薄暗い地下室の中に止むことの無い嬌声が響き渡る。  
咽返るような性臭が地下室全体に溢れかえった。  
”パンパン”と肉と肉がぶつかる音がその異様な雰囲をいっそう際立たせていた。  
複数の男達に囲まれた中心には一人の少女。  
いや、それはおよそ人間とはかけ離れた姿。  
男や女などには分類されないその姿は紛れもなく  
キメラアントの蟲の中にいたネフェルピトーであった。  
しかしその姿はボロボロの布切れが体を覆い隠すのみの  
ほとんど全裸の状態であった。  
 
男たちの体液により体中はどろどろになっていた。  
また一人男が彼女の顔に向け精液をぶちまける。  
「たまんねーな、この牝。何度でも出せるぜ。」  
男はそう言うとがははと下品に笑った。  
「おう、やらせてくれんなら何でも良かったのにこんな上物とはな。」  
他の男も釣られるように笑った。  
「うぉ、やべえ、また出るぜ。」  
ネフェルに挿入していた男がぶるりと腰を振るわせた。  
それと同時にネフェルの膣に大量の精液が放出される。  
「ああっっ!!にゃぅぅう!!」  
大声を上げ男の射精に合わせて絶頂に到達するネフェル。  
もう何度目になるかわからない中出しに満杯になった精液が  
”ごぼり”と音をたて小さな無毛の性器から流れ落ちる。  
「おいおい、マジかよ。五回目だっつーのにこの量。どうかしちまったか?」  
男は自分の精液の量に驚きの声を上げた。  
「やっぱり、最高だぜぇこの牝。まだまだ犯したりねえ。」  
 
そう言うと出したばかりの男は自分のイチモツをネフェルの口にねじ込んだ。  
「うぶぅっ、うむぅ、あ、はぁ」  
苦しげに顔を歪める。しかし、すぐに、夢中で口を動かし始める。  
「ずじゅ、ずっ、ちゅっ、ちゅう」  
たっぷりと唾液をまぶし口を窄めて男の性器をしゃぶり続ける。  
「へへ、この淫乱が。しゃぶりながら股濡らしてやがる。」  
別の男がネフェルの股に顔を埋めて愛液と精液にまみれた性器をなめ出した。  
「んんっ!!うっ、はぁっ、はぁ」  
愛撫の刺激に思わずネフェルは口を離した。  
”ちゅぽん”と音がして唾液にまみれた男のものが口から離れる。  
「おい!何休んでんだ!性処理玩具の癖によぉ。」  
フェラチオをさせていた男の怒号が地下室に響いた。  
「マジか、じゃあ立場を判っていない玩具にゃあお仕置きが必要だな。」  
股間の男はそう言うと思いっきりネフェルの陰核に噛み付いた。  
「ひっ、ああっ!!ぎにゃっぁぁあ!!」  
悲鳴を上げて力なく崩れ落ちる。  
 
「へへっ、きいただろ?今度へましたらこんなもんじゃすまないぜ」  
男はそう言うと自分イチモツをネフェルの性器にあてがった。  
「しっかりしゃぶれよ、ほら」  
先ほど口を蹂躙していた男も再び口に性器をねじ込んだ。  
「ふむぅ、じゅぼっ、ずじゅう、ずっ、」  
再び激しい口での奉仕を始める。  
「じゅぶ、じゅっ、ずじゅ、ずずぅっ、ぐ、むぅう、げほっ」  
喉の奥まで性器が届き思わず咽てしまう。それでも決して口から離さない  
口の端から涎がぽたぽたと地面に落ちる。  
挿入していた男も激しく腰を振りまくる。  
そのたびネフェルの股からは卑猥な音とともに大量の体液が零れ落ちた。  
「そろそろ俺らも混ぜてもらうか。」  
 
今まで様子をみていた他の男たちも次々とネフェルの肢体に襲い掛かる。  
「他の穴は塞がってるしなぁ。俺は後ろを頂くか。」  
そう言うと男は何の愛撫も無しにアナルに肉棒を突き立てた。  
「ふぅっ、むっ、うぅん」  
苦しそうな声を上げて涙ぐむネフェル。しかし休むことなく男たちが襲い掛かる。  
「じゃあ、俺は手でこいてもらおうか。」  
また別の男がネフェルの手に自分の肉棒を置く。  
ネフェルは逸れをごしごしと扱き出した。  
「じゃあ俺はもう片手だな。しっかり気持ちよくしてくれよ。」  
違う男の肉棒がもう片方の手に置かれる。  
ネフェルは逸れも愛撫する。  
「おうっ、いいぜ。そろそろだすぞ」  
フェラチオをさせていた男が声を上げた。  
「俺もそろそろ限界だ…。一気に出してこの肉玩具ドロドロにしちまおうぜ」  
激しく腰を前後させる男の提案に他の男たちは下卑た笑いを浮かべ頷く。  
「はあ、んっ、うん、あぁぁ、にゃっ、にゃうぅ」  
だらしなく口を開き嬌声を上げるネフェル。すでに、口で愛撫していた  
男の肉棒は離れていたが男は自らで自分の物を扱き出した。  
「ふぅ、はぁあ、んっ、んんっ、あはぁ、にゃっ、あぁ」  
快楽の声も激しくなる。すでに絶頂は近づいていた。  
「も、もうだめだっ!出すぜっ!」  
挿入していた男はネフェルの乳首を思いっきり引っ張る。  
「ああぁぁ!!あっ、はうぅぅ!!」  
ネフェルは絶頂を迎えた。快楽によりネフェルの膣は激しく痙攣を起こした。  
その刺激が引き金となり男は射精した。  
”どぶぅ、どくっ、びゅく”  
大量の性器が放たれる。他の男たちもほぼ同時に射精した。  
 
体中青臭い精液にまみれネフェルは放心状態だった。  
「へへ、何へばってやがる。まだまだお前を楽しみたい奴等が控えてんだぜ。」  
そう言った男の後ろにはまだ複数の男たちが全裸で立っていた。  
”絶対的強者から捕食される弱者への転落”  
終わることの無い肉欲の渦に落とされたネフェルは  
圧倒的な力に搾取され続けた過去を思い出した。  
 
【完】  

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