布団に寝そべらせて下着を剥ぎ取った後、宗介はかなめの股を見て、非常に驚いた。
勿論表情には出さないが、しかし一瞬の間をかなめは敏感に感じ取ったらしく、
居辛そうに膝をぴったり合わせてそっぽをむく。
「千鳥、君は…」
「い、言わないで!」
あまりにも自分の股と様子の違うかなめの股間は、不思議な事に彼女の頭髪と同じ
色の毛は一本も生えておらず、おなかや太ももと同じ、透ける様な美しい肌色のままだった。
「いや、これは…確認させてもらおう。よく知らんのだが、俺たちの年齢になると、
股間や腋に陰毛が生えるのではないのか」
「いっ…そ、そーよ…でも、あたしは生えない人らしーのよ…」
しぶしぶ答えると、宗介は右手を顔に当ててふーん、と思案していた。
「…きもちわるい?」
かなめがとても心配そうに聞いて来るので、宗介は弾かれたように顔を上げると必死に否定する。
「いや、美しいと思うぞ」
「そんな風に言わなくても!」
かなめは両手でさりげなくかつしっかりと自分の股を隠して、上目遣いに宗介をじっと見る。
「…見せてよ」
「む?」
「ソースケもズボン脱いで?あたしだけなんて、ずるい」
請われて、宗介はモゾモゾとズボンを降ろしにかかった。
こちらはこちらで恥ずかしいものがあって、すでに彼女の裸をごく近距離に感じていたせいで、
下着を脱ぐと勢いをつけて半身が飛び出した。
かなめは目を丸くして、飛び出したものをじっと見る。
「う、うわー…」
何ていうか、男って…とぶつぶつ呟かれ、宗介はいたたまれない気持ちになる。
彼女の毛が生えていないつるりとした股と比べたら、自分のほうがよっぽと恥ずかしい。
頭髪よりも相当縮れた、ごわごわとした黒い毛の下に普段はぶら下がっているだけのものは
充血して半勃起状態で、自分の一番浅ましい欲望が言葉にしなくても全てばれてしまう。
「ホントにこんなのついてるのね」
ちょん、と指先でこわごわ突かれて、宗介はしりもちをつきそうな位の衝撃に襲われた。
まずい、このままではつんつんされただけで醜態を晒し兼ねん。
宗介は膝をついてかなめの正面に座ると、彼女の両足を抱きかかえ、そのまま簡単に
間に割って入った。
「やっ…ん、ソースケ…?」
「痛みを感じたら言ってくれ。では。行くぞ」
「ちょっと、何…っ!!!」
太ももを両腕に抱え込み、そのまま正面のつるつるした部分に吸い付く。
舌で周囲を舐めてみても、そこには産毛さえなくて、唾液に助けられてぬるぬると心地よく
行き来する舌の動きに、かなめは気持ちよくて抵抗を忘れた。
宗介はさりげなく彼女の脚におのれを擦りつけながら、溢れてくる蜜を舐め取ろうと鼻先を
埋めるようにして内側へと侵入する。ぴらりと開いた彼女の中は、肌表面とは全く違う
鮮やかな肉の色だった。
「はあっ…ちどり…!」
いよいよ我慢が効かなくなり、宗介は今にも爆発しそうな塊をかなめの中にねじ込んだ。
視線を下に落すと、自分の陰毛の下に赤黒い性器が見え隠れし、それは何に阻まれる事なく
かなめの中にぬめり込んでは出て、を繰り返している。
こんなふうに広がるものか、吸い付くようだ…宗介はその光景をしっかりと目に焼きつけ、
そして激しく腰を擦りつけ、打ちつけた。
やがて吐精し、収まりがつかず再び動き出すと、かなめの亀裂から先ほど吐き出したものが
溢れ出してくる。中を掻き出すようにして動く度、反応が変わって面白くさえある。
無毛の恩恵をしっかり目に焼きつけながら、宗介は射精を重ねる為にさらにかなめを攻め立てた。