今日は笑福軒の開店記念日で、ラーメン半額の日だったので、桃里に誘われて  
林田、藤原、皮村、ベリ子の4人がラーメンを食べに来ていた。  
ラーメンを食べ、いろいろ話している内に、あっという間に夜もふけていった。  
「それじゃ、そろそろあたし達は帰るわね。」  
藤原、林田、皮村の3人が玄関を出ると、桃里も見送りに外に出た。  
「じゃあね。また、明日ね。」桃里が3人に向かって手を振ると、  
「気をつけてね。」桃里の隣で手を振って3人を見送るベリ子の姿があった。  
 
「べ、ベリ子は一緒に帰らないの?」  
「うん、あたちは今日は久しぶりに桃ちゃん家に泊まるョ。」  
「えっ、でも、お前、着替えとか何の用意もしてないだろ?」  
桃里がそういうや否や、  
「ご心配はいりません。桃里殿。」  
「わっ。」  
背後から突然現れた友寄に驚く桃里。  
「ミスター、着替え持ってきてくれた?」  
「ハイ、お嬢様。こちらに用意してございます。」  
そういうと、大きなアタッシュケースを持ってきた。  
「でか。」(一体何泊分の着替えが用意されているのだろう?)  
あまりにも大きいアタッシュケースとベリ子の用意周到さに、桃里は驚くしかなかった。  
 
30分後。  
桃里の部屋でくつろいでいる桃里とべり子の姿があった。  
「べり子」  
「なに?」  
「どうして、泊まりたいなんて言い出したの? 家で何か嫌なことでもあったの?」  
(それとも、ミウラさんとなにかあったとか・・・)  
「別に?なんで?」  
きょとんとした表情で答えるベリ子を見て、ダメだこりゃと思う桃里。  
「じゃあ、私はお風呂に入ってくるからね。」  
桃里が風呂に入る準備をしていると、  
「桃ちゃん、一緒にお風呂入ろうョ。」  
 
驚く桃里。  
 
「えっ、何で一緒に?」  
 
しかし、ベリ子は桃里の驚きを気にせず、風呂の用意を整え始めた。  
「まあ、いいか。」  
そういえば、ベリ子は昔はよく遊びに来て、こんな風によく泊まっていたものだ。  
少し昔のことを思い出しながら、風呂場に向かう桃里。  
一方、桃里の後には、怪しい笑みを浮かべたベリ子がいた。  
 
風呂は普段一人で入っているせいか、二人が入ると少し狭い感じがした。  
「ベリ子、背中洗ってあげようか?」  
「うん。」  
ベリ子の背中を流す桃里は、中学の頃、二人で風呂に入ったことを思い出した。  
(あの頃と比べて、ベリ子も、成長・・・、成長したのか?)  
ベリ子があまりあの頃と変わっていないことに気づいて驚く。  
それに比べて、桃里の体は中学の頃から、明らかな成長が見られた。  
 
桃里がベリ子の背中を流し終わると、  
「じゃあ、今度はあたちが桃ちゃんの背中洗ってあげるョ。」  
「じゃあ、頼むわ。」  
今度はベリ子が桃里の背中を流し始めた。  
 
「桃ちゃんは、背も大きくなったし、胸も大きくなったね。」  
「な、ベリ子、突然何を言い出すの?」  
突然のベリ子の発言に、桃里は自分の思っていたことを見透かされていた気分になった。  
「それに比べて、あたちはいつまでたっても背は伸びないし、胸だって大きくならないョ。」  
「そ、そんなことないよ。ベリ子だって、そのうちきっと大きくなるよ。」  
「うん」  
しばらく無言になる二人。  
ベリ子が桃里の背中を洗う音だけが、風呂場に響きわたっていた。  
桃里は、ベリ子をどうやって励まそうかと考えていた。  
と、その時不意に胸に変な感触がした。  
 
「桃ちゃん、胸も洗ってあげるョ。」  
ベリ子は両手にボディーソープをたっぷりつけた手で、桃里の背後から両胸をもみはじめた。  
「コ、コラ、ベリ子、胸は自分で洗うからいいよ。」  
しかし、ベリ子はお構いなしで桃里の両胸を激しくもみ続ける。  
そして、ベリ子は桃里の乳首をつまむと、乳首を刺激し始めた。  
「あああっ」  
思わず声をあげてしまう桃里。  
桃里はだんだん変な気分になってくるのを抑え、ベリ子に話した。  
「べ、ベリ子、いい加減にしないと、私怒るよ。」  
桃里の声に、ベリ子は胸を触るのを止めた。  
ベリ子は桃里にお湯をかけて、ボディーソープを洗いながすと、  
今度は桃里の真正面に座った。  
真正面で向かい合う桃里とベリ子。  
 
「えっ、な、何?」  
 
ベリ子が何を考えているのかさっぱりわからない桃里は、次にベリ子が何をしてくるのか  
気になって仕方がなかった。  
「桃ちゃーん。」  
ベリ子はいつもの屈託のない笑顔で、桃里に抱きついてきた。  
(何だ、いつものベリ子に戻ったか。)  
少しホッとする桃里。しかし、まだ安心するのは早かった。  
 
「桃ちゃん。もっと気持ちよくしてあげるョ。」  
「へ?」  
そういうと、ベリ子は桃里の胸に顔を近づけて、口で桃里の乳首を吸い始めた。  
「コ、コラ、べ、ベリ子。」  
しかしベリ子はさらに強く乳首を吸い、もう片方の乳首を手で刺激し始めた。  
「ああ、べ、ベリ子、だ、ダメだって・・・、ばあああ・・・」  
ベリ子の与える刺激によって、否応なしに桃里の官能に火がついた。  
「あっ・・・・はんっ・・・は・・」  
ベリ子の乳首攻めに、桃里は抵抗できなくなっていた。  
どうやら、桃里は乳首が相当敏感らしい。  
桃里の手は、いつの間にか、ベリ子の頭を押さえつけていた。  
しばらくの間、風呂場には、ベリ子の吸う音と、桃里の喘ぎ声だけが響き渡っていた。  
 
しばらく愛撫を続けたベリ子だったが、しばらくすると乳首から口を離した。  
 
ハァハァハァ・・・  
 
桃里は、ベリ子に与え続けられた刺激に声も出ないくらいぐったりとしていた。  
ベリ子は桃里をゆっくりと倒すと、両足をMの字に開かせた。  
「桃ちゃんのココ、すごい綺麗だョ。」  
しばらく桃里の秘部を観察しつづけるベリ子。  
そしていつの間にか持ち込んでいた防水式のカメラを取り出すと、桃里のあられもない姿を  
写真におさめていった。  
まだ、先程の愛撫でぐったりしている桃里に、もう抵抗する力は残ってなかった。  
「あっ、すごいョ、桃ちゃん。桃ちゃんのココ、もうぐっしょりだョ。」  
ベリ子は桃里の秘所に手をやる。  
「あっ」  
思わず声をあげる桃里。  
 
「ほら、桃ちゃん、ちょっと触っただけで指にこんなにべっとりとついてるョ。  
よっぽど気持ちよかったんだね。」  
ベリ子に、されるがままだった桃里だったが、ようやく喋れるくらいに落ち着いてきた。  
「べ、ベリ子、何でこんなことするの?」  
ベリ子はそれには何も答えず、桃里の秘所を見ながら、こう言った。  
 
「じゃあ、第2ラウンドだョ。」  
 
そういうと、ベリ子は、桃里の秘部を指で刺激し始めた。  
桃里は再び官能の渦の中にたたきこまれた。  
「ああっ!・・・あ・・・あっ・・」  
もはや、言葉にならない桃里は、ベリ子の愛撫に合わせて声を上げるしかなかった。  
桃里の秘所からはすでにおびたたしい量の愛液が出ており、刺激を与えるベリ子の手は  
桃里の愛液でぐっしょり濡れていた。  
自分の愛撫に翻弄され悶える桃里の姿は、淫靡でありながらも、怪しい美しさを放っていた。  
「桃ちゃん、すっごく綺麗だョ。」  
ベリ子は桃里の秘所を刺激しながら、悶える桃里の姿を見て小さくつぶやいた。  
 
そして、今度は桃里の秘所をベリ子は舌を使って刺激し始めた。  
そこに隠れた小さな肉芽を弾いて擦る。桃里に強い快感が突き上げた。  
「ああっ!ああっ!あっあっ!」  
舌の刺激が激しくなるにつれて、桃里から漏れる声も激しくなった。  
「べ、ベリ子、ああーっ!あっ!・・・もう・・もう・・・」  
ベリ子は、桃里の肉芽を舌で思い切り刺激し続けた。  
「はあああーっ!!イクイク!イっちゃう!ベリ子!!・・・ああああっ!!!」  
風呂場に響く快楽の声を張り上げて、桃里は絶頂に達した。  
 
そして、しばらくして・・・  
 
「べ、べり子、なななな何で、こ、こんなことを・・・」  
ベリ子に抗議しようとした桃里だったが、先程の出来事がまだ頭にこびりついて動揺していた。  
「うん、ちょっと試してみたかっただけだョ。」  
「試してみたかった?」  
「うん、女の人は胸やアソコを触られるとすっごく気持ちがいいって聞いたから。」  
「で、私の体でそれを試したわけ。」  
「ウン。」  
ベリ子の言葉を聞いてあきれるしかない桃里。  
「そんなこと誰に聞いたか知らないけど、こんなこと、絶対他の人にしちゃダメだよ。」  
「何で?」  
「何でじゃないの。」  
「うん、わかったョ。でも、やっぱりパパの言った通りだったョ。」  
ベリ子の一言に驚く桃里。  
「えっ、パパって、ベリ子にこんなこと教えたのって・・・。」  
(皮村君に教えられたものとばかり思ってた。)  
屈託のない笑みを浮かべてベリ子が答えた。  
「うん、あたちのパパがね・・・。」  
 
それから、しばらくベリ子の笑えない話を聞かされて、桃里は青ざめるしかなかった。  
この日、桃里は夜遅くまでなかなか眠れず、翌日寝不足になった。  
 
翌日、部室にて。  
「ブチョー、こないだ桃ちゃんの写真とったけど、欲しい?」  
「も、森さんの写真。ベリちゃん、見せて。」  
 
ベリ子は林田がそう答えるのを聞いて、かばんの中から、写真を取り出した。  
部室の外でその会話を聞いていた桃里が、慌てて部室に駆け込んでくる。  
「べ、ベリ子。あの写真はダメだって・・・」  
しかし、桃里が止める前に、ベリ子は林田に写真を渡した。  
「あーーーー!!!」ただ叫ぶしかない桃里。  
写真を見て、驚きの表情で固まる林田。  
桃里は、恐る恐る林田の持っている写真を覗きこむと、  
そこには、桃里がベッドで寝ている写真が写っていた。  
 
あの写真と違ったので、ホッとする桃里。  
しかし、この写真ですら、林田には刺激が強すぎたようだ。  
林田は、桃里に声をかけられるまで、体を硬直したままだった。  
そんな二人の様子を見て、おかしくなって笑うベリ子。  
 
「桃ちゃんのあの写真は、あたちと桃ちゃんだけの秘密だョ。」  
 

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