私と双樹はいつも一緒だったんだ、だからこれからだって一緒なんだって・・  
ずっとそう思っていた、どんな事があったって私たち二人は一緒にいられるんだって  
ずっとそう信じていた  
 
 
「あ・・はぁ、沙羅ちゃん・・」  
「双樹!何で・・何でこんな・・!」  
彼女―白鐘沙羅―は悲痛ともいえる声で叫んだ  
「やぁ沙羅ちゃん、目が覚めたんだね」  
僕は白々しくもそんな事を言って沙羅ちゃんを見つめた  
「オマエッ!何で・・何してるんだ!双樹を離せッ!!」  
獰猛な獣のように僕を睨みつける彼女  
でも今の彼女はもう鎖に繋がれている状況だ、怖い事など何も無い  
「そんなに睨まないでよ沙羅ちゃん、綺麗な顔が台無しだよ?」  
クスクスと笑いながら沙羅ちゃんに言う  
ジャラジャラと音を立てて悶える沙羅ちゃん、だがまともに動く事など出来ない  
彼女の体は椅子にくくりつけられているのだから  
「オマエどういう事だ!説明しろ!!」  
「どういう事って・・見て分からないかな?」  
「分かるかッ!!」  
 
随分と彼女はご立腹のようだ、あまり騒がれても面倒くさいので適当に話をつけておこう  
「やれやれ、じゃあ今から何しようとしてるのか説明しようか?」  
わざとらしく両手を掲げ、説明を開始する  
「僕はキミたちを調教しようとしてるんだよ、僕がいなきゃ正気でいられなくなるぐらいの肉奴隷に、ね」  
「・・・何・・だって?」  
沙羅ちゃんはまだ訳が分からないといった様子で僕を見ている  
その表情も予想通りで笑えてくる  
「だから調教だよ、ちょ・う・きょ・う」  
言い切ると沙羅ちゃんが震えているのが分かった、怖がっているのかとも思ったが・・  
「ふざけるなこのバカッ!言うに事欠いてそんなふざけた事言って!ただですむと思ってないだろうな!?」  
たいしたもんだ、自由を失っている状態でここまで言えるなんて驚きだ  
でも所詮は口先だけ、今の彼女には何も出来ないんだからね  
「まぁいいや、まずは双樹ちゃんからだから・・沙羅ちゃんはそこで大人しくしててね」  
言って沙羅ちゃんの口にギャグボールをつけて言葉を紡ぐ事さえ封じる  
「ん!?んーんーー!!!」  
背後で喚く沙羅ちゃん、まぁいいや、気にしない事にしよう  
「おまたせ、双樹ちゃん」  
「お・・にぃ・・さん」  
はぁはぁと荒呼吸を繰り返す双樹ちゃん、その頭を撫でて安心させてあげる  
 
「ごめんね、早くして欲しかったよね、待たせちゃったかな・・」  
「や・・おにいさん、沙羅ちゃんを離してあげてください・・」  
こんな状況なのに互いが互いの事を心配している  
あぁなんと麗しき姉妹愛か  
でもそれでさえ僕にとっては調教をスムーズに進めるための道具にしかならないんだけどね  
「そうか・・沙羅ちゃんが大切かい?」  
優しい声でそう聞くと双樹ちゃんは小さく頷いた  
その様を見て僕はニヤリと笑って双樹ちゃんに言う  
「分かった、じゃあ双樹ちゃんが僕のお願いを聞いてくれたら沙羅ちゃんを助けてあげるよ」  
「・・分かりました、何でも・・します」  
顔を赤く染めながら言う双樹ちゃん  
さて、本人の了承も得た事だし遠慮なくお願いしようか  
「じゃあ双樹ちゃんの可愛い口で僕のを舐めてくれるかい?・・分かるよね?」  
僕が尋ねると双樹ちゃんは何も言わずに頷いた  
 
 
「ん・・ちゅく・・ちゅ」  
ためらいがちに僕のモノを双樹ちゃんが舐める  
 
 
双樹ちゃんの可愛らしい顔とグロテスクな僕のモノのミスマッチさが更に僕の興奮を高めてくれる  
「んー!んー!!」  
沙羅ちゃんが叫んでいるのが聞こえる、言葉になってはいないが  
「双樹ちゃん、もっと激しくやってくれない?このくらいじゃ気持ちよくなれないよ」  
「ん・・は、はい」  
僕の頼みに正直に従ってくれる双樹ちゃん  
「あの・・失礼します」  
か細い声でそう言うと双樹ちゃんは僕のモノを口に含んだ  
「んぐ・・ふくぅ・・んぁ」  
双樹ちゃんの小さな口に僕のモノは大きすぎるようで、双樹ちゃんは苦しそうでいながらも必死で僕に奉仕する  
「んー!!んーーー!!!(双樹!双樹――!!)」  
「(フフフ・・作戦通り、だなぁ)」  
心の中で笑う  
そう、沙羅ちゃんはすでに僕の作戦に完全にはまっている  
「ん・・んあぁ、どう・・ですか?おにいさん」  
控えめに聞いてくる双樹ちゃん、何とも愛おしい  
「あぁ、気持ちいいよ・・とっても」  
「よかった・・双樹頑張りますね」  
 
双樹ちゃんは沙羅ちゃんを助ける、という目的よりも僕に快感を与える、という方が重要になってきたようだ  
まぁ当然か、『そういう風になっている』のだから  
「う・・く」  
双樹ちゃんの必死なフェラチオによって僕のモノは快楽に流れそうになっていた  
それに気付いたのか、双樹ちゃんは口の動きを激しくする  
「く・・ぁ、双樹ちゃん・・!」  
限界は近い、でもこのままただ射精してしまうのも少し悔しい、ここは一転責めに回るとしようか  
「んちゅ・・ん、んぐっ!?」  
双樹ちゃんが一呼吸入れた隙を見計らって僕も腰を動かし始める  
ズチュズチュという音が響き、僕のモノが双樹ちゃんの口内を犯していく  
「がっ・・んぅ、んんっ!ひぅっ!!」  
ほぼ息が出来ない状態なのか、双樹ちゃんは苦しそうに、それでも僕を受け入れようと必死で舌を僕のモノに絡めてくる  
「く・・双樹ちゃん!出るよっ!!」  
「ん・・んぅっ!?」  
訪れた限界とともに僕のモノの頭から白いマグマが双樹ちゃんの口の中に吐き出された  
「んんっ!・・んぁん・・くちゅ」  
双樹ちゃんは苦しそうに咽びながらも口中に満たされた僕の精を喉を鳴らして飲み込んでいた  
 
「双樹ちゃん、良く頑張ったね・・約束どおり沙羅ちゃんは解放してあげるよ」  
そう言って僕は立ち上がり、沙羅ちゃんのところに歩み寄った  
「待たせたね、双樹ちゃんが頑張ってくれたからね、約束は守るよ」  
言うのと同時に沙羅ちゃんを椅子に縛り付けていた縄を解いていく  
「はい、これで沙羅ちゃんは自由だよ・・ってうわっ!!」  
沙羅ちゃんを自由にした瞬間、沙羅ちゃんのタックルが僕を襲った  
不覚にも油断していた僕は堪えきれず弾き飛ばされた  
「双樹!大丈夫か!?」  
「沙羅ちゃん!おにいさんが・・」  
必死の形相で双樹ちゃんの所に走りよった沙羅ちゃんは双樹ちゃんの手を強く握って言った  
「あんなヤツの事なんてどうだっていい!とにかく逃げるぞ!!」  
握った手を引いて沙羅ちゃんは走り出した、扉への道はそれ程無い  
が、もう一歩で扉に手が届くという所で双樹ちゃんが足を縺れさせ転んでしまった  
「そ、双樹!大丈夫か!?」  
「・・・・」  
心配そうに双樹ちゃんの顔を覗き込む沙羅ちゃん、しかし双樹ちゃんは目を伏せたまま何も言わない  
「どうした双樹!何処か痛いのか!?」  
「・・沙羅ちゃん」  
 
「ど、どうしたんだ?大丈夫なのか、双樹!?」  
沙羅ちゃんの問いにようやく双樹ちゃんが反応を示す  
そして双樹ちゃんが沙羅ちゃんに告げた  
『ごめんね、沙羅ちゃん』  
「え・・・・」  
双樹ちゃんは言うと同時に沙羅ちゃんの首もとにピストル型の無針注射器を打ち付けた  
「そ、双樹?何を・・?」  
ガタガタと震えながら双樹ちゃんに問いかける  
「アハハ、おしかったね沙羅ちゃん」  
体を起こして沙羅たちの所に歩み寄る  
沙羅ちゃんは僕を必死に睨みつけている  
「オマエ・・」  
「よく出来たな、エライぞ双樹」  
呼び捨てにして彼女の頭を撫でる、それだけで彼女はネコのように僕に擦り寄ってくる  
「双樹・・!?い、一体・・どういう・・」  
「う〜ん、まだ分からないかぁ・・じゃあ説明してあげなきゃな、双樹・・教えてあげなよ」  
 
「はぁい、ゴシュジンサマ♪」  
双樹ちゃんは蕩けた顔で言う  
「双樹・・?それに『ご主人様』って・・?」  
「うふふ、沙羅ちゃん、おにいさんは今双樹のゴシュジンサマなんだよ」  
甘ったるい声で沙羅ちゃんに言う  
「ゴシュジンサマはね、私にとっても気持ちいい事教えてくれたの、ココをこうやって弄るととっても気持ちよくてね、ここにゴシュジンサマのモノを入れてもらうとね・・気が狂っちゃうくらいスゴク気持ちいいの・・」  
自分の秘部を弄りながら言う双樹  
その表情は発情した牝猫のように魅力的だった  
「双樹・・」  
沙羅ちゃんはその様子を見て声を上げるわけでもなく絶望に包まれ、涙を流していた  
「あはは、よく言えたね双樹、エライよ」  
クスクスと笑いながら言う、沙羅ちゃんの関心が僕に移った瞬間凄まじい殺気が僕に向けられてきた  
「オマエ・・よくも双樹を!殺してやる・・殺してやる!!」  
涙を流しながら叫ぶ沙羅ちゃん、言い切ると共に僕に向かって飛び掛ってきた  
「残念、時間切れだよ〜」  
沙羅ちゃんの手が俺に掴みかかる前に双樹が言った  
「あ?・・あぁぁぁぁぁぁ!!!」  
 
体を大きく震わせると共に沙羅ちゃんは床に崩れ落ちた  
「あ・・あが・・あひ・・が、がぁ・・」  
床に倒れガクガクと震える彼女  
口からは涎を垂らし、目の焦点は定まっていなかった  
「あ・・ひぃ、な・・何・・が?」  
「沙羅ちゃん、どう?キモチイイでしょ?」  
体を震わしている沙羅ちゃんに双樹が語りかける  
双樹はニコニコと笑っている、いつもと何ら変わらない優しい笑顔だった  
「さっき沙羅ちゃんに使ったのは特殊な薬を組み合わせた物でね、結構濃度高くしてあるから効き目は凄いでしょ?」  
「あひ・・あ、あぁ・・!」  
もう僕の声もよく聞こえていないようだ、狂ったように頭を振るっている  
「双樹、そろそろシテあげなよ」  
沙羅ちゃんの様子を見て満足げに笑うと僕は双樹に命じる  
まずは沙羅ちゃんの体に快楽を覚えこませなければいけない  
「分かりましたゴシュジンサマ♪」  
双樹は答えると沙羅ちゃんの服に手を掛け、剥ぎ取っていく  
「や、やめ・・て、ひぃっ!そ、双樹ぅ・・」  
口から漏れる拒絶の言葉にも力がない  
沙羅ちゃんに使った薬はただ動きを封じるだけのものではない  
今の彼女の体は全身が性感帯となっているようなものだ  
 
「ふふふ、沙羅ちゃん可愛い」  
沙羅ちゃんの衣服をすべて取り除いた後、双樹は自らの舌を体に這わせ始めた  
「ひぃっ!あが・・!あひぃんッ!!!」  
ほんの少しの愛撫だけで狂おしいほどの快楽が沙羅ちゃんを襲う  
ただでさえ快楽に対する耐性の無い沙羅ちゃんには強烈だろう  
「はっ、はへっ!はへぇっ!!」  
「あはっ、沙羅ちゃんも壊れちゃった?すごいエッチな顔してるよ?」  
双樹は舌を這わせながらも沙羅ちゃんの反応を楽しんでいた  
じゃあまずは一回堕ちて貰おうかな  
「・・双樹」  
必死で愛撫をしている双樹に一言だけ言う、それだけで双樹は理解したようだ  
「うふふ、沙羅ちゃん・・イカせてあげるね♪」  
言って双樹は沙羅ちゃんの秘部に顔を埋めた  
「だ、だめっ・・あっ・・ああああああっっ!!!」  
差し込まれた双樹の舌によって沙羅ちゃんは絶頂した  
先程よりも一際大きく体を震わせ、力なく崩れ落ちる沙羅ちゃん  
「はぁーはぁーはぁー・・・」  
糸の切れた人形のように倒れ、力なく息をしている沙羅ちゃん  
さて、そろそろ僕のモノにしちゃおうかな  
 
双樹にやった時みたいに、さ  
「沙羅ちゃん、大丈夫かい?」  
沙羅ちゃんの肩に手を回し、優しく体を起こしてあげる  
彼女は虚ろな瞳で僕を見つめている  
もう僕を罵る力も残っていないようだ  
それにまだ薬の効果が消えたわけではない  
沙羅ちゃんの中ではまだ満たされていない感情が渦巻いているのだ  
「あ・・ふぅぅ・・くぁぁ・・!」  
僕の問いに答える事もせずに力ない手で自分の秘部を弄っている  
それでも満足な快感を得られないのだろう、ただ規則的な動きをするだけで何の変化も見られない  
「・・沙羅ちゃん、気持ちよくなりたいかい?」  
「!?」  
弾かれたように僕に視線を移す沙羅ちゃん  
その顔はすでに性欲にまみれた淫靡なものだ  
「どうだい?沙羅ちゃん、素直になっていいんだよ?」  
優しく、脆くなった心に入り込むように  
「我慢しなくったっていいんだ」  
「あ・・ひぅ・・あ」  
今沙羅ちゃんの中で音を立てて何かが崩れ始めている  
 
あと一息だ  
「・・・」  
黙って双樹に目配せする、双樹はそれに気付くと沙羅ちゃんを堕とすため行動を開始する  
「沙羅ちゃん・・」  
「あひぃ・・そ、双樹・・?」  
「沙羅ちゃん、一緒になろう?ゴシュジンサマはとってもイイモノをくれるんだよ?」  
双樹の口から発せられる悪魔のささやき  
「でも・・アイツは、アイツはぁ・・」  
「アイツ、なんて言っちゃ駄目だよ沙羅ちゃん、それに沙羅ちゃんはもうゴシュジンサマの事、大好きなんでしょ?素直にならなきゃ駄目だよ、沙羅ちゃん」  
沙羅の心は悪魔の言葉に少しずつ、しかし確実に崩され始めていた  
「あ・・あ、や・・ぁ・・!」  
ガクガクと震えながらも首を振る  
しかしそれには力が無く、既に陥落するのは時間の問題なのだという事を表していた  
「沙羅ちゃん」  
さて、そろそろ堕とそうかな  
 
頬に優しく手を添え、脆いものを扱うように触れるだけのキスをする  
「ん・・ぁ」  
「沙羅ちゃんは僕が嫌いかい?」  
心に直接聞くようにして言葉を発する  
「あ・・たり前だ・・双樹に・・あんなことして」  
潤んだ瞳で双樹を見つめる沙羅、それに気付いた双樹は淫靡な笑顔を返した  
「双樹には良い事を教えてあげただけだよ、それに沙羅ちゃんだって気持ちよくなってるんでしょ?」  
すす、と人差し指を立てて沙羅の肌に這わす  
それだけで沙羅の体はビクビクと痙攣した  
「や・・あぁ」  
「俺は二人が好きだよ、だから沙羅ちゃんとも気持ちよくなりたい、駄目かな?」  
すでに亀裂が入りボロボロの沙羅の心の壁  
あとは隙間をつつくだけで良い  
それだけで確実に陥落する  
「・・・」  
ちらりと双樹に目配せする  
その意味を悟った双樹は再び沙羅に悪魔のささやきをする  
「ゴシュジンサマの言うとおりだよ、沙羅ちゃん一緒に気持ちよくなろう?」  
「一緒・・に・・?」  
双樹の言葉に反応し、顔を上げる沙羅  
双樹は頷くと更に続けた  
 
「うん、一緒に、私たちは三人で一つなんだから・・沙羅ちゃんも、ね?」  
言って双樹は沙羅の頬にキスをした  
「一緒・・私も・・」  
「皆一緒だよ、沙羅ちゃん」  
二人のやりとりを見ながら僕は沙羅の陥落を確信した、そして双樹がもう戻れないところまで堕ちているという事を再確認した  
「・・うん、分かったよ双樹・・」  
そうして沙羅は双樹と同じ・・一緒のモノへと堕ちた  
 
 
「う・・ん」  
一糸纏わぬ姿になった沙羅を寝かせる  
「沙羅ちゃんこんなにドロドロになってる〜、これならもう入れても大丈夫だね」  
双樹が沙羅の秘部に触れて言う  
「じゃあ沙羅ちゃん、ゴシュジンサマにお願いして?」  
「え・・・?」  
「沙羅ちゃんのココにね、下さい、って言うんだよ」  
あっさりと双樹は言うが、沙羅は顔を赤くして俯いてしまう  
「そ、そんな・・」  
小さく首を振る沙羅を見ると双樹は強硬手段に出た  
 
「沙羅ちゃん、わがまま言っちゃだ〜め」  
言うと同時に沙羅の秘部に指を突き入れる、そしてその指で膣内を弄んだ  
「いっひ、ひっひぁあ!!」  
薬の効力がまだ残っている沙羅の体には十分すぎる快楽だった  
「言う、言います!だから、双樹!!やめてぇっ!!」  
息も絶え絶えになりながら言う沙羅、それを聞くと双樹は素直に指を引き抜いた  
「うん、それでいいよ、そうだなぁ・・じゃあこう言ってね」  
そう言うと双樹は沙羅に耳打ちした  
「なっ!そんなの無理、言えないよ!!」  
どんな事を言われたのか、先程よりも顔を赤くして沙羅は叫んだ  
それを聞いた双樹は再び沙羅を責めようとするが、ここはあえて双樹を制しておく  
「待て双樹、無理にやらせる必要はないよ、しばらく待っていよう」  
僕の言葉を聞いた双樹はひどく驚いたようで、僕に聞き返してきた  
「でもゴシュジンサマ・・」  
「大丈夫、何もせずに待っていれば良いんだよ」  
にやり、と笑みを零して言った言葉で双樹も気付いたらしい  
「そうですね、じゃあ私たちは待っていましょう」  
と俺と同じような笑顔で言った  
 
 
五分ほど経った後  
 
 
変化は直ぐに現れた  
「はぁーはぁー、ん・・んぅ・・」  
目の前にいる沙羅は息を荒げ、腿の辺りを必死で擦り合わせている  
そう、沙羅の体にはまだ薬の効力が残っている  
むしろ完全に達していない以上、沙羅の性欲は極限まで高められている事だろう  
「クス、沙羅ちゃんどうしたの?お顔が真っ赤だよ?」  
「う・・ううぅ」  
からかうかのような双樹の言葉に、沙羅は体を振るわせる事で答えた  
もう我慢の限界まできているようだ  
「お・・お願い、何とか・・してぇ」  
潤んだ瞳で僕に懇願する沙羅  
しかしあえて無視する  
「・・沙羅ちゃん」  
一言双樹が声を掛ける  
それで沙羅も思い出したのか  
再び顔を赤くしたが、決心したかのように僕を見つめて言った  
「お、お願いします・・ご、ご主人様・・私に、この淫乱な雌に、ご主人様のモノを・・下さい!!」  
沸騰したのではないかというくらい顔を赤くして沙羅は言った  
そしてその台詞に満足した僕は立ち上がり沙羅を組み敷いた  
 
「きゃっ・・」  
可愛らしい悲鳴を漏らして倒れる沙羅  
それに僕は囁きかける  
「いいよ、僕ので気持ちよくしてあげる」  
告げて、もう前戯の必要ない秘部に僕の分身をあてがう  
「行くよ、沙羅」  
名前を呼び、一息で純潔の証を貫く  
「あうっ!」  
一瞬沙羅は苦痛に顔を歪めたが、薬の効果もあり、すぐ高揚した表情になった  
「あ、あつ・・い」  
呆、と視線を虚空に彷徨わせながら  
沙羅は呟く  
それを見て僕は沙羅の中にある僕の分身を動かし始めた  
「あっあひ!あっあっああぁ!!」  
僕の腰の動きに合わせて喘ぎ声を漏らす沙羅  
それが気に入って更に力を込めて腰を打ち付ける  
「っく・・」  
沙羅の膣内は双樹のそれと似ていた  
幼い体に入り込んだ異物を追い出すのでは無く、逃すまいとして強く、深く絡みついてくる  
「大したもんだ、気持ち良いよ、沙羅」  
聞こえたのか、快楽に溺れながらも沙羅は嬉しそうな笑顔を僕に向けた  
 
「ん?双樹・・」  
ふと視線を移すと、頬を朱に染め自らの秘部に指を這わせている双樹がいた  
「我慢しきれなかったか、双樹も混ざって良いよ」  
体勢を移し、沙羅の後ろに回りこむ  
「あ・・はぁい」  
双樹は嬉しそうに答え、沙羅と俺の接合部に口付けを落とした  
「ひぃん!双樹、駄目っそこは駄目だよぉっ!!」  
沙羅が叫ぶ、双樹の責めがクリトリスに集中したためだろう  
「いっいぁ!きも、気持ち良いっ!!」  
中と外、二つの快楽の波を受けて沙羅という存在自体は流されてしまいそうになっていた  
「ぐ・・ぁ」  
だがそれは僕もだった、沙羅が快楽に震えるたび、膣内は締まり、絡みつく  
片手で双樹の秘部も弄びながらそれぞれの限界が近い事に気付いていた  
「も・・ダメ、壊れ・・ちゃ、いっちゃうぅ・・!!」  
「沙羅ちゃ・・私も・・!!」  
腰を強く打ち付けたのと同時に沙羅は果て、双樹は突き入れた数本の指が反動で深みに嵌った衝撃で同じく果てた  
「く・・ぁ、限界だ!」  
沙羅が果てたのと同時に膣内は一層きつく締まり、僕にも強大な快楽を与えた  
瞬間沙羅の膣内から自らの分身を抜き放ち、欲望の塊を吐き出した  
吐き出された欲望は二人に降り注ぎ、堕落したその身を白く汚した  
「あは、あったかぁい・・」  
「ん、おいしい・・」  
二人は降り注いだ欲望を掬いそれぞれそう呟いた  
 
 
私たちはずっと一緒だった、だから何をするにも一緒じゃなきゃいけない  
だから好きな人も一緒じゃなきゃいけない、だからご主人様も一緒じゃなきゃいけない  
そう、私は双樹とずっと一緒にいられるって信じていた  
そしてこれからも信じている、双樹と一緒に、ずっとご主人様の傍にいられると  
 
だから双樹、これからも・・ずっと、ずっと一緒にいようね・・。 END  
 

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