はぁっ・・・ぁ」  
少女はため息にも似た吐息を漏らす  
「かなめ・・・かなめっ・・・」  
その少女の上に乗る男は夢中で腰を動かす  
ベッドが歪な音を立ててもかまわず、ひとつの目的に向かって  
「あっ・・・あぁ・・!」  
少女の声が大きくなる  
「かなめ・・・中でいいか?」  
「はっ・・・だ・・・め・・・今日危ないし」  
「・・・わかった・・・」  
その男は不満そうにしながらも腰を引き抜き、目的ー本当の目的とは違ってしまったがーー  
を終え、男は満足そうに少女の上から降りる  
少女は荒い吐息をしながら、行為の余韻に浸っていた・・・  
 
 
「千鳥」  
いきなり呼び止められる  
振り返るとそこには、いつもどおりの朴念仁が立っていた  
「なによ、せっかくの休日で、これから買い物に行こうと思ってたのに」  
「すまん、だが、その」  
何かいいにくそうに下を向く  
こいつの名前は相良宗介  
凄腕のエージェント?でミスリルだかなんだかの軍に所属している根っからの軍人だ  
こいつが私の学校に来てから、私の生活はあらされ放題!  
平和な学校生活など望むこともできなくなった・・・  
「なんなのよー。女子高生の休日は貴重なのよ!?用件があるならさっさと・・・」  
うじうじしているのにいらつき、先を促してみると、目つきを変えて近寄ってきた  
・・・まさか  
「任務だ。あの島へ一緒に来てくれ」  
・・・やっぱり  
「はいはいわかりましたよー。ま、ミスリルの御指名じゃしょうがないわね。テッサにも会いたいし」  
「感謝する。それでは一緒に来てくれ」  
そう言うと私の手を引っ張って強引にタクシーに乗せられた  
こいつが無茶なのはいつものことだが、今日はいつにもまして強引な気がする  
「で、今日は何の用なのよ?」  
「機密事項だ。ここでは話せない」  
「また機密・・・はいはい」  
こっそりため息をついてみる  
強引なくせに、大事なことは私は知らない  
利用されているみたいで面白くない  
その後は特に話すこともなく、ヘリで島まで運ばれた  
前回は途中で海のど真ん中に落とされたことを考えると、ラッキーな気がする  
(やばい・・・普通はこうなのよこう。海に途中で落とすヘリなんてないない)  
頭を振って危険な色に染まりかけている思考を元に戻す  
島に着くと、宗介はまた私の手を引っ張ってずんずん歩いていく  
どうせ基地にでも連れて行かれる・・・と思っていたが  
「ついた、ここだ」  
「・・・へ?」  
着いたのはお洒落な感じのコテージだった  
「ここ・・・って?」  
「買った。入るぞ、千鳥」  
「買った・・・って!えぇーー!」  
無茶苦茶にも慣れていたが、これは予想外  
「いくらしたの?すごいすごい!」  
「俺は傭兵だ。このくらいは買える」  
中に入ってみると、これまたこいつのセンスとは思えないお洒落なインテリアの数々・・・  
思わず見とれていると、真ん中にある大きなソファーに座らされた  
「すごいわねー。これあんたが選んだの?」  
「いや、クルツに頼んだ」  
「クルツ君?あぁ確かに彼の趣味っぽいかも」  
それきり宗介は口を閉ざした  
気づけばすごい汗をかいている  
「どしたの宗介?具合でも・・・」  
さすがに心配になり、声をかけようとすると・・・  
「千鳥、好きだ」  
「・・・はぁ?」  
言葉の意味も理解できないままソファーに押し倒された  
 
 
「ちょ、ちょっと!」  
「好きなんだ、千鳥」  
宗介に組み敷かれたまま、なんとか抗議の声を上げる  
顔が近い・・・目があってしまった  
「そんなこといきなり言われても・・・とりあえずどいてよ!」  
照れるやら恥ずかしいやらで完全に混乱する  
それでもなんとか組み敷かれているのから脱出しようとすると  
「俺が嫌いか?」  
なんか寂しそうにそんなことを聞いてくる  
「そ・・・だからっ!こんな状況で聞くことじゃないでしょ!」  
「嫌いなら、嫌ならそういってくれ。今すぐやめる」  
寂しそうな目、それはどこか叱られている犬を思い出した  
「き・・・嫌いじゃないわよ」  
恥ずかしさでそっぽを向いて何とかそれだけ搾り出す  
「そうか」  
途端にうれしそうな顔になった。なんだかかわいい。尻尾が付いてたらぶんぶん振っているかも  
だが、きょうのこいつの予想外は私の予想外のレベルを遥かに超えていた  
「なら続ける。嫌なら言ってくれ」  
そう言うといきなり上着を脱がされた  
そのままブラの上から胸をもまれる  
「な・・・なな・・・」  
予想外にもほどがある。声も出ない  
そのままブラをたくし上げようとしている宗介に、何とか声を上げる  
「な、なにやってんのよいきなり!!今日のあんた変だと思ってたけど、  
何か変なものでも食べたの!?とにかくやめて!やめなさい!!」  
「・・・嫌なのか?」  
また寂しそうな瞳。だが、これで騙される訳にはいかない  
「当たり前でしょ!何考えてるのよ!!」  
やばい、少し泣きそう。恥ずかしい、悔しい  
「任務があるんでしょ!?こんなことしてる場合じゃ・・・」  
「任務は・・・ない。ヘリは2000ドルで借り受けた」  
・・・頭がまた混乱する。つまり、こいつは・・・  
私を襲うために、こんなコテージを買って、任務だと嘘までついて、ここまでつれてきたと・・・?  
 
 
この作戦は失敗するわけにはいかない  
今まで数々の任務を果たしてきたが、これほど困難な任務はなかった気がする  
恋愛の機微など俺にはわからない  
だから、自分なりにクルツの本で勉強してみた  
ムード作り、夏の海、別荘、ゴージャス演出、そして・・・  
はっきり言ってその本に書いてあることはほとんどわからなかったが、最善は尽くした  
そして最後に、愛を表現するならばやはり体を重ねるのが一番だとあった  
そのとおりにしているのだが・・・  
「千鳥、さっき言ったとおりだ。嫌ならやめる・・・」  
千鳥は泣きそうな瞳で俺をにらんでいた  
なぜだ、俺は君に愛を伝えたかっただけなのに・・・  
「嫌いじゃ・・・ないわよ」  
落ち込み始めたところに、そんな声が飛び込んできた  
「嫌いじゃないわよ!もう!むしろ好きよ!もっと早く気づきなさいよ!!」  
今度は怒鳴られた・・・泣いている?  
「わ・・・私はっ・・・私・・・」  
一方的に怒鳴ってきたと思ったら、今度は泣いている・・・  
理解できん。だが、好きなんだ。俺は、君が。  
「千鳥、すまない・・・」  
「謝るんじゃないわよ・・・バカ・・・」  
「好きなんだ・・・」  
「私もだってば・・・バカぁ・・・」  
「千鳥・・・」  
千鳥の泣き顔、声、そして、半分あらわになっている胸を見たとき・・・  
何かが頭の中で切れてしまった  
今までどんな任務も冷静にこなしてきたはずの俺の頭に、時限爆弾のように仕掛けられていた何か  
それが爆発してしまった  
「千鳥、すまない・・・」  
「謝るなって・・・」  
「もうとめられん」  
「え・・・?」  
千鳥の下着を強引にはずす  
本にはずし方が書いてあった気がしたが、忘れてしまった  
そのまま胸を揉みしだく  
「やぁ・・・そ・・・」  
千鳥は暴れるのをやめ、されるがままだ  
きれいな胸の頂点にある場所を口に含み、吸ってみる  
「んぁ・・・だ、め・・・」  
そのまま舌で転がしてみる  
「それ・・・だめぇ・・・ん・・・!!」  
千鳥の呼吸が激しくなってきた  
なぜだろうか、このうれしさは、幸福感は  
「気持ちいいのか、千鳥」  
「そんなこと・・・ない・・・ぁああ!!」  
気持ちよさそうに見えるが、まだ足りないらしい  
いつの間にか大きくなってきたそこを舐め、つまむ  
「ふぁっ・・・ああっ!!」  
千鳥の声が大きくなる・・・まだだ、もっと聞きたい、この声を  
 
胸の後は・・・  
俺はゆっくりと千鳥のスカートに手を伸ばす  
「はぁ・・・や、宗介・・・」  
千鳥は弱弱しく抵抗してくるが、止められない  
そのままスカートの中に手を入れてみる  
そして指で目的地を目指す  
「だめぇ・・・そこ・・・はぁ・・・」  
千鳥は両手で顔を隠しながら抗議してくる  
目的地にたどり着くと、そこは温かかった  
下着の上から触ってみる  
指先に小さな湿り気を感じた  
「だめ・・・だめ・・・っ!んぁ・・・だめぇ・・・」  
ここは今回の作戦の最重要ポイントだ、慎重に・・・  
「ん・・・ぁあ・・・はっ・・・はんっ・・・」  
千鳥の声が大きくなった、間違っていないらしい  
下着をずらし、直接触ってみる  
「ああああぁっ!!やぁっ!宗介・・・だめ、だめ・・・っ!!」  
そこは確実に先ほどより湿っている・・・  
いや、もうこれは・・・  
「千鳥・・・濡れている」  
「ば・・・!!そん・・・ああぁあ!!ない・・・くぅ・・・」  
否定しようとしているようだが、真っ赤になって震えているだけだ  
俺は無言でスカートを脱がした  
さっきまで触っていた場所は、下着の上からでも形がわかるほど濡れていた  
そのまま下着まで脱がそうと・・・  
「ま・・・て・・・待って宗介・・・」  
待てない、待たない・・・  
下着を脱がすと、千鳥は足を閉じてしまった  
慎重に、慎重に・・・無理だ  
 
千鳥の足を強引に開かせる  
「ちょ・・・宗・・・介ぇ!!」  
千鳥は足を閉じようとしているようだが、そんなことはさせない  
すでに濡れている場所を舐めとるように、舌を這わせる  
「そう・・・っ!!そんな・・・きたな・・・いよ・・あぁんぁ!」  
「汚くなどない」  
「恥ずかし・・・くん・・・ぁ・・・ああぁ!」  
「問題ない」  
舐めても舐めても、蜜が出てくる  
千鳥の声も大きくなる・・・もっとだ、もっと・・・  
「そ・・・すけ・・・んっ!ぁぁっ!!まって!まってぇ!!」  
千鳥が悲鳴のような声をあげた  
・・・いかん、調子に乗りすぎたか?  
「すまん、千鳥・・・嫌だったか?」  
「嫌じゃ・・・ない・・・でも・・・その・・・」  
まただ、嫌でないのになんなのだろうか  
「あの・・・その・・・うぅ〜〜〜」  
顔が真っ赤だ。興奮によるものか、それとも快感のためか  
「もうっ!察しなさいよ!!その・・・れてよ」  
「・・・?すまない、聞き取れなかった。もっと大きな声で頼む」  
「うぅ〜〜〜!!もう入れてって言ってるのよ!!」  
「・・・はぁ?」  
「もう恥ずかしくて気持ちよくてだめなの!!気づきなさいよこの鈍感!!」  
・・・千鳥はそっぽを向きながらそんなことを怒鳴ってきた  
・・・何を言っているのか、すぐにはわからなかったが・・・  
俺は、それを実行する決意をした  
 
 
悔しい、恥ずかしい、こんな朴念仁に・・・  
でも・・・気持ちいい  
これは仕方ない、本能だと納得させても、恥ずかしいものはどうしようもない  
だから、早く終わってほしくて・・・  
あーもうだめだ、嘘はつけない、気持ちよくて、我慢できなかっただけだ  
「千鳥・・・いいのか」  
いまさら聞いてくる、答えるのも恥ずかしいのを気づけ、この鈍感  
「いいから・・・早くしてよ」  
悔しいから顔は見せない、そっぽをむいてやる  
「では・・・入れるぞ」  
だからいちいち宣言・・・って!!  
「ちょっと待って、宗介・・・あの・・・付けてよ」  
「付ける・・・とは何を?」  
「・・・知らないの?」  
「肯定だ」  
・・・嘘でしょ  
「だから・・・その、あれよあれ!!」  
「千鳥、あれとかこれとかの言葉で意思を伝えようとするのは日本人の悪い癖だ。物を言うときにははっきりと」  
「だぁあああ!!あんただって日本人でしょうが!!だからコンドームよ!!スキン!!ゴム!!」  
こんなんじゃいつものどたばだと変わらないじゃない・・・  
「・・・・・・・・・・・」  
・・・え?  
「千鳥・・・その・・・水筒を付ける趣味は俺には」  
はりせんがなぜないのだろう  
「いや、君が・・・その、そういう趣味なら・・・」  
スリッパでもいいかもしれない  
「あーもーいいわよ・・・何か・・・バカらしくなってきた」  
「俺は真剣だぞ?」  
「いいってば・・・もう・・・」  
「真剣なんだ」  
「わかってるってば・・・」  
「どうしようもないんだ、千鳥」  
「だから・・・」  
「千鳥・・・限界だ」  
「・・・え?」  
何がなのか・・・聞く前に、このバカは・・・本当にこのバカは・・・  
デリカシーのかけらもないこの・・・  
「んっ・・・ぁ・・・ふぁぁぁ!!」  
「・・・っ!」  
「そう・・・す・・・もっと・・ん・・あぁ!やさしく・・・」  
「千鳥・・・千鳥・・・」  
「ゆ・・・くり・・・あんっ!んっ!」  
それでも、どうしようもなく、私はこいつが好きで  
好きな相手にこんなことされて、嬉しくないはずがなくて  
「うぅ・・・ん・・・ぁあっ!!あぁ・・・ん、くぅ・・・」  
・・・気持ちよくないはずがなくて  
「あ・・・ん・・・いい、そ、すけ・・・きもち・・・いいよ」  
・・・そんな自分が嫌になるけど、でも  
「好きだ、千鳥。好きだ、好きだ」  
・・・ずるいわよね、こいつ・・・  
「・・・わたし・・・もっ・・・好き・・・すきぃ・・・ぁあああ!!」  
どうしよう、私、こんなに・・・こんなに・・・  
「千鳥・・・っ!!」  
「ああぁあ!!んぁああ!!ぁああ!!ぁっ!!っ!!」  
だめ、何も考えられなくなっていく  
「・・・千鳥っ!!」  
「ふぁぁぁぁあぁ!!・・・っっ!!」  
 
 
二人の男女は、ソファの上で荒い息をついていた  
その行為の余韻に浸るように  
その行為を懐かしむように  
その時間が永遠になるように  
いつまでも、荒い息を収めようともせずに  
だが、やがて少女のほうが口を開いた  
「・・・中に出したの?」  
「・・・・・・・・・」  
「答えなさいよ・・・」  
「・・・・・・・・・」  
「ちょっと・・・まさかあんた・・・」  
「・・・スースー」  
「・・・人に・・・中で出して・・・寝てる・・・」  
少女は男の下から少し苦労して這い出して、部屋から何かを探している  
少しの時間探しただけで、それはすぐに見つかったようだ  
その意図は不明だが、少女はスリッパを握り締めていた  
「この・・・!!」  
少女はスリッパを未だ寝ている男の頭にーーー  
・・・たたきつけなかった  
「なんて幸せそうな顔してんのよ、このバカ」  
男はこれまで、心のそこからの熟睡の経験などほとんどなかった  
それが、幼いころから硝煙と血にまみれてきた男の戦士の本能だった  
だが、今この男には、たとえ頭に拳銃を突きつけられたとしても起きない眠りが訪れていた  
「・・・ったく、しょうがないやつなんだから、あんたは」  
少女はスリッパを放り出し、代わりに部屋の隅の毛布を持ってきた  
「特別大サービスよ、起きたら、大感謝しなさい」  
毛布を男にかけ、少女もその中に入り込む  
「私も寝ちゃお・・・おやすみ。宗介・・・」  
少したったころ、ソファからは二人分の寝息が聞こえた・・・  
いや、寝言が聞こえた  
「問題ない、千鳥、君は俺が・・・守る。守る・・・」  
 
・・・結局次の日の昼まで眠り込み、そう都合よくヘリを借りられるわけもなく、二人は学校を2日休む羽目となった  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
超おまけ  
警告、読まないほうがいいと思います  
 
 
 
 
 
 
 
 
「カシムゥッ!愛してるぜぇ!」  
「ぐ…うぁ…」  
「どうしたどうしたぁ!!もっと抵抗してみろよ!」  
「あ…やめ…ぐ…」「そう…すけ…」  
「ヒャハハハハ!かなめちゃん〜!カシムがよがり狂う様はどうだ?興奮してきたか〜?」  
「ちど…見るな…みるな…く…」  
「やめて…やめてよぉっ…!」  
「あ〜いいねぇ〜!!もっとその声を聞きたいが…残念だがもう出ちまいそうだ!ヒャハハハハ!!」  
「宗介ぇーっ!」  
「出すぜカシム!!出しちまうぞ〜!」  
「う…ぐ…アアッー!!」  
 
 
 

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