【いっくん、束さんが気持ちよくしてあげるね。】
12時過ぎの深夜、ベッドの影で俺は自慰をする準備をしていた。
ズボンとパンツを脱ぎ、ティッシュを用意する。
―女子しかいないIS学園で男一人だと流石に性欲が溜まるので、数日に一回はしないと理性が持たないのだ。
「……さて、と」
床に座るとティッシュをモノに被せて、指を掴ませてピストン運動をしようとした時、静寂な部屋に女の声が響いた。
「辛そうだね?いっくん」
突然の声に驚愕して辺りを見渡すと、謎のバックライトを背に束さんが立っていた。
「毎日毎日、そんな事をしてるなんて、よっぽど溜まってるんだねぇ〜」
顔をニヤニヤさせながら束さんは俺に近寄っていく。
目前にまで来ると座りこんで、俺のモノを被さってるティッシュを取り、手で上下に擦り始めた。
「うっ!た、束さん…何を…」
「何も言わなくていいんだよ、いっくん。束さんがいっくんの溜まった欲望を解放してあげるからね…」
既に硬くなっていた為、優しく擦られているだけで射精してしまいそうになる。その欲望は、少し早く擦られただけで限界を迎えてしまった。
「も、もう…出るっ…!」
ビュル、ビュルルと精液が飛び出して、束さんの顔や手にかかる。
「やんっ!」
束さんはかかったそれを手で絡め取り、美味しそうに舐め回していた。
「まだまだ溜まってるでしょ?次、いくよ〜」
スカートと下着を脱いで下半身裸になると、穿いていた下着を俺の顔に押し付けてきた。
「んふっ!」
束さんの秘部の匂いや温もりが伝わり、俺は再び欲情をしてしまった。余談だが下着は紐パンだった。
「(た…束さんのパンツ…)」
束さんは秘部をモノに当てがい、そのまま腰を前後に動かし始める。素股だ。
「んおぉっ!」
「い、いっくん、き、気持ちい?こんなの、初体験だよ、ね!」
腰を動かしている束さんは、徐々に動かす速さを上げていく。
束さんの下着やモノに伝わる柔らかい秘部の感触のおかげで俺のモノは、再び射精しそうになる。
「くっ、ちょっと待ってください…」
「遠慮しない、遠慮しない。思いっきり出しちゃっていいよ…」
俺は悲願するも、束さんは腰を動かし続ける。
束さんの下着やモノに与えられる刺激に耐えきれず、再び限界を迎えた。
「うああぁ……っ!」
先程と変わらない量の精液が吹き出し、束さんの秘部を白く汚していく。
「はあ…はぁ…まだこんなにあったんだね」
秘部をモノから離すと、今度は上半身も脱いで全裸になる。
寝転がってモノに顔を寄らせると、今度は胸でモノを挟んできた。
「次はパイズリだよ。いっくん、我慢しなくていいからね?」
胸を手で動かし出た途端、モノにまたも凄まじい快楽が襲った。
流石に何度も射精していると恥ずかしいと思い耐えようとしたが、束さんが亀頭を口に含んで吸い上げた瞬間、あっという間に限界を迎えてしまった。
「ぐぁっ……!」
「きゃん!」
モノから吹き出す精液は萎える様子も無く、束さんの胸や顔に飛びかかる。
3度目の射精が終わると、束さんは仰向けになって俺を誘ってきた
「いっくん…好きにしていいよ?おっぱいを揉んだり、中に入れたり…」
甘い呟きとねだるような視線に、俺の理性は吹き飛んだ。
未だに硬いままのモノを中に入れると、強引に唇を奪う。
精液で汚れている胸を片手で揉みしだき、時折乳首をつねる。
「あっ!いっくん!いっくんの溜めている全てを、束さんにぶつけてっ!」
嘆き声を上げながら束さんは体を震わせる。
モノを締め付ける膣肉、嘆く束さん、手に伝わる胸の感触、絡め合う舌が俺の欲望をより高ぶらせ、射精を早まらせる。
限界に達する直前、腰をより強く前に突き出し、束さんの奥で射精をした。
「あ、熱い……いっくんの…凄く……」
4度目の射精による精液が束さんの胎内に流れこんでく。
全ての欲望を解放した俺は、束さんの精液まみれの胸に顔を埋めた。
精液の匂いが若干嫌だが、束さんの汗や匂いで十分に満足している。
「うふっ…いっくん…」
「束さん…すみません…」
微かに笑うと、束さんは俺の頭を撫でてきた。
激しい疲れを感じながら、今の状態を俺は幸せに思っていた。
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翌日、気持ち良く目覚めた俺は横に置き手紙があるのに気付き、読んでみた。
「いっくんへ。気持ちよかったかな?また溜まったら、束さんが処理してあげるからね♪」
読み終えた後、俺は顔を真っ赤に染めた。