二人の作った食事を口移しで堪能した男は二人にも「食事」をさせる事にした。
「それ」がいかに美味な物であるかを暗示で植付け、食べる時の「作法」も教え込む。
空腹な(と思い込まされている)かなめと蓮は何の疑問も持たずに言葉どおりにエプロンの首紐を外し、乳房を露出させて男の足元に近寄っていった。
「早くしよ、お蓮さん。お腹空いちゃった」
一刻も早く空腹を満たしたいのかすばやく動いたかなめは豊かな乳房を男の右側からそのペニスに寄せて蓮を急かす。
そそり立つペニスに僅かに触れるかなめの乳房はそれだけで張りと弾力を感じさせ心地よかった。
これが性的な奉仕だとは思っていないはずだが外気に晒されている為かピンク色の乳首は尖り始めている。
「はい、かなめさん。私も早く味あわせていただきたいですから……」
かなめに一歩遅れて連は男の左側から自分の乳房をペニスにそっと添えた。
かなめが弾力を感じさせるなら、連の胸は吸い付くようなしっとり感に秀でていた。
もちろん滑らかさも兼ね備えていて量感はかなめとほぼ同程度。
わずかにサイズは劣るかもしれないが未経験の高校生でありながらかなめにはない色気があった。
かなめと同じく色素の沈着とは無縁だが蓮の場合、桜色と形容したくなる乳首も控えめに立っていた。
「いくよ?せーの……」
ぐにゃり
かなめの声と合わせて左右同時に乳房がペニスに押し付けられた。
「「ひゃうん!?」」
「うあ……」
その拍子にピンクと桜色の乳首が押し付けられあい、その刺激に二人は思わず声を上げ、
男も二つの乳房に自身が埋め込まれる感覚に呻きを上げた。
「あーびっくりした……」
「は、はい。なんでしょうか、今のは」
「えーと、今のはその……」
「?」
(いわゆる「えっちな感覚」だけど、ひょっとしてお蓮さんってオナニーもした事ないのかな?)
疑惑を感じたかなめだが、「えっちな感覚」が食事中に発生する事は疑問に思わず「作法」に置ける副作用と認識して納得している。
「き、気になるだろうけど、こうやって食べるにはどうしても感じちゃうものなの。
ちょっと食べるのに苦労しちゃうけど味はそれに見合ってるそーよ」
触れ合った乳首からジンジン走る感覚に頬を紅潮させながら言うかなめに蓮は素直に頷いた。
「美味しい物を頂くには手間暇をかけなければいけませんからね」
和風料理の仕込みの重要さを思い浮かべて、かなめと同じく頬を染めた顔で微笑む。
「そうだ、早く食べたいんだろ。さっさと始めてくれよ」