フルメタの短編(ドラマガ……何月号掲載か忘れた)ネタ。
宗介が持ってきた細菌(←ネタバレなので効果は伏せとく)から逃げれて、恭子を襲うオノDとか。
「め、メガネキャラだから! 顔射っ、顔射していいよなっ!」
バスケットの腕は三流だが、オノDの股間だけは黒人選手並みだった。
「いやぁーっ! グロ長いーっ!」
「くぅぅっ……これを一度でいいから、千鳥とか佐伯先輩に使ってみたかった」
漢涙を流しつつ、オノDは同級生と昨年のミス陣高二位の裸身を思い浮かべる。
すると、ややオノDの好みから外れた愛玩系眼鏡っ娘の前で、激しくそびえ立つものがあった。
「は、ハイパー化したぁ!」
「その小さなお口に入るかなぁ?」
「やめ……うっぶぅ!」
恭子の口中に、蛇の先端を思わせる器官がねじこまれた。
「んんっ、む、むぅっ。んっ、うぶっ」
「うっひょーっ! 気持ちィィーっ! もっと早くこうしとけばよかった!」
はりつめた肉の穂先が唇をなぞり、口腔の粘膜をこする。
(いやぁ……へ、変なお味がするぅ。助けて……カナちゃん!)
無情にも、助ける声は喉からの喘ぎになるのみ。
かなめを助ける宗介――はいても、恭子の危機に駆けつける男の子はいない。
(こんなの、ひどいよ……)
眼鏡の奥の瞳に、涙が浮かぶ。
「出すぞ! 出すぞ、ディフェンスを固めろ!」
よくわからないかけ声とともに、オノDが熱く滾ったシュートを放った。
「んーっ!」
「おっ、おおおうっ、感動だ! ジョーダンの再来よりも気持ちいいぃぃっ!」
顔射宣言をしておいて口内に出すなどとは、ジョーダンの再来もないものである。