遠くで体操をしている同級生達のざわめきが聞こえる。  
体操服姿の典韋は、一人、屋上でその様子をぼんやり聞いていた。  
 
二人一組になってやる体操なんて嫌い。  
あたし、皆に嫌われてるもの...。  
絶対また、無視されていじめられる。  
だから、こっそり抜け出してここに隠れていることにした。  
どうせ誰も...先生も気づかないんだもの...。  
授業が終わったら、こっそり教室に戻ればいいよね?  
その方がみんなに迷惑がかからないもん。  
 
「おやぁ?サボりかい??悪いコだなぁ。」  
いきなり声が聞こえた。振りむくと、作業着姿のおじさんが2人いた。  
良かった。先生じゃなくて。  
でも、授業に戻りなさいって、やっぱり叱られるのかな...。  
 
「一人かい?」  
「は...はい。」  
うなずく典韋に、にやりと笑い返し、男二人は目配せをする。  
一人が屋上への扉に鍵をかけた。  
「おじちゃん達は、君の事知ってるよ、典韋ちゃんだよね?ここで会えて本当に嬉しいよ。」  
「え...?」  
会えて嬉しい、なんて人に言ってもらったの、初めてだ...。  
ちょっと恥ずかしくなって下を向いた。  
その時、いきなり、黒い影が掴みかかってきた。  
「きゃっ...!?」  
 
「おい、そっち持て!」  
目の前がぐるぐるする。何?なんで...?  
体を横抱きにされて、給水棟の影に乱暴に運ばれた。  
驚きで、動けない体をコンクリートの地面に引きずり倒される。  
 
「な、何するんですかっ?!やだっ!」  
必死でもがいた。体の上におじさん達がいて、のぞきこんでいる。  
「そんなー、とぼけちゃって!典韋ちゃんはエッチな事いっぱいしてるんだろう??」  
「おじちゃん達もさせてよぉー!」  
 
この人たち、あれを...するつもりだったんだ...!!  
ようやく男たちの目的に気づいた典韋は青ざめた。  
「ち、違います!!あたし、そんなのしたくない。止めて!やだ!!」  
いくら言っても無駄だった。体操服の裾が捲り上げられる。  
 
荒い息をしながら、おじさんは乱暴に、ピンクのブラジャーごと胸を鷲掴みにした。  
「痛い!」  
「ちょっと固くってぇ、膨らみかけってところだよな。いいねぇー!」  
嬉しそうにそういいながら、ブラを剥ぎ取っていく。  
「い、い、いやっ!」  
「おい、早く下も脱がせろよ!」  
「待てったら!うう、体操服とブルマ...たまんねぇっ!」  
 
ブルマとパンティをまとめて膝まで下ろされる。  
あそこが、空気にさらされる。  
「嫌だ。止めて...お願い...!!」  
今度こそ必死で暴れた。  
「可愛いよ...典韋ちゃんの、ちっちゃい、おっぱいとぉ、おまんこ。うう、もう...!」  
 
おじさんは、ブルマが引っかかったままの膝を抱えて、そのままぐっとのしかかって来た。  
お尻が浮き上がった。硬いものが、あそこに当たる。  
「ひっ...」  
そのまま止まらず中にぐぐっと入ってきた。  
「いやーーーっ!!!」  
 
涙がにじんだ。  
「うう...痛いよぉ...」  
ぐ、ぐ、ぐ、と固くて太い棒がお腹の中に出たり入ったりしていた。  
「う...うっく...止めてぇ...!」  
「い、いいよ。典韋ちゃん。これが、典韋ちゃんの中...とってもいいよぉ。」  
うめきながら、おじさんの動きはだんだん早くなってくる。  
おじさんが腰をぶつけてくるたびに、ゆさゆさと揺さぶられて、  
靴が脱げてきた。足先にひっかかったまま揺れてる。  
その揺れがどんどん細かく、激しくなってくる。  
「ひっ!ひぃっ...いっ!」  
「うう、出る...!!」  
「い、嫌ぁ!!!」  
お腹の中で、おじさんが熱いものをいっぱい出した。  
目の前が真っ暗なった。  
 
 
 
「おい!!早く替われって!!」  
初めの男を突き飛ばして、次の男が典韋にのしかかる。  
ぐったりした体から、ブルマとパンティをを剥ぎ取る。靴が地面に転がり落ちた。  
 
脚を思い切り開かれ、二番目のおじさんは、いきなり一番奥まで押し込んできた。  
「うぐ...っ!!」  
「うぉ...滑るねぇ!」  
そのまま大きな動きで、出し入れが始まる。連続してお尻を打ち付けられる。  
「もう嫌ぁ!もう止めてぇ!!」  
お腹の中を、あそこをかき回されて、泣き叫んだ。  
「止めて...!止めて...!お腹の中が、めちゃくちゃになるよ...!」  
「うう...可愛い、典韋ちゃん。もっとしてあげるよ...。」  
残酷な言葉通り、動きは勢いを増していった。  
 
 
 
 
二番目のおじさんも、あたしの中で出して、やっと終わった。  
「へへっ!ごくろうさん。」  
「おい、誰にも言うんじゃねぇぞ?!言ったらてめー殺すからな!」  
おじさん達は、最後にそう言って行ってしまった。  
 
誰かに言ってもどうしようもないよ。  
助けてくれる人なんか、いないもの...。あたしに味方してくれる人は、誰もいない。  
「ひっ...ひっく...うっう...。」  
涙がどんどん流れた。  
 
こんなあたし、死んじゃえばいいんだ。  
皆もいなくなっちゃえば、いいんだ。  
そうすればこんなに苦しくないのに。  
 
明るい青空の下で、典韋は一人で泣き続けていた。  
 
 
糸冬。  
 

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