「幸せの三角関係」  
 
 
真夜中のある日、俺の部屋に箒と鈴がやってきた。  
小学校の頃からの幼なじみの二人だが、今の彼女達は何かが違う。  
二人して俺に抱きついたままでいるのだ。  
「どうしたんだ?悩み事でもあるのか?」  
俺が声をかけると、二人は急に喋り出し、そして衝撃の言葉を言い放った。  
「一夏…私達と」  
「3Pを…し…して!」  
 
「……え?」  
何を言ってるのか理解できなかった。  
えっと、3Pって、つまり…  
「一夏…改めて言おう」  
「私達……あんたの事が、異性として好き…なの」  
頬を赤く染めつつ、二人は続けて言葉を言う。  
「私達は…幼い頃からお前に好意を抱いてきた」  
「でも、事情で転校しちゃって…この想いを伝えられなくて…」  
 
 
「ちょっと待ってくれ…二人共」  
二人の言葉を、俺の発言が遮る。  
「二人が俺の事を好きなのは分かった。でも…どうして3Pなんだ?」  
そう質問をすると、二人はさっきよりも小さい声で喋った。  
「私と鈴は…シャルロットやセシリアよりもお前の事を知っている」  
「でも、幼なじみの私や箒だけで独り占めするのはズルいと思って…」  
「だから、こうして私と鈴はお前に告白をして、3…P…をしたいと頼んでいる」  
 
もじもじと動く二人に俺はさらに質問をする。  
「二人がそれでいいなら、俺はそれで構わないけど……後悔はしないな?」  
「「え?」」  
「3Pをして、シャル達に睨まれたり取り合いになったりしても…構わないっていうんだな?」  
「それでもいい」  
「私と箒が一夏の事が好きなのは変わらないから……一夏と一緒になれるなら、私達はそれでいいから…」  
普段は見せない甘えた目で見つめられ、さらに二人の甘い香りで俺の理性は完全に崩れ去った。  
「…分かった。二人がそれで構わないなら俺は文句を言わない」  
「…ありがとう、一夏」  
「よ、よろしくお願いするわね…」  
 
「箒のそこ、こんなに感じやすいのか…」  
「い、意地悪するな……ひっ!」  
俺と箒、鈴は全裸になり、ベッドの上で性交をしようとしている。  
最初に行うのは箒で、鈴は後から行う事になった。  
そして今、俺は横になった箒の秘部を刺激して焦らしている。  
「あれ?もう濡れてきてるぞ。箒は本当に早漏だなあ…」  
「だ、黙れ!一ー…ひゃうん!」  
秘部を舐めると、箒は腰を浮かせて体を震わせた。  
面白く感じた俺は、溢れ出てきた愛液を吸い取るように秘部を舐め上げる。  
 
「ん、あっ!駄目…だ一、夏っ!おかしくな、ひゃっ…!」  
何度も舐めていると、秘部から大量の愛液が吹き出して大きく痙攣をした。  
どうやら絶頂を迎えたらしい  
「はっ、はっ、はぁ…」  
「箒、入れていいか?」  
肩で息をしている箒に俺は語りかける。  
「構わない…入れて、くれ…」  
「分かった」  
硬くなったモノを箒の秘部に当てがうと、一気に突き入れて根本まで埋没させた。  
「あぁっ……がはっ…!」  
箒は声にならない悲鳴をあげて、体を震えさせる。  
膜が破けたからか、結合部からは血が滲り出ていた。  
「箒…大丈夫かっ…」  
「私の事は構わなくていい…動け、一夏…っ!」  
快楽に耐えながら箒の了承を受けると、大きく腰を動かし始める。  
奥を突く度に箒の大きな胸が揺れて、俺の興奮を湧き立てた  
「箒の胸、大きいわね…」  
俺と箒の性交を見ている鈴が呟いた。  
そして箒の胸に顔を近付けると、いきなり胸を口に含んだ。  
「うああっ!!」  
突然の刺激に、箒は大きく震える。  
「いいねえ、胸が大きくて…私なんかこんなに小さいのに…」  
「り、鈴…やめ…うぁっ!」  
鈴は箒の言葉に耳を貸さず、胸への愛撫を続ける。  
その一方、俺には限界が近付きづつあった  
 
「箒、やばい…そろそろ出る…」  
「わ、分かった!た、躊躇いなく、やってくれ!」  
箒の言葉を合図に腰を大きく前に突き出し、中へと欲望を吐き出した。  
「ぐっ……!」  
「ふぅ……あぁ……はぁ……」  
暫くして射精が止まると、俺は箒にキスをした。  
 
「一夏、私がいるの忘れてないわよね?」  
「当たり前だろ、鈴」  
箒の秘部からモノを抜くと、今度は鈴の秘部に射精したばかりのモノを当てる。  
先程の性交を見て興奮したのか、秘部は十分な程濡れていた。  
焦らす必要は無さそうだ  
「…一気にいくぞ」  
「いいわよ。手加減しなくて」  
鈴の言葉を合図にモノを中へと挿れさせる。  
途中、膜を破るような音がすると鈴の顔が歪んだ。  
「ぐぁっ…!」  
「鈴、大丈夫…かっ…」  
俺が心配すると、鈴は涙を垂らしながら睨み付けてきた  
「言ったでしょ…手加減しなくていいって、早く…しなさいよっ!」  
「あ、あぁ…じゃあ、いくぞっ…!」  
鈴の中は箒よりもキツく、下手をしたら一度射精してるとはいえ、すぐに果ててしまいそうだった。  
「あ、あぁ!一夏の、硬いのが、当たって!」  
「鈴!すげぇ、気持ちいっ!」  
 
夢中で腰を動かしていると、復活した箒が近付いてきて、鈴の乳首を指先で摘まんだ。  
「きゃうっ!は、あぁ!」  
「ふふふ、さっきの仕返しだ。今度はこっちの番だ、鈴!」  
箒が乳首を強く摘まむと、結合部から愛液が流れ出てくる。  
どうやら、とても感じてしまっているようだ  
鈴が絶頂を迎える度に締め付けが強くなり、俺は射精寸前にまで追い詰められていた。  
「ぐっ!鈴、そろそろ、限界だ!」  
「一夏、一夏っ!」  
その言葉と同時に鈴の中が一番強く俺のモノを締め付けてきた。  
「だ、駄目だ!もう、出すっ!」  
一番奥を貫くと、胎内に欲望が吐き出された。  
「うあぁぁっ……!」  
「がはっ!はぁ……はぁっ…あぅ……」  
先程と変わらない量の精がそそがれ、俺は激しい疲れを感じていた。  
「一夏のが……いっぱい…」  
「鈴……」  
落ち着くと、繋がったまま俺は鈴にキスをした。  
 
 
 
時が立って深夜、俺と鈴、箒はベッドの中で寝ている。  
…因みに裸ではない。誰かに見られたら流石に大変だろう  
「つ、疲れた…」  
「一夏、ご苦労だったぞ」  
「一夏、お疲れ〜」  
俺は激しく疲れてるのに、二人は笑顔で喋っている。  
…これが本当の女尊男卑だったり?  
「「一夏」」  
「ん?」  
眠りにつこうとしていた俺に二人が同時に話しかけてきた。  
 
「「大好き」」  
 
どびっきりの笑顔をした二人を抱きしめて、俺は夢の中へと落ちていった。  
 
 

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