「外村くん、見せたいものってなに?」  
映研の部室から女の子の可愛い声が聞こえる。  
「あー、ごめん。真中来るまでちょっと待っててよ」  
そう言って外村は立ちあがって歩き出し、つかさの前を通って  
映画作りに使った小さなラジカセに手を伸ばした。  
そしてCDを入れ、再生ボタンを押す。  
オペラが教室の外まで響いている。  
「オペラなんて聞くんだね、なんか意外かも」  
「まぁね」  
間がもたず会話をしようとするが、続かない。  
西野は外を見てつぶやいた。  
「淳平くんなにしてるんだろ。早く来ないかなぁ…」  
その時  
 
外村が西野の腕をつかみ、もう片方の手で西野をいきなり押し倒した。  
どさっ!!という音と椅子が倒れる音がした。  
「いたっ!!いきなりなにするんだよ……!!」  
苦痛に歪む顔が一瞬にして、驚き、そして恐怖に歪む。  
「やだっ…放してよ!」  
つかみは抵抗するが、さすがは男子、びくともしない。  
「ふぅん…怯えた顔も可愛いね」  
「バカなこと言ってないではな…!!んー!!」  
外村はつかさの口を塞いだ。  
触れるだけの…キス。  
「んんー!!」  
しばらくして、唇を放した外村が西野に尋ねた。  
 
「もしかして…はじめて?」  
その言葉を聞いて顔を赤くし、目をそらせたつかさを見て、外村は続けた。  
「ふーん、そーなんだ。じゃあ優しくしてあげる」  
その言葉につかさははっと正気にかえった。  
「やだ!助けて淳平くん!!」  
外村は必死に抵抗するつかさの上に座り、片手で学ランのポケットを漁り、ビンを取り出した。  
それを一錠口に含み  
「や…やだって言っ…」  
つかさに再び口づける。  
そして少し開いた唇の間から無理矢理舌をいれ、薬を飲ます。  
「んー!んんー!!…ごくんっ」  
はぁっはぁっ  
「な…なに飲ませたんだよ!」  
 
「ん?エッチな気分になれるお薬」  
そう言って外村は不適に笑った。  
「……!!」  
つかさはあわてて薬を吐き出そうとする。  
…が。  
「ん…」  
外村がいきなりつかさの敏感なところに触れた。  
「あれ?もう濡れてるんじゃない?こんなに効き目の早い薬だったかなぁ?」  
「や…なに言って…!!」あわてて否定するつかさ。  
「あれ?濡れてないの?んじゃあ…」  
そう言って一気につかさの制服を首のあたりまでめくった。  
つかさの形のよい胸があらわになる。  
「ピンク?」  
意地悪く外村が尋ねるが、つかさはそっぽをむいた。  
 
外村はそうっとつかさのブラを外して言った。  
「気持ち良かったら遠了しないで声出してね♪  
どーせオペラの声に混じって外歩いてる人には気付かれないだろうから」  
大きめのオペラ流したのははそういう意味があったのか…  
つかさは唇をかんだ。  
外村はつかさの乳房にそっと触れ、乳首を刺激しだした。  
もう片方の胸は舌で愛撫する。  
「ん…、あっ」  
つかさはたまらず声を出した。  
「胸、感じやすいんだね」  
そのうち行為はエスカレートし始め、乳房をてのひらで転がしたり、乳首を甘噛みするようになった。  
「あ…ああん。や…ああっ」  
 
わずかに抵抗をしめしながらも甘い声をだすつかさを見て  
「そろそろ薬が効いてきたかな」  
そう言って外村はつかさのスカートの中を覗き込む。  
もちろん片手はつかさの胸をいじることを忘れてはいない。  
「うわっ!!凄い濡れてるよ!!」  
つかさのいちごのパンティは愛液でぐちょぐちょだった。  
外村はたまらず、パンティの上からつかさの秘部をなめだした。  
「西野の味がする…」  
「あっ、あっ、やだっっ」  
パンティの上からでも感じる自分に、つかさはとまどいを感じると同時に、  
もっと刺激がほしくなってきた。  
 
「…も、もっと」  
そう言ってハッとつかさは我にかえった。  
好きでもない男に無理矢理犯されようとしているのに、求めているもう一人の自分がいる。  
もちろん外村はその一言を聞き逃さなかった。  
手をとめて意地悪く聞く。  
「もっとって?もっとどーしてほしいの?言ってくれなきゃ解んないよ?」  
「………」  
つかさは黙り込んだ。  
外村はつかさを一瞥して、一気にパンティをはぎとった。  
「やだー!!!!」  
「やだって、こんなに濡れてんじゃん。感じてるんだろ?」  
薬によって敏感になったつかさの突起をいじりまくった。  
「はぁっ、あ、あん」  
 
さらに外村は指を一本、つかさのなかにいれてまさぐった。  
「!!…や、そこは、あんっ、だめぇっ」  
「そこってどこ?言ってくれなきゃ解んないよ?」  
薬のせいなのか言葉責めに弱いのか、つかさの愛液は尻を伝って床を濡らしている。  
外村は指を増やし、つかさの中を掻き混ぜた。  
「ん、やんっ、あ…はぁっ…ひゃっ」  
「おっ、西野のイイとこみっけ♪」  
そう言って外村はソコばかりを攻め立てる。  
「あ、あ、はぁっ、ああっ…ふぁっ」  
口からだらしなく甘い唾液をたらして喘ぎ続けるつかさ。  
 
つかさが絶頂を迎えようとした瞬間、外村はぴたっと手を止める。  
「……?」  
もうちょっとなのに…  
イキたくてもイケないもどかしさから、つい相手の顔をみてしまう。  
「この続きは西野が可愛くおねだりしてくれたら。そしたらイカセテあげる」  
「…っ、やだ…」  
「じゃあイカセテあげない」  
そう言って外村は、じらすようにつかさの突起を軽く触れる。  
つかさは腰を浮かせた。  
もっと刺激がほしいのだ。  
だが、外村は手を放したので、つかさの期待は外れた。  
つかさはそっぽをむいて言う。  
「…イカせてください」  
「なに?きこえないよー?」  
 
「私を、イカせて…お願い…」  
つかさの耳がさらに赤くなる。  
「どーしたら、西野はイクの?」  
外村はしらばっくれてさらに問う。  
「…外村くんのおっきいの…、つかさのなかにいれて…」  
足をもじもじさせてつかさはおねだりをする。  
「いれて?それから?」  
「それで…、つかさのこと、いっぱいついてっ…」  
シラフの時からは想像もできないようなイヤラシイ言葉がつかさの口からでてくる。  
外村は満足気にほほえんで、ズボンのファスナーをおろした。  
中からすでにいきり立った一物を取り出す。「見てよ、西野。これが今から西野のなかにはいるんだよ」  
 
「……っ、はやくぅっ」  
たまらなくなってつかさは外村をせかせた。  
「もう、西野はほんとヤラしいな。俺の予想どおり」  
そう言って、外村は自身をつかさのなかにいれていく。  
ずっずっ…  
だんだんつかさも大胆になってきたのか、少しずつ自分のなかに入っていく外村をじっと見つめている。  
「あ、や…おくぅ、もっと…」  
西野のなかはあったかくてキツくて気持ちがいい。  
挿れるだけでイッてしまいそうだが、なんとか全部入った。  
「それじゃあ、いくよ」  
外村はギリギリまで自身を抜き、つっこんだ。  
「あぁんっ」  
 
つかさも外村にあわせて腰を動かす。  
パンッパンパン  
外村が腰を打ち付ける音が響く。  
「…いいよ、西野。ほんときもちいい…」  
「あ、あっあん、やぁっ、そんな…奥…まで、あ、あんっイク…イッチャ、ああああっっっ」  
「…うっ」  
きゅうっとつかさが外村を締め付け、外村はつかさの中に精をはきだした。  
はぁっはぁっ  
二人の乱れた呼吸が重なる。  
外村がずるっと、つかさの中から自身を抜くと、白い液体もでてきた。  
 

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