内容はテッサ×ロニー。
ロニーは最新短編『マジで危ない九死に一生』内の『テッサのお墓参り』に出てきたナイスショタ。
読んでない人は置いてけぼりになってしまうが、すまん、許せ。
一応状況説明↓
テレサ・テスタロッサ
本編以後、マオとクルツの愛の巣(ニューヨークのマンション)に居候をかます。
歳をとったはずなのに挿絵が尋常じゃないほどロリ。しかし乳はやや巨大化、そしてその乳を意中のナイスショタに押し付けるという痴女行為にでる。背中にあたってるよ……あててんのよwwwwwwwwwwwww
死んだ片思い相手の墓参りに訪れる重たすぎる女。でもそれ以上に過去が重いからそんなとこも可愛いよ!
ロニー・ゼンメルヴァイス(ショタ)
バニと同郷の色黒ショタ(11〜12歳くらい)。テッサの乳が気になる思春期ショタは、テッサの勧めのままにニューヨークに拉致られショタ。
ややネット依存気味のショタ。頭脳明晰だが斜に構えた態度が生意気可愛いナイスショタ。ネット知識で満足してんじゃねぇよ!世間知らずのクソガキがぁ!!と思ったら親に捨てられてました。可哀ショタ。
テッサが僕の故郷、ランカンフシ島を訪れたのが今から3週間前。ふとした拍子に彼女の手を握った僕は、そのまま島を出てニューヨークまで攫われてきてしまった。
曰く、わたしと一緒に暮らしませんか?
「言っておきますけどこれは『めーれー』です!本当はわたし、とーっても偉いんですよ?
ロニー、もちろんあなたはわたしの部下ではありませんが、ま、逆らわない方が身のためです――変に抵抗するとお仕置きしちゃいますよ?そこのアルが、ね?」
≪イエス、アイマム≫
2メートル超の鉄人がテッサの意見に迎合し、わざとらしく肩を回す。
主の命令一つで今すぐにでも僕を引っ掴まん、といった風情だが、僕にはその寸劇さえテッサの不器用な気遣いだとわかってしまった。
言外。彼女は僕に遠慮をするなと言っている。あなたをつれていくのはわたしのエゴなのだから、ロニー、あなたはただ「仕方がないね」と言ってわたしの手を取ればいい。
そして僕は、人の厚意を無碍にできるほど子供でもなければ、魅力的なお姉さんの誘いを断れるほど大人でもなかった。
「わたしはメリッサ。メリッサ・ウェーバー。そんでこいつがわたしの旦那のクルツ――話はテッサから聞いてるわ。急なことで大変だろうけど、よろしくね?」
最初は不安だった。
見知らぬ街に見知らぬ人たち。しかも居候先は新婚夫妻の愛の巣だときている。どう考えてもお邪魔虫だ。
しかしそんな不安も杞憂に終わる。
そもそも旦那は――僕はクルツさんを「兄さん」、メリッサさんを「姉さん」と呼んでいる――留守がちで、新婚らしい様子はあまり見られない。
どんな仕事かは知らない。
しかし兄さんはいつも東西南北、めまぐるしく世界を飛び回っている。
「ロニー。お前も男なら、女を守れるようにならなきゃならねー。これは一人前の男になるために、超えなきゃならない試練の一つなんだ……
愛しのメリッサを頼む。頼んだぞ。そりゃ俺だって、あいつの傍を片時も離れたくない。
しかし、しかし、世界が俺を、このクルツ・ウェーバーという才能をほっといちゃくれねーんだ!」
前回の帰国時に兄さんは僕にそう語った。
妻を頼む。付き合いの浅い僕に言うにしては、かなり踏み込んだ冗談だ。兄さんは僕を酷く気に入っている――それ以上に彼は、テッサを随分と信頼しているらしい。
テッサの判断なら間違いない。テッサが見初めた人間なら信頼するに足る。
信頼どころか信奉に近い感覚だ。僕から見ても洗練された大人である二人が、テッサを信用する理由とは一体なんだろう?その鍵は三人が共有する過去にあるのは間違いない。
僕は一度だけ問い詰めた。
「ごめんなさい。一緒に住もうなんて言っておいて、勝手だというのはわかっています。でも言えないんです……ロニー。わたしはあなたに対して、極力誠実であろうと努めています。
だから言えないことは言えないと言う。
さっき、わたしの名前はテレサ・テスタロッサであって、マンティッサは偽名であることを告白しました。
約束します。わたしはこれを最後に、あなたに嘘をつきません……嘘の過去を偽造じて、あなたを欺くようなこともしません。
おいそれと言えない過去がある、それがわたしたちの真実であることを、告白します」
その時のテッサから僕は、二十歳前の少女が持つには重たすぎる覚悟を感じた。僕は問い詰められない。兄さん流にいうなら「女がそこまで言うのなら、ぐっと疑問を飲み下すのが男の
甲斐性ってもんだ」という感じだろうか。
とりあえず三人は、昔どっかの軍隊でドンパチやらかしていて、年少のテッサがお偉方についていた――今はそんな認識でいいと思う。
時期がくれば、あちらから話してくれるかもしれない。詮索するのは粋ではないだろう。それに一つや二つ隠し事があったとしても、僕はテッサから離れる気には到底なれない。
しかし、そんな毎日の中で困ったことが起きた。
いや、別に困っているわけではない。
しかし僕は、知りたくもない秘密を知ってしまった。
軍隊?ロボット?そんなものではもう驚かない。
僕が知ってしまった秘密。それは――
テッサが官能小説を書いている。
テッサが官能小説を書いている。
大事なことのなので二回言いました。
*
最近よく、あの男が夢に出てくる。
「やあ、久しいね――と言っても僕たちには、時間という概念は酷く曖昧なものなのだけど」
銀髪の色男――レナード・テスタロッサは、夢の中で私になれなれしく声をかける。
現世での悪行などどこ吹く風で、世間話に花を咲かせようと唇を動かす。
「体の調子はどうだい?」
「最近おもしろいことはあったかい?」
「『彼女』は元気かい?」
「あの薄汚い傭兵は、今どうしている?」
レナードが言う薄汚い傭兵とは相良宗介のことだ。
彼にとっては二度と忘れられないような名前だろうに、彼はわざとそれを忘れた振りをする。
天才中の天才である彼のプライドが、ウィスパードでもないただの男に出し抜かれたことを許せないらしかった。
ふん、つまらない男、と私は一笑にふす。だから言ってやった。
本当は私も、これを説明するのは酷く気が進まないのだけど――彼の現状について。日本の彼は千鳥カナメとともにイチャコラスッタモンダに及んでいることについて、事細かに説明し
てやる。
「知ってたよ」
レナードは笑う。所詮は夢の中。私の思考など口にせずとも彼に伝わってしまう。
これはただの夢だ。
メリダ島の一件以来、『私たち』はウィスパードではなくなっている。囁きも聞かない。
だからこれもウィスパード特有の超次元的な現象ではなく、記憶の精緻化リハーサルの一環としてのレム睡眠中の脳内活動だということになる。
つまるとこ目の前のレナードは、私が記憶の断片から作り出した妄想の産物だ――そう思うと酷く気が抜けた。
夢の中の自分の妄想に肩肘張るのが馬鹿馬鹿しくて、私は小さく笑う。
談笑。
*
≪サガラ軍曹についてですか?≫
「うん。どんな人なんだろーって」
アルと僕は頻繁にネットを通して会話をする。
僕はニューヨークのアパートの自室から。アルは世界のどこぞからインターネットにアクセスしている。
ある日の会話でのことだ。特に詮索好きではない僕だけど、一つだけ聞いておきたいことがあった。
Q:ソースケ・サガラとはどのような人物か?
≪何故そんなことを?≫
「ん?いや別に。ただ、みんなの話によく出てくるからさ。その時だけ話に取り残されちゃって困るんだ」
嘘だ。僕はすでにサガラさんがテッサの思い人だということを知っている。
一体テッサはどんな男に惚れたのだろうか。あのバニという人とは大分タイプが違うらしいけど――卑しくて女々しい好奇心だと自分でも思う。でも、気になるものは仕方がない。
「ダメかな?話せる部分だけでいいんだけど」
テッサたちが持つ隠し事に、もしかしたらソースケ・サガラは入るのかもしれない。
≪別段問題ありません。そうですね。サガラ軍曹。特技はサボタージュと相手の計画を台無しにすること――彼は私の知る限りで最高の戦士です≫
「最高の戦士?」
≪そうです――ロニー。あなたは戦士にとって、最も重要な能力とはなんだと思いますか?≫
機械音声なのにアルの言葉はなぜか少し興奮気味に聞こえた。
もしかしたら彼は、サガラさんについて話したくて仕方がないのかもしれない。
「うーん。戦士だから……敵を倒す能力、かな?」
≪否定(ネガティブ)≫
「じゃあ、忠誠心?命令は絶対です!的な」
≪否定≫
「えー。柔軟性とか?――わかんないよ。僕、戦士じゃないし」
≪否定……ロニー、あなたも一人の戦士です。なにせ人生は戦いなのですから≫
「なんのセリフ、それ?ありきたりすぎて見当がつかない……で、正解は?」
≪走る力です≫
「走る力?……確かに戦士はよく走りそうだけど、他にもっとあるんじゃないの?」
アルは機械のくせにたまによくわからないことを言う。いや、機械だからこそなのかもしれない。
≪もちろん、これが全てだとは言いません。ただ、戦いの基本は走ることです。走れない戦士に勝利はなく、極論すれば、技能も装備も無関係です。誰よりも長く走れる者にだけ、戦い
の女神は微笑みます≫
「それはなんのセリフ?」
≪サガラ軍曹の言葉です。そして、サガラ軍曹は誰よりも長く走れる男です≫
僕は小さく笑う。どうやらアルは、そのサガラ軍曹にひどく懐いているらしい。なんだか僕まで彼のことが好きになってしまいそうだ。
「最高の戦士か。なんかかっこいい。僕もあってみたいな――アル。サガラさんって見た感じどんな風?イケメン?写真とかない?」
≪人間の美的感覚についてまだ私は理解が及んでおりませんが、均整のとれた体、顔つきをされています。残念ながら今閲覧できるデータベース上には、軍曹の画像データはありません≫
「そっか、残念。テッサは写真かなんかもってないかな」
言いつつ僕は、ネットの検索サービスでサガラさんについて調べてみた。
サガラさんは以前、日本の高校に通っていたらしい。もしかしたら学校のサイトに写真があるかもしれない。
sagara サガラ 相良 ソースケ 宗介。。。
「お、意外とひっかかるね。なになに〜――えっ、2ちゃんねる……?」
そこで僕はとんでもないものを見つける。
【5:856】軍隊内でいちゃいちゃ【第五連隊】
1 名前:名無しさん@ピンキー 2010/08/08(日) 15:55:58 ID:qTHemHKy
ここは軍隊や自衛隊、戦う男女の間におきたいんぐりもんぐりについて扱うスレです。
前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/*********
847 名前:名無しさん@ピンキー :2011/09/27(火) 19:33:39.90 ID:NlVvV4Wv
おまんちん保守
848 名前:名無しさん@ピンキー :2011/09/29(木) 00:07:23.54 ID:q2wObgFu
ぼきゅのグロッグ19が今にも暴発しちゃいそうです><
849 名前: 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2011/09/30(金) 23:51:15.26 ID:IjYBPrR+
↑短小乙
850 名前:囁かれし者 :2011/10/03(月) 01:13:15.98 ID:E3hFVMt9
このスレの>>798です。
続きが書けたので投下します。
今回のはサガラがテッサを結構いじめるので、苦手な人は注意してください。
>>848
短小乙
*
夢の中、レナードは言う。
「確かに現実はそうなった。僕は死んで、カナメさんはあの傭兵のものに……だが、そうでない未来を夢想していけないと誰が言った?
人間の想像力は偉大だ。宇宙に果てはあっても、想像力に果てはない。その強大な想像力は、適宜発露させなければならない」
レナードは持ち前のカリスマ性を発揮して、私一人を相手に演説をする。
私は思わず「おー」と声を上げて、手を叩いた。
「欲求が実現できないとすれば、それは別の形で表現されるべきだと僕は考える。
夢想家で結構だ。どんな方法でもいい。隣人に語って聞かせるのもいい。小説にするもいい。今はインターネットという便利なものがあるんだ。発露の機会は十二分にある。
だのにそれをしないのは、想像力を神から承った人類としての怠慢ではな――
と、ご高説を承っている間に目が覚めた。
カーテン越しの外は既に白んでいる。もう朝か、と思ったころには夢の内容などほとんど忘れてしまった。
だのに私はベッドから立ち上がると、ノートパソコンを起動させてしまう。
――想像力は適宜、発露させなければならない。今はインターネットという便利なものがあるんだ。
夢など忘れたはずなのに、なぜかその言葉だけ頭に残っていた。
私は便所の落書きに、自身の想像を発露させようと思う。
*
そこにはソーイチ・サガラとテレサ・トンプソンの目くるめく情愛がつづられていた。
サガラは堅い言葉遣いとは裏腹にえらいむっつりスケベでテレサに変態的な行為ばかり要求している。
一番最後に投下されたSSでは、サガラはテレサのアナルにビーズを捻じ込んでいる。
そしてそのビーズを前後させつつ
「だらしなく口を開いて、やっとおしゃぶり上手な顔になられましたね。大佐殿は俺だけのおフェラ豚であります」
と言っていた。何言ってんだこいつ。
このSSはシリーズ化されており、アナルビーズで既に6作目になっている。
スレ民からは随分と好評を得ており、このSSが投下されるたび「このSSは最高よ!」と叫ぶ鼻血を流した女のAAが貼られていた。
SSの中でサガラとテレサは、あらゆる場所であらゆるプレイをする。
ある時はアパートの一室で、ある時は学校の屋上で、ある時は基地の会議室で――当初手の甲が触れただけで赤面していた二人は、橋桁の下でヴァギナにペニスを、アナルにバイブを突
っ込んで喘ぎ狂うほどに熟成されている。
と言っても年少の僕には、内容の半分も理解できなかったのだけど。
「どうしてこうなった……」
僕は思わず呟いた。
名前は違う。二人の設定も違う。SS上の舞台は陸軍だ。詳しいことは知らないが、テッサは海を戦場にしていたらしい――だがこれは、これは完全にあの二人だろう?SS上のテレサは僕
の知るテッサと、人格、見た目の描写ともに瓜二つだった。
一体誰がこのSSを書いたのか?と考えて、僕には一人しか思いつかない。
「テッサ……現実が辛すぎるからって、こんなものを……」
思わず泣けてくる。僕は目頭を拭う。
涙ところか鼻水も出てくる。視界が歪んで画面が見えない。鬱だ。最悪の気分だ。鼻の奥が痛い。胸の底に泥水がたまったような感じがする――だのに僕の股間はビンビンになってしま
っていた。
なんだよこれなんなんだよこれなんでちんこがでかくなっちゃってんだよおいまじかよまじかよ。
ズボンの前が不自然に膨れる。裏生地と先端が強く擦れて、顔が歪むほど痛い。
「くっそ…なにこれ……うまく出てこない……痛ぇ!!」
「どうしましたロニー?大丈夫ですか?」
「えっ、テッサ……ぉわうっ!!!」
僕は椅子から転がり落ちる。
世界が終る。僕は本気でそう思った。
*
身体のシルエットが透けるような、胸元が空いた白いワンピースを来た少女――テレサ・テスタロッサはロニーを驚かそうとした。
最近ロニーが冷たい。年頃の少年である彼は、同じ屋根の下で暮らす妙齢のテッサに対して、幾分か距離を置くことがあった。それがテッサにとっては気に入らない。
なんですか。最初のうちは「テッサ、テッサ〜」っていつもついてきて可愛かったのに、最近は妙にツンツンしちゃって。あれじゃまるでカナメさんみたいです!むきーっ!
そんな彼女は悪戯を思い立つ。
何かきっかけが欲しかった。ちょっと後ろから脅かして、少しロニーに遊んでもらいたかった。
年長者としては大人げないかもしれないけれど、同じ家で暮らす人間にそっけなくされるのは、なんとなく寂しい――そんなことを考えつつロニーの部屋、ドアノブにそっと手をかける
と「痛ぇ!!」中から悲鳴が聞こえてきた。
悪戯も忘れてドアノブを捻る。鍵は開いていた。文明的とは言えない村から来たロニーには、鍵をかけるという習慣がない。
オープンザドア。目の前にはロニーの後ろ姿。椅子の上でうずくまり、何かに耐えるように肩を震わしている。テッサは思わず叫んだ。
「どうしましたロニー?大丈夫ですか!?」
「えっ、テッサ……ぉわうっ!!!」
突然の問いかけに振り仰ぐロニー。反動で椅子の軸が揺れる。バランスを失った体は一瞬宙を舞い、次の瞬間床に叩きつけられた。
衝撃。どちらが上か下かもわからない。というか股間がさっきよりもさらに痛い。彼は地面でのた打ち回り――その上にテッサが覆いかぶさった。
「ダメ!ロニー、動かないでください!おちんちんがチャックに挟まっちゃってます!!」
あまりにも痛そうなことになっていたロニーのペニスを見て、テッサはいてもたってもいられなくなってしまった。
柔らかな肉体がロニを押さえつけようとする。甘くていい匂いがする。前も思ったけど、意外と胸大きいなぁ。どさくさに紛れて揉んでも大丈夫かなぁ――ロニーのペニスはさらに大き
くなり、さらに深くチャックが食い込んだ。
*
「んぎゃにににっ!!テッサ、痛いってば!もう少し優しく触ってよ」
「わたしは優しく触ってます。ロニーがいけないんです。少し柔らかくしてください。これじゃとれません……」
合理的な判断だ。
ロニー本人では痛くて自分の股間を弄れない。だからテッサが彼のペニスからチャックを外そうと、股間を弄りまわしている。
傍目には大変拙かろう。18歳の一見おしとやかな美少女が、11歳のこれまたそれなりに整った顔立ちの少年の未成熟なペニス(包茎スタイル)に指を這わしている――しかしこれはエロいことではないのだ。必要に迫られてしているだけで他意はない。
これを不健全だと言うのなら、それはあなたの感覚が不健全なだけで、私たちはいたって健全なのだ――ということに二人の間ではなっている。
事実、精通前のロニーにとって、ちんこの皮がチャックに挟まるのは未知の体験であり、怖くて自分ではチャックを外せそうになかった。
テッサは未成熟なりにビンビンになったちんこの皮を引っ張りつつ、ぽつりと言う。
「すごい。この皮って意外と伸びるものなんですね。ゴムみたい……知ってますかロニー?コンドームには水が1リットルも入るんです。以前サガラさんが言ってました」
「こんどーむ?」
「おちんちんにつけるゴムです」
「?……なんでつけるの?おしっこいけないじゃん」
「おちんちんはただの尿を運ぶホースではないのです。他にも隠された機能があるんです」
テッサは大パニックであった。
表面上は平静を装っているが目に熱がこもっている――深海で魚雷に追い回された時ですら些かの狼狽すら見せなかったテッサだが、今回の事故は赴きを異にしていた。なにせ彼女は生
ちんこを見たことも触ったこともない。
それでもなお、彼女はチャックに挟まった皮を凝視しながら、ジリジリとチャックを下げていく。顔が近い。荒い湿った息がロニーのペニーを包み込んだ。
「テッサ……息、息が、あたって……」
「息?……吹いた方が痛くないですか?温めましょうか……?」
「えっ…いや……」
テッサはさらに肉棒に唇を寄せると、引っ張られた皮に生暖かい吐息を吹きかけた。あまりに顔を近づけたため、鼻の頭がツンツンと亀頭を突いた。
痛みは確かに幾分か和らいだ。しかしそれ以上にいろいろと拙かった。テッサの(細い指の)中で欲望がさらに大きくなる――それでもなお、テッサはチャックを着実に下げていった。
ギリギリギリッ……ぷつっ。
「ぁ゛おう……!」
「やった。とれましたよ。ロニー」
肉棒に頬を寄せるようにしてテッサは言った。
自由になりブン!と天を突いたちんこをテッサは「痛かったでしょうね……赤くなってますよ?」と言いつつ撫でる。
右手が上下し、ちんこの皮を伸ばしたり縮めたりした。
ロニーは包茎である。皮の口から外気に触れたことのない粘膜が見えたり隠れたりした。
ちんこの下側がゾクゾクする――年並に性に疎いロニーでも、これがヤバい状況だというのはわかる。
彼はテッサの頬を両手で挟むと、ちんこから彼女の顔を引き離した。
「も、もういいよテッサ。そんなに撫でなくても……もう、痛くないよ?」
「そうですか?でも、こんなに腫れてるじゃないですか」
テッサはご乱心である。
勃起に対する知識はある。しかし、このロニーの股間に起きた現象を性的興奮による勃起であるとみなした場合、これまでの行為はバリバリにエロいことになってしまう。
勃起したチンコを撫でる→ヤバい!
腫れあがった患部を撫でる→ヤバくない!ふしぎ!
テッサは無理やり今までの行為を後者であると認識した。これは腫れあがった患部である。腫れあがった患部からは、腫れをひかせねばならない。
至極普通の結論だ、ということに彼女の中ではなっている。
「こんなに腫れちゃってるのにそのままにしておくなんて考えられません――うーん、これはどうして腫れているのかしら?膿?血?わたしはサブマリナー……海の女ですから、多少の医療行為も心得ています」
「医療、てこれ怪我じゃないし、多分。よくわかんないけど……もー、とにかく触らないで!テッサが触るとムズムズするんだよ!」
「ムズムズする?ではかきましょうか?痒いところはありますか、なんちゃって。ふふ」
「なに笑ってんの。本当に怪我だったら笑い事じゃないよ。いや、違うけどさ。多分怪我じゃないし……テッサ、こんなことでからかわないでよ」
「からかってなどいません。私は至って真面目です。ロニー。あなたはもっと自分の体を大事にするべきです。今まで、こんな風に腫れたことがありますか?」
「何回かあるよ。別に初めてじゃないし、また戻るよ」
「でも、こんなにパンパンにならなかったでしょ?」
「そうだけど……」
性知識が足りないロニーは、テッサの言葉に心底不安になる。
興奮すると股間が大きくなることは知ってるが、先ほどまでチャックにちんこを挟んでいたため、この腫れがただの勃起なのか怪我なのか判然とつかなかった。
本当に怪我しちゃったのかな……マジかよ……切り取るようなことになったっらどうしよう……。
ロニーは俯く。幼く端正な顔を思いっきり顰めて、絞り出すように言った。
「うぅっ……け、怪我じゃ、ない…もん……ぇうっ」
彼も年並に情緒が不安定なのだ。ロニーの目じりから涙が一粒流れる。
そんな彼を見てテッサの中の母性がざわめきだした。
テッサは竿から手をはなすと、その手でロニーの目じりを拭った。
「大丈夫です。わたしに任せてください。腫れのひかせ方なら知っています……一応」
テッサの真剣な眼差し。ロニーはちんこを握った手で顔を触られて『きたねーよ!』と思ったが、何も言えなくなってしまう。
彼女はロニーのうなじに手を回すと、そっと彼の体を抱き寄せた。程よい大きさの乳房にロニーの顔が埋まる。汗ばんだ皮膚がペタペタと唇を撫でて、彼の股間は更に腫れあがった。
「ロニーはとてもしっかりした子だけど、やっぱり子供です。もっとわたしに甘えていいんです……それともこんなわたしでは、頼りになりませんか?」
ロニーはテッサの胸の中で頭を横に振った。
酷く泣けてきた。父は死に、母から見捨てられたロニーには、テッサの柔らかさは深く胸に刺さった。
彼は胸の谷間からテッサを見上げ、消え入るような声で「痛くしないで」と言った――それがテッサにとっては大変ツボだった。
「はい、優しくしてあげます。痛かったら言ってくださいね?」
言いつつ、抱きしめた腕をほどく。自身の汗とロニーの吐息で湿った胸元が、若干寒く感じられた。
*
869 名前:囁かれし者:2011/10/03(月) 02:07:19.23 ID:E3hFVMt9
横になったテレサの肛門からヌラリとアナルビーズが抜け出る。腸液に濡れた一つ一つの球が間接照明の光を反射する。
一個、また一個。
球が抜け出るたびに、大便をひり出す時のようにアナルのシワが拡がる。ソーイチはビーズの端を引っ張りつつ、テッサの顔を覗き込んだ。
だらしない顔だ。目じりや口元が弛緩し涎や鼻水を垂れ流す。日頃の才気は全く感じられず、この女、ただ下半身の快楽に身を委ねるだけの、肉の傀儡だ。
彼女とは対照的にソーイチの顔に変化はない。そして言う。
「だらしなく口を開いて、やっとおしゃぶり上手な顔になられましたね。大佐殿は俺だけのおフェラ豚であります」
「え……サガラさんの?わたし、サガラさんだけの、おフェラ豚なんですか?」
「そうです。あなたは俺だけのおフェラ豚です」
「もっと……もっと言ってください」
「テッサは俺のおフェラ豚だ」
「もっと」
「俺だけのです。あなたのような理想のおフェラ豚は、他にいない」
870 名前:名無しさん@ピンキー :2011/10/03(月) 02:09:18.73 ID:q2wObgFu
えんだああああああああああ
871 名前:名無しさん@ピンキー :2011/10/03(月) 02:10:25.64 ID:wjigubgu
いやあああああああああああ
*
「唾液をつけるのは消毒のためです。傷口をなめるという行為にはちゃんとした科学的な根拠があるんですよ」
テッサは口をくちゃくちゃとさせて口内に唾液をためると、それをゆっくりとロニーの股間に垂らした。
天をつくペニス。その頭頂部の皮を引っ張って、包皮と亀頭の間に唾液を流し込む。
「全体を消毒しないといけませんね」と言いつつ、唾液を亀頭、竿、玉袋に塗りたくった。
テッサの唇と亀頭の間に唾液の橋が架かり、肉棒が一際張りつめた。ロニーは言う。
「本当に腫れがひくの?なんかさっきより大きくなってる気がするんだけど」
「大丈夫です。もう少しこすれば膿が出ます。わたしに任せてください」
「膿!?中に膿がたまってるの?」
「え?……えぇそうです。この先のおしっこの穴から出ます。ただ普通の膿と違って白くてネバネバしてますし、別に汚く……ないです――最後までちゃんとわたしが処理してあげますから、ロニーはなにも考えなくていいです」
口から涎を出るに任せながら口から出まかせを言うテッサ。左手で球袋を、右手で亀頭に被った皮をほぐすように弄ぶ。
経験はないが知識はある。オナニーも経験済みであるテッサは、自身のクリトリスを刺激する要領で、ロニーの先端をくるくると弄った。
亀頭と包皮の間に小指を捻じ込み、恥垢がないか確認する。
「少し汚れがたまってますね。ちゃんとお手入れしないと病気になっちゃいますよ?」
「別に大丈夫だよ……あんま引っ張んないでよ。痛いし、裂けそうで怖い」
「裂たりなんてしません。そもそも男の子が、ちょっと痛いくらいでガタガタ言うのは情けないと思います」
「痛かったら言えって言ったくせに……」
「昔のことを蒸し返すのも男らしくないです。それに、大人のちんちんにするには、こうした方がいいらしいです」
ロニーの静止もなんのその、魚肉ソーセージのビニールを剥くように包皮をぐいぐいと下に下げるテッサ。
本当に裂けてしまわないように力を加減しつつ、粘膜を外気に触れさせていく。くちゃくちゃとやっている間にちんこに垂らした唾液が乾く。その度にテッサは口内に溜めた唾液をダラダラとちんこに垂らした。その様をロニーはまじまじと凝視する。
その視線に気づいたテッサは彼に問いかける。
「どうしました?」
ペニスの末端近くに顎を置いて、上目づかいでシコシコする。
包皮の間に溜まった粘液が、手の上下に合わせてぴちゃぴちゃと音を立てた。飛沫が飛んでテッサの唇に僅かにかかる。彼女の薄い桃色の唇が、濡れててらてらと輝く。
ロニーはそっぽを向く。
「別に」
「本当ですか?いいんですよ、何かしてほしいことがあったら、言ってください」
テッサの話をして唇をヒラヒラと動かすたびに、その花弁はどんな蜜を孕んでいるのかと考えることがある。ロニーは蚊の鳴くような声で「ちゅーしたい」と言った。
*
895 名前:囁かれし者:2011/10/03(月) 02:35:19 ID:E3hFVMt9
鉄橋を列車が通過する。轟音が橋桁の下に響き、それに合わせるようにテッサは大声で喘いだ。身を捩って乳を振り乱す。腰振りに合わせて乳首がぷるぷる揺れた。
ソーイチは周囲の轟音に掻き消されないように、大声でテッサに問いかける。
「テッサ!俺のペニスとバイブ、どっちがいいか言ってみろ!!この二本挿しで喘ぎ狂う淫乱な雌豚が!!」
「どょ、どっぢもいいです!どっちも好きなんです!!サガラさーん……ひぃあぅ!もっちょ、もっちょ突いてくださいぃいいい!!!」
ソーイチはテッサをバックで犯しつつ、彼女のアナルに深々と挿入されたバイブの根本を逆手で握った。ナイフで傷口を抉るようにバイブを捻る。「はひゃぃい!」テッサは高い声で鳴いた。
「どっちも好きだと!なるほど、貴様は救いようのないカスだ!!神と両親に懺悔しろ!
私はあなたからいただいた体をチンカス掃除に使っています!口はフェラで乳はパイズリ専用です!ザーメンまみれになるために今まで育ってきました!!マンコの襞でチンカスをこそぎ落して小便を漏らす下等な生き物です、と懺悔しろ!!」
「は、はいぃ!テッサはちんかすでしゅううううううううう!!」
896 名前:名無しさん@ピンキー 2010/10/03(日) 02:38:65 ID:qTHemHKy
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!AA(ry
*
「匂い、嗅ぎます?」
「嗅がないよ!」
テッサはワンピースの下に手を入れると、レースの付いた上品なパンティを手早く脱いだ。湯気が出そうな脱ぎたてパンティをロニーの顔に寄せる。嗅がないと言った彼だが、本能的に
鼻をクンクンとさせてしまった。
自身の反射に気づいて、ロニーは顔を背ける。
「変な匂い」
「そこは嘘でもいい匂いって言っておくんです」
言いつつテッサはそのパンティで、ロニーのちんこを包んだ。曰く「わたしとキスしたら、ロニーすぐイっちゃいますからね」とのこと。
生暖かい布が擦れて、テッサの手とは違う快感に身悶える。ロニーは背をのけぞらして、玉どころか肛門あたりから上る射精感に耐えた。
「テッサ、オシッコしたい」
「ロニーがしたいのはオシッコではありません。射せ……膿がでそうなんです。ロニー、よければこのわたしの下着を、わたしのおなかだと想像してみてください。その方がたくさん出
せると思います。わたしのおなかの中……前、じゃ想像しにくいでしょうから、わたしのお尻の穴におちんちんを入れて、おちんちんの中身をドロドロ出すイメージです」
ロニーは少し驚く。
「お尻?お尻の穴に出すの?」
「本当は違うんですけど、前はロニーには早すぎます。前に出すのはちゃんと定職についてからにしてください」
「仕事すれば前で出していいの?」
「そーです。ロニーが就職したら、前でさせてあげます」
何がなんやらわからないが、ロニーはとりあえず納得した素振りをした。彼はすでに我慢の限界なのだ。早くキスがしたい――射精と言う概念を知らない彼だが、キスに対する憧憬は人並みにあった。
「男が女物の下着をつけるなんて、まるで変態だわ……嘘ですよ?落ち込まないでください」
テッサは綺麗なお姉さんだった。可愛いお姉さんだった。こんなくりくりキラキラした女の子は、彼の村にはいなかった。
ネトゲの美麗なアバターを見て『嗚呼、これは想像の産物なのだ』と妙に納得した。画面の中の女と村の女には、二足歩行していることくらいしか共通点がなかった。
絶望した!三次元など消えてしまえ!――と思っていたらアバターよりもアバターらしい、おさげが似合う可愛いお姉さんに、ニューヨークまで拉致されてしまう。
テッサに手をとられてニューヨークを案内された。年並にきゃっきゃする彼女が年上なのに可愛かった。「案内、と言ってもわたし、こっちにきてあまり時間がたってないんですけど……」と言って照れる彼女が可愛かった。
『表通りのカフェがおススメらしいです。メリッサが教えてくれました』
『ほら、あまりあわてて食べるから。ソースがはねてます』
『ロニーは運転が上手ですね。わたしも機械には強いつもりですが運転はどうも……』
『え、プレゼント?くれるんですか?――そんなことありません。とっても嬉しいです』
唇と唇が触れた。
ロニーの初めての能動的な行動だった。
たまりかねた彼は、つい、と唇を突き出すと目を丸くするテッサの花弁を奪った。彼女も抵抗することはなかった。
小鳥が水を飲むように薄皮をついばんだかと思うと、次の瞬間には、互いの唇の間に唾液の橋ができるような濃厚なキスに変わる。
技術などない。幼い本能をむき出しにしたロニーは、テッサの口内に深く舌を捻じ込んだ。ちゅるちゅると卑猥な音が上がる。舌と舌を絡めると、まるで体と体を絡めるような淫らな錯覚に襲われた。
テッサは手のひらでロニーの高ぶりを感じていた。互いの舌が深く絡まるたびに彼のペニスが脈動するのが、パンティ越しに如実に伝わってくる。
酷く興奮する――テッサは粘液でヒタヒタになったパンティを上下に揺すった。竿を擦る。包皮の中で亀頭が擦れる。亀頭が皮の中で充血してパンパンになった。
「テッサ……テッサ、お、おしっこいきたい」
「いいですよ、ここでしても……だからもっと、たくさんキスしましょう」
酸欠の金魚のように喘いだ二人は、また互いの口で互いの呼吸器に蓋をする。
ロニーの頭の中はテッサのことでいっぱいだった。
これ以上ないくらい近くにテッサの顔がある。思ったよりもずっと柔らかい唇と、狭い口の中。長い舌。根元まで絡み合う。味がいいのか唾液が多量にでる。口の端から垂れて、彼女の
胸の谷間に吸い込まれていく。ワンピースが透けて、ブラジャーのガラまで視認できる――そして僕は、ブラジャーなんかよりもずっと恥ずかしいモノを、テッサに触られてしまってい
る。
ひんやりした指に肉棒の熱が移る。粘液とともに匂いまで彼女の手に移ってしまう。彼女の手はこんなことをするためのものでないはずなのに――ロニーはテッサを穢してしまったよう
な、酷く背徳的な気分に襲われた。
テッサとキスしながらテッサにおちんちん触られて、テッサのパンツの中におしっこしちゃう――テッサのナカにデちゃう。テッサのナカってどんな感じなのかな。お尻の穴?……それ
ともこの、今舌を入れてる口の中みたいに、あったかくて柔らかくて狭くてビチャビチャに濡れてて吸い付いてきて……。
「テ、テッサ……もう、ダメだ……出ちゃう、本当に出ちゃう……」
「出していいです……このまま、このままちゃんと……受け止めますから……」
もう何も言わせまい、とテッサがロニーの口内を貪る。
ちゅぱちゅぱと唾液を絡ませ、まるで自分の両手を膣だと錯覚したかのように激しく上下させた。痛みへの思慮などないその愛撫に、ロニーはとうとう絶頂に達する。
「う゛っ……!」
短く喘ぐ。それと同時に精液が、テッサの手のひらを強く叩いた。
初物のザーメンがテッサのパンティ袋に注入される。テッサは彼の精液を逃すまいと、両手でペニスを囲むように強く握った。
びゅるるっるるっるうるるっる。
と、音がしそうなくらい見事な射精だ。何せ11年分なのだ。パンティの端や生地から滲み出た精液がテッサの両手を穢し、それでもなお溢れ出た精液が、テッサの太ももにびちゃびちゃ
と滴り落ちる。
唇がわずかに離れる。
「ひぃっ……はぁ、テッサ、テッサ……どうしよう……と、とまらないよ……テッサにかかっちゃうよ……」
「止めなくていいです……わたしはかかっても気にしませんよ?」
ロニーの口の匂いを嗅ぐような距離でテッサは言った。彼女は射精し続けるのもお構いなしに、彼の先端を弄び続ける。
萎えようのないペニスから11年分のザーメンが吐き出され、テッサの両手はもとより、太ももやワンピースをべたべたに汚してしまう。
「すごい……すごいですロニー。よっぽどたまってたんですね……最後まで握っててあげますから、全部だしていいです」
へーこら、息も絶え絶えに喘ぐロニーの首筋にキスを落としつつ、テッサは言った。
下半身は酷い有様だ。未だ射精は止まっていない。噴水のような勢いは既にないが、時折脈動し、湧水のように精液を吐き出す。ロニーの下半身でだけでなくテッサの下半身まで、雄の汁で汚れてしまっている。テッサには特に気にした様子はない。
ロニーの腰が時折痙攣する。そのたびにテッサは慈しむようにロニーの先端を握りしめた。
「テッサ……テッサ……」
「はいはい、わたしはここにいますよ」
熱病に浮かされるようにロニーはテッサの名を呼んだ。彼女は自身の存在を誇示するように、そっと彼に体を寄せる。
テッサの吐息がロニーの首元に触れる。彼女の視線が部屋を見回し、煌々と光るパソコンのディスプレイで止まった。
「ロニー」
彼女は一瞬息を止める。
苦手な食べ物を飲み下すように気を入れて、言う。
「もし、もしまた、おちんちんがこんな風になってしまったら、わたしを頼っていいです……また、してあげます。だから……こんな、小説もどきなんて、書かなくてもいいんですよ…
…?」
「え?」
ロニーは驚愕に目を見開いた。背筋が一瞬寒くなった。
*
夜の帳が窓を覆う。既に日付は変わっている。
眠るのは憂鬱だ。きっとまた夢に、あの男――レナード・テスタロッサが出てくる。それにまだ、この文章を書きあげていない。
「まだ起きていたのかい?もう遅い。早く寝なさい」
「……はーい」
しかしこれ以上は拙かろう。怪しまれる。
私はしかたなし、ノートパソコンの電源を落とし、寝支度を始める。
やはり違うのだ。サガラさんはアナルビーズなど使わない。(ベッドの上では)身一つで戦う男だ。そしてテスタロッサさんも「ちんかすでしゅううううううううう」などとは言わない。
もっとリアリティが、もっと真に迫った表現とシチュエーションはないだろうか?
やはりソースケ×テッサではなくソースケ×カナメ?時代は主流のそーかななの?それともまさかのそーマオ?そーサビ?
更にはガウルン?まさかのそーガウ?「どうしたガウルン?文字通り手も足も出んな……しかし貴様にも穴はあろう……ゴクリッ」いやいやねー……あるあるあるあるwwwwwwwww
私は悶々としつつ枕を抱いた。立ち上がり、寝室へと向かおうとして、その前に夜の挨拶をする。
「おやすみなさい――ハンターおじさん」
「おやすみ。暖かくして寝るんだよ――ミラ」
夢は憂鬱だ。あの男も気に食わない。だが私は、今夜の対談でレナードに、そーガウの可能性について問いただそうと思う。
完。