一夏が進級して学校始まる数日前  
一夏「さて、今日は鰹の叩きが安かったし、これを肴出したら千冬姉も喜ぶだろうなあ」  
束「やぁーいっくんおひさー!今日もちーちゃんにおいしーものを作ってあげるのかい?今度は束さんにもお願いするよ!」ジャジャーン  
一夏「束さん!?お久しぶりです・・・いつも通り唐突ですけども、何か用ですか?」  
束「実はね・・・いっくん・・・ちーちゃんには言うなって言われてたんだけど、いっくんもいい年だし言っておこうと思うんだ。」  
一夏「千冬姉に止められていたこと?何なんですか!」バッ  
束「ショックを受けずに聞いてね?実は・・・ちーちゃんといっくんは血の繋がりがない姉弟なんだよ!」デーン  
一夏「な・・・何だって!こうしちゃいられねえ!」ダッシュ  
束「それでね・・・ってあれ?いっくんがもういなくなっちゃった」キョロキョロ  
織斑家  
千冬「どうした一夏、やけに早く買い物から帰ってきたな。今日のご飯はなんだ?」ゴロゴロ  
一夏「千冬姉!どうして黙ってたんだよ!俺と千冬姉が血の繋がらない姉弟だったなんて!」  
千冬「な・・・何を言ってるんだ一夏!私とお前は正真正銘血のつながった姉弟だぞ。誰に吹きこま・・・って何をする!?」バタッ  
一夏「千冬姉・・・血が繋がらないなんてしったらもう俺・・・我慢出来ないよ!今までずっと我慢してたんだ!」モミモミチュッ  
千冬「ちょっと待て、一夏話を聞け!って、んきゅ、やめんか・・・んくっ」ジタバタ  
数時間後  
束「ドアを開けたらあっはっはー束さんだよ!、いっくんはこういう事に疎いし気がついてないかもしれないから言いに来たけど今日はエイプリ・・・って」  
一夏「」  
千冬「あへぇ・・・」グッタリ  
 

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