俺が西野と結ばれてから一ヵ月が過ぎた。初めは本当に無我夢中で、  
西野がちゃんと感じてくれているかも自信が無かった。  
 
「だから今夜は、西野にいっぱい気持ち良くなってほしい」  
 
「淳平くん…」  
思っていることをそのまま言葉にしたら、西野は黒目がちの大きな目を丸くして、俺を見上げた。  
「あたし…淳平くんとこうしていられるだけでいっぱい幸せだよ?」  
そう言ってくれる西野が愛しくて、俺は西野をきつく抱き締めた。  
頭を西野の頭に寄せ、白い耳たぶを軽く唇ではさみながら息を吹き込むように  
「ありがとう。大好きだよ」  
とささやいた。西野の頭の中にまで俺の声が届くようにと願いながら。  
「ん…ッ…淳平…くん…」  
西野は耳が弱い。そのままゆっくりと耳の形に沿って舌をはわせると  
西野の息が少しずつ荒くなっていくのがわかる。そしてその息遣いがまた俺を高ぶらせる。  
 
「んっ…んっ…」  
体をかたく強ばらせる西野を優しく支えながらベッドに横たえる。  
前髪をかきあげながら尚も耳への愛撫を続ける。俺の舌が時折ぴちゃ…という  
音をたてると、西野はぴくりと反応した。  
「あ…ん…音が…」  
「音?」  
「何か…恥ずかしいの…」  
「音ってこの音?」  
わざと濡れた音がでるように唾液をたっぷり絡めて耳を舐めると  
「あッ!やァ…」  
と西野は大きく体をそらせた。  
「もっと聞かせてあげるよ」  
俺は片方の手を西野のパンティへとすべらせ、湿り気を帯びた生地を優しくなぞった。  
 
西野はまだ、ショート丈のデニムを脱いだだけで、タンクトップも身につけたままだ。  
いつもなら、キス→服を脱がせながら胸や耳への愛撫という流れだが、  
今夜はあえて、その流れを変えてみた。触れるか触れないかの微妙なタッチで  
刺激を与えると、西野の腰が、もどかしげに動く。するとそのたびに西野の体の  
奥から、熱い蜜がじわりと指先ににじむのがわかった。同時に瞳もうるんでいく。  
「いろんな音、聞かせてあげる」  
俺は少しだけ力を入れて、布ごしに西野の秘唇をまさぐった。  
くち…ぷちゅ…という音が響く。  
「聞こえる…?これがパンティごしに触る西野の音だよ」  
「やあ…恥ずかし…い」  
 
「恥ずかしいだけ?・・・気持ちよくない?」  
じっと西野の目を覗き込むと西野はうつむきながら  
「淳平君のいじわる・・・」  
とつぶやいた。その仕草が可愛くて、思わず少しいじわるをしたくなった。  
「これからどうしてほしい?」  
「・・・えっ・・・」  
「この指、どうしようか?このままパンティの上から続ける?  
それとももっと気持ちよくなりたい?」  
流石にすぐには返事は返ってこない。  
「どう・・・って・・・・あたし・・・」  
「西野、どっち?」  
まっすぐ目を見たまま問いただすと、西野はそらせていた目線を戻し、  
小さいけれどはっきりとした口調で言った。  
 
「もっと気持ちよくなりたい・・・」  
 
OK、とささやき指をひっかけて西野のパンティを脱がす。  
西野が俺のためにはいていてくれるいちご模様のパンティが、  
西野の割れ目にそってぐっしょりと濡れている様は、俺の興奮を煽った。  
本当は今すぐにでも挿れてしまいたかったけど、ぐっとこらえた。  
今夜は、西野のために。  
 
「西野、目を閉じて」  
「えっ?」  
「そのほうが、音に集中できるから」  
「やだ・・・ぁ」  
「ほら、閉じて」  
そっと西野のまぶたを閉じさせると、愛液で溢れる西野の秘唇に直接  
指を挿しいれた。  
くちちっとさっきよりもはっきりと淫らな音がする。  
「ひぁっ・・・ん」  
「今ね、俺の指が第一関節だけ西野の中に入ってるんだよ」  
そのままそれ以上は深く入れず、指を少しずつくねらせる。  
にち、ぷちゅ・・・  
「ぁ、ぁ、や・・・」  
「もっと奥まで挿れて欲しい?」  
小さな耳穴に舌を差し入れながら尋ねると、西野は夢中で首を縦に振った。  
「じゃあ・・・」  
じゅぷぷ・・・  
「今、指が全部入ったよ」  
「ん・・・んんん・・・」  
半分苦しそうな顔をする西野。懸命に唇を噛み、何かに耐えているようにも見える。  
「西野・・・辛い?」  
少し不安になって訊ねると、西野は  
「ちが・・・うの・・・。恥ずかしい声が・・・出ちゃいそう・・・だから」  
 
「いっぱい、聞かせてよ。西野のHな声」  
西野の中で俺の指が動く。えぐるように指を曲げたり、わざとゆっくり出し入れしたり。  
じゅぷっぐちゅっにちゃ・・・  
「淳平・・・ク・・・ん・・・あぁッ」  
西野の喘ぎ声が大きくなってきた。俺はそっと出し入れしていた指を抜いた。  
「ぁ・・・っ・・・」  
西野は、どうして?という声を上げた。  
「さっきから右手ばっかりだから、今度は左手。バランス悪いからね」  
と微笑むと、  
「もォ・・・」  
と西野は恥かしそうに微笑んだ。  
「西野・・・ほら、見て。」  
濡れぼそった俺の右手を見て、西野は真っ赤になってしまった。  
「やだ・・・こんなに?」  
「舐めて、きれいにしてくれる?」  
「ん・・・」  
そっと唇に差し出すと、西野はおずおずと小さな舌を出して俺の指先を  
舐め始めた。  
「もっと、音立てて・・・」  
俺は空いた左手で再び西野の割れ目に指を這わせ始めた。  
耳への愛撫も続けながら。  
俺の舌が西野の耳を舐める音。  
西野の舌が俺の指をしゃぶる音。  
俺の指が西野の秘唇をまさぐる音。  
濡れた、いやらしい音が、部屋中に響く。タンクトップの中の乳首が  
硬くなっているのが生地の上からはっきりと見て取れる。  
ちょうど、胸元の隙間からもそのピンク色の突起が見え隠れし、  
ある意味全裸よりもそそると思った。  
 
「西野・・・挿れていい?」  
これ以上はもう我慢の限界だった。  
「いいよ・・・淳平君・・・」  
「アレ着けるからちょっと待ってて」  
俺は一旦西野から体を離そうとした。すると西野は俺の腕をつかみ、  
「今日は・・・大丈夫だから」  
と優しく微笑んだ。  
「え、ほんとに?」  
「うん。大丈夫だから。」  
と繰り返す西野。  
「じゃあ、このまま・・・」  
俺は体を起こすと、その勢いで西野も引っ張り上げた。  
「西野、向こう向いて。」  
俺はあぐらをかく姿勢で座ると、限界まで起き上がったペニスの上に向こう向きの西野を招いた。  
「あっあっアアッ。入っちゃう・・・よ・・・淳平君ッ」  
ぐぷぷぷっと大きな音を立てながら、西野の割れ目が俺のペニスをくわえ込んでいく。  
後ろから手を回し、タンクトップをまくりあげると、ようやく西野の乳首が  
外気にさらされた。  
「西野・・・西野・・・」  
両手で西野の胸をもみしだき、再び熱い息を西野の耳にふきかける。  
腰をゆっくりと動かすとそれにあわせて西野もその細い腰をくねらせた。  
「アぁんッ!あッ!!アッ!!ハァ・・・」  
さっきまで「声を出すのが恥ずかしい」と言っていた西野が、今はもう  
我を忘れたように大きな喘ぎ声を出している。  
 
「淳平く・・・ンッ! ダメッ! アァん・・・ヤぁっ!あッ!」  
西野はまるで楽器のようだ。俺が触れるたび、腰を突き上げるたび、色んな声を  
聞かせてくれる。膨れ上がった乳首を中指の腹で転がしながら、がふッと  
息で激しく音を立てて耳全体を咥えると  
「キャぅッ!!ン・・・耳・・・た・・・食べられちゃ・・・う・・・イヤ・・・ぁ・・・!」  
と涙目で叫ぶ。正面の鏡に乱れる西野の姿が映り、俺は夢中で腰を振った。  
西野の中は熱く潤っていて、西野が声をあげるたびに俺のペニスをキュキュと  
締め付けてくる。  
「気持ちよすぎる!・・・西野・・・!」  
互いのハアハアという荒い息とグチュグチュという激しい音が俺と西野の頭の中に響き、  
そのまま高みへと導いていく。  
「淳・・・平・・・ク・・・・アッ!イィ・・・!あたし・・・も・・・キモチ・・・イィ!!」  
「西野!!・・・西野・・・!そのまま・・・イって!!」  
「アァ!ハァ・・・ンッ!ンッ!!イ・・・ク・・・!イクゥ!!!!!」  
西野の体が大きくのけぞり、西野の中もひときわきつく締まる。  
俺もその瞬間、  
「西・・・野ッ!!!!!」  
と達してしまった。  
「うッ・・・!」  
声が漏れる。西野の中は、暖かく、俺の吐き出した精液を全て受け入れてくれた。  
西野は  
「ぁ・・・・」  
と体の中に残る俺の感触を確かめるかのように、ゆっくりと膣を締めている。  
「西野・・・」  
「淳平くん・・・」  
 
俺はつながったまま、西野の首を横に向け、後ろから回りこんでキスをした。  
舌を差し入れると、西野は懸命にそれに応えてくれる。しばらく互いの口腔の感触を  
楽しみ、ようやく唇を離した。  
「淳平君・・・好き・・・大好き・・・」  
「俺も・・・西野が大好きだ・・・」  
西野の心から嬉しそうな微笑が、俺のまぶたに焼きついた。  
この笑顔のために、俺はなんだってやろう。  
この笑顔のために・・・・  
 
 
END  
 
 

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