祭りの日の夜 狐に歩巳からメールが  
『こんばんは 最近よく会いますね 今日はお面ありがとうございました それでこの前夏休み特に出掛けてないと言っていたのでよかったら―――』  
8月某日  
「歩巳ちゃん」  
「あ、狐さん」  
「ゴメンね遅れて」  
「いえ、私も今来た所で 今日はご迷惑では無かったですか?」  
「全然 超空いてた それで?」  
「ハイ、映画を見に街までです 虎子さん達には断られて…」「何で?」  
「恋愛物は苦手だって それでえっと狐さんもダメですか?変えますか?」  
「(あ〜確かにアイツらはダメだろうなぁ)いいよ別に 歩巳ちゃんみたくかわいい娘にデートに誘われたのに断る分けないじゃん」  
「デデデ、デート!?」  
 
「あはは、冗談冗談 じゃ行こうか」  
 
ベタだけど映画にえっちぃシーンあり  
 
(うわぁあんな場面があるなんて って言うかやっぱり男女で映画ってデートになるのかな)  
(意外と面白かったなぁ あ〜このあとどうするか…)  
「このあとどうする?」「えっ?あ〜ノド渇きませんか?あのお店にでも」  
 
 
「結構面白かったなぁ」  
「そ、そうですね あはは…」  
歩巳顔が赤い 狐 頭に電球 ドSスイッチオン  
 
「エロいシーンの時困った?」  
「へ?あ、恥ずかしかったですけど…付き合ってたらいずれは…ああなるんだろうなって」  
(真っ赤になって ホントウブと言うか)  
「はは、ゴメンゴメン恋愛物好きなの?」  
「そうですね 憧れって言うか―」「もうこんな時間か…送るよ」  
「え、いや大丈夫です」  
「遠慮されても そんな遠くないし」  
「は、はぁ」  
 
 
「今日はありがとうございました 送って貰っちゃって」  
「いいって楽しかった じゃ」  
「あ、あのせっかくですし上がっていきませんか?今日は私一人ですし」  
 
(うわぁ女の子の家って初めてだよ ってかさっきの1人宣言は何だ?)  
 
「お持たせしました 麦茶でよかったですか?」  
「あぁサンキュ…っておわっ!?」  
歩巳ベタに転んで麦茶かぶる  
「うぅ〜すみません」  
「大丈夫か?…(あっ)」  
狐素早く目をそらす  
「?何ですか?ひゃ!?」  
麦茶は胸にもかかっている 服が透けはりつきある意味下着姿よりエロくなっている  
「き、着替えるよな 外出てるわ」  
部屋から出ようとする狐の服を掴んだ歩巳が  
 
「?何?」  
「えっとその…私の格好どう思います?」  
「…エロい」  
「男の人ってやっぱり胸しか見てないんですかね?」  
「…人によると思うけど」  
「き、狐さんは胸なしで私の事どう思います?」  
「へ?いやまぁ…かわいいと思うけど」  
「そうですか……わ、私 き、狐さんの事好きなんですぅ!」  
歩巳うぅ〜って顔 真っ赤  
「お、俺が?どこが?」  
「き、狐さんは意地悪ですけど実は優しくて妹思いでその…素敵だと思いますだからその…わ、私とその…しませんか?」  
 
「へ?………普通付き合ってからじゃね?歩巳ちゃんて実はエロい子?」  
「ち、ちちち違いますこれはクラスの委員長さんが『男性は常にヤりたいって思ってるのさ してから恋が生まれる事もあるのだよ』って…」  
「随分とその…凄い子だな」  
「…それで狐さんその…ダメですか?」  
「俺なんかでいいの?」  
「狐さんがいいんです」  
「ん、うふぅ、はぁ、んあぁ」  
ベッドに移動した二人唇を重ねる 狐が舌を入れていく  
「んあぁ、むぅ」  
それに応える歩巳 二人の舌が絡み合い唾液が行き交いこぼれていく  
 
「ぷふわぁ…はぁはぁはぁ…狐さん凄すぎです頭が熱くなって」  
「はぁ…いや凄いなディープキスって」  
「え?初めてなんですか?」  
「やっぱり俺って遊んでるイメージ?実はこういう事経験ないんだよ だからこっから上手く出来ないかもだけど」  
「いいんですよ狐さんとならきっと気持ちいいですよ」  
恥ずかしそうに歩巳が笑う  
「じゃあ…」  
「ひゃ…ん…」  
狐が歩巳の胸に触れる 優しく触れるその手も予想以上に柔らかい胸に吸い込まれていく 乳首を弄り反対は舌の刺激を受けている  
「き、狐さんそんなにしたら私…ん、はぁ、ひゃう」  
「かわいいね歩巳ちゃん感じてるんだ エロいねぇ」  
「そんな事ないです はぁっ、ふっ、あぁぁっ〜!」  
ぐったりする歩巳 視線が合っていない 狐は下半身の方へ移動した  
 
「イっちゃったの?かわいいなぁ」  
「だって激しくしながらエロいなんて言われたら…はぁはぁ…もう」  
「じゃあこっちは?」  
「ひゃうっ!?」  
狐が舌で弄り始めたソコは既に唾液以外で濡れていた 狐はいやらしい音をたて弄り続ける  
「はぁっ!ダメです!今イったばかりで…ふわぁっ!」  
「ダメって言っても吸わないと溢れちゃうよもうとろとろだ」  
狐は強く一番濡れている所を吸う  
「ダメです!またっ、またっイっちゃいますぅ……え?」  
狐の口が離れ歩巳の顔に近づく  
 
「もう俺も我慢出来ないんだけど」  
「あっすみません私ばっかり…来てください」  
二人はもう一度唇を 今度は軽く―  
「行くよ」  
「はいっ ん、はぁ、いっ、ふぅ!」  
歩巳の顔が少し強ばる  
「やっぱり痛いか?止める?」  
「大丈夫ですから狐さん来てください」  
「じゃあ…」  
「はぁぁっ〜!」  
狐が一気に歩巳の奥まで入っていく  
「狐さんっ狐さんっ!」  
「歩巳ちゃんっスゲー気持ちいいよ」  
「はぁっ〜ん〜狐さんっ激しい」  
「歩巳ちゃんの中温かくてキツくてぬるぬるで…腰止まんないんだよ」  
「ふわぁっ〜奥にぃ、あたってぇ」  
いやらしい音と歩巳の喘ぐ声がまた狐を興奮させる  
「歩巳ちゃんっ、俺そろそろっもう!」  
「来てください、中に中に狐さんのぉ出して下さいぃ!ふわぁぁぁぁぁっ!」  
 
 
「はぁはぁはぁ、SEXってスゲーな」  
「そうですね まだ頭がボーッと」  
 
「えっと無理やりな感じですみませんでした」  
「何で?気持ちよかったし歩巳ちゃんの気持ち嬉しかったよ」  
「そ、それでその…順番違っちゃいましたけど…わ、私と―」  
「俺と付き合ってくれ 歩巳ちゃん」  
狐が歩巳の口を抑えちょっと意地悪な笑顔で言った  
「はい、よろしくお願いします!」  
歩巳は虎子達と居るときの様に最高の笑顔で言った  
 

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