしこそ、真中君に喜んでもらえたならこんなに嬉しいことない・・・」と。  
それから二人はいろんな思いを巡らして沢山の事を語り合った。  
これからの事、仕事の事、そして真中の家庭の事など・・・。  
ただその中で綾はポツリと自分の立場を見据えた上でこう答えた。  
「あたし、一つだけハッキリしてる事がわかってる。それは必ず犯した罪は罰されるという事。あなたたち夫婦の幸せを  
 踏みにじった報いは必ず受けるだろうという事を・・・。でも、でもそうなっても後悔はしないという事も・・・。罪悪感を  
 ずっと抱きながらもあなたとこうやって結ばれた事であなたへの想いを成し遂げれたんだって・・・」  
それは真中もまた同じであった。  
妻への確信的な背信行為に言い訳する余地はないだろう・・・。  
もし彼女に知られた時俺もまたどんな報いでも受けよう、と真中は誓った。  
それでも彼はこうやって東城綾と逢引して互いの愛を確認しあいながら交わり合いながらも今もこうして妻のつかさの  
事を変わらず愛し想うのであった・・・。  
 
(つかさ・・・俺は・・・東城と・・・・)  
 
 

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