「シャルルさん、あなたご自分の事を「僕」とおっしゃいますけど、女の子なんですから「私」と言ったほうがいいんじゃないんですか?」
「え、そうなのかもしれないけど、で、でもこの言い方、一夏が可愛いって言ってくれたから
なるべく変えたくないんだよエヘヘ」
「ちょっ そ、それ本当なんですの!?」
「ちょっと一夏それ本当?」
「な、なら私も「僕」って言いますわ!
あ、あの〜今度私と、って私じゃなかった。今度一夏さん ぼ、僕と付き合って欲しい所があるんですけど付き合ってもらえませんか?
こ、この言い方、僕似合いますか?」
「あ、あぁ、似合うし可愛いぞセシリア」
「か、可愛いだなんて、ほ、本当ですか?嘘だとしても嬉しいですわ一夏さん」
「「なら、私だって、いや次は私の番だ!………」」
「……ねぇねぇ今の聞いた?僕って言えば可愛いって言われるみたいよ!
おりむーに早速言いに行こうよ!」
「ちょっ!お前ら落ち着けーーーーーー」
「……(この言い方、僕だけの物なのに…
何でみんな言おうとするの?僕の事可愛いって言ってくれたのに…僕って言ったら誰でも可愛いの?酷いよ一夏…)」