「お兄さんへのお礼っていうのはどうですか?」
「へ?」
「そ、双樹?」
 肩にしなだれかかっていた双樹ちゃんが、俺のももに倒れこんだ。
 わけではなく、予想もしていなかった行為に及ぼうとする。
「わ、ちょ、双樹ちゃん!?」
 なんと、双樹ちゃんはズボンのジッパーを下ろし、俺のモノを引っ張り出そうとする。
「もう……硬くなってます」
「そ、そりゃまあ……さっきから二人を抱いてるから」
 だって、二人ともすっげえ柔らかくていいにおいがしてるんだからさ。そうもなる。
「双樹、もしかして……」
 オドオドと尋ねる沙羅ちゃんに答えず、双樹ちゃんはモノをつかみだそうとするので、俺も腰を浮かせて協力する。
「お、お前……」
 沙羅ちゃんが呆れたように俺を見る。
 だって、してくれるってんなら断る理由はないし。というか、ぜひともお願いしたいし。
 会話中に、異変があった。生暖かく、だけど女の子の中とは違う感触に、モノが包まれた。
「はむっ!」
「うを!?」
「わっ!」
 双樹ちゃんが俺のモノを咥え込んだ。
 あまりに急に気持ちよくなったもんだから、変な声を上げてしまい、沙羅ちゃんが驚いてしまった。
「ん……む……」
「うわ、こりゃまた」
「む」
 双樹ちゃんがモノの頭を咥え、舐めながら俺を見上げる。
 その光景はなんとも色っぽく、童顔な双樹ちゃんも妖艶に見える。
 そんな双樹ちゃんを見下ろし、髪を梳いてあげると気持ちよさそうに目を閉じた。
 俺はそれに見惚れてしまって、沙羅ちゃんが膨れてしまっていた。
「わ、私だって!」
 叫ぶと、沙羅ちゃんまでが俺のモノにしゃぶりついた。
 こ、これはかなりやばい。
 っつーか、今でも気を抜くと腰が引けてしまいそうだ。


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