沙羅は目の前の光景に呆然としていた、
(なにをしている?)
ベッドの上では一組の男女が交わっていた、あぐらをかいた男の上に少女がまたがり
一心不乱に腰を動かしている。
粘膜と粘液のこすれる音、オスとメスの匂い、そんなものが双子の部屋に充満していた。
(たしか…一緒にお茶会をしていて…そしたら急に眠たくなって…)
「あぁぁぁ、いいぃぃ!おまんこ気持ちいいよぉ!おしりのあなもぉ!アナルもいじってぇぇっ!」
突然、少女の可憐な唇から信じられないような卑猥な言葉が漏れる。
その言葉を聞いて、怒りと羞恥で沙羅の顔は赤く染る。
(あいつ…私の双樹に…なにをしている!)
ギシッ
その時、沙羅は自分がイスにしばりつけられていることに気がついた、
普段着のまま股を広げられるように固定され、両手も背もたれに縛られ、さらには口にボールギャグがはめられている。
(やめろっ!はなれろっ!双樹からはなれろっ!)
そう叫びたいのに口からはうめき声だけが漏れるだけ、身体は芋虫のようにしか動かない
そのまま最愛の姉の痴態を見続けることしかできなかった。
「おにいさんのおちんちん、もっとぐりぐりしてぇ!いっぱいかきまわしてぇっ!」
双樹の腰がうねり男のペニスから精液を搾り取ろうと淫らに動く、
男は低くうめき声をあげながら自らの爆発を納めるように双樹の腰を押さえ込む。
ふと、男と沙羅の視線が絡み合う。
「双樹ちゃん、沙羅ちゃんが目を覚ましたよ」
男が双樹の耳元でささやく。
「あっあっあぁぁっ、沙羅ちゃんっおはよお…ひゃぁっだめっおにいさんっうごかしちゃだめぇっ!」
「ほら、もうイってもいいよ双樹、沙羅の目の前でイくんだ」
男は双樹の小さくて柔らかなヒップをつかむと双樹の秘所を蹂躙するかのようにペニスを打ち付けた。
「おちんちんっおちんちんいっぱいぃっいっいっいひっ…いぃぃっいぐっいぐぅっ、いっちゃいますぅっっ!」
「くっ、うっ、ぐぅっ双樹ぅっ!」
「あっあはっだしてぇっ、おにいさんのせーえき、せーえきちょうだいぃぃっ!」
男と双樹がお互いの身体を抱きしめあい、双樹が男の胸板に歯を立てて絶頂を噛みしめる。
どくんっどくんっどくんっ!
噛まれるのを合図にするかのように、男の熱い精液が双樹の秘所を満たしていった。
「ふあぁ…あ…ああぁ…せーえき…いっぱいぃ…」
双樹はひとしきり快楽にふるえるとぐったりとベッドに沈んだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「くっ…うぅ…」
双樹の中から男はゆっくりとペニスを引き抜き、双樹の顔にぴちゃぴちゃとペニスを突きつける。
「さて、おちんちんはちゃんと綺麗にしないとね、双樹ちゃん」
「はぁ…はぁ…はぁい…おにいさんのおちんちん…キレイにしますぅ…」
まだ絶頂の快楽が残る中、双樹は男のペニスを口に含み、舌と唇で自分の粘液と男の精液をすすりとっていく。
それまで呆然と二人の睦み合いを見ていた沙羅が急に暴れ出す。
「んー!むぐっ!ぐんんぅっ!んーー!!(やめろ!双樹っやめてくれ!やめろー!)」
沙羅が何かを叫んでいるが双樹は気にもとめずに男のペニスを綺麗に掃除していく…
「んあ…はぁ…ちゅっ…せーえき、まだ残ってます…ん…ちゅぅ…ちゅぷっ…」
双樹は男のペニスを愛おしそうにしゃぶりつづける、その行為がどれだけ沙羅を傷つけるかも知らずに。
「ふぅ…双樹、おいしいかい?」
「はいっ、おにいさんのおちんちんとってもおいしいですっ!」
童女のように笑いながら、再び双樹はペニスを口に含み、一心不乱にしゃぶりつづける。
男は愛おしそうに双樹の頭をなでながら笑う。
「さてと…双樹、そろそろ沙羅の口枷を取ってあげなさい」
「んぁ…あ…はぁい…あれ…?沙羅ちゃん…?」
沙羅は泣いていた、両目から大粒の涙をぽろぽろとこぼし、ボールギャグからは嗚咽の声が聞こえた。
「沙羅ちゃん、泣いちゃダメだよ…」
双樹は優しく唇で沙羅の涙をぬぐい、ボールギャグを外す
それが沙羅にとってはたまらなく悲しかった。
「ごめんね…おにいさんを独り占めにされたと思ってるんだね…」
「違う、違うよ…双樹ぅ…どうして…こんな…ひどいこと…されて…」
「ひどいこと…?」
「だってっ!あの男に、あ、あんなことされてっ!」」
「あんなことって…セックスのこと?」
淫蕩なものが、双樹の瞳の奥で光る。
「そ、そうだっ、それにあんな…汚いモノを口で…不潔なっ!」
その瞳に飲まれそうになりながら、沙羅は怒り混じりの言葉を返す。
双樹はその顔を見ながら、ゆっくりと、思い出すかのように語り出した…
「全然いやじゃないよ…おにいさんとセックスするのって…とっても気持ちいいから…
おててやおくちで、おちんちんにご奉仕してるとね…身体の中からきゅーって熱くってなっちゃって…どれだけでもできるの…
ううん、おにいさんとセックスしてからはね、おにいさんの側にいるだけで気持ちよくなっちゃうの」
うっとりとした表情のまま、双樹は自らの秘所に手を伸ばす…
「そうだ、この前みんなと一緒にデートしているときにね、
くっついてるふりをして…おにいさんの手でオナニーしてたんだ、気づいてた?
あの時はどうやっておにいさんと二人きりになるかって、そんなことばっかり考えてたんだ…
結局、どうしても二人きりになれなくて、帰ってから一人でしちゃったんだけど…
うふふ、生まれて初めて沙羅ちゃんのことを恨めしく思っちゃった…んぁ…」
秘所をかきむしるかのように双樹の指は差し込まれ、その中で蠢き、
先ほど注ぎ込まれた精液を掻き出していく。
「あ、知ってる?おしりのあなもすごく気持ちいいんだよ?おにいさんに教えられちゃって…
今も…おしりにプラグが入ってて…おなかのなかがすごい気持ちいいの…はぁ…んむ…」
自分の指で掻き出した精液を双樹は美味しそうにすすり、太股をこすりあわせて先ほどの快感を思い出す。
想像以上の姉の痴態に沙羅は恐ろしさを感じる、あいつはいったいなにをしたんだ!と。
「そん…な、双樹…あいつとつきあいだしてから変だって思ってたけど…そんな…ことまで…」
「んぷ…うふふ、今までずーっと我慢してずーっと隠してたけど、
今日でおしまい…双樹ちゃんも…これで”恋人”だよ?」
双樹と沙羅の唇が重なった。
「んむっ…ん…ん…っ!んぅっ!んぁ…」
「ちゅっ…ちゅぷっ…ん…はぁ…」
双樹の唇が淫猥に蠢く、いや、双樹の唇が沙羅の唇を貪るように蠢く
そのまま食べてしまうかのように唇を噛み舌を口内に差し入れ、唾液をこそぎとっていく…
「んっ…んあ…はぁ…はぁ…沙羅ちゃんの唾液…あまくておいしい…おにいさん…んふぅ…」
双樹は男と絡み合うように唇を重ね合わせ、沙羅の唾液を二人で分け合う。
その光景から必死に目をそらす沙羅だったが、二人のキスを視界に捉えてから
目から離せなくなったことに少し驚いていた。
「んむ…ぷは…うん、二人の唾液が混ざってすごく美味しいよ、双樹」
「うふふ…おにいさん…ねぇ、沙羅ちゃんにも…」
「ふむ…そうだな双樹、そろそろいいだろう」
男はシャツのボタンを外し、ブラをめくりあげる。
「へぇ、ブラのデザインも双樹と一緒なんだな」
「そうなんですよぉ、おそろいなんです♪」
「ふぅん…お、沙羅の乳首はちっちゃくて可愛いなぁ…」
「うっ…やめ…ろぉ…」
弱々しく抵抗する沙羅の胸に二人の両手と口が殺到した。
舐めて
「はぐぅっ、す、すっちゃだめだ…っ」
ねぶって
「つ、つねちゃやだっ、のびちゃうぅっのびちゃうよぉっ!」
しゃぶって
「はぅ…う、あ…いいよぉ…はぁ…」
噛んで
「んっ…噛むなぁ…なぁっ…おねがい…噛まないで…くだ…さい…」
そのまま30分ほどかけて二人は沙羅の乳房を弄ぶ。
「はぁ…はぁ…はぁ…お願い…もう…ゆるして…」
「えー、沙羅ちゃんほんとはもっとしてほしいんでしょ?きもちいいんでしょ?」
双樹が沙羅のスカートをめくりあげる、そこは下着の上からでもわかるほど沙羅の秘所から溢れ出ているものがあった。
「あっ…だめ…やめて…双樹…」
「ほら、やっぱり…おにいさん、そろそろいいと思うんだけど…」
男は沙羅を椅子から解放してやり、力の抜けきった沙羅をベッドの上に横たえさせる。
「はぁ…はぁ…お願いだ…こんなの…こんなのやだよ…せめて…双樹に…見られたく…ない…」
沙羅は快楽に喘ぎながら弱々しく懇願する。
無論、二人の捕食者はそんな懇願を聞き入れない。
「今更なにをいってるんだい沙羅ちゃん?」
「そうですよ、これから…おにいさんに…ちゃんと恋人にしてもらうんですよ…」
二人がかりで抵抗できぬまま沙羅の服は全て剥がされる。
後ろから双樹にかかえられ、太股を大きく広げられた沙羅は自分の淫らな炎に
じりじりと焦がされるように蠢く。
「ああぁ…沙羅ちゃんのここに…ここに入るんですよ…」
クチュリと音を立てて双樹は沙羅の秘所に指を突き立てる。
「ひゃうぅぅっ!あっ…だめっ双樹っ!やめっやめぇ…あっはぁ…っぐっうっ」
双樹に無理矢理指で感じさせられ、沙羅は指が動くたびに身悶えを繰り返す。
「うふふっ、ね、沙羅ちゃん、早く一緒になりましょ…ね?ね?」
双樹は指をさらに増やし、沙羅の秘所をかき開くように蠢かす。
「ひぅっ…あ、ゆ…ゆるしてぇ…おねがい…だからぁ…」
「…そろそろ、よさそうだね」
おもちゃで遊ぶように沙羅をいじり回す双樹を制すように男が言う。
少し興奮気味の双樹が沙羅のまだ幼い秘所を両手で開く。
「はい、おにいさん、私の大事な大事な沙羅の…処女を貰ってください…」
「あぅ…あぁ…双樹ぅ…だぁ…めえ…」
男は沙羅に覆い被さり…ゆっくりとペニスを挿入していく。
半月状の処女膜が男のペニスで広げられ…裂けた。
「くあぁああああ…あっあっあっあっ…あぁぁ〜〜!!」
「あぁ…おめでとう沙羅ちゃん、やっとおにいさんの恋人になれたんだよ」
快楽と痛みと絶望にも似た奇妙な感情の中、沙羅は愛する姉の囁きを聞いた。
「沙羅ちゃん、おにいさんのおちんちん、すごいでしょ?
おにいさんのおちんちんが二本あったら、二人とも一緒になれるのにね。
ああ…羨ましいなぁ…嫉妬しちゃうよ…」
男は沙羅の中をゆっくりと前後に動く、双樹は妹の流す涙を舐めとりながら
ゆっくりと優しく両手で乳房を愛撫していく…
「はぁ…はぁ…あぁっ」
「あぁ気持ちいいよ、沙羅ちゃん、これでやっと三人で楽しめられるね」
「おにいさん、沙羅ちゃんもおにいさんと一緒になれて、嬉しいみたいですよ
ほら、こんなに乳首がおっきくなってる…ちゅ」
「ああ、ほんとだな…んむ」
二人は沙羅の乳房にむしゃぶりつく、敏感になっている乳首をなめ回され
沙羅は背筋を反らして快楽の声を上げる。
「あっあっやっやぁああ…しゃぶっちゃ…だめぇっ」
「うそついちゃダメです、気持ちいいことも、おにいさんに対する気持ちも…
うそをついちゃダメなんだよ…沙羅ちゃん…」
双樹は罰するように沙羅の乳首を強く咬む。思わぬ痛みに身体が跳ね、ベッドが軋む。
「あぁぁっぅっ、痛いよぉっ、ちぎれちゃうよぉっ」
「ね、沙羅ちゃん、ホントの事言って…いま、ホントにしたいこと言ったら許してあげる…」
男が心配そうな顔をして沙羅の顔をのぞき込む、それまでの捕食者の顔ではなく
ほんの数時間前の「優しいおにいさん、双樹の…私の好きな人の顔」を。
挿入されたまま、男の瞳を見つめ、沙羅は言葉をはき出す。
「あぁ…お、おにいさん…お願い…キスして…私だけを見て…キスして…」
「ああ、わかったよ…沙羅」
双樹といっぱいキスした唇、沙羅の乳房をいっぱい汚した唇、でも一番好きな人の唇。
優しい、恋人のようなファーストキスをした瞬間、沙羅は静かに達した。
「わぁ…」
双樹が感嘆するような声をだす、双子だからか、その様子を見ていたからか
彼女は沙羅が達するのを感じていた。
「すごいや沙羅ちゃん…おにいさんとのキスでイっちゃったんだね」
「こ、これが…イっちゃう…って…感じなんだ…」
惚けたように沙羅がつぶやく、好きな人のペニスを挿入されたまま
両手と両足を男の背中に絡ませる。
「ああもう…沙羅ちゃん、俺もう我慢出来ないよ!」
「あっやっ、ま、まだ…うごいちゃ…ひゃうっ」
男は沙羅の制止も聞かずに乱暴にペニスを動かす、そのたびに沙羅の秘所から
密があふれ、ベッドをぬらしていく。腰にからみついて離れない沙羅の両足
男の背中に幾筋もの線をつくる沙羅の両手、その全ての行為が快楽に感じる。
「沙羅ちゃん…出すよ…中に…出しちゃうよっ」
「ああっあっ…お、おっきくなるぅ…」
ずっと我慢していたのであろう、男の2度目の射精は1度目のそれよりも
大量の精液が沙羅の胎内にぶちまけられた。
「あ、熱い…熱いよ…」
沙羅の中からゆっくりとペニスが引き抜かれる、溢れた精液と血がベッドに染み込んでいく。
「ああ、おにいさん、沙羅ちゃん…今日ほどうれしい日は…ないです…」
「…双樹ちゃん…あ…」
「まだ、大丈夫でしょう?おにいさんと沙羅ちゃんが愛し合ってるところ見てたら…
私もう我慢が出来なくなっちゃって…」
背後から伸びた双樹の両手が男のペニスを優しく包む。
三人の恋人の夜は終わらない。
−−−
いつものデートの帰り道、まるで夕食のメニューを訪ねるように双樹が言う。
「おにいさん…今日は…私がおくちで綺麗にしますから、沙羅ちゃんにいっぱい注いでくださいね♪」
「ああ、わか…」
「だっだめだっ!口で…ご、ご奉仕するのは、私の役目だからなっ!」
「へぇ…沙羅ちゃんはそんなに口でしゃぶるのが好きなのかい?」
「あ、それは…その…あ、あの双樹…ゴニョゴニョ」
真っ赤になりながら沙羅は双樹に耳打ちする。
「…うふふ、おにいさん、沙羅ちゃんはね、おにいさんのをおしゃぶりしながら
私におしりをいじめられたいんですって」
「あ、ば、ばか!違うよ、そんなんじゃない!」
「そうか、沙羅ちゃんはおしりの方がいいのかぁ…意外だなぁ」
男は沙羅のスカートの上から軽くアナルプラグを叩く。
「ひうあぁっ…あっ、そ、そうなんだっ、二人におしりを…いじめてほしいんだっ」
沙羅は二人の腕をぎゅっとつかんで軽く達した。
(終)