―某日、IS学園斑
ゴソゴソ…
セシリア「なかなか見つかりませんわね…」
鈴「ちょっと!しっかりしなさいよ!一刻も早く、一夏が積み重ねてきた悪行の決定的証拠を押さえんのよ!」
シャル「悪行を積み重ねているのは僕達の方じゃないかな…」
ラウラ「不法侵入、プライバシーの侵害…立派な多重犯罪だ。」
鈴「ラウラ!あんた他人事のように語ってんじゃないわよ!」
ラウラ「一夏は私の嫁だからな。私だけはすべてが許される。」
セシリア「その論理には疑問を感じざるを得ませんわね…」
--30分後--
鈴「あーっ、もう!なーんで見つからないのよバカ一夏ぁ!」
ガッシャーン
ラウラ「罪状に器物破損が追加されたな」
セシリア「そもそも、最初から証拠なんて存在しないのではなくて?」
シャル「仮にあったとしてもあの一夏が簡単に見つけられるようにしているとは思えないよ…。」
鈴「あんたらそんなことでいいの!?分かってんのよ、私達全員、普段は何でもないそぶりしてても裏ではあのエロ魔神にあーんな事やこーんな」
セシリア「りりりりリンさん?!何をおっしゃってございますの?!?!」
鈴「ほーらみなさいよ。」
セシリア「あ、えーと、それはその…」
ラウラ「うむ。一夏は私の嫁、だからな。」
シャル「やっぱりみんなそうだったんだ…。」
バタン!
箒「みんな、緊急事態だ!急いでここから逃げろ!」
ラウラ「箒!?お前は陽動作戦中のはず!」
???『フフフ…はーっはっはっは!』
シャル「まさか…この声は!」
箒「すまない…みんな。私、の、力不足…で………んっ!」
ばたっ
セシリア「箒さんっ!」
箒「くっ…ぅ…は…っ…!」
ビクンビクン
鈴「数十分であの箒をここまで…。間違いない、こんなことが出来るのはあいつだけよ!」
全員「「「「一夏!」!」ァ!」さん!」
一夏「残念!それは私のお稲荷さんだ!」