夕方、寮の廊下を歩いていると、人参が足元に落ちているのに気付いた。
「人参?なんでこんな所に」
ひょい、と人参を拾って少し調べていると
プシュー!
「うわっ!?」
突如、人参から煙が吹き出した。
急いでその場から離れようとしたが、唐突に襲ってきた眠気に勝てず俺はその場で倒れてしまった
意識が遠のいてゆく中、煙の中に誰かの足が見えた気がする。
「ん……」
目が覚めると、ライトが1つだけしなない暗い密室に俺は寝ていた。
「なっ、こ、これは…!?」
状況を確認して自分の状態に気付く。
一糸纏わぬ姿で、紐で手足を拘束されている
なんとか動こうとするが、紐は固く結ばれていてほどけそうにない。
「起きたんだね、いっくん」
もがいていると、聞き慣れた声が耳に響いた。
そして何処からもなく束さんが現れた。
「どう?いっくん。気持ちよく眠れた?」
「た、束さん!一体何の悪ふざけでー」
俺が声を上げると、束さんはいきなりキスをしてきた。
「な、何を…」
「私がいっくんを此処へ連れてきた理由はねー…」
束さんはニコッ、と笑顔を見せると腕を広げて喋った
「いっくんと子作りをしたいからでーす!」
…はあ!?
何を言ってるんだ、この人はー
「ふ、ふざけないでください!」
「ふざけてなんかないよ?私は本気だよ」
そう言うと、束さんは懐からナイフを取り出した。
そしてスカートにナイフを当てると、そのままナイフを縦に下ろしてスカートを引き裂いた。
「な、何をしてるんですか!?」
「いっくんのアソコを大きくする為にね。ちょっと束さんの魅力を見せ付けかようかなって思って」
裂かれたヶ所からはパンツが見えている。
「ふふっ、次はー」
胸の周りを包んでいる部分をナイフで裂くと、今度は豊乳とブラが露になった。
豊乳は時折たぷん、と揺れて俺の興奮を沸き立てる
「どう?束さんのエッチな下着は?感想が聞きたいな」
「どうって、言われても…」
問答に躊躇っていると、束さんは腰の部分を切ってスカートを床に落とし、パンツを丸見えにさせる。
そして服を先程ナイフで裂いた部分から素手で破り捨てると、同じくブラを丸見えにさせる
「どう?これなら全部見えるでしょ?最初から全部見たいならそう言えばいいのに…。いっくんのエッチ」
「違いますよ!何を言ってるんです!」
顔を赤くして否定してると、自分のペニスが膨れ上がってる事に気付いた。
情けない事に束さんの下着に魅了されてしまったようだ
「あれー?いっくんのアソコ、すっごい大きくなってるよー?」
「うっ…」
指摘されて、俺は下を向く
「ほほう、束さんの下着に魅了されちゃったねー?」
股間に顔を寄せると、裏筋を舌先で舐め上げた。
「うっ!」
ペニスがビクビクと震え、先端から粘液が溢れた。
「へえ、いっくんはこういうのも好きなんだ」
「…好きじゃありません」
「またまた、強がっちゃって」
悔しいが、束さんの言ってる事は事実だった
ペニスを口に含むと、束さんは顔を前後に動かしながら舌で亀頭を責める。
両手は腿に添えられていて、逃げられないようにしている
「うぁっ…ち、ちょっとキツい…」
「いっふんの、おおひい…たばへはんのふちに、入りひらはいよ…」
束さんが下着姿で俺のペニスを口で愛撫してくれている。
そう考えるだけで、俺のペニスは更に大きくなってしまう
大きくなったのを確認すると、束さんはスピードを上げて愛撫を続けた。
顔を動かす速さは勿論、下も亀頭だけじゃなく裏筋も徹底的に責めるようになった
愛撫されている内に、限界が訪れてきたようだ。下半身を甘い痺れが襲い、ペニスがビクッビクッと大きく震える
「た、束さん…もう……限界…」
「いっふん…いいよ…いっはい…」
ちゅうぅ、と強く吸い上げると
「う…あぁ…あああぁぁぁ!!」
大声と共に、束さんの口の中に大量の精液が吐き出された。
「ん…んふ……んく」
驚いた顔をしながらも、束さんは精液を飲み込んでいた。
全て飲み終えると、ペニスから口を話して再びニコッと笑顔を見せる
「ふぅ…いっくんの精液、すっごい美味しかったよ」
肩で息をしている俺に、束さんは一方的に話を進める
「それじゃあいっくん、次は待望の子作りだよ!」
立ち上がるとブラとパンツをそのまま脱ぎ捨てて全裸になる。
パンツの方は濡れていて、束さんの秘部と糸を引いていた
「た、束さん…ちょっと待って…」
「残念、走り出した列車は止まりませーん♪」
俺の下半身と重ねると、秘部の中へペニスを挿入させる。
「あっ、はっ、あぁん…」
根本まで埋没させると、束さんは顔を上に上げて喘いだ
快楽に浸っているにも関わらず、ピストン運動を始めて腰を前後に動かす。
「あ、あぁんっ!いっくんのが、奥に、あっ!」
「くうぅっ!」
ぬちゅ、ぐちゅと音が部屋を支配する中、俺は束さんの揺れる乳に視線が釘付けになっていた。
前後に動く度に揺れるこの宝物は、もう今後見る事は無いだろいと思いつつ、絶え間無く揺れる乳を俺は拝んでいた。
さらに俺の体へ束さんの汗や涎、涙が飛び散り、まるで束さんの全てを味わってるかのように俺は感じている。
「いっくん!私、とても気持ちいぃっ!」
「俺も、束さんの膣が、凄く気持ちいですっ!」
絶頂が寸前にまで来ているのを感じると、束さんはグっと体重を俺に預けた。
「うあぁぁっ!た、束さん、もう、出しますっ!」
膣が一気に締め上げると同時に、腰を強く突き上げた。
「あ、あああああぁぁぁぁっ!!」
「ひゃうううぅぅぅぅ!!!」
びゅる、びゅると音と共に束さんの膣内に精液がそそがれる
どくん、どくんとそそがれる中、意識が薄れていくのを感じた。
「はぁ…はぁ…いっくんのが…いっぱい…幸せ……」
この言葉を最後に、俺は意識を失った。
「ーか、一夏!」
誰かの声で目を覚ますと、そこは廊下。
目の前には鈴がいて、俺を揺さぶっていた
「あれ?俺…」
「廊下で倒れてたのよ。何かあったんじゃないか心配したのよ」
倒れる前の事を思いだそうとしたが、あの光景を浮かべるだけで顔が熱くなってしまう。
「ちょっと、顔が赤いわよ?」
「いや、なんでもない。ありがとな、鈴」
立ち上がって頭を撫でると、鈴は頬を赤く染める
「ふ、ふん!別にアンタの心配なんかー」
「はいはい」
そっぽを向く鈴に、俺は笑顔を浮かべていた。
―――
――
「いっくんの子供〜♪いっくんの子供〜♪」
その頃、既成事実を作る事に成功した束さんは、数日ハイテンションになっていたらしい。