ガチャ…  
「あらん♥遅かったわねん、太公望ちゃん♥」  
「なんのつもりだ?妲己よ。こんな暗い部屋に呼び出して…」  
「あなたにん…犯されようと思ってん♥」  
「…なんだと?」  
「わらわは今から絶対に手を出さないわん…わらわは太公望ちゃんのおもちゃん♥」  
「理由を述べよ。裏があるとしか思えん。」  
「クス…疑わないでぇん…」  
どさっとベットに倒れる妲己。いつの間にか全裸になっている。  
「わらわが憎いでしょぉん?倒したいでしょぉん?殺したいでしょん…?」  
「………。そうだのう…。」  
太公望が妲己に覆いかぶさる。そして、切なげな瞳で妲己を見つめる。  
「そんな切ない瞳で見つめないでん…」  
黙って妲己の首筋にキスを落とす太公望。キスは段々胸の方へと進んでいく。  
太公望は手袋を外し、胸を揉みだすと「あん…♥」妲己から甘い声が漏れる。  
「……犯してる感じがせんわ」  
「いやぁーん?太公望ちゃんのエッチーん♥やめてーん♥」  
はぁ…とため息を一つ。そして胸の突起にキスを落とし、舐める。  
「あぁ…んっ…」「…はっ…ねぇん…?太公望ちゃん?」  
「なんだ?」行為に集中しながらも返事を返す。  
「もしぃん…あん…あなたがわらわの仲間だったらぁん…」  
ピタッと行為が止まる。  
「わらわは…わらわはあなたを「黙れ!!!」  
「そんな事ありはせぬ!おぬしとわしは敵なのだ!!」  
「そんなもしも話など…絶対にないのだ…!!」  優しく微笑む妲己。  
「最後まで…言わせてくれたっていいのにん……太公望ちゃんのいじわるん…♥」  
微笑みながらも切なげな妲己の笑顔。  
「そんな顔を…するでない…」  
太公望は妲己の唇に優しくキスを落とす。深く、深く。  
 
そして太公望の手が妲己の秘部へと伸びる。  
「…あぁっ!」  
「もうびちょびちょではないか。やらしい奴よのう…」フッと笑う太公望。  
「…んんっ…太公望ちゃんもっ…ねぇん……っ…!」  
「……そうだのう…。」  
 
「そろそろいいんじゃないん?…きてん、太公望ちゃん…」  
太公望は自分のモノを取り出し、妲己の秘部に押し当てる。  
「…ゆくぞ。」 そして一気に刺し貫く。  
「あぁんっ…太公望ちゃ…んんっ…!気持ち…いいん…っはぁっ…」  
「…くっ……妲己っ…!!」  
「太公望ちゃあん……あぁっ、んあっ…太公望っ…ああんっ」  
「…っ…妲己…!わしの名を呼ぶでない…っ!!」  
「…っ…いいんっ、はぁっ……んんっ…!!」 妲己の頬に一粒の涙が。  
「……妲己!!なぜ涙を流す…!!」  
「あああんっ…イくぅ…太公望ちゃぁああんっ……イっちゃうぅっ…!」  
「…妲己…!!泣くでない……っ!!泣くな!!」  
「はあっ…あああああああっ!!」  
 
 
ねぇん…太公望ちゃん♥あなたはわらわを倒せないのん…  
だからねん♥犯させてあげようと思ったんだけどん  
やっぱり嫌がれなかったわん♥だってわらわはあなたの事を……。  
クス…このままあなたの寝顔を見ていたいけどん…そろそろ行かなきゃん♥  
じゃあねん、太公望ちゃん♥今度会うときも、敵同士よぉん♥  
 
 
目が覚めると妲己はいなくなっていた。やはりあやつの考えている事は理解出来んが…  
これで良いのだ。わしとあやつは敵同士なのだ。敵同士でなければならぬのだ。  
たとえ最期がどのようになろうとも。だが妲己よ…わしはおぬしの事を……。  
 
 
 アイシテル。  
 

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