風邪をひいて寝込んでいたら、千歳に言われてめぐみが看病にきた。  
看病といっても、それらしいことは何もしてない。  
勝手に買って来た弁当を食い、ダラダラ雑誌を読み、香織を呼んで騒いで、  
香織が帰ったら、退屈だと文句を言って俺のベッドに入ってきてさっさと寝てしまった。  
なんだこいつ。なんで病人のベッドに入ってきて一緒に寝れるんだよ。  
どんな神経してんだ。  
 
俺は頭痛くってダルいっつーのに、めぐみは隣りで脳天気に寝息をたてている。  
めぐみの安らかな寝顔に、無性に腹がたつ。  
ベッドから蹴りだしてやろうか、この女!  
と、上半身を起こしフトンをめくったところで、朦朧とした視界に、  
就寝中にもかかわらず芸術的な形を保つめぐみのデカパイが飛び込んだ。  
 
上着を脱いでベッドに入っためぐみの着衣は、冬だというのにやけに薄着だ。  
胸の谷間を誇示するように大きく胸元が開いたTシャツの下は、下着しか身に着けてないようだ。  
めぐみの呼吸に合わせて上下するEカップの胸に、思わず目を奪われる。  
昔から頭が悪くて女のくせに乱暴で嵐士ばかり贔屓するめぐみなんか大嫌いだが、  
正直、小6くらいからどんどんデカくなっていくめぐみの胸には、興味を持っていた。  
 
「……………」  
ぷに と、気付いたら俺は、乳の側面にひとさし指をめり込ませていた。  
何やってんだ俺は。  
でも柔らかい。  
めぐみは気付かない。  
 
ぷに ぷに ぷに と連続で同じところを押してみた。  
やっぱり柔らかい。  
めぐみは気付かない。  
 
そーっと、左乳房全体に手を乗せて、掌で包むように軽く握りこんでみる。  
ふよ と俺の手の形に合わせて、めぐみの乳の形が変わる。  
めぐみ、全く気付かない。  
 
乳の下に右手を添えて、たぷたぷ揺すってみる。  
でかい乳が、楽しそうに上下に揺れる。  
揺らすスピードを、だんだん上げてみる。  
たぷ たぷ たぷ たぷ たぷ たぷたぷたぷたぷたぷたぷたぷ……! 「ん……」  
「!」  
めぐみが眉をしかめたような気がして、さっと右手を引っ込める。  
「………」  
セーフ!この女鈍いのか。  
 
今度は両手で、両方の乳に手を乗せて、揉んでみる。  
ふにゃ ふにゃ ふに ふにゃ ふにゃ……  
指先と掌全体で膨らみを揉みながら、乳首の有りそうなところに見当をつけて、親指でこすってみる。  
…ブラジャーと服の上からじゃ、当たってるのかどうなのか分らない。  
俺は、めぐみのシャツの裾に手をかけた。  
ナマ乳を揉んでやるっ!という男らしい意志をもって。  
 
しかし…服の上から触っているときに、もし気づかれた場合  
偶然手が当たったんだとか言って誤魔化すのはカンタンだが、  
これから先の行為は、気づかれたら即アウトだ。  
服を脱がせて触っている最中にめぐみが覚醒したら、言い訳のしようがない。  
こいつのことだ、翌日には「泉水に犯されかけた!」とか派手な尾ひれをつけて、  
皆に言いふらしまくるだろう。  
めぐみに気付かれる イコール、俺終了のお知らせだ。  
しかし…それでも、おっぱいが見たい!  
幾多の男を惑わし不幸にするめぐみのおっぱいだろうと、おっぱいに罪はないのだ。  
全おっぱいは愛され祝福されるべきだ。  
 
だいたい、従兄弟だからって油断して、おっぱいに一番興味がある年頃の男子高校生のベッドにのこのこ入ってくる方が悪い。  
それに今の俺は熱に浮かされて、正常な判断ができる状態じゃあないんだ。  
俺は、覚悟を決めて、めぐみのシャツを一気に鎖骨のあたりまでめくりあげた。  
眩いほどに白く輝く乳の上半分と、ストラップレスの紅いブラジャーが、丸見えになった。  
 
乳の下半分と乳首を隠すブラジャーの縁に、そっと両手のひとさし指をかける。  
無意識に、ごくり と、腫れたのどをツバが下っていった。  
そろり、とカップにかけた左右の指を、同時に下方へ引っ張る。  
ぷるん、と、ピンク色をしたおっぱいの頂点が、出た!  
 
そのままブラジャーを下にずらして、おっぱいを全裸にする。  
そしてまずは、じっくりと鑑賞する。  
エロ本やAVじゃない、本物の生身のおっぱいをこんなに近くで見るのは初めてだ。  
ちょっと感動した。  
 
めぐみのおっぱいは、お椀型というよりもちょっと釣り鐘型で、  
全体の大きさのわりに、乳輪は小さめ。  
めちゃめちゃ男に弄らせたり吸われたりしてるイメージだったが、  
そんなに使いこんでる感はなく、透き通るような薄い桃色。  
むしろ、「初々しい」と言っても差し支えないような乳首だった。  
実に意外だ。  
 
さて、その乳首に、そっと触れてみる。  
指の腹で優しく、撫でてみる。  
すりすり…  
乳首周辺も、乳輪の縁に合わせて、円を描くように撫でてみる。  
くるくる…  
最初は右手で片方の乳だけにそうしていたけど、両手を使って同時に左右の乳をすりすりくるくるしてみる。  
すりすり くるくる すりすり くるくる…  
1秒間に1すりすりくらいだった摩擦速度を、1秒間に4すりすりくらいに速めていくと、  
めぐみの乳首がだんだん起き上がり、そのうち硬く直立した。  
 
その突起を、親指とひとさし指でつまんでコリコリと刺激してみる と、  
めぐみの眉が八の字に歪み、唇が「ぁ…」と小さく掠れた音をもらした。  
 
思わず乳首をつまんでいた手を離し、固唾を飲んでめぐみの様子を観察するが、  
めぐみは「せんぱい…」と呟いたきり、また普通の寝息に戻った。  
彼氏の夢でも見てるのか。  
だったら無意識下のいいカモフラージュになるんだが。  
ホッとした瞬間、自分が尋常じゃない量の汗をかいていることに気付いた。  
タオルで汗を拭き、もう一度めぐみの様子を観察する。  
 
男のベッドの中でシャツをめくられブラジャーをずり下ろされ乳丸出しという異常事態だというのに、  
めぐみは長い睫毛を揺らし、普段と変わらない幸せそうな寝顔で眠っていた。  
あまりの危機感のなさに、こいつ大丈夫か と身内として少し心配になるが、  
俺はまたとないこの機会に、やれるだけのことをやらせてもらおうと思う。  
 
気を取り直して、再びめぐみの乳首をつまむ。  
二つの乳首を両手で同時につまんで、上下左右に引っ張ってみる。  
裾野に広がる、突きたての餅のようなおっぱいが、その方向に合わせてぷるんぷるん踊る。  
乳首のつまみ心地は、ぷにぷにとしていて、グミの弾力を思い出す。  
そのグミの甘味を思い出した瞬間、このぷにぷにした突起を、口にふくんで思いっきり舐め転がしてみたくなった。  
 
早速、舌先を尖らせて、乳頭をつつくように舐めてみる。  
反応がないので、思い切って、おっぱいの6合目あたりを握って、その山頂にぱくっとしゃぶりついてみる。  
なにこれ。  
この匂い、おっぱいの柔らかさ、舌に当たる乳首の感触。  
ダメだ。  
夢中になってしまう。  
 
俺はもう、めぐみが起きてしまおうがそんなの関係ねーという勢いで、  
ひたすらめぐみの乳を揉みながら、吸い、舐めまくった。  
めぐみに覆いかぶさって、左手で乳を揉み反対側の乳を舐め、甘噛みし、  
右手は自分のズボンに突っ込み、これ以上ないくらい張りつめた自分のモノを必死で扱いた。  
そして、もう出る というところで取り出し、  
自分の唾液でベトベトになっためぐみの胸めがけて、全部吐き出した。  
 
そして、2,3度咳き込んだ後、  
熱と射精の倦怠感で倒れこみそうになったときに、  
氷のようなまなざしで俺を見つめるめぐみと目が合った。  
俺は固まった。  
 
が、このどうしようもない窮地で、「先手必勝」という言葉が頭にうかんだ。  
俺はめぐみより更に冷たい目つきを作り、「見てんじゃねぇよ!!」と怒鳴ってやった。  
「!?」  
作戦成功か。  
めぐみは一瞬、俺を睨むことを止め、無言で口をぱくぱくさせた。  
俺のまさかの逆ギレに、言うべき言葉を見失ったようだ。  
 
しかし、次の瞬間には気を取り直し、「見てんじゃねぇよじゃねぇよ!!」と怒鳴り返してきた。  
こうなったら、しめたものだ。  
あとは売り言葉に買い言葉で、いつものケンカの延長に持っていける。  
ケンカのフィールドに引きずり込んでしまえば、  
「めぐみに『一方的被害者』として絶対的優位に立たれる」とか  
「めぐみに泣かれる」といった最悪のパターンは避けられる。  
この「おっぱい陵辱事件」を、「事件」ではなく、いつもの「ケンカのネタ」にしてしまうんだ。  
 
「てめーが勝手に『せんぱい…』とか寝ぼけて服まくって乳を押し付けてきたんだからな!」  
「せ、せんぱいの夢は見たけど、そんなことするか!!」  
めぐみが真っ赤になって反論する。  
たしかにウソだが、俺も必死だ。  
ここで犯行の全貌がバレてしまったら、失うものが大きすぎる。  
絶対にこの舌戦で負けるわけにはいかねぇ!  
悪いが「めぐみが寝ぼけておっぱい出してきた」説を押し通させてもらう。  
 
「めぐみがもし自分で脱いだとしても、泉水ちゃんのしたことは婦女暴行罪だからね!」  
「男のベッドに自分から入ってきて乳出しといて何言ってんだ!そんなの犯されても文句いえねーよ!!」  
「お、おかされ…!!泉水ちゃんのこと弟みたいに思ってたのに!!裏切られた!!」  
「誰がおまえの弟だ!このおっぱいが!!」  
 
俺は勝った。  
めぐみはぷりぷり怒って、俺に汚された胸をタオルでゴシゴシ拭って、シャワーを浴びに出て行った。  
超むかつく!!とか捨てゼリフを吐いていたが、あのかんじなら、  
この事件はめぐみにとっても他人には言いたくないネタになったようだ。  
 
助かった…。  
安心した俺は、そのまま風邪が悪化して更に3日寝込んだ。  
罰があたったとは思わない。  
おっぱいの引力に逆らえる男など、この世にいないのだから。  
 
(終)  
 

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