王都朝歌、禁城の控室に一人の娘がいた。  
長い黒髪にそばかすのある顔。キシュウ侯蘇護の娘、妲己である。  
彼女はちゅう王の妃の一人として故郷から禁城へ向かえられたのだ  
感情を無視した仕打ちに彼女が涙を浮かべていると、控室の扉が勢いよく開かれた。  
「蘇妲己様ですね?私たちは宮廷エステティシャンの王貴人と」  
「胡喜媚っ☆」  
「−−です!!陛下にお会いになる前に美顔・痩身のエステをなさって頂きます!!」  
 
 
 
 
 
 
聞いてない。  
 
 
妲己が固まっているうちに彼女の父は部屋から追い出され、テンションの高い二人  
(エステティシャン?)と取り残されてしまった。  
彼女はとにかく失礼の無いようにと引き攣った笑みを浮かべるので精一杯だ。  
「あ…私…エステなんてはじめてで…」  
「全て私たちにお任せ下さい!!」  
エステティシャンの一人、王貴人はすかさずこたえると、どこか面白そうな、高圧的な声で言い放った。  
「ねっ、姉さまっ!!!」  
 
「!!!!??」  
 
瞬間、いきなり現れた"何か"に包まれ、衝撃が全身を貫く。  
 
「ああぁぁあっ!!」  
思わず膝をつくと、王貴人が後ろから肩を支えてくれた。  
「姉様大丈夫?始めるわよ!」  
「ねえさまってだれ…きゃっっ!何をっ…!?」  
王貴人はいきなり妲己の服を強引にはだけ、控えめな胸をあらわにすると  
手をまわし双丘を揉み始めた。  
「や、止めて下さい!そんな…」  
逃げ出そうとするが何故か体に力が入らない。  
それどころか妙に暑く、溶けて消えそうとさえ思えてくる。  
−−何…?あつくて…苦しい…  
「ハア…ハア…や、やめて…おねがい…こんなのおかし…ひゃあっ!」  
 
胸を掴む手が乳首をつねった。そして先程より荒く力を入れて揉み続ける  
「痛いっ痛いのぉっっ!やめてぇ…」  
妲己は必死で暴れたが、意外に強い王貴人の腕からは逃れられない、  
それどころか自らの力で胸に衝撃が加わり、思わず淫らな声をあげてしまう。  
「んあっ…っああんっっ」  
「敏感な体ね!」  
王貴人が耳元で囁くと、妲己の顔が真っ赤に染まった。  
羞恥心に目をつむり、小さく頭をふるが、快感に抗えず息は荒くなる一方だ。  
胸の刺激と内側からじわじわと侵略される感覚に何も考えられない。  
 
「−−そろそろキビの出番りっ☆」  
エステティシャンの一人、どうしても子供のようにしか見えない子、胡喜媚が近づいてきた。  
「姉様今度の体はどうなりっ☆」  
そういうとスカートをたくし上げて陰部をあらわにし、いきなり口をつけた。  
「ひああぁっ!?」  
−−びちゃ…くちゃり  
控室に卑猥な水音が鳴り響いた。  
「こんなに濡れて…姉様の蜜、甘いよっ☆」  
「いやあぁぁぁあっ!!  
やめてぇっ!いやぁっ  
そんな所っ汚いっ…あぅ…ひゃっ、あん!!!!」  
もはや暴れるのは逃れる為ではなく、押し寄せて来る快感に我慢が出来ないからだ。  
 
 
《順応がはやいわねん…》  
 
どこからともなく声が聞こえ、同時に体の中の熱い物が広がって息が出来なくなり、大きくのけ反る。  
「っがっ!?ああああああああっ?!」  
汗が一斉に飛び散った。  
「順調ね!さすが妲己姉様だわっ!」  
「貴人ちゃん☆そろそろ交代だよっ☆」  
愛液を貧り飲んでいた喜媚は顔を上げると、  
膝立ちになっていた妲己の上半身を押し倒し、  
だらし無く開いていた妲己の口に自分のそれを押し付けた。  
「〜〜〜!!」  
喜媚の唾液と自分の愛液の味に目を白黒させる。  
 
王貴人は膝だけ立てて仰向けに倒れた妲己の足の間に潜り込み、陰部に口をつけるが、  
喜媚と違い、いきなり吸い付く事はせずに回りから丁寧に舐めて行った。  
「んぁ…そんな……」  
焦れったい気持ちと恥ずかしさは抑え切れない程だったが、  
快楽に溺れた体はいうことを聞かず、妲己は二人にされるがまま喘ぐ事しか出来なかった。  
 
 

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