夏休みが終わる3日前のこと  
 
「えーっ、今日も一緒に勉強するの?」  
中山朔美は、困惑した表情で電話に向かって話し掛けていた。  
夏休み明けにあるテストの勉強をしていた朔美の元に、電話かけてきたのは、山咲幸子だった。  
「だってー、全然わかんないんだもん。頼むから中山ちゃん、教えてよ。」  
こうして、幸子の必死なお願いを断りきれず、結局、朔美は幸子の家に向かうことになった。  
だが、朔美はあまり乗り気ではなかった。  
(だって・・・、見ちゃったんだもん。)  
幸子の家に向かいながら、朔美は昨日の勉強会のことを思い出していた。  
奥野有里は旅行に出かけていないため、勉強会は朔美と山咲幸子と吉田みゆきの3人で行なわれていた。  
「さっちゃん、ちょっと、トイレ借りるね。」  
朔美はそう言うと、部屋を出て、トイレに向かった。  
やがてトイレが終わって部屋に戻ると、二人の姿がなかった。部屋を出てから5分と経ってないというのに。  
「あれ、さっちゃんとみゆきちゃん、どこに行ったのかな?」  
不思議に思いながらも、誰もいない部屋の中で、一人勉強を始める朔美。  
しばらくして、隣の部屋からかすかに声が聞こえてくるのに気がつく。  
(何だろ?もしかしたら、さっちゃんとみゆきちゃん、隣の部屋にいるのかな?)  
朔美はそーっと部屋を出ると、声のする隣の部屋に向かった。  
声のする部屋の扉の前に辿り着く朔美。  
部屋に入ろうとして、部屋の中から聞こえてきた声に、ビクッと思わず動きを止める朔美。  
(あっ・・・さっちゃん・・・はぁ・・・ああ・・・)  
チュパッ、チュパッ・・・  
(吉田の胸って、やっぱ綺麗だな。それにここも・・・)  
グチュッ、グチュッ・・・  
(あああっ・・・はん・・・やああっ・・・)  
(吉田、もうここ、ビショビショだぞ。隣の部屋に中山ちゃんがいるから、興奮してるんだ。)  
(ああっ・・・そんなんじゃ・・・あぁぁっ・・・)  
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」  
中から漏れてきた声を聞き、朔美はしばらく、部屋の前で呆然と立ち尽くしていた。  
 
しばらくして、ようやく朔美は我に返った。  
(ええーーーっ!!!あ、あの二人、な、何やってるの!?)  
よく見ると、部屋の扉は少し開いていた。  
その隙間から、朔美は部屋の中を覗いた。  
そこから朔美が見た光景は、部屋の奥にあるベッドの上で裸で絡み合っている幸子とみゆきの姿だった。  
二人は、互いの秘所を擦り合わせて、激しく腰を動かしていた。  
「はぁん・・・あっ・・・さっ・・・ちゃん・・・」  
「吉田・・・ああっ・・・イイ・・・もっと・・・ああっ・・・」  
二人とも激しい快感に、目に涙を浮かべ、熱い吐息を吐きながら、激しく腰を動かし続ける。  
グチュッ、グチュッ・・・  
部屋の中に、二人の喘ぎ声と、淫靡な摩擦音だけが響き渡る。  
「はん・・・よ・・・吉田・・・私・・・ああっ・・・」  
「さっ・・・ちゃん・・・気持ち・・・イイよ・・・やぁ・・・あん・・・」  
二人はさらに激しく互いの秘所を擦り合わせる。  
「ああっ・・・さっちゃん・・・私・・・イッちゃう・・・」  
「吉田・・・私も・・・イッちゃう・・・イッちゃう・・・」  
だんだん二人の喘ぎ声が大きくなる。二人とも、絶頂は近かった。  
二人の秘所からは、おびただしい量の愛液が溢れ出ており、二人の太ももを伝ってシーツを濡らしていた。  
二人とも、さらに激しく腰を動かした。  
二人の体に、電流のような激しい快感が走る。  
「やっ・・・ああっ・・・イク・・・イッちゃう・・・ああああっ・・・」  
「ヤダ・・・さっちゃん・・・私も・・・あっ・・・あっ・・・ああああっ・・・」  
二人ともビクンと体を震わせると、そのまま絶頂に達した。  
しばらく二人とも荒い息のまま、しばらくベッドに横たわっていた。  
 
一方、朔美は扉の前から、そっと勉強部屋の方へと戻っていた。  
見てはいけないものを見てしまった。  
朔美はそう思い、何とか忘れようとしたが、所詮は無駄な努力であった。  
 
あの後、二人は何事もなかったかのように勉強部屋に戻ってきて、普通に勉強していたが、  
朔美には、そのこともまた信じられなかった。  
結局、昨日は朔美の勉強はほとんど進まなかった。  
(今日はユリさんも来るみたいだから、大丈夫だと思うけど、また昨日みたいなことがあったらヤダな。)  
朔美の足取りは非常に重たかった。  
 
朔美が幸子の家に着くと、すでにみゆきが来ていた。  
「おはよう、中山さん。」  
「お、おはよう、さっちゃん、みゆきちゃん。」  
笑顔で挨拶をする朔美だったが、ついつい変な妄想が頭の中をよぎる。  
「どーしたの?」  
朔美の様子を変に思って、幸子が朔美の顔を覗き込む。  
「な、何でもないよ。それより、勉強しようよ。」  
朔美は慌てて部屋に入る。  
「と、ところで、ユリさんは、まだ来てないの?」  
「えっ、ユリっぺ? もうすぐ来るんじゃないかな。」  
「そ、そう。」  
それを聞いて少しホッとする朔美だった。  
そして、いつものように勉強会が始まった。  
ごく普通の雰囲気で始まった勉強会だが、昨日のアレを見てしまったせいか、  
朔美は内心ずっとドキドキしていた。  
そうこうしているうちに、1時間が経過した。  
(ヤダ・・・また、トイレに行きたくなっちゃった。どうしよう。)  
トイレに行くのを一瞬とまどう朔美だったが、このまま我慢しているわけにもいけなかった。  
「さ、さっちゃん。ちょっと、ト、トイレ借りるね。」  
朔美はそう言うと、そそくさと部屋を出て行った。  
(早く、部屋に戻ろう。)  
朔美は、そう思い、早足でトイレに向かった。  
 
そして、朔美がトイレを出て部屋に戻ると・・・・・・  
やはり二人は姿を消していた。  
 
(ええーーっ!!!、できるだけ早くトイレから出てきたのに・・・)  
朔美は慌てて、隣の部屋の扉を見る。  
扉は、少し隙間が開いていた。  
(ええーーっ、ま、またなの!?)  
朔美はそう思いつつ、恐る恐る隣の部屋に近づく。  
そして、扉の前に辿り着くと、そっと部屋の中を覗きこむ。  
が、中には誰もいなかった。  
(あれ?、じゃあ、二人はどこに行ったんだろう?)  
誰もいない部屋の中を覗きながら、不思議に思う朔美。とその時・・・  
「やっぱり、気づいてたんだ。」  
「わっ!!!」  
突然、背後から抱きつかれて驚く朔美。  
背後から抱きついてきたのは、山咲 幸子だった。  
「さ、さっちゃん・・・」  
「中山ちゃん、一緒に遊ぼうよ。」  
幸子はそう言うと、朔美を部屋の中まで抱きかかえて連れて行く。  
「は、放して・・・」  
朔美は抵抗するが、体格が違いすぎた。  
朔美は、幸子によって、部屋の中のベッドの上に押し倒されてしまった。  
ベッドに倒れこんだ朔美の足元には、いつの間にか吉田みゆきが座っていた。  
「フフフ、中山さん、一緒に遊びましょ。」  
「それーっ!!!」  
幸子は声をあげると同時に、幸子は朔美のスカートを思いっきりめくった。  
「ヤ、ヤダーー!!!」  
朔美は抵抗するが、両足は幸子によってがっちりと押さえられてしまい、どうすることもできない。  
「キャー!!!、かわいいパンティね。」  
吉田みゆきは朔美の下着を見てそう言うと、朔美の下着に手をかけた。  
スルスルスル・・・  
朔美の足は固定されていたので、脱がせるのは容易だった。  
あっという間に、朔美はパンティを脱がされてしまった。  
 
幸子とみゆきは朔美の着ているものを、一枚ずつゆっくりと脱がせていった。  
朔美はなおも抵抗するが、二人がかりで、しかも幸子に押さえ込まれてしまってはどうしようもなかった。  
こうして、朔美は着ているもの全てを、二人によって脱がされてしまった。  
「さっちゃん、みゆきちゃん、やめてーー!!!」  
目に涙を浮かべて訴えかける朔美の様子を見て、少したじろぐ幸子。  
「すべては中山さんのためなんだよ。」  
吉田みゆきが朔美に向かって、笑顔で話し掛ける。  
「えっ、私の?」  
「そ、そうだよ。中山ちゃん、胸大きくなりたいだろ?」  
「えっ、そ、それは・・・、大きくなってほしいけど・・・」  
朔美のその言葉を聞いて、ニンマリする幸子。  
「胸大きくするにはどうしたらいいか知ってる?」  
幸子の質問に朔美は黙って首を横に振る。  
「こうすると、大きくなるんだよ。」  
そう言いながら、朔美の両胸を手で揉みだした。  
「ヤ、ヤダ・・・やめて・・・」  
「大丈夫だって、私達を信じてよ。  
中山ちゃんかわいいんだし、胸がもっと大きくなったら、林田センパイだってイチコロだって。」  
幸子の言葉で林田の顔が頭の中をよぎる。  
(林田先輩も、やっぱり胸の大きい人の方が好きなのかな?)  
次に朔美の頭の中に桃里の顔が頭をよぎり、慌てて首を横に振る朔美。  
「どしたの、中山ちゃん。気持ちよくなるのはまだ早いよ。」  
幸子はそう言うと、朔美の乳輪に舌を這わせる。  
「やぁ・・・あん・・・」  
思わず朔美が声をあげる。  
「おっ、中山ちゃん、気持ちよかった?」  
「ち、違うってば・・・」  
慌てて否定する朔美を見て、幸子の顔に笑みが浮かぶ。  
「いいって、いいって、女は大事なトコ触られたら、誰だって気持ちいいんだから。」  
「さっちゃん・・・」  
幸子の言葉に、みゆきは少しひいていた。  
 
「じゃあ、そろそろ真面目にすっかな。」  
「そうだね。」  
幸子とみゆきはそう言うと、朔美の体に本格的な愛撫を開始し始めた。  
幸子は朔美の両胸を手で揉みながら、口に乳首を含んで舌で丹念に愛撫する。  
一方、みゆきは朔美の足を舌で愛撫していた。  
みゆきの舌は朔美の太ももをなぞりながら、徐々に秘所へと近づいていく。  
「ちょ、ちょっと、二人とも、やめて!!」  
朔美はなおも抵抗するが、二人に体をがっちりと固定されてしまい、抵抗もままならない。  
二人の愛撫はなおも続く。  
「ダ、ダメ・・・だって・・・ばああっ・・・」  
朔美の呼吸がだんだん荒くなってくる。  
みゆきの舌は太ももを何度もなぞる。  
幸子は、朔美の両胸を寄せると、舌で両胸の乳首を交互に丹念に愛撫していく。  
「はぁ・・・ああっ・・・やっ・・・」  
朔美の口から、甘い声が漏れる。  
そのいつもとあまりにも違う自分の声に、朔美は驚き、そして激しい羞恥で体温がさらにあがる。  
しかし、羞恥にかられている暇は、ほんの一瞬しかなかった。  
二人の愛撫によって、朔美の体に今まで味わったことのない官能的な刺激が走り抜ける。  
その刺激が走るたびに、朔美の口から甘い声がこぼれる。  
(ヤ、ヤダ・・・こ、こんなの・・・ダメ・・・)  
しかし、朔美の気持ちとは裏腹に、朔美の体はどんどん熱くなっていく。  
幸子の舌が、みゆきの舌が蠢くたびに、朔美は声をあげ続けた。  
「中山さんのここ、かわいい。」  
みゆきが笑顔を浮かべながら、朔美の秘所を指で触る。  
「はぁっ・・・う・・・あっ・・・いやぁっ・・・」  
「中山ちゃん、気持ちいい?」  
「やっ・・・こ、こんなの・・・気持ちよくなんか・・・ないよ・・・」  
幸子の言葉に、朔美はあわてて否定する。  
「またまた、ずっと、いい感じで喘いでたじゃんか。それに・・・」  
幸子はそう言いながら、朔美の秘所に手を伸ばした。  
 
「あんっ・・・やっ・・・あっ・・・ああっ・・・」  
幸子の指が、朔美の秘所をなぞると、朔美の口からより大きな声がこぼれる。  
「中山ちゃん、ここ、こんなに濡らしといて、気持ちよくないわけないだろ。」  
幸子の指の動きが一層激しくなる。  
「うああーーっ・・・ああーーっ!」  
「さっちゃん、そこは私が先でしょ。ジャンケンで私が勝ったんだから。」  
みゆきが朔美の秘所を弄ぶ幸子に話しかける。  
そう、実は朔美が来る前に、あらかじめジャンケンをして、誰がどこを愛撫するかを決めていたのだ。  
ジャンケンで勝ったみゆきは、朔美の下半身を、負けた幸子が上半身を愛撫することになっていた。  
「わーった、わーったよ。でも、中山ちゃんが一回イッたら、次は私の番だからね。」  
そう言いながら、朔美の秘所を愛撫していた手を引っ込める。  
ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・  
一方、朔美は二人の会話に耳を傾ける余裕などなかった。  
初めての激しい快感に、呼吸は乱れ、肩で大きく呼吸をしながら、ぐったりと横たわっていた。  
朔美の顔はすっかり上気し、額には汗が浮いている。  
「中山ちゃんも、おとなしくなったことだし、今のうちに私達も服脱いどくか。」  
「うん、そうだね。」  
そう言うと、幸子とみゆきは着ている服を脱ぎ始めた。  
「いけね、中山ちゃん愛撫してて、気づかなかったけど、いつの間にか私も濡れてるわ。」  
濡れたパンティを脱ぎながら、サバサバと話す幸子。  
「さっちゃん、私も、濡れてたみたい。」  
みゆきも、パンティを脱ぎながら、幸子に話す。  
「じゃあ、続きやろっか。」  
「ウン、そうだね。」  
そう言うと、二人は再び朔美の体に触れ始める。  
幸子は、朔美の首筋を舌でなぞりながら、手で両胸を揉みはじめた。  
「キャー、中山さんのココって、綺麗なピンク色だね。ヒクヒクしてるよ。」  
みゆきは朔美の秘所を指で開き、中を覗きこむ。  
「やっ・・・あぁっ・・・はぁん・・・」  
朔美の口から再び甘い声がこぼれ出す。  
 
「フフフ・・・中山さん、カワイイ。」  
みゆきは目に涙を浮かべながら、悶えている朔美の顔を見て微笑むと、朔美の秘所に顔を埋めた。  
ピチャピチャ・・・  
「んっ・・・ああっ・・・あ、あううっ・・・」  
みゆきの舌が奏でる卑猥な音と共に、朔美の口から漏れる声が大きくなる。  
「じゃあ、私も・・・」  
幸子も、再び朔美に愛撫を始めた。  
左の乳房は、指で乳輪をなぞりながら頂点まで届かせ、既に硬くなった乳首をころころと転がす。  
右は乳輪ごと口に含み、舌先を尖らせて乳首を押しつぶすように愛撫した。  
「あ、ああ・・・だめ・・・あっ・・・うっ、うんっ・・・あっ・・・」  
「そう、中山ちゃん、もっと、もっと、登りつめて・・・」  
幸子が少し興奮した口調で朔美に話し掛ける。  
しかし、朔美に幸子の言葉は届いていなかった。  
二人から休むことなく与え続けられる快感に、ただただ声をあげ続けるしかなかった。  
さらに朔美を責め続ける幸子とみゆき。  
「ああ・・・や、は・・・はう・・・んんっ・・・あ・・・」  
朔美の様子が、先程と少し変わっているのに幸子は気づいた。  
「うあ・・・ああっ・・・んっ・・・んはあっ・・・あう、あううっ・・・」  
あれほど嫌がっていたのに、今は抗う声がほとんど聞こえない。  
それどころか、朔美は、みゆきが秘所を責めやすいように、無意識のうちに腰を浮かせていた。  
幸子が愛撫している乳首も堅く尖っていた。  
明らかに朔美の体は、二人の愛撫に反応していた。  
幸子は、そんな朔美の様子を見て笑みを浮かべると、再び舌を尖らせて乳首を刺激し始めた。  
みゆきは舌をうねらせながら、媚肉をねじ込むように舐め、肉芽を音がするほどに吸い始めた。  
「・・・んっあ・・・あっ・・・んっあ・・・ああ・・・んああっ・・・あ、あはあっ・・・」  
体中を絶え間なく責め立てられ、全身に脂汗を浮かべて裸身を悶えさせる朔美。  
そして、みゆきが舌で肉芽を激しく弾くと、  
 
「う、うああっ・・・ああっ・・・あああああっ・・・」  
朔美はたまらず背を仰け反らせて、ピクンッと腰を震わせると、くたりと脱力した。  
ついに朔美は絶頂に達した。  
 
「あーあ、中山ちゃん、イッちゃった・・・」  
幸子が朔美の様子を見て、ポツリとつぶやく。  
「どう、中山さん、気持ちよかった?」  
みゆきが笑顔で朔美の顔を覗き込む。  
しかし、今まで自慰すらしたことのない体で、生まれて初めて味わった絶頂に、  
朔美はまだその余韻でぐったりと横たわっていた。  
「まあ、無理もないか。中山ちゃん、多分初めてだろうし・・・」  
幸子がみゆきに話し掛ける。  
「じゃあ、私達だけで、続きやろうよ。中山さん見てたら、私も体が火照ってきて・・・。」  
「次は私の番だったのに・・・チェッ、しゃーねーな。じゃあ、続きは吉田とやるか。」  
幸子とみゆきはそう言うと、横たわってる朔美の横で、抱き合い始めた。  
 
とその時、部屋の扉が開いた。  
「やっぱり、ここにいたのね。」  
部屋の入口に立っていたのは、奥野有里だった。  
「ゲッ、ユ、ユリッペ・・・」  
有里の姿を見て、幸子の表情が変わる。  
「アンタ達、あれほど中山さんには手を出すなって言ったのに・・・」  
「ま・・・待て、ユリッペ、話せばわかる・・・」  
「どうせ、アンタが言い出しっぺでしょ。」  
有里はそう言うと、みゆきをどかして、ベッドに横たわっている幸子の体の上に座った。  
「問答無用!!!どうやら、おしおきが必要のようね。」  
有里はそう言うと、幸子の胸を力強く掴んだ。  
「い、痛い。」  
「何が痛いだ。こんなに乳首尖らせてて、こうして欲しいんでしょ?」  
有里はそう言うと、幸子の乳首をつまんでコリコリと刺激し始めた。  
「ひゃあっ・・・ユ・・・ユリッペ・・・はぁっ・・・んああっ・・・」  
幸子の表情が変わり、口から甘い声が漏れ出す。  
有里は幸子の乳首を舌で転がした後、乳首を軽く甘噛みして幸子を責め立てる。  
「んはあっ!・・んくくくくぅっ・・・ぃやぁ・・・あっ・・・はあぁぁぁぁ!!」  
激しい有里の責めに、幸子の官能に激しく火がついていた。  
 
有里は舌で幸子の乳首を愛撫しながら、右手を幸子の秘所にやる。  
「ひぁっ!」  
「んんーー?におうなぁ」  
有里はそう言うと、幸子の秘所を覗き込む。幸子の秘所は、既にビショビショだった。  
「アンタのここ、大洪水よ。本当はこうやって責め立てられるのが大好きなくせに。  
ほれっ、どうして欲しいんだ。言ってみなよ。」  
「ユ、ユリッペ・・・私のアソコを触って・・・あああっ・・・」  
幸子の言葉を遮るように、有里が幸子の乳首を甘噛みする。  
「アソコじゃわからないでしょ。ちゃんと答えなさいよ。ちゃんと」  
「は、はい。私のオマンコを・・・触ってください。」  
「そう、今度から言葉に気をつけるんだぞ。」  
有里は幸子の秘所に手をやると、指で秘所を激しく掻き回し始めた。  
「んくっ、はっ・・はあぁぁぁ・・・ダ、ダメ・・・そんなに・・・激しく・・・」  
しかし、有里は構わず、今度は指で秘所を掻き分けて、中の肉芽を舌で激しく責め立てる。  
「あっ、ダメ・・・あっ、あっ、ひあぁぁぁ・・・イッちゃう・・・イッちゃうよ・・・」  
「激しくされるのが大好きなくせに・・・。ホラホラ、我慢しないでイッちゃいなさいよ。」  
有里は幸子の肉芽を激しく責め続ける。と幸子の体に電流のような激しい快感が走る。  
「はっ!はぁっ・・あぁぁ・・ぃや・・・あっ、あっ・・・ひゃぁぁぁあああ・・・・・!」  
体を捩(よじ)るようにして幸子は身悶えた。  
「アンタ、もうイッちゃったの。相変わらず早いな。」  
肩で大きく息をしながら横たわっている幸子を見て、有里はヤレヤレという表情で呟いた。  
 
みゆきと、そしてようやく絶頂の余韻から冷めた朔美は、有里と幸子の絡みを呆然と眺めていた。  
(あ、あの二人って、こういう関係だったんだ。いつもの二人からは想像できないよ。)  
驚きの表情で、朔美はポカンと二人を眺めていた。  
熱くなっていた有里も、二人の視線に気がつき、ようやく我に返る。  
「わ、私としたことが、つい熱くなってしまったようね。」  
その時、朔美が部屋から出て行こうとしているのに気がつく。  
「どこに行くの?中山さん。」 みゆきが朔美に話し掛ける。  
「あ、あの、私、またトイレに行きたくなったから、行ってくるね。」  
その朔美の言葉を聞いた有里の眼鏡が怪しく光った。  
 
「あっ、中山さん、ちょっと待って。」  
奥野有里がトイレに行こうとする朔美に声をかける。  
「えっ、何、ユリさん。」  
「トイレに行きたいって言ってたけど、大と小のどっち?」  
「ええっ!!?」  
有里の質問に驚く朔美。  
「ま、まさか、ユリッペ・・・いくら何でもスカトロはまずいよ。」  
横たわっていた幸子が、起き上がって驚いた口調で有里に話し掛ける。  
「さ、さっちゃん・・・」  
幸子の言葉を聞いて、またしても少し引き気味の吉田みゆき。  
「アンタは黙ってな。話がややこしくなるから。  
で、どうなの、中山さん。大と小のどっちなの?」  
冷静な口調で奥野有里が朔美に話し掛ける。  
3人の会話を不安そうに聞いていた朔美だったが、有里の迫力に恐る恐る答えた。  
「えっ、しょ、小の方だけど・・・」  
それを聞いた奥野有里のメガネがキラリと光った。  
「そう、小、小なのね。」  
「う、うん・・・」  
その様子を見ていた幸子が何かを思い出す。  
「もしかしてユリッペ、あれをやるつもり?」  
「そうよ、準備するから、アンタも早く起きて。」  
「わかった。」  
幸子は返事すると、意味深な笑みを浮かべて朔美の方を見つめた。  
奥野有里も、メガネをキラリと光らせて、朔美の方を見つめていた。  
「何だかわからないけど、面白そう。」  
2人の様子を見て、興奮するみゆき。  
一方、  
(えっ、何、これから一体何が始まるんだろう?)  
朔美だけが、2人の意味深な表情を見つめながら、トイレに行くのも忘れて立ち尽くしていた。  
 
そして・・・  
 
「ヤダ、こんな格好。さっちゃん、離して、離して・・・」  
朔美の体は幸子に抱えられていた。  
幸子は、子供におしっこをさせるかのように両足を持った格好で、朔美を抱えていた。  
そのため、朔美の大事な部分は前から丸見えになっていた。  
「大丈夫だよ。中山ちゃん。今日は私達以外は家にいないから。」  
「いや、そういうことじゃなくて・・・」  
幸子と言い争う朔美。  
「中山さんのアソコ、綺麗な色してるね。それにまだ幼いって感じがしてかわいいし。」  
「でしょー。私も中山さんのアソコ見て、同じこと思った。」  
そんな二人をよそに、奥野有里と吉田みゆきの二人は、朔美の秘所の話で盛り上がっていた。  
その二人の話が聞こえてきて、耳まで真っ赤になる朔美。  
そうこうしている内に、4人は浴室にたどり着いた。  
幸子の体が大きいためか、普通より少し広い浴室だったが、さすがに4人で入ると少しせまく感じた。  
浴槽にはお湯が張られていた。  
「アンタ、お風呂沸いてるわよ。」  
「イヤ、ホラ、終わった後で、みんなで風呂に入ろうと思って用意してたんだ。」  
幸子は笑顔で有里に話す。  
「全く、こんなことは用意周到なんだから。」  
浴槽に張られたお湯を見つめながら、有里は少し呆れていた。  
「あの・・・話の途中で悪いんだけど・・・」  
朔美が有里に小さい声で話し掛ける。  
「どうしたの、中山さん。」  
「私、トイレに行きたいんだけど。」  
「ああ、おしっこがしたいって言ってたわね。」  
そういうと、有里は幸子に合図を送った。  
それを見た幸子は、朔美の足をより高く持ち上げた。  
「さあ、おしっこならここでしてもいいわよ。」  
有里が怪しい笑みを浮かべながら朔美に話し掛ける。  
「ええっ、こ、ここで?」  
朔美は有里の言っていることが一瞬よくわからなかった。  
 
「ダ、ダメ、ちゃんとトイレにいかせてよ。」  
「大丈夫だって。湯船にさえおしっこ入れなきゃ、流せば済むから」  
「さっちゃん・・・」  
「いいわよ、中山さん。早く済ませちゃって。」  
そう言うと、朔美を抱えている幸子の前でかがんで、有里とみゆきは朔美の秘所をじっと眺め始めた。  
「イヤ、ダ、ダメ・・・」  
もうかなり来ている尿意に耐えながら、必死で訴えかける朔美。  
「二人とも、ズルイよ。これじゃ、私何にも見えないじゃんか。」  
楽しそうに覗き込んでいる二人を見て、不満を漏らす幸子。  
「まあまあ、アンタにはトリを務めさせてあげるからさ。」  
「ホント?約束だよ、ユリッペ。」  
二人の楽しそうな会話を、朔美は懸命に尿意に耐えながら聞いていた。  
「中山さんのアソコ、ヒクヒクしてる。」  
じっと観察していた吉田みゆきが、みんなに聞こえるように話す。  
「ヤ、ヤダ、そんなこと言わないで。」  
「あら、中山さん。おしっこじゃなくて、別のものが出てきてるわよ。  
私達に観察されて興奮してるのかな。」  
「ち・・・違っ・・・」  
「中山さんが早くおしっこ出せるように、私も手伝ってあげるからね。」  
有里はそう言うと、朔美の秘所に手を伸ばして、弄び始めた。  
「やっ・・・ダ・・・ダメッ・・・ああん・・・」  
有里の指の動きに、朔美の口から思わず声が漏れる。  
「じゃあ、私も手伝ってあげるね。」  
吉田みゆきは、朔美の乳首を指で刺激し始めた。  
「はぁっ・・・ああっ・・・あん・・・あっ・・・」  
「ホラホラ、我慢しないで、出しちゃいなさいよ。」  
有里の指の動きが激しくなる。  
「やあ・・・ああっ・・・んっ・・・んはあっ・・・あう、あううっ・・・」  
激しい快感に朔美の顔は歪み、口からは喘ぎ声が漏れていた。  
「中山ちゃん、本当にカワイイよ。」  
そして、朔美の体を抱えていた幸子も、朔美の悶える様子を見て興奮していた。  
 
有里とみゆきの愛撫はますます激しくなっていった。  
「ダ・・・ダメ・・・それ・・・以上は・・・あああっ・・・」  
「我慢しなくてもいいのよ。中山さん。」  
朔美の耳元でやさしく話し掛ける有里。  
「そう、中山さん。我慢しなくてもいいのよ。」  
もう片方の耳元で、吉田みゆきがやさしく話し掛ける。  
二人にやさしい言葉を耳元で囁かれて、朔美の緊張が一瞬緩んだ。  
その瞬間を奥野有里は見逃さなかった。  
キラリと怪しく眼鏡を光らせると、朔美の秘所に今まで以上の刺激を一気に与え始めた。  
「ああああっ・・・・ダメ・・・出る・・・・出ちゃう・・・よ・・・・」  
「いいよ、思い切り出して。」  
そう言うと、尿道を指で刺激を与えた。  
「ダメ・・・出ちゃう・・・・出・・・ちゃう・・・ああああっ・・・・」  
朔美の秘所がヒクヒクしだすと同時に、朔美の秘所から黄金水が放物線を描いて飛び出した。  
シャアアアアアア  
「あああっ・・・・ああっ・・・・」  
体を脱力させて、声をあげながら、朔美はしばらくの間、放尿し続けた。  
両足は幸子にがっちりと抱えられているため、朔美の放尿は2人からは丸見えだった。  
「中山さん、気持ちよさそう。」  
朔美の表情を見つめて、ポツリとつぶやくみゆき。  
長い間耐えて来た尿意から、ようやく解放された安堵から来る表情を朔美は浮かべていた。  
よほど耐えていたのか。随分長く放尿は続いたが、しばらくすると放尿も止まった。  
「やっと、止まったわね。」  
そう言いながら、朔美の秘所を見つめていた有里があることに気づく。  
「中山さん、どうやらさっきのでイッちゃったみたいね。」  
よく見ると放尿の後半に出ていた液体には、おしっこ以外のものも多分に含まれていた。  
朔美はグッタリとなっており、朔美の体を抱えている幸子の体にもたれかかっていた。  
その時、朔美を抱えていた幸子の秘所からシャアアアアという音が聞こえてきた。  
「ちょっと、ちょっと、何で、アンタまでここで漏らすのよ。」  
有里が幸子に話し掛けたが、幸子の表情を見て全て悟った。  
そう、朔美を抱えていた幸子も興奮して絶頂していたのだ。  
 
「・・・・・・ったく、なんてアンタがイッちゃってるのよ。」  
有里が呆れた口調で幸子に話し掛ける。  
「あうっ・・・だ、だって、中山ちゃんが・・・」  
「さっちゃん、中山さんが悶えてるの見て、興奮しちゃったんだ。」  
みゆきが笑顔で幸子に話し掛ける。  
「ウ・・・ウン。」  
「まあいいわ。それより、ここの後かたずけしましょ。」  
「ええっ!!!」  
「で、もうめんどくさいから、このままみんなでお風呂に入っちゃいましょ。」  
有里が2人に話し掛ける。  
「でも、この浴室、今かなりにおうんだけど・・・」  
みゆきが有里に話し掛ける。  
「ったく、アンタが漏らすからだよ。」  
「そ、そんな、私だけのせい?それに私、まだ中山ちゃんと・・・」  
「アンタ、こんなになってる中山さんをこれ以上責め立てる気?」  
「う・・・それは・・・」  
「心配しなくても、中山さんとはこれからもチャンスがあるから、今日はここまでにしましょ。」  
「う・・・わかったよ。」  
3人は意識を失ってる朔美を浴室の外に出してそっと横にした後、浴室の中を掃除し始めた。  
 
そして,1時間後・・・  
 
「もう、みんなひどいよ。」  
朔美は湯船に浸かりながら、3人に話し掛ける。  
「中山さん、最初に計画を立てたのはコイツだから。」  
有里はそう言いながら、幸子の背中を思いっきり叩く。  
「ちょっと、痛いって。」  
背中を叩かれた幸子が、涙目で有里に訴えかける。  
「でも、ユリさんのアレが一番きつかったよ。」  
朔美が少し怒った表情で、有里の方を見て話す。  
「えっ、そ、そう?」  
朔美の表情をチラッと見た有里は、朔美の視線をそらしながら、ごまかすように体を洗い始めた。  
 
「でも、中山さん、すごく気持ちよさそうだったよ。」  
一緒に湯船につかっていた吉田みゆきが、朔美に話し掛ける。  
「やっ、そそそ・・・そんなことは・・・」  
みゆきの言葉に、真っ赤になりながら慌てて否定する。  
「またまた、中山ちゃん、アンアン言って悶えてたじゃんか。」  
幸子が朔美に話しながら、湯船に足を入れる。  
「そ、そんなこと・・・」  
「オイ、そんなことより・・・」  
朔美の言葉を遮るように、有里が幸子に話し掛ける。  
「何、ユリッペ。」  
「既に2人お湯に浸かってて、ただでさえそこ狭いのに、これ以上入ってどうするよ。  
アンタが入ったら、絶対にお湯溢れるぞ。」  
「だって、私だけ中山ちゃんと楽しめなかったんだよ。せめてお湯の中でいちゃいちゃするくらい・・・」  
そう言うと、勢いよく、朔美に抱きつく格好で、湯に浸かった。  
「きゃー、ちょ、ちょっと、さっちゃん・・・」  
「さっちゃん、お湯がこぼれてるって。」  
「あーあ、言わんこっちゃない。」  
幸子が飛び込んだことで、お風呂の湯が溢れ、浴室の方へ流れ出していた。  
「まあ、いっか。」  
浴室で戯れる幸子と朔美の2人を、有里は少し笑みを浮かべながら眺めていた。  
 
「ねえ、中山ちゃん」  
「な、何、さっちゃん。」  
「柔道部にさ、結構きれいな女の先輩いるじゃんか。」  
「えっ、もしかして森先輩のこと?」  
「そう、今度は、その森先輩も仲間に誘ってみよっか。」  
笑顔で語る幸子を見て、逆に青ざめる朔美。  
「ちょ、ちょっと、さっちゃん、森先輩までこんなことに巻き込まないでよ。」  
「そうだよ、さっちゃん。こんなこと林田先輩にバレたら、中山さんだって困るでしょ。」  
桃里を仲間に入れようと考えた幸子だったが、朔美とみゆきに反論されては、渋々引き下がるしかなかった。  
 
そして、夏休み最後の夜・・・  
 
「ヤダ・・・本当に胸おっきくなってる・・・」  
朔美は自分の胸が少し大きくなっていることに驚いていた。  
「林田先輩もやっぱり胸が大きい方がいいんだろうなあ。」  
自分の胸を手で触ってみる。  
林田のことを思ってるせいか、体が熱い。  
「ああっ・・・林田・・・先輩・・・」  
その夜、朔美は、衝動を押さえきれずに、林田のことを思いながら、  
熱くなった自分の体を自分の手で慰め続けた。  
 
そして、2学期最初の日・・・  
 
「わかった、胸が大きくなった。」  
「ち、違います。」  
皮村の質問を、慌てて否定する朔美。  
2人の会話を聞いたベリ子が、朔美を連れて部室の外に出て行く。  
「サクチン、胸ちょっと大きくなってるョ。」  
「そ、そうですか。」  
「どうやって、大きくしたの?」  
「えっ・・・いやっ・・・別に何も・・・」  
ベリ子の追求に、朔美は下を俯きながら答える。  
もちろん、本当のことなど言えるわけがない。  
「サクチン、あたち達の間で隠し事はなしだョ。」  
「い、いえっ、本当に何もしてないですってば・・・。」  
朔美は、ベリ子の追求を必死でかわし続けた。  
もちろん、ベリ子が納得するわけはなかったが、朔美の口が思った以上に堅いので、  
ここは渋々引き下がるしかなかった。  
(こ、こんなこと、絶対に言えないよ・・・。林田先輩に知られたら大変だし・・・。)  
朔美はこのことは絶対に誰にも言わないでおこうと、あらためて堅く心に誓うのであった。  
そんな朔美を、ベリ子がジト目でしばらく睨み続けるのであった。  
                                       (END)  
 

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