あのままいると何かが変わってしまう──  
  そんな気がした。そんな気がしてた。だけど大丈夫。  
  明日からいつも通り。楽しい雰囲気の部活。そう信じた。  
 
「や、やっほーっ!みんな元気ー?」  
「あ! 森さんなんか今日は元気いいねー」  
「え? あ、っそかなーあははっ」  
「あ、森さん!」  
「あ、あの林田君、昨日はほんとごめんっ」  
「え? ああ。全然きにしてないから」  
 そういって笑う林田の顔を桃里はまともに見られなかった。  
 いつもと同じ練習風景のはずだったのに、いつもの楽しい部活のはずなのに。  
笑えない自分に戸惑いを隠せなかった。どうしよう。ずっとこのまま?  
そんなのはやだ……。  
「…………」  
 そんな桃里の様子を藤原はそしらぬふりをしながら見ていた。  
 
「チョメジ、用事ってなんだよ」  
「いや拙者は虎呂助に呼んでこいといわれただけよくはしらんのだ」  
「んだよ……藤原のヤツ自分でくりゃいいじゃねぇか」  
「まて」  
「ここで中の様子を窺って頃合い見て入って来いだそうだ」  
「ん……いったいなんで……あっ……森さん……」  
 柔道場の中には桃里と藤原が二人きりで対峙してた。  
「なんで森さんと藤原が……」  
 そう思ってると藤原が話を切り出し始める。  
「モリモリ……あなた、入院してる時の部長のギプスの皮村の落書き見たでしょ?」  
「え!あ……その……やっぱり皮村君のいたずらだったんだ」  
 
「え……」  
 隠してたはずなのに……。林田の顔が恥ずかしさで真っ赤になる。  
「いたづらだけど、ぶちょーが貴方に惚れてるのは本当よ」  
「──っ」  
「──っ」  
 同時に林田と桃里が驚く。  
「藤原っ! なんてことを……」  
「そ、そんなこと言われても……困る……」  
「あうっ」  
「か、亀太郎大丈夫かっ!?」  
 恥ずかしそうに俯き、視線をそらす桃里。その桃里の憂えてる仕草に脈無しと見て  
気を失いかける。チョメジが林田を支えるもその額からはハラハラと何本か毛が  
抜けていっていた。  
「でも気付いたでしょ? 逃げてるだけじゃいつもの状態にもどれなかったって」  
「う……」  
「これからの事、これまでの事、考えて判断なさい。そこにぶちょー呼んであるから?」  
「ええっ!?」  
 それを合図にチョメジが扉を開け、林田を部屋に押しやる。  
「林田君……」  
「も、森さん……」  
「あとは二人でなんとかしなさい」  
 そう言い残して藤原は道場から出て行った。  
「虎呂助よ。しばらく放っておくのではなかったのか?」  
「今日の部活の状況みたらね。居心地いい場所が続くとは限らないわ。  
戻れないなら進むしかないんだから。だめだったらその時はその時ね」  
 
 柔道場に残ってるのは林田と桃里だけだった。落ち着かない様子で林田が話しはじめる。  
「あ、あれ見られたんだ……隠してたんだけどな……はは……」  
「う、うん。マフラー忘れてて……取りに帰ったときに林田君寝てたから  
起こしちゃ悪いと思ってそしたら……」  
「あ、あはははは、あれはその皮村のヤツが勝手に落書きしてさ」  
「うん。じゃないかって思ってたんだけど……」  
「…………」  
 困惑してる桃里の顔はほんのりと赤く、今に泣きそうなくらい、目が潤んでいた。  
「そう思ってたんだけど……意識しちゃってなんかいつもみたいに  
楽しい部活じゃなくって……」  
「森さん……」  
「それでどうしてこうなったのかがわかんなくて……」  
「森さん……」  
 そういって俯く桃里をみて息を吸い込み意を決したように告白する。  
「俺、森さんの事好きだ。先に皮村に書かれたの見られたり、藤原に言われちゃったりしたけど……」  
「林田君……」  
「…………」  
 林田の心臓の鼓動が聞こえるのじゃないかと思うくらい高鳴る。  
「ごめん……わからないよ……なんて言ったらいいか……」  
「…………」  
「嫌いとかじゃなくてっ……私そういうのよくわからないから……  
人好きになるのとか……」  
「前に森さん言ってたよね? 笑ってたら楽しい気持ちになってくるって。  
俺は君が笑ってるのを見てると楽しい気持ちになるんだ」  
 
「私は……わかんない……今日みたいな気持ちが……続くのは……  
耐えられないかも……」  
「ん……そっか……なんかごめん……これで俺の態度が変わることはないから  
いつも通りに部活に来てよ。そしたらきっと元に戻れるんじゃないかな」  
 林田が乾いた笑いが切ない。  
「それじゃまた明日……」  
 このまま林田が去ればひょっとしたら、元に戻れるのかもしれない。だがそれは  
昨日桃里がした保留という行為ではなく明らかな関係の終焉であった。それはい  
やだと思った。桃里のうまく整理しきれず混乱した脳裏にいろいろな事が思い出さ  
れていく。文化祭のあとで二人で喋ったこと、時計台で落ちる私を助けようと飛び  
降りてくれたこと、バーベキューでの雨宿りの事……。なんだか締め付けられる  
気持ち。ふと皮村の言ったことを思い出す。  
『なんか林田だけ異性として意識してるって感じなんだよね』  
 やっぱそうなのかな……私……林田君のこと……。俯いていた視線をちらりと上  
げる。出て行こうとする林田を目で追う。  
「は、林田君!」  
 呼び止められて振り向く。桃里がぎゅっと両手を握りしめて何か決心したような表  
情で林田を見つめていた。  
 
「よく分からないんだけど……私も……林田君のこと……好き……なのかも……」  
「え……」  
「こ、こういう事……こういう気持ち、は……初めてだから」  
「森さん……」  
 林田の目がうるうると潤み出す。  
「森さーん!」  
「え……あっきゃっ!」  
 感極まった林田が桃里にかけより抱きしめた。抱きしめられて更に胸の鼓動がはや  
なる。思い出すのはどっきりを仕掛けたときに抱きついてきた時のこと。このドキドキが  
嫌だった。意識してると思う事が嫌だった。でも認めてしまうとそのドキドキがなんだか  
今は気持ちがいい。自分の鼓動と同じくらいに林田のも早く大きかった。  
「森さん……」  
 少し体を離し自分を見つめてうわずった声を出す林田。あ、これって……。ぎこちない  
動きで林田の顔が近づいてくる。やっぱり……! えと……どうしよう……。とりあえず  
目をつぶる。なんとなくわかる近づいてくる顔。あ、来る。と思った瞬間二人の唇が触れ  
あう。キス……してる……林田君とキス。遠慮がちに唇を触れただけの軽いキスが林  
田らしかった。初めてのキスに頭が真っ白になっているのはお互いに。真っ白な状態  
であるが故に林田は気付かず、桃里が気付いてしまう。  
「あ、あの……林田君……その……当たってるんだけど……」  
「え、あ……ごめっ」  
 初めての意識しての抱擁、初めてのキスに興奮しきってしまっていて桃里の言葉で  
ようやく大きくなった自分の物が桃里の下腹部に触れてしまってると気付く。  
「も、森さんの胸が柔らかくて……じゃなくてっゴメン!ほんとゴメン」  
「…………」  
 そういわれて桃里の方も自分が胸おしつける形になってたことに気付き今まで以上に  
紅くなる。思わず胸を隠すポーズとる。  
「あの……っ」  
「え?」  
「林田君もやっぱり胸触りたいとか……思うの?」  
 
「え、ええーっ? それはそのなんというか……触りたくないなんて思わないけど……」 なんてこたえるのが正解が解らずしどろもどろになる。桃里の方もドキドキして自分が何いってるかなんて冷静に判断できてる状況ではなかった。  
「今だったら……触ってもいいよ……」  
 キスによる高揚感のせいか普段なら言えない、言うはずもない言葉を口にする。  
「え……いい……の?」  
「………うん」  
 恥ずかしそうに顔をそらしたそれが合図のつもりだったのだろう。胸を隠してた手を  
ずらす。ドギマギと手を延ばし制服の上から桃里の胸をさわる。指が触れた瞬間ビクン  
と身震いする桃里。恥ずかしさに耐えてぎゅっと目をつむっている。そのまま手を置くよ  
うに桃里の胸を包むと手のひらの中にふにっとした感触が伝わってくる。これが森さん  
の胸……。前につっこんだ時は手の甲だったけど今回は手のひらの中に。アレ?でも  
なんかこの感触前にも知ってるような……なんだっけ?と思ったのは一瞬で。すぐにそ  
の柔らかさと桃里の胸を触っているという行為で頭の中を占められてしまった。おそる  
おそる揉んでみる。抵抗感の無いなんともいえない触り心地。  
「んっ……」  
「あ、ごめん……痛かった」  
「痛いというのは無いけどすごくドキドキしてるかな……」  
「……き、きも、気持ちいいのかな?」  
「それは……ちょっとわかんない……」  
「あ、あの……またキス……して……いいかな?」  
「え……あ……うん」  
 改めて聞かれることにまた別の羞恥心を感じる。それでも拒否の意志はなく林田の  
言葉を受け入れた。再びされたキスはさっきのキスとは違い、より唇が触れ合い長  
かった。その上桃里はさっきから胸を揉まれ続けていた。興奮とドキドキ感で自分の  
息が荒くなってるのが解った。キスしてるから当然鼻息になって、それが林田にばれる  
のがすごい恥ずかしくてたまらなかった。もっとも林田はそれ以上に興奮して息を荒げ  
それどころではなかった。そして。  
 
「ん……は、林田君っ、ちょっとっ……」  
「ご、ごめん……」  
 手を制服の下に入れようとしたのに桃里が驚く。  
「たまらなくなって……調子に乗りすぎだよね……」  
「ん……ここだと……人が来るかもだから……」  
「えと……じゃ、じゃあ部室で……」  
「それなら……」  
 なんとなく無言で。二人で部室に移動する。二人とも内心ドキドキでいっぱいだった。  
部室に移動することの意味をお互い意識してしまっている。このまま……。  
 
ガチャリ  
 鍵が掛けられる音がことさら大きく感じられる。二人とも恥ずかしくてまともに顔を  
見ることができなかった。一度離れてしまうとなかなかにさっきの続きといきづらく、  
手を出しあぐねていた。このままでは埒があかない。林田が意を決して桃里に迫る。  
さっきOK出してくれたんだ。ここは男として俺がいかないと……と。  
「あ……」  
「も、森さん……」  
 その意気込みに気圧されつつ後ずさろうとする腕をつかまれる。そして3度目のキス。  
「ん……んむ……」  
 さっきよりも情熱的なキスに苦しくなる。その苦しさが心地よかった。林田君……。  
そう心で呼んでみる。聞こえはしないだろうがそう呼ぶのが気持ちよくキスの最中何度  
も心で名前を繰り返す。再び林田の手がそっと制服の中に手を入れてくる。ひんやりと  
した手の感触が腹部をまさぐる。  
「んっ……ん……」  
 すべすべな肌だな……。下から差し込んだ手のひらに熱く柔らかい桃里の肌の感触。  
自分の手に反応して眉根をよせている桃里の表情も愛くるしかった。そしてついに桃里  
の胸に到達する。ゆっくりとブラ越しに柔らかい膨らみを触る。ブラの布地越しにある  
乳房とは違う感触が徐々に固くなり始める。森さんの乳首……固く……なってきてる。  
ゴクリと喉が鳴る。  
「もも、森さん……み、見ちゃだめかな?」  
「え……その……胸……?」  
「うん……だめ」  
「は、恥ずかしいよ……」  
「でも見たいんだ……」  
「なんだか……林田君……皮村君みたい……」  
「っ!」  
「あ、林田君……?!」  
 か、皮村と一緒……その言葉に少なからずショックを受けてしまう。  
へなへなとその場に崩れ落ちる。  
「か、皮村と……」  
「あ、あの、そういう意味じゃなくてっ」  
 皮村がいたら凹むであろうフォローも効力は無かった。  
「ううっ……」  
 ちょっと困った風にため息を吐く。  
「じゃ……ちょちょっとだけ……だよ?」  
「え……? あ……」  
 顔を上げると桃里がおずおずと制服を捲っていくところだった。淡いピンクのブラが  
視界に入る。そなまま片手で捲り上げて胸元で落ちないように押さえる。その動作で  
大きな胸が更に胸元によせられている。  
「やっぱ恥ずかしい……」  
「そんな……すっげぇ綺麗です……」  
「ブラは……あの、林田君が……」  
「え……うん……」  
 さすがに自分でブラを捲るのは恥ずかしすぎて出来なかったらしく林田に任せる。  
それでも恥ずかしさに変わりはなく目を閉じて顔を背ける。  
「──!」  
 ぎこちなく片手でブラを上にズリ上げると、やわらかい胸がぶるんと露わになる。  
形の良い胸の頭頂に薄い桃色の形の良い乳首が恥ずかしそうにそれでいてぷっくりと  
自己主張している。その先にそっと指をそわせる。  
「………んっ」  
 ビクンと体を震わせると同時にその双丘も揺れる。思い切って桃里の乳首を摘む。  
あ……今森さんの胸さわってる……そう思うとたまらなかった。そして今度は直に桃里  
の胸を手のひれでつつみこんでやさしく揉む。手のひらの中で隆起してる乳首が気持  
ちよかった。  
 
「あ……んんっ……ん」  
 だんだんと熱を帯びた吐息になっていく桃里に興奮する。不意に桃里がぺたんと  
座り込む。  
「あ、森さん……」  
「はぁ……はぁ……なんか私ばっかり……林田君ずるいよ……」  
「あごめん……て……みたいの?」  
「え──っ。そそれはその……」  
 恥ずかしそうに顔を背ける桃里を何度見ただろうか。とりあえず桃里だけ脱がせてし  
まってる事は確かに不公平に思われた。  
「え…あ……そ、それじゃ……俺も脱ぐよ……」  
 かちゃかちゃとズボンのベルトを外そうとするが慌てているのと片手なのとで  
思うように外せなかった。  
「あ……そっか……」  
「え……森さん…」  
「片手使えないだっけ……」  
「──っ!」  
 そういって上目使いで見上げながら恥ずかしそうにベルトに手を掛けて外していく  
桃里の姿はとても扇情的でともすると気を失いかけそうであった。  
 
カチャカチャ……  
 自分のベルトをゆるめようとしている桃里。この状況がにわかには信じられない。  
それでもベルトに手を掛け自分の股間の当たりに桃里の顔がある。それだけでいっ  
てしまいそうになる興奮が林田を襲っていた。やがてベルトが外されズボンが下ろさ  
れる。  
「う……」  
 ドキドキしながら林田のトランクスを見る。トランクスの股間の部分が盛り上がり、  
びくんびくんと動いてるのがわかる。うわー……こ、これが……なんか動いてる……。  
思わず見入る。  
「あ、あの……森さん……?」  
「え……あ……っ」  
 ジッと見入られて困ったように声を掛ける。その声で我に返り、恥ずかしさに頭に  
かーっと一気に血が上る。まるで血が沸騰してるかのように顔が熱い。見てるところを  
見られた恥ずかしさで顔を上げられなかった。そんな桃里をかわいらしく思う。と同時  
に止まらないどうしようもない衝動。  
「あ……林田君……」  
「森さん……」  
 片手で引っ張り上げるように抱き寄せる。近づく林田の顔。今日もう何度目かだとい  
うのに鼓動の音が高鳴るのを意識する。林田がそのまま押し倒すように部室にあるソ  
ファに桃里を座らせる。  
「…………」  
 桃里はされるがままただ林田を見上げた。耳の中一杯に響く鼓動が思考にもやをか  
ける。林田にはもう桃里しか見えてないように桃里も今はもう林田しか見えてなかっ  
た。林田の顔が自分の胸に近づいて行くのを只見ていた。  
「んっ……あ………」  
 舌先が軽く触れただけでまるで電流が流れたかのように。それでいて柔らかく甘い  
刺激が体を貫く。  
「んむ……はぁ……」  
 
 声を出すのは躊躇われたが抑える切れぬ声が時折苦悶にも似た響きで漏れる。  
無意識に両手で林田の頭を抱え込んでいた。漏れる声とほぼ同時に占められる感覚  
がが林田には心地よかった。やさしく揉みし抱いていた手を離し、ゆっくりと下に持って  
いく。内股に触れるとビクンと体を硬直させるが制止の声はなく。しばしの逡巡の後  
ゆっくりと手を差し込んでいった。林の鼓動がさらに早く打ち鳴らされる。ついに俺……  
森さんのあそこに手を……。そのドキドキを象徴するかのようにひときわ大きな音で  
生唾が飲み込まれる。指が布地に触れた。そしてゆっくりと桃里の下着に手がそわさ  
れる。  
「あ……」  
「…………」  
「森さん……すごく熱い……」  
「そんな……恥ずかしいよ……」  
「え……?」  
「……………」  
「すごく濡れてる……」  
「────っ」  
 そのままついに秘部に手をあてがうとそこは熱さと共に湿り気を持って林田の手を  
迎え入れた。下腹部よりも更に柔らかい感触と濡れた感触。  
「…………じゃない……」  
「え?」  
「林田君だって……あそこ……大きくしてる…じゃない…」  
 恥ずかしさで涙目になりながらいう桃里に林田の限界が越える。  
「……森さん!」  
「きゃっ」  
 もどかしげに桃里の下着を脱がすと自分のトランクスをずらして、先端を桃里の腰に  
押しつけるように合わせる。  
「あ……っ」  
「んっ……」  
 
 例えようのない熱い物が下腹部当たりに林田のがあたる感触についに……と身構え  
る。林田の方は先端が桃里の柔らかで薄い茂みに触れただけ達しそうなる。さすがに  
ここでいってしまうわけにはいかず、必死に堪える。何度か隠阜をこづきつつ入り口を  
探しあぐねながらいきり立った物を下げていき、ついには濡れて熱くなったそこをみつ  
ける。桃里がぎゅっと力をいれてるせいかうまく入らなかった。  
「ん……」  
「もっと……力抜いて……」  
「だって……」  
「…………くっ」  
「…んぐっ……んあっ!!」  
 林田の熱い固まりのような感触を秘唇に感じてしまうとどうしても無意識に力が入っ  
てしまう。それでもぐりぐりと当てこすられ、中に入ってこようとするのがわかる。そして  
ふっと力が抜けた瞬間にまるで体が二つにそこから破られるような痛みが生じたと共  
にさらに奧の方にと林田の物が入ってきた。  
「ん……痛っ……」  
「ごめん……だ、大丈夫?」  
「……ちょっと……待って……」  
 痛みに耐えつつ呼吸を整える。そんな中で、感じる自分の中にある林田の屹立。  
これが……セックス。感慨以上に痛みの方が強かったがそれでもついに……してし  
まったという事に戸惑いを覚える。心配そうに見つめる林田。何度目かの深呼吸を  
行ってからその林田に笑いかける。  
「ん……もう大丈夫だよ……」  
 涙混じりのその笑顔に申し訳ないと思いつつも劣情が強くなる。  
「あのさ……じゃ……動いていい?」  
「……うん」  
「いくよ……」  
「んっ……」  
 ゆっくりと刺し貫いた物を桃里の中から引き抜く。抜ききってしまうとまた入れる前か  
らになってしまいそうになって半分も抜かないうちに再び桃里の中に挿入する。それだ  
けでも十分気持ちがよかったし、何より桃里と繋がってるという幸福感が林田の心の中  
を占めた。  
 
「んっ……あっ……んく……」  
「はぁはぁはぁ……っんむ……」  
「んん……っん……」  
 ぎこちない抽送を繰り返しながら唇を重ねていく。そのキスで幾分か痛みが和らいだ気がする。  
「んはぁ……あぁ……んっ」  
「あ……く……森さん……俺……もう……」  
「え……は、林田君っ……中は……ダメッ」  
「あ………ごめっ」  
「はぁんっ!」  
 快感にすっかり我を忘れていてそのまま射精になってる自分に気付き慌てて抜く。  
それとほぼ同時に始まる射精。  
 びゅくんっびゅっびゅるるるっ!  
「ひゃっ?!」  
「あー森さん! ごめんっ!」  
 今までにないくらい勢いよく出た精液が、顔にまで飛び桃里が思わず声をあげる。  
慌てて右手でふさぐも既に何条かの筋となって林田の精液は桃里に掛かり、顔、  
露わになってる胸、スカートにその白濁した後を残していた。  
 
「ほんとごめん……」  
「え……あ、いいよ……大丈夫。拭いたらとれるし……」  
 そういってティッシュで自分に付着した精液をぬぐう。とりあえず、制服は洗濯しない  
といけないなと思いなかな……と考えながら、ふと落ち込んでいる林田を見ると彼の右  
手にも途中から抑えたためにべっとりと精液が付着していた。新しいティッシュを取り出す。  
「林田君、はやしだくんのも拭いてあげるよ」  
「え……あ……ありがとう……」  
 指に付着した精液を丁寧にぬぐってくれる桃里。俺この子と…ついにこの子としちゃっ  
たんだ……。感慨深くそう思う。  
 後始末をして道場を出た頃には外はもう暗くなっていた。  
「あ、あのさ……」  
「ん? え……なに?」  
 何故かまだしどろもどろな二人。  
「これからのことなんだけど……」  
「う……うん」  
 これからという言葉にさっきのことを思い出し、真っ赤になって俯いてる桃里。  
「俺だけまだ黒帯とれてないし、春には一年生も入ってきて新入部員も来てもらわな  
きゃいけないし……」  
「そ、そうだね……」  
「だから、これからもこれからみたいな関係でいられたらって思ってるんだけど……」  
「…………………」  
「も、森さん?」  
 林田も今の雰囲気を今の部活動を大事に考えてくれてるんだと思うと嬉しくなった。  
「うんっ! そうだね……がんばって行こうね!」  
 そういって笑ってくれる桃里の笑顔を久しぶりに見た気がする林田だった。  
「あ……でもたまには……」  
「あはははっ! だめだよこれまで通りなんだから!」  
「………そ、そんなぁ……」  
「ふふ。これからもよろしくね……ちゅ」  
「あ……」  
「それじゃ私こっちだから! おやすみっ」  
 林田は初めて桃里からしてくれたキスの感触を頬に感じながらただ後ろ姿を見送っていた。  
 

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