織斑家
千冬「どうしたんだ一夏、いきなり実家で話がしたいなどと」
一夏「折角の休みなのにごめんね、千冬姉」
千冬「なあに、折角のお前からのお願いを無下にすることはできんからな、で何を話したいんだ?」
一夏「気持ち悪く思うかもしれないけど、最後まで聞いて欲しい・・・実は俺、昔から千冬姉のことが好きだったんだ・・・一人の女性として」
千冬「む・・・」
(まさか一夏から告白してくれるとは・・・)ドキドキ
一夏「でもさ、年令を重ねるうちに姉弟じゃ結婚出来ない・・・いや、しちゃいけないってことがわかってさ、今まで諦めきれなかったけど
最近やっと千冬姉のことを諦めることができたんだ・・・」
千冬「そうか・・・」ガーーーーン
(いや、しょうが無いことだものな・・・私も結局諦めるほかないのか・・・両想いだったとしてもな。姉弟であるから好きになったのに、姉弟であるから結婚出来ない、悲しいものだ・・・)
一夏「それでさ、IS学園に来て色々な女性に出会ったけども、千冬姉みたいにドキッとする人はいなかったんだ、
でも、最近千冬姉の時見たくドキッとする凄くいいなって人がいてね交際を申し込んでさ、OKを貰ったんだ」
千冬「そうか、お前も大人になったものだな。で、どんな女性なんだ?」グスッグスッ
一夏「うん、この俺と一緒に写ってる写真の女性だよ、マドカさんっていうんだ」
千冬「おい、そいつが有りなら私も大有りだ!!」