「ありがとうございました〜。」  
とある花屋で、店員の少年が客に挨拶をしていた…  
「おにいさ〜ん。」  
少年…尊が声のするほうを見ると見慣れた二人が歩いてきた。  
「こんにちは、おにいさん…。」  
「来てやったぞ…ありがたく思え。」  
「それは、どうも。」  
 
「悪いわねぇ…二人に手伝ってもらっちゃって…」  
花屋の店長と思われる若い女性が申し訳なさそうに言った。  
「いえ、そんなことは無いです。」  
「はい、とっても面白かったです。」  
沙羅と双樹が来たのは単に尊に会いに来たわけでなく、来る筈だった店員が急遽来れなくなり、その穴埋めとして手伝いに来たのだった。  
「はいこれ、アルバイト代。」  
「え…そんな悪いです…ね、沙羅ちゃん」  
「うん…そんなにたいした事してないし…私達まだ中学生だし…。」  
「何言ってるの、二人のおかけで普段の倍ぐらいの売上があったんだから。ほんの気持ちよ。」  
二人のおかげでいつもより多くの男性客が来たのだった…。  
「片付け済みました〜。」  
そこに、担当の仕事を済ました尊が来た。  
「あれ、アルバイト代…?そっか、二人とも頑張ってたからね。」  
「そうかな…?」  
「うふふ、お兄さんに誉められちゃった…」  
双樹は嬉しそうに沙羅は照れくさそうに笑った。  
「そうだ、ちょっとまっててね。」  
店長は店の奥に入ると何かを探してすぐに出てきた。  
「よかった、丁度三枚あったわ。」  
そう言って差し出してきたのは…  
「遊園地の無料チケット?」  
「貴方たちにあげるわ…。」  
「いいんですか…?」  
「ええ。」  
「ありがとうございます…沙羅ちゃん遊園地だって!」  
「…遊園地か…たまには良いかもな…。」  
 
 
「ゆうえんち〜!」  
嬉しそうに言ったのは双樹  
「…初めてだったんだ…」  
「ああ…双樹、体弱いからあんまりこういうところは来た事無くて…」  
「へぇ…双樹ちゃん、あんまりはしゃぎ過ぎると体に触るから気をつけてね?」  
「大丈夫です…最近調子いいですから。」  
尊はパンフを開いた  
「二人とも何に乗りたい?」  
「私はなんでも良いけど…双樹は…?」  
「ええと…ジェットコースター…?」  
「「ジェットコースター!?」」  
その名前が双樹の口から出ると思ってなかった二人は揃って声をあげた。  
「それよりも…もっと静かなやつが良いんじゃないのか?コーヒーカップとか」  
「うん、それも乗ってみたいけど…前から乗ってみたかったの…ジェットコースター。」  
双樹は顔を尊に向け…  
「…ダメですか…おにいさん?」  
「…まぁ、双樹ちゃんが乗りたいならいいけど…。」  
「…でも、あんな激しいのに乗ったら…。」  
と、沙羅が心配そうに言ったが…  
「え〜…大丈夫だよ…。沙羅ちゃん…ジェットコースターは嫌い…?」  
「…いや、そんな事は無いぞ!あんなの、怖くなんて無いからな…!」  
沙羅は一生懸命に否定する必要の無いところまで否定した…。  
「(沙羅ちゃん怖いんだな…)」  
 
そして、ジェットコースター…  
「きゃー!」(双樹)  
「きゃあああああ!!」(沙羅)  
「(分かりやすいな…)」  
 
「双樹ちゃん大丈夫?」  
「はい、私は…でも…」  
「……もうやだ、二度と乗らない…」  
沙羅は一人だけ疲れた顔をしていた。  
「ごめんね…沙羅ちゃん…双樹がわがまま言ったせいで。」  
「いや…いいんだ双樹…。」  
「でも、いつもグルファクシとフリムファクシに乗ってるんだよね…?あれのほうが怖いと思うけど。」  
尊は苦笑いをしながら言った。  
「乗馬もスピード出ますけど…」  
「…垂直落下なんてしない…。」  
「それはそうだね…あと、逆さまにもならないし…。」  
「でも、双樹は楽しかったです。最初の落ちるところはすごくドキドキしました…。」  
胸の辺りに手を当てにこっと笑った。  
「ジェットコースターはあそこが一番緊張するよね…。」  
「…二人ともなんで平気なの…?」  
沙羅がうらめしそうに二人を見た  
「…辛そうだね…。」  
「次は静かなものにしようね…沙羅ちゃん、何がいい?」  
「その前に少し休ませて…。」  
 
その後は、比較的静かな乗り物に乗り、池の魚を眺め、鳩に餌をやったりと穏やかな時間が流れた、そして  
「見て、沙羅ちゃんどんどん上がってくよ。」  
「ホントだ…家が小さくなってくる…。」  
三人は締めで観覧車に乗っていた…夕焼けに照らされた街がとても綺麗だ。  
「そっか…観覧車もはじめてだよね…。」  
「はい、飛行機は何度も乗った事ありますけど…。」  
「でも、こっちのほうが私は好きだ…。」  
そう言う二人の顔は今日一番嬉しそうだ…。  
「(店長に感謝だな…)」  
三人の乗っているゴンドラは少しずつ上に昇っていき頂上が近づいてきた  
「あの…おにいさん…?」  
「なに…?」  
「お願いしてもいいですか…?」  
「良いけど、何を…?」  
「鈍い奴だな…観覧車の頂上で…その…恋人…同士…なら…」  
沙羅の顔が紅くなっている…  
「ちょっと憧れてたんです…私も…沙羅ちゃんも…。」  
「うん…。」  
沙羅は珍しく素直に頷いた…。  
「いいよ…。」  
尊はふっと笑って二人を抱きしめ…  
 
―好きだよ…沙羅、双樹―  
 
「わーい、一番〜!」  
「二番。」  
「…また負けた…。」  
夜、三人は尊の家でトランプをしていた  
「何で私ばっかり負けるんだ…?」  
「だって沙羅ちゃん…すぐ顔に出るんだもん…。」  
「分かりやすいよね。」  
 
観覧車の後、沙羅と双樹は自分の家に帰る予定だったが、  
『おにいさんの家に…お泊りしちゃダメですか?』  
と、突然双樹が言い出したのだった…沙羅は沙羅で  
『ダメか…?』  
と言い出したのだった。  
 
「…もう一回だ…!」  
「いいよ、負けないからね?」  
沙羅も双樹もパジャマ(自分たちのパジャマを尊の家に置いてある)姿、完全に泊るつもりだ。  
「(まぁ、いつもの事だけど…)」  
「おにいさんの番ですよ?」  
「ほら、早く引け…。」  
そう言われて沙羅のトランプを一枚一枚指でなぞり顔の変化を見る  
「(あ、これジョーカーだ)」  
沙羅の顔が微妙に緩んだカードの隣のカードを引くと…  
「…なんでこっちを引かないんだよ…」  
ボソッと沙羅が呟いた…そんな平和な夜…だが…  
 
「私は認めないぞ…!そんなのまだ早い…!」  
「…でも、沙羅ちゃんも嫌じゃないでしょ…?」  
「そんな問題じゃない…!お前もそう思うだろ…」  
「…ノーコメントで、一応男だし…。」  
「…おにいさん、双樹じゃ嫌ですか…?」  
そう言うと双樹は尊の手を取り自分の胸のふくらみに当てた。  
「双樹…!」  
沙羅は驚いて口をパクパクさせていた  
「…おにいさんに…して欲しいです…。」  
それが真剣である事は間違いない…受け入れないほうがきっと傷つけてしまうだろう  
「…わかった…」  
そう言って、双樹をそして沙羅も抱きしめる…  
「沙羅ちゃんは…いい?」  
「でも今日は…安全日じゃ…」  
「最後までしないから…。」  
そう言われしばらく考え…  
「…お前なら…。」  
沙羅も身をゆだねた。  
 
「んっ…なんで…私だけなんだ…」  
「うふふ…沙羅ちゃん可愛い〜」  
「ごめん、二人一度には無理だから…。」  
「だからって…ああっ…。」  
沙羅の細い体がひくんと動いた。下着姿の沙羅を同じく下着姿の双樹と一緒に苛めていた…。  
「沙羅ちゃんのここ…もうこんなに濡れてるよ…?」  
尊が指を巧みに使って沙羅の秘所を攻め  
「沙羅ちゃん…気持ちいい?」  
双樹が沙羅の胸を舌を使って攻めていた。  
「ひぁっ…そんな、いっぺんに…ダメッ…。」  
「沙羅ちゃん、興奮してるんだね…。息がこんなに熱いよ…?」  
双樹が沙羅に顔を近づいて呟いた。その間も攻める手を休めない  
「双樹…そんな事言わないで…ああっ…!」  
ビクッと沙羅の体が痙攣する…口からは絶えず声が漏れている  
「沙羅ちゃん、いつも双樹ちゃんとこんなことしてるの?」  
「バカッ!…そんな…あっ…訳無い…だろ…っ!あああっ!」  
「沙羅ちゃん…もう、イっちゃう?」  
そういう双樹の顔が笑っている…  
「…あっ…もう…ダメ……これ以上は」  
「おにいさん、やめちゃダメですよ?」  
「…了解。」  
双樹に言われ最も敏感な部分をいじる  
「っ!…バカ…!そこは…ああっ!」  
「うふふ、沙羅ちゃん…イっちゃって!」  
「うあっ…んんんんんんんんん!!」  
堪えるような嬌声を上げビクンと跳ねるとくたりと力が抜けた。  
「ん…ふぅ…」  
「えへへ…おにいさん…次は双樹ですよ…?」  
「わかってるよ…」  
 
「ふぅ…あん…気持ち良いです…おにいさん…。」  
双樹に覆い被さる形で、片手で胸、もう片方の手で秘所を攻める…  
「さっきのでだいぶ濡れたんだ…エッチだね…。」  
「…嫌いですか…?んっ…」  
双樹の熱い吐息を感じながら耳元で呟く。  
「いや…むしろ好きかも。」  
「…よかった…あ、はぁん!」  
二人でしていると、呼吸を整えた沙羅が二人の横に来た…  
「さっきのお返しだ…。」  
沙羅は双樹の下半身のほうへ移動すると…  
「さ…沙羅ちゃん…それは…きゃぁん!!」  
「ふふふ…気持ち良い?双樹…。」  
双樹の秘所に舌を這わせ、突起をつんつんとつつく  
「はあぁぁ…!ダメだよっ!汚いよぉ!!」  
「いいの…それに、さっき双樹も止めてくれなかったでしょ?」  
「お見事…」  
尊も負けじと攻める…  
「ああっ…!双樹…もう我慢できない…!おにいさん!」  
双樹が求めるような目で見つめてきた  
「おにいさんの欲しいよぉ…!」  
尊はふふっと笑うとさっきと同じように耳元で…  
「…だめ。」  
「えっ…」  
双樹は悲しそうに目を細めた…  
「二人にはまだ処女でいて欲しいかな…俺のわがままだけど…。」  
「そんな…私…ひゃぅ!!」  
「ダメなものはダメ…。ね…沙羅ちゃん」  
「そう…双樹はそっちのほうが…って何で私に振る!」  
「あはは…だからこれで我慢して?」  
そう言うと指を中に入れぐりぐりと動かす  
「ああっ…!ううっ…」  
 
「沙羅ちゃんも、双樹ちゃんと一緒にイこうか?」  
「え…私は…きゃっ!」  
言い切る前に二人並んで仰向けにされた  
「沙羅ちゃん…一緒だよ…」  
双樹は向きを変えると沙羅にキスをした…  
「ん…んっ!」  
その間も秘所は攻められている  
「んんっ…んふっ!」  
「んんん…!!あっ!」  
苦しくなって沙羅は双樹から口を離した  
「やぁっ…!あはぁ…!ダメェ…」  
「くぅっ…ん・・・うううぅ…!」  
はっきりと声に出して喘ぐ双樹…  
堪えるように喘ぐ沙羅…  
それは、どちらも心地よかった。  
「そろそろ…二人ともイくんじゃない?」  
さっき、二人は無理と言ったのはどこに飛んだのだろう、どちらも公平に攻めつづける  
沙羅と双樹はお互いに強く抱き合っている  
「…双樹…もう、イっちゃう…だめぇ…」  
「…ううっ…あ…くっ…」  
二人の体が同時に大きく跳ね…  
 
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」」  
 
 
「…おにいさん…」  
「何…?」  
横に寝ている双樹に呼ばれ答える  
「気持ちよかったです…」  
「…私も…嬉しかった…」  
「そう…。なら良かった…」  
二人はギュッと抱きついた…  
「今度はちゃんと最後までしてくださいね…?」  
「そ…双樹…!」  
「考えとくね。」  
尊はごまかすようにふふっと笑った  
「「おにいさん…」」  
「ん…?」  
 
「「大好き」」  
 

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