「んんっ・・・はぁ」
自分の下で、彼女は激しく乱れている。
「あ・・あらしぃ・・もっと」
向こうからの告白で付き合い始めた現在の彼女。
付き合い始めてから、1ヶ月程時は流れていた。
規則正しく腰を動かし続ける。
自分の手には収まり切れない程に大きな乳房を優しく揉みしだく。
彼女は嵐士の動きに合わせて喘ぎ続ける。
もう、どこをどうすれば女が悦ぶのか嵐士には手に取るように分かっていた。
「あっだめ!・・・もう」
腕の中で、彼女は小さく痙攣する。
彼女の目尻から零れた涙を嵐士は指で拭った。
ゆっくりと目を閉じてみる。
やはり、浮かぶのは一人の女の顔。
駄目だ。
「くっ・・」
寸前で彼女の中から自身を抜き出した。
彼女の太ももに精液がとびちる。
「もう、俺たち別れよう・・」
行為を終えたばかりで、突然別れを告げられた彼女は
意味が分からないと言いたげに、目を真ん丸く見開いた。
「ごめんね」
嵐士は彼女から体を離した。
・・・この子も駄目だった。
5人目の彼女も、やはりめぐみの幻を消す事はできなかった。