「う〜…」  
平日の昼下がり、本来ならば学校に行くのであるが、沙羅は自宅のベッドで突っ伏していた。  
風邪を惹いたのである。最近、若干、  
体調が芳しくなかったがここに来て悪化させてしまい現在の状態に至った。  
(双樹、平気かな…)  
沙羅はこの様な状態においても自分の事よりも双樹の身を心配していた。  
高村の事もあってか、  
やはり双樹は自分の目が届く範囲に置いておきたいと言うのが沙羅の本心である。  
(まぁ大丈夫か…優もいるし…)  
以前はこういった時、気が気ではなかったが今は自分と同じ位、  
時には自分以上に頼りとなる存在を沙羅は知っている為、落ち着きを取り戻した。  
時間を見ると午後の1時を過ぎており、  
体を回復させ一刻も早く双樹を安心させようと思い沙羅は眠りに付く事にした。  
沙羅が目を覚ましたのはそれから大体2時間後の午後3時過ぎであった。  
眠り汗を掻いたお陰で多少、体は楽になったが、まだ熱っぽい感覚は残っており、  
体にも多少の気だるさが残っていた。  
時計に目をやると双樹が帰っても良い時間帯なので沙羅は体に付着した汗をタオルで拭い出した。  
汗を全て拭い取ると心地良い感覚に囚われ呆けていたが下でドアが開く音に気付くと双樹を  
心配させ無い様に再びベッドへと横になった。  
ドアを叩くノックに簡素な返事をすると中に入ってきたのは双樹だけではなかった。  
「大丈夫? 沙羅ちゃん?」  
「優…」  
自分の恋人に余り見られたくない状態を見られた沙羅は会えて嬉しい気持ちもあるが  
気恥ずかしさが上回り、ベッドに潜り込んだ。  
「ゴメン、迷惑だった?」  
「そ、そんな事は無い! 只、もう治り掛けだから、大丈夫だから…」  
「ダメだよ沙羅ちゃん、そう言うのは今が一番、安静にしないといけない時期だよ」  
「ゴ、ゴメン…」  
2人に捲くし立てられ静かだった部屋は一気に賑やかな状態へ変わり、  
沙羅は拭ったばかりの汗を再び掻き出した。見ると優は制服のまま来ており、  
すぐに自分の元へ駆け寄ってくれた事が分かった。  
嬉しくもあるが恥ずかしく沙羅はどうして良いか分からずに只、敷布団を被ったままでいた。  
「じゃあ、優ちゃん、沙羅ちゃんをお願い出来る?」  
「別に良いけど双樹ちゃん、何処に行くの?」  
「お買い物、そろそろ食材が心許無い状態だから」  
「うん、分かった任せて…」  
双樹は沙羅を優に任せて出て行こうとした。  
「待って…」  
「もう! 沙羅ちゃん! 大人しくしていなさい!」  
「ハイ…」  
 
2人っきりになる事を余り良くは思っていない沙羅は双樹を止め様としたが双樹に一喝され  
素直に言う事を聞くしか出来なかった。双樹は沙羅が大人しくなったのを見ると部屋を出て、  
そのまま財布を持って家を後にした。残された2人はと言うと優は沙羅を気遣い、  
一時も目を離さないでいたが、沙羅は今の状態を余り見られたくはないと思い、  
優に背を向けて眠る事しか出来なかった。  
帰るまでこのままやり過ごそうと思ったが自分の体に現れた新たな異変に気付くと沙羅は驚愕をした。  
(嘘、何でこうなるの?)  
最愛の人と同じ空気を吸っていた為か、沙羅の恥部は湿り気を帯びており、  
ショーツ越しでも分かる程になっていた。  
こうなってくると熱のせいもあってか沙羅の頭を過るのは数々の優との情事の数々であった。  
(どうしよう…優がいるのに止まらない…)  
微熱は沙羅の頭を更に淫らな思想へと持って行った。  
体全体が焼けるよ様な感覚に囚われながら沙羅はどうにかしようと敷布団を  
どかして優に仕事を任せた。  
「優…」  
「何?」  
「下に行って麦茶入れて来て、後、このタオル洗濯機に入れて来て…」  
「分かったよ」  
優は手渡されたタオルを持って下に降りて行った。1人になる時間を持った沙羅はすぐに  
火照った恥部へと自分の手を持って行き自分を慰め始めた。  
「はぁ…ああ…優…優…」  
指は容易く受け入れ自身に快楽を与えて行った。何とか優が戻ってくるまでに終わらせたい  
沙羅は通常の時よりも強めに指を動かして行き体を落ち着かせようとした、  
だが、どれだけ動かしても、只、  
快楽に身悶えるだけであり一向に絶頂に達する雰囲気は伝わって来なかった。  
やがて階段を上がる音が聞こえて来て、沙羅は慌てて恥部から指を引き抜き、  
行き場の無いエネルギーを持て余していた。優が部屋に入り麦茶を手渡し、  
再び座った。沙羅は手渡された麦茶を一気に飲み干し、敷布団に潜ったが、  
それでも体の疼きは消える事無く目の前にいる最愛の人が加わってから更に酷い物になった。  
(ああ! もう何だって良い!)  
我慢の限界を超えた時、沙羅の中で何かが壊れた。  
沙羅は敷布団から体を出して徐に着ていたパジャマに手を掛け脱ぎ始めた。  
「沙! 沙羅ちゃん? ゴ、ゴメン! 僕、すぐ出て行く!」  
「何だよ! 行くなよ! 双樹との約束、破るつもり?」  
優は慌てて出て行こうとしたが、沙羅は引き止めた。優は戸惑いながらもその場に居たが、  
沙羅は優にとんでもない要求をし始めた。  
「何、ボーっとしている! 優も脱いで!」  
「え、え、え?」  
「脱げ!」  
 
沙羅に凄い剣幕で言われて優は戸惑いながらも自分の制服に手を掛けて脱ぎ始めた。  
そうしている間に沙羅は上着を脱いで黄色いブラジャーを露にさせた。  
優の方を見ると余り早くないペースでブレザーとネクタイ、ズボンを脱ぎ終え、  
今ワイシャツに手を掛けていた。  
「言っておくけど、身に付けている物、全部だぞパンツも靴下も!」  
沙羅はズボンを脱ぎながら優に念を押した。  
下から出て来たのは上と合わせた鮮やかな黄色いショーツであった。  
優は妖艶な姿に興奮を覚えたが自制心が行動を律した。トランクス1枚になった時、  
優は下着を脱ごうとしている沙羅を止めた。  
「そのままではダメ?」  
「ダメだ! このままでやったら痛いだろ!」  
「でも沙羅ちゃん、風邪惹いているのに…激しい事させたら悪化させるよ…」  
「もう!」  
煮え切らない優に沙羅は怒って下着姿のまま優の元までやって来た。  
「何、言っているのだよ! ここ、爆発させそうな状態にまでしておきながら!」  
そう言い沙羅はトランクスの上から優の物を撫で上げた。それだけで優の物は反応をし、  
先端を濡らした。  
「でも…」  
「じゃあ、こうしよう、優、私の風邪、早く治したいだろ?」  
「それは勿論」  
「だから…優が私を暖めて…」  
沙羅は優の返答も聞かずにブラジャーに手を掛けて取った。  
ブラジャーの中から現れた膨らみに優の自制心は無いにしとしい状態であり  
反射的に自分のトランクスを下ろして怒張を露にさせた。  
それと同時に沙羅も残っていた最後の1枚を足から抜き取り、  
2人は裸のままベッドへと入り沙羅は優に抱き付き体を摺り寄せた。  
「ううん、フフ、優、温かくて気持ち良い…」  
「沙羅ちゃん、平気、凄い汗だけど…」  
「大丈夫、治って来ている証拠だから…」  
優は沙羅に遠慮をした状態でなるべく物や手が肌に触れない様にしていた。  
沙羅は優の優しさを感じながらも、もどかしくも感じており、本来の目的に行こうとした。  
「優…無理しないで…私、良いよ…」  
「沙羅ちゃん、それは…」  
優が否定をしようとする前に沙羅は行動を起こして体を移動させて優の股間に顔を埋めて  
慣れた調子で物を口に含んで快楽を与えて行った。  
「ねぇエッチしよう、優…嫌だって言っても私、勝手に入れるから…」  
自分の物を含みながら妖艶な表情を見せる沙羅の前に優の自制心は完全に消えてなくなり  
優は体勢を入れ替えて沙羅を下にする形で前戯を始めようとした。  
「ちょっと、待って…要らないから…早くおちんちん、入れて…」  
「じゃあ、待って…」  
優は一旦、敷布団から出て自分の財布から避妊具を1つ取り出し、  
慣れた調子ですぐに装着をして沙羅の元へ戻った。  
沙羅は目に涙を溜め込んでおり限界が近い事を悟った優は強引に挿入して行った。  
だが結果として良い感じであり沙羅は優をすんなりと受け入れて、  
優はそのまま始めからハイペースで動かした。  
「はぁはぁ…沙羅ちゃんのグチョグチョで気持ち良い…もうイきそう…」  
「優…欲しかったよ、これ…気持ち良いよ〜もっと動いて…」  
沙羅の申し出に順じて優は胸を同時に攻め立て腰は円を描く様に動かし、  
沙羅を絶頂へと導いた。  
「ああ! おっぱいチューチューされるの凄く良い…もっとして…して…」  
沙羅は素直な感想を述べて優に更なる行為を求めた。自身も限界は近い為、  
優は乱暴なくらいに腰を動かし、強く沙羅を抱き止めた。  
 
「はぁ…僕、もう限界…」  
「良いよ来て! 私もイクからイってー!」  
沙羅の喘ぎ声と同時に優は爆発をして沙羅の中で荒い息遣いを繰り返していた。  
「ああ…気持ち良かった…幸せ…」  
「僕もだよ…」  
全てが終わると沙羅は満足した笑顔を見せて優も自身を引き抜き避妊具をゴミ箱に捨てると  
再び沙羅を抱き止め暖め始めた。  
「平気、沙羅ちゃん?」  
「大丈夫、それより、もう1回したい…」  
「ダメだよ…双樹ちゃんに見付かったら大変だからパジャマ着よ…」  
出てパジャマを取ろうとする優の腕を沙羅は両手で掴んで止めた。  
「やだ…あんな汗だらけの服、着たく無い冷たいし…」  
「でも…」  
「このまま優が暖めて…」  
「けど、双樹ちゃんが…」  
「私の方は問題無いわよ、優ちゃん」  
声に気付き不図、見ると双樹がそこにはいた。  
「双樹ちゃん! ゴメン、ゴメン…」  
「謝らないでよ優ちゃん、優ちゃんは沙羅ちゃんの我侭に付き合ったのでしょ?」  
「え、いや、その…」  
「でも、ちょっと妬けるな…」  
双樹の静かな口調に優はしどろもどろで怯えていた。  
そんな優にも構わず双樹はゆっくりとベッドの方に近付いて行った。  
「だから…双樹も混ぜて!」  
双樹は今まで俯き、何処か暗げだった表情を一変し、明るい表情で服を脱ぎ始めて、  
下着のみの状態となった。双樹の下着は鮮やかな青であり優を興奮させた。  
双樹は優を手招きして呼び、優は素直に応じた。  
「私が欲しかったら、これは自分で取って」  
双樹は妖艶な表情を浮かべて優を挑発した。優は見惚れながらも素直に従い、  
ブラジャーのホックを外してブラジャーを下に落とした。  
双樹の膨らみに目を奪われながらも優はショーツに手を掛けて下ろして行き、  
双樹を自分と同じ状態とすると、  
双樹は優に抱き付きそのまま沙羅のいるベッドに流れ込んだ。  
沙羅も2人を笑顔で受け入れ、双樹と優は沙羅を抱き止めた。  
「2人とも滑々で気持ち良い…それに暖かい…」  
「どう沙羅ちゃん、気持ち良い?」  
そう言い双樹は悪戯っぽく先程まで優の物が入っていた恥部を弄り始めた。  
「き! 気持ち良いよ…」  
「ほら! 優ちゃんは双樹を気持ち良くして!」  
双樹に促されて優は双樹の胸に手と口を持って行き掌、指、舌で胸を攻め続けた。  
「ひぅ…良いよ、そこだけではなくて下も弄って…」  
双樹は空いていた優の手を自分の恥部へ持って行き、  
既に濡れている恥部に更なる快楽を与えて行った。  
「良い…良いよ! もう入れて!」  
絶頂寸前の双樹は優の元気になった物を掴んで何時の間にか持っていた避妊具を手早く付け  
て自分の恥部へと持って行った。  
 
「じゃあ、双樹ちゃん、上になって…」  
優の申し出に双樹は素直に従い、優を仰向けに寝かせると、  
そのまま準備が完了した物に自分から恥部を開いて腰を下ろして行き快楽に溺れて行った。  
「沙羅ちゃんは僕の口で…」  
沙羅に寂しい思いをさせない為、優は沙羅を自分の顔に導いた。  
沙羅は嬉々として優の顔に恥部を押し付け双樹と向かい合う形を取り互いに抱き締め合った。  
それを見ると優は沙羅に舌を捻じ込んで行き、  
貪欲に求める双樹を自らも腰を激しく振って快楽を与えて行った。  
「あああ! 良いよ! 優…もっと舐めて! 舌で虐めて!」  
「ああ、良いよ…双樹もうイっちゃうよ…」  
2人の声がか細くなっていくと優は双樹を貫き、沙羅の味を舌で感じ取り続けた。  
2人は快楽に優が与えてくれる溺れた。  
「ま、又、イク…」  
「双樹も、双樹も…ああ!」  
2人はほぼ同時に絶頂へ達して、その場で呼吸を荒くして一旦、離れた。  
しかし2人はまだ終わらせる様子は無く優の元へ四つん這いで歩み寄った。  
「優…」  
「優ちゃん…」  
「もっと愛して…」  
そのまま3人は何度も溶け合う快楽に身悶え、終わる頃には沙羅の風邪はすっかり治っており、  
翌日には元気で登校していた。  
「何か、お前、最近逞しくなって来ていないか?」  
愛理は優を見て一言、そう言った。確かに最近の優は以前の様な頼りなさが感じられず、  
目に見えない頼り甲斐と言う物を感じていた。  
「そうだね…」  
「何か習い始めたのだろ! 言うなよ、言うなよ! こう言うのは当てる瞬間が1番、楽しいのだ…  
手に変化は無いからボクシングや空手の様な打撃系ではないだろ…耳に変化も無いから、  
レスリングや柔道の様な寝技系でもない…分かった柔術だろ! 違うか!」  
「柔術とは違うよ…まぁ系統で言ったらトータルファイティング的な物で鍛えられたと言った所かな…」  
盛り上がっている愛理に本当の理由を言う事も出来ず、  
優は適当な言葉を選んで愛理のイメージを壊さないようにした。  
「そうか総合か! まだ、それがあったか…で! どうだ! 今どれぐらいの所まで来ている?」  
「まぁ今の所、まだ扱かれ続けていると言う状態かな…」  
「そうか…でも、まぁ成果は出ているよ! お前、以前とはオーラが違う物!  
それは戦う物だけが出す事が出来る物だからさ」  
(まぁ…ある意味ではあれも激しい運動だよね…  
僕、あれから風邪惹いていないし…)  
格闘技談義で盛り上がっている愛理を適当に受け流しながら、  
優は2人との甘い一時を思い出して、次の情事を楽しみに待っていた。  
 

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