DDの関羽投降辺りより。  
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 許昌に捕らえられて数時間、地下室の鎖につながれた関羽は、  
すでに激しい尋問を受けていた。  
上半身のセーラー服は破れ、  
ミニスカートも裾のあちこちが破れている。  
破れた服からは、殴られた跡なのか赤いあざが覗いている。  
だがそれでも、頑として口を割らない関羽に、  
許昌の闘士達も半ば音をあげ始めていた。  
 
 
 とその時、コンクリート製の地下室にコツコツと足音が響き渡った。  
それに気づいた関羽がさっと顔をあげる。  
視線の先に見える足音の主に気づくと、  
関羽の双眸に一段と強く鋭い光が宿った。  
 
「曹操……!」  
 
その名前に、闘士達が一斉に振り返る。  
曹操は口々に言い訳を始める闘士達を振り返りもせずに、  
下がれ、と一喝した。  
 オロオロと退散していく闘士達を尻目に、  
曹操は真っ直ぐに鎖で繋がれた関羽へと歩みよる。  
 そして関羽を見下ろす位置までくると、  
曹操は関羽のあごを片手でつかみ、上向かせた。  
 
 相変わらず挑むような目つきの関羽に対し、  
曹操は薄く笑いを浮かべた表情のまま、口を開いた。  
 
 
「ようこそ許昌へ。歓迎するぜ、関羽雲長」  
 
 
 曹操にあごをつかまれようが、  
関羽は先ほどからまったく表情を変えず、眉ひとつ動かさない。  
端正な顔立ちとあいまって、まるで氷でできた彫像のような印象を与える。  
 
「全く口を割らないそうだな、関羽。黙秘で切り抜けるつもりか?」  
 曹操の問いにも関羽は答えず、代わりに再びきっ、と睨み付ける。  
だが曹操はそんな反抗的な関羽の態度に気にした風もなく、  
悠然と関羽の前にかがみこんだ。  
そして汗で頬にかかった関羽の黒髪をそっとかきあげる。  
「他の奴らがどう言ったかは知らないが、  
俺はお前が握っている情報などに興味はない。  
俺が興味あるのは関羽、お前自身だ」  
 曹操はそうささやくと、関羽の首筋に指を沿わせ、  
耳たぶを口に含んだ。ゆっくりと舌先で耳をなぞる様に舐めはじめた。  
 
ざわざわと耳元を這う曹操の舌の感触に、関羽は頬を赤らめ思わず顔を背ける。  
関羽の素直すぎる反応に、曹操は喉の奥でくっくっと笑った。  
「さすがのお前もこういう事には純情な反応するんだな」  
 心の底から楽しんでいるといった声音だ。  
あぁ、そうか、と思い出したようにつぶやくと、曹操は続けた。  
「お前がお守りをしてる巨乳メガネッ娘も女か。  
女同士じゃヤるわけにもいかねぇよな。折角の巨乳も使わないと勿体ないぜ。  
俺の持論じゃ、案外ああいう大人しそうな女に限って好き者だってのが…」  
 
 曹操が最後まで言い終わらないうちに、関羽が素早く言葉を遮った。  
静かだが、殺気すら感じさせる口調だ。   
「口を慎め、曹操。我が主君を侮辱する事は許さんぞ」  
「やっとまともにしゃべったか。  
何事にも動じないお前が、劉備が絡むとすぐムキになるな」  
 
 曹操はからかう様に笑うと、指で関羽の美しい長い髪をもてあそびながら続けた。  
「今日も劉備の為に下ったんだろう?音に聞こえるほどの武人のお前が、  
劉備のためとなるとこうもあっさりとな」  
「それがお前の策略だろう、曹操」  
卑怯なやり方だ、と言おうとした所で関羽は言葉を飲み込んだ。  
「そうだ、劉備への忠誠…ゆえ、に…」  
次第に言葉が途切れがちになる曹操を関羽は訝しげに見つめ返す。  
だが、次の瞬間、曹操の口からつむがれた言葉には異常な殺気が篭っていた。  
 
 
「…1800年たってもなお劉備に従うか、関羽よ……」  
周りの空気がざわめき、肌をちりちりと刺すほどの殺気に、  
さすがの関羽も思わず身震いをする。  
見れば、さっきまでからかいの笑みが浮かんでいた顔からは生気が抜け、  
変わりに両の目だけが怪しい光を帯びて爛々と輝いている。  
 この男、何かに操られているのか、関羽が勘繰るように目を細めると、  
にやりと曹操が不気味な笑みを浮かべた。  
「関羽、お前が真に従うべきは誰なのか教えてやろう…」  
 
 そう言うが早いか、曹操はおもむろに関羽のむき出しの太ももに両手をかけると、  
無理矢理開脚させる。曹操の意図を察した関羽は抵抗を試みようとしたが、  
鎖に繋がれた両腕が虚しくわずかに動くだけだった。  
 そして曹操の手はやすやすと白いレースに包まれた関羽の中心部へと伸びる。  
指先で秘裂をなぞるように往復させる。  
 
 敏感な部分を撫でられ、一瞬関羽の身体が肩がぴくりと動く。  
その反応に、曹操は至極満足そうな笑みを浮かべた。  
「苦痛には屈さぬお前も、果たして快楽にも屈さずにおれるのか?」  
 それだけ言うと、曹操は関羽の口内へ無理やり舌をねじ込んだ。  
 
 自分とは違う熱さをもった舌が、  
別の生き物のように口の中をうねうねとまさぐる。  
関羽はあまりの嫌悪感に顔を背けようとしたが、壁に背中を押し付けられ  
逃れることすらできないまま、されるがままに口内を貪られていく。  
その一方で、次第に曹操の指がなぞっている場所は  
はっきりとわかるほど布の色が変わり始めていた。  
 だがそれでも声を出そうとしない関羽の様子に、  
曹操は苛立ちを隠せないように関羽のショーツを強引に剥ぎ取った。  
「関羽よ、お前も強情だな。まだ声ひとつ立てないとは…。  
だが、それもいつまでもつかな?」  
 曹操の指は直に関羽の秘芯に触れると、  
その部分を指先でゆっくりと捏ね始める。  
痺れるような快感が下半身に広がり、関羽は声を出すまいと唇をくっと噛みしめた。  
 
 だが、曹操の魔手は関羽の豊かな膨らみへと伸ばされる。  
柔らかな膨らみをもみしだきながら、既に固く尖っている先端部分を  
舌先でちろちろと刺激する。加えて曹操の右の親指は、  
花芯を転がすように愛撫を続けている。  
関羽はとうとう耐え切れず小さく声を漏らした。  
「んっ…ぁ…っ」   
 
曹操の口はしに勝利の笑みが浮かび、追い討ちをかけるように、  
わざと音を立てて指を往復させ始めた。  
くちゅっぐちゅっと淫らな音が地下室でやけに大きく聞こえる。  
関羽は自分の秘所から漏れる音に、耳まで赤く染めながら顔をそらす。  
 「ふふふ、どうした関羽、身体は素直だな。  
まだ指すら挿れていないのに、この濡れようか?  
お前も感じているのなら口に出していいんだぞ」  
「くっ……誰がそんな…事を言う、かっ……!」  
 辛うじて声を押し出すようにして関羽は強がって見せたが、  
初めての愛撫による快感に、次第に小さく甘い声をあげ始めていた。  
 
「いい声だ、関羽よ。褒美にいいものをやろう。  
もっと淫らな声で鳴いてみせよ」  
 そういって残忍な笑みを浮かべた曹操の手には  
小さな円筒状の玩具が握られていた。  
かちり、とスイッチを入れると、  
ピンク色のそれは軽いモーター音と共に振動を始める。  
それが何に使われるものなのか関羽にはわかっていないせいか、  
その動揺からか関羽は視線を彷徨わせる。  
「どこまでお前が耐えられるのか見ものだな、関羽」  
 曹操は動揺を隠しきれない関羽の表情に満足げに笑うと、  
指で関羽の花弁を押し広げた。  
 
 ゆっくりと、焦らすように、その器具を這わせていく。  
そしてある一点で手を止めると、  
円を描くようにしてその突起を弄ぶ。  
クリトリスに直に刺激を与えられ、  
関羽は身をよじってそれから逃れようとする。  
だが、拒否の言葉より先に口をついたのは淫らな喘ぎ声だった。  
 
 更に、曹操は指が滑りそうなほどぬるぬると蜜で濡れているそこに、  
振動しているローターの先端部分を沈めていく。  
膣に進入してくる初めての異物の感触に、  
関羽は抗いがたい快感が下腹部に広がっていくのを感じていた。  
 それでも手の平に収まるほどの小さな器具では、  
それ以上の満足を与える事はできない。  
とろ火であぶられる様に、欲望だけを焦らされ、  
いつしか関羽は曹操を媚びる様な目つきで見上げていた。  
 
関羽の半分ひらかれた唇からは、唾液が一筋、あごへと伝っている。  
 曹操は頬を上気させた関羽の唇を舌でゆっくりと割った。  
舌と舌が絡まりあい、唾液がすっと空中に銀の弧を描く。  
「ずいぶん物欲しそうな顔だな、関羽。  
そんなに物足りないか?」  
 曹操は喉の奥でくっくっと笑いを漏らす。  
「あの関羽が涎を垂らしながら男を求めるとはな……  
まぁいい、俺の魔神もお前を求めてさっきから暴れてるようだな。  
まぁ望み通り、魂まで喰らい尽くしてやるよ…」  
 
 曹操はそう口にするなり、短い気合の声と共に  
関羽の右腕を繋いでいた鎖を砕く。  
そして関羽を抱きかかえるようにして立ち上がらせ、  
右膝を胸の位置まで上げさせると、  
硬くそそり立った己のものを入り口にあてがった。  
 狭い膣口が肉棒によって徐々に開かれる痛みに、  
関羽は唇を噛みしめる。  
「あ……っく、うぅっ…」  
 破瓜の痛みに耐えかね、関羽の食いしばった唇からは、  
苦しそうに声が漏れる。  
かまわず曹操は奥へと最深部まで一気に挿入した。  
「身体から力を抜け、関羽。痛いままだぞ」  
 そうささやくと曹操は関羽のウエストに手をかけ、  
力を込めて打ちつけ始める。  
 
 遠慮のない曹操に、関羽は小さく悲鳴をあげる。  
力を緩めるよう懇願しても、その律動は緩められるどころか、  
一層早くなり関羽の秘所を突き上げる。  
関羽は目を閉じ自由になった右手で必死に曹操の首にしがみつく。  
ピストン運動に揺さぶられながら、内側から間断なく責め立てる  
硬く熱い物に、次第に関羽の身体は順応し始めていた。  
膣口が激しく脈打ち、尿意にも似た感覚が関羽を襲う。  
「んっ…っ……あぁ、んぁっ…ぁ…!」  
 頂点に達すると、背中を仰け反るようにして数回喘いだ後、  
関羽の体はびくり、と小さく痙攣した。  
 
「だらしねぇな。まだおわってねぇぞ」  
力を失い、曹操の腕の中でぐったりとしている  
関羽の頬を軽く叩いて再び覚醒させると、休むことなく責め立てる。  
 一度達したせいで簡単に次の絶頂に達してしまう関羽を休ませず、  
容赦なく律動を関羽の身体に叩き込む。  
 肉と肉がぶつかる音と、関羽の淫らな声だけが地下室を満たす。  
「お…願い、曹操、ゆる…して私、もう…だめぇ…  
おかしく、なり、そう…っ…!」  
「そうか?そう言ってるわりには  
下の口は随分しっかり咥え込んでるみたいだけどな」  
必死の懇願にもあくまで冷酷な曹操の口調に、  
立て続けに絶頂を迎えさせられている関羽は、  
とうとう哀願を始めた。  
 
「何でもす……るか、らっ…ゆるし……て」  
 とうとう限界を迎えた関羽がずるずると床にへたり込むと、  
曹操はその先から迸る液体を思い切り関羽の顔面にぶちまけた。  
白濁した液体を顔に浴び、  
完全に曹操に征服された関羽の脚の間からは、  
我慢しきれなかった透明な液体が、  
音もなくコンクリートの床に広がっていった。  
 
 
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 頬を軽く叩かれて、関羽はけだるそうに目をあけた。  
と、半笑いの表情の曹操が覗きこんでいる。  
「よう、お目覚めか?初めてイッちまった気分はどうだよ?」  
 絶頂に達する寸前の痴態を思い出し、関羽は言葉につまる。  
信じたくはなかったが、自分の口で喘ぎ、  
更に赦しまで求めた事をまざまざと思い出すと、  
関羽の身体は自然と身体が熱くなった。  
 
「で、何でもするんだろ?」  
 関羽は唇を噛んで俯いたが、やがて口を開いた。  
「何を…させる気だ」  
「簡単だ。俺の配下として戦ってもらう」  
「承知した。一度した約束を違える気はない」  
「それを聞いて安心した。改めて歓迎するぜ、関羽雲長」   
曹操がやっと関羽のもう一方の鎖の戒めを解いた。  
やっと自由になった関羽は、立ち上がろうとしたが  
脚に全く力が入らないことに気づいた。  
曹操には気づかれまいとしたが、両脚ががくがくと震えて、  
立てそうにない。  
 と、曹操の低い笑い声が聞こえる。  
「立てないのか?まさかお前が足腰立たなくなるとはな。  
なんだったらショーツも穿かせてやろうか?」  
「ふざけるな!そんな助けなどいるか」  
 そうは言って強がって見せたものの、  
実際はショーツを穿くのが精一杯で、屈辱的ながら、  
関羽は仕方なく曹操に抱きかかえられることとなった。  
 
 と、曹操がポケットからおもむろに何かを取り出す。  
「関羽、お前にはここにいる間中、これをつけてもらう。  
念のためだ」  
関羽は曹操の手の中にあるものを見て、目を疑った。  
「まさか、1日中…それ、を?」  
「リモコンで起動できるようになっているから、  
おかしな行動はしない事だ。  
性能はさっき確認させてやっただろ?」  
 関羽はただ呆然と曹操を見上げる事しかできなかった。  
 
 曹操が関羽を抱きかかえて出てきた所で  
夏侯惇はおい、と声をかけた。  
見れば関羽は鎖どころか手錠もしていない。  
完全に投降しているとはいえ、  
成都最強の闘士である関羽を野放しにするのは  
あまりにも危険だった。  
 夏侯惇は語気を強めて曹操につめよる。  
「孟徳、関羽の鎖を解いたのか?!  
そいつを野放しにするのは危険すぎるぞ」  
「別の鎖でつないである。心配するな。なぁ関羽?」  
曹操の問いかけに関羽は無言のままうつむいたが、  
その太ももは小刻みに震えていた。まるで何かに耐えるかのように。  
「どういう…ことだ?」  
夏侯惇は眉をしかめる。  
「すぐにわかる。夏侯惇」  
 そう呟いた曹操の口はしには、  
噂に違わぬ酷く残忍な笑みが浮かんでいた……。  
 
 
終  
 

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