仕事も順調。大好きなマコトとの生活も楽しい。なのに、なぜか胸にぽっかり穴が。そして  
日に日にその穴が広がっていく気持ちを抑えられないでいるホタル。  
そんなある晩の事、迫りくる大型台風に居ても立ってもいられずマコトの制止をふりきって  
雨風の中、部長の家に向かう。  
夜中に突然ずぶ濡れになりながら現れたホタルに驚きつつ、これまで通り感情を押し殺して  
「こんな台風の中やってくるなんて、君は馬鹿か!怪我でもしたらどうするんだ!」  
と叱責するしか出来ない部長。それに対し  
「だって、だって心配で堪らなかったんです!」  
「うちは君に心配してもらわなくても大丈夫だ。第一君が来ても…」  
「違います!部長の事がです!」  
「…雨宮」  
「部長の事が心配で、心配で堪らなくて、どうしていいのか分からなくて…だから頑張って  
走ってきました。だって、私……私…」  
「分かった。それ以上もう何も言うな。とにかく中に入りなさい。風邪をひく。」  
そう言ってホタルを抱きしめて家に招き入れるぶちょお……台風の中そんな妄想が止まらん。  
 

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