「・・・・・・・・・・」  
 
 日曜の部活帰り、玄関先に  
はしたなく転がっている細っこいミュールを見たときから、イヤな予感がしていた。  
 「ふふ、嵐士もう1回しようよぉ」  
ふと通りかかった嵐士の部屋から、めぐみの甘ったるい猫なで声が漏れてきた。  
・・・両親が留守でオレは学校で部活、誰も居ないと思って油断してたんだろう。  
かすかに開いたドアの隙間から、めぐみと嵐士がベッドの上で絡み合っているのが見えた。  
 二人とも裸で、シーツの上に寝転んで、嵐士はめぐみのでかい胸をふにふに揉んでいる。  
どう見たって、「初めての関係」というかんじじゃあない。  
くすくす笑いながらじゃれあって、セックスというよりは、いつもの「従兄妹同士の戯れ」の延長線みたいだ。  
(こいつら、いつの間にそういう関係になってんだよ・・・・・)  
 「やだ・・・そこ、くすぐったい〜〜」  
他に彼氏がいるくせに、めぐみは嬉しそうに嵐士の愛撫を受け入れ、  
長い髪を振り乱してあんあんよがっている。  
嵐士も普段は女に興味なさそうな爽やかぶった顔してるくせに、ものすごくねちっこく  
めぐみの乳をいぢっている。  
後ろから鷲づかみにして揺すったり、尖った乳首を指先でクニクニ揉んだり潰したり、口に含んでしゃぶったり・・・。  
 (くそっ・・・やわらかそーだなっ…!)  
ときたま偶然背中や肘に触れたりする、めぐみのあの巨乳の感触を思い出し、  
思わず固くなった制服の前に手を添え、前かがみになった瞬間―  
寄りかかっていたドアがギシッと音を立て、ゆっくり開いた・・・。  
 (やべぇ・・・・・・・・!!!)  
 
 「ちょっ・・・泉水ちゃん!?なに見てんのよ―――!!!」  
「うあっ、い、泉水、帰ったの!??」  
よろめくようにドアの後ろから現れたオレを見て、  
嵐士とめぐみが大慌てでシーツをかぶりながら叫ぶ。  
兄と従妹のセックスを覗き見てたのがバレてばつの悪いオレも、思わず大声で叫ぶ。  
 「うるせぇな!!!好きで見たんじゃねえよ!!!隙間から見えたんだよ!!ヤルときはちゃんと鍵かけてヤレ!!」  
「はぁ―――!!?そういうときは知らんぷりしろよ!エチケットだろ!?」  
さっきまでのデレデレした態度を180度反転させて、めぐみがオレを怒鳴りつける。  
なんだこいつ、昔っから嵐士の前でばっかかわいこぶりやがって。  
 「ま、まぁまぁ・・・・・・」  
言い争うオレとめぐみに、いつものように嵐士が割って入る。  
 「泉水、ごめん。レイちゃん達には黙ってて・・・・・・?」  
素っ裸にシーツを巻いただけの嵐士が、赤い顔でイヤな汗をかきかきオレの前で手を合わせる。  
同じく裸にシーツだけのめぐみは、乱れた髪を手ぐしですきながらプイと口を尖らせそっぽを向いている。  
「せっかく今日は嵐士と二人っきりでいっぱいHできると思ってたのにー!!」  
 ・・・この女、オレに嵐士とのセックスを見られたことより、  
オレが帰ってきたことでセックスの邪魔をされたことに怒ってるようだ。  
なんて恥知らずな女だよ。  
むかついたので、ちくちくと脅迫してみる。  
「めぐみ、てめー、松本兄はいいのかよ。バレたらヤバイんじゃねーの??」  
「嵐士、お前もれーじにバレたら大変だな!めぐみに手ー出すなんて死ぬ気かよ!」  
 『うっ・・・・・・』  
興奮や動揺で赤く染まっていた嵐士とめぐみの顔色が曇り、少したじろぐ。  
 (フン!ざまーみろ、せいぜいびびりやがれ!)  
 
 しかし―  
ちょっと優位に立っていい気になっていたオレだったが、  
次のめぐみの一言がその気分を打ち消した。  
 「・・・もうこれは、泉水ちゃんも共犯になってもらうしかないよね・・・!」  
さっきまでうつむいていためぐみが、邪悪な笑顔を浮かべて嵐士に合図を送る。  
「・・・・・・だね。」  
いつもより低いトーンで返事をした嵐士が、こっちも邪悪な笑顔で後ろ手に部屋の鍵を閉める。  
 「ちょっ・・・なんでそういうことになんだよ!!だいたい共犯て何・・・」  
「こういうことだよっ」  
めぐみがオレの学ランを剥ぎ、嵐士の方に突き飛ばす。  
地雷を踏んでしまったことに気付いたときには既に遅く、オレは嵐士にベッドの上に転がされていた。  
ベッドの上は、男と女が絡んだ後の、気だるく濃厚なにおいと淫靡な空気に満ちていた。  
 「は、はなせよ!!」  
「だーめ!泉水ちゃんも秘密の仲間になろっ!」  
めぐみが仰向けに転がされたオレの上に馬乗りになる。  
「や、やめろよ!!」  
「泉水ちゃんもめぐみとHしちゃったら、パパやセンパイに告げ口できないよね〜♪」  
めぐみがにやにや笑いながら、オレのシャツに手をかけ、一気に引き裂く。  
 (何言ってんだコイツ・・・つーか、乱暴な!!ボタンくらいちゃんと外せ!)  
「こーやって脱がせた方が興奮できるでしょー?」  
年季の入った『虐めっ子』の目をギラリと輝かせて、めぐみが微笑む。  
 「ひっ・・・、嵐士やめさせろよ!!強姦だぞこれ!!」  
オレの頭の上で両手を押さえている嵐士に訴えてみるが、  
ガッチリとした拘束の縛めはピクリともゆるまない。  
 「泉水、そんなにイヤがるようなことじゃないよ?めぐみに気持ちよーくしてもらいなよ」  
目を細めて、こちらも邪悪っぽい笑顔で嵐士がオレを突き放す。  
「そうそう、めぐみとヤリたがってる男なんて死ぬほどいるのに、あんたイヤがるなんて失礼すぎだよ!最高の口止め料じゃん!ねー?嵐士?」  
嵐士に同意を求めてから、オレに向き直っためぐみはコロっと表情を変え、ドスをきかせた声で囁く。  
「それとも、このまま恥ずかしい写真撮影して口止めしてほしい?泉水チャン・・・?」  
 この女なら、やりかねない・・・。オレは黙るしかなかった・・・・・・。  
 
 「さー、脱ぎ脱ぎしましょうねぇ♪」  
めぐみの細い指がオレの衣服を剥ぎ、素肌の胸に口づける。  
「く、くすぐってえって!!」  
めぐみのぷにっとした唇が這いずる感触で、また股間に熱がこもる。  
 「暴れるなっちゅーの」  
めぐみが小さな舌を出し、ちらちらとオレの乳首をくすぐる。  
馬鹿、そんなことしたらよけいに身体よじれるっつーの。  
「泉水ちゃん わきに毛全然生えてないんだねー」  
頭上に固定された両腕のわきの下を、めぐみがツーッとなぞる。  
 「・・・・・・・・・っっ!!!」  
「ん?ここ気持ちいいの?嵐士もここ弱いもんね〜」  
嬉しそうに嵐士と顔を見合わせためぐみが、今度は指でなく、生温かい舌でそこをなぞる。  
ツツーッと舌先でなぞってから、ぺろぺろとその辺一帯を舐める。  
 「っあっ、あっ、ひゃうっ!」  
快感というより、くすぐったさで首を振ると、  
嵐士まで枕元から首を伸ばして逆側のわきを舐めてきた。  
「や、やめ・・・・・・やめろって!!お前ら!!こっ・・・・・・殺すゾ!!!」  
息も絶え絶えになりながら必死で身体をよじると、やっとその行為がストップする。  
 「泉水ちゃんて、女の子みたいな声出すんだね〜〜可愛いの!」  
めぐみがくっくっと笑いながら、また嵐士と顔を見合わせあう。  
「泉水の喘ぎ声、めぐみと似てるよ。やっぱ顔が似てるだけあるね」  
「やだーー!あははは」  
顔をくっつけあってじゃれるめぐみと嵐士。  
 (どーでもいいけどお前ら、オレの上でいちゃつくな!!)  
 
 「じゃー上半身はこれくらいにして、下触ってみようかな」  
「!?」  
めぐみがオレの目をニヤニヤ見ながら、制服のズボンに手をかける。  
 「やめ・・・!!」  
「やめなーい!」  
かちゃかちゃとベルトを外すと、乱暴な手つきで一気にファスナーを下ろす。  
「ほーら、ちゃんと勃ってるじゃーーん」  
下着の下で固く上を向いているオレの竿を、めぐみが下着越しによしよしとなでる。  
 (・・・・・・っ!!やめろ馬鹿!触んな!!)  
「どれくらい、もつかなー?」  
めぐみが挑むような目つきで、オレの塊の先を、下着ごと口に含む。  
「――――!!!!」  
熱く湿っためぐみの口の内壁が、じわじわと圧力をかけてくる。  
下顎だけを動かし、めぐみの下唇がオレ自身をマッサージする。  
指先でやわやわと、下着の上から竿や袋を型どるようにさすりながら、  
ぺろりぺろりと、ソフトクリームでも舐めるように舌を使う。  
力を込めた舌先で下から舐め上げられるたびに、びくびくっと腰が浮く。  
自分で、自分の肉棒がどんどん膨らみ、射精に向け激しく脈打っていくのが分かる。  
 (や、やべーーー!!も、もう・・・・・・)  
せっぱつまっているオレの様子を満足げに見守りながら、  
めぐみは顔を横に傾けさらに行為にふける。  
竿の根の方を唇で咥え、はむはむと上へ向かって、唇だけで挟みあげる。  
そして尖端にくると、またかぷっと口に収め、しゃぶった。  
 「うっ・・・・・・!!」  
めぐみに尖端を咥えられたまま、オレは射精した。  
 
 「童貞の泉水ちゃんにしてはなかなか頑張ったね」  
下着から染み出たのか、口の周りについたオレの精液を舌で舐めとりながら、  
めぐみが小悪魔の表情で笑う。  
 「嵐士の方がずっと長持ちするけど」  
「うるせーーー!!」  
人の純情を踏みにじるよーなめぐみの言いように、自然と抗議する目に涙がにじんだ・・・。  
 「・・・初めてめぐみが人のそこ舐めてるの見たよ、なんか変なかんじ」  
黙ってオレとめぐみを見守っていた嵐士が、初めて声をかける。  
「ふふ、やきもちやいた??」  
めぐみがオレを膝で踏んで移動し、嵐士に抱きつく。  
「ううん、勃った」  
やらしく笑いあって、めぐみが嵐士の口に吸い付く。  
ちゅばちゅば音を立てディープキス。  
お前ら、ちょっとはオレの目を気にしろ!!  
 「そだ、泉水ちゃんと・・・しなきゃ、いけないんだっけ・・・・・・ん、あん・・・」  
めぐみが嵐士にシーツを剥かれ、乳を揉まれながらオレの存在を思い出す。  
嵐士の腕の中にいると何でか、あの憎たらしいめぐみが可愛く見えるから不思議だ。  
乳を揉まれながらほっぺたを赤くして目を潤ませている様子は、さっきまでの男を無理やり咥え込む悪魔のような女と同一人物とは思えない。  
 「ん・・・待って、こっち先に挿れさして」  
嵐士が火照ってきためぐみを四つん這いにして後ろから腰をくっつける。  
はらりとシーツを落とした嵐士の前があらわになり、またオレはコンプレックスを抱かされる。  
初めて見た嵐士の戦闘態勢のあれは、身長と一緒でオレなんかよりずっとデカくて猛々しかった。  
ぴくぴくとごつい節が脈打って、いつも穏やかな嵐士の外見や物腰とはひどく不釣合いだった。  
 「あっ・・・んうっ」  
後方から太くて逞しい肉の棒に貫かれ、めぐみの眉がきゅっとゆがむ。  
「はぁっ・・・、やっぱ、嵐士の・・・、さいこぉ・・・っ、んっ・・・、んっ・・・、あ・・・っ、あんっ、あんっ、あっ!あっ!あうっ!あっ!」  
じゅぷじゅぷと音を立て、  
どんどん早く打ち付けられる嵐士の腰の動きに合わせて、めぐみの白い乳がぷるぷる揺れる。  
めぐみのナマ乳をこんなに間近で見るのも初めてだ。  
昔はよく3人一緒に風呂に入ったりもしていたが、あの頃はこんな美味しそうな巨乳でなく、  
あるかないかの盛り上がりでしかなかった。  
 
 「なんか・・・、泉水に見られてると・・・興奮するね・・・」  
嵐士がめぐみを激しく突きながら、声をかける。(気持ち悪いこと言うなよ!)  
「んっ・・・・・〜〜!!!」  
めぐみの方は、前にのめってシーツを握り締め、  
それどころじゃないというように振動に(快感に?)耐えている。  
 嵐士はそんなめぐみの胸を後ろから揉んだり、  
うなじを甘く噛んだり、前の方からも手で性器を刺激したりと、なんかいろいろ頑張っている。  
腰の動きも、緩急をつけたりグラインドしてみたり角度を変えて突いたりと、バラエティに富んでいる。  
あの生意気なめぐみが、なすすべもなく、あんあん言わされている。  
 (これ、見習っておくべきなんだろうか・・・・・・・)  
ものすごく慣れた様子でめぐみを抱く嵐士に見とれているうちに、  
一回出して萎えていた竿がむくむくと膨らんできた。  
「はぁ はぁ、んっ・・・・・・・!!」  
「っあん」  
 嵐士がめぐみから自身を引き抜き、めぐみの尻や背中に精液をぶちまけた。  
射精の余韻でどくっどくっと震える嵐士のあれを、めぐみが愛しそうに握りしめ、綺麗にするように舐め回す。  
オレに尻を向け、一息つき横になった嵐士の股間に顔を埋め、れろれろとそれはそれは甲斐甲斐しく。  
白濁した液をたっぷりかけられた尻や、二人の体液が混じったぬめりが伝ってる太ももが、  
めぐみの動きに合わせてふるふる揺れて、ものすごくエロい。  
その後戯を目で追ってるうちに、オレの前はすっかりガチガチになっていた。  
 「めぐみ、泉水もしてほしいみたい」  
嵐士がオレの盛り上がった下着を見ながら、めぐみの上体をこちらに向けてゆっくり起こす。  
「あ、ほんとだー。さっきよりおっきくなってるじゃん」  
「う、うるさい!!見るな!!」  
前を隠そうとする手を、めぐみが掴んで押し倒す。  
 「じゃー、泉水ちゃんの初体験はじめよっか!」  
裸のめぐみが、また悪魔みたいな顔をしてオレの腹の上に馬乗りになる。  
 
 「はい、下脱いでー!」  
一旦腰をあげためぐみが、ズボンを引きずりおろし、  
さっきの射精でべたべたと濡れた下着もずらし、オレの竿に直に触れる。  
「じゃー入れちゃうよー。 あ、嵐士コンドーム取って!」  
 「いいよ、オレがつけてあげる」  
にこっと笑って嵐士がオレの腰に顔を寄せる。  
「やめろよ!さわんな!!だいたいさっき嵐士はナマでヤッてたじゃねーか!!」  
「あんたはいきなり中で出しそうだからナマ禁止ー」  
めぐみがべーっと舌を出して、言い返せない文句を投げつける。  
 「んあっ・・・!」  
めぐみと睨みあってると、  
嵐士が被せたゴムの上から、2,3度オレのペニスを上下にしごいて軽く指で弾いた。  
「これでよしー、頑張ってね☆」  
「さわるなって!!!」  
「じゃー、さっさと終わらせるか!」  
めぐみが面倒くさそうにオレに跨ると、竿に手を添えて、自分の中へ導いていく。  
 「うあっ・・・」  
嵐士とのセックスで濡れまくっためぐみの膣に、オレの先端がにゅるっと飲み込まれる。  
今日すでに少なくとも2回は嵐士の巨根を受け入れたはずのめぐみの中は、  
それでもとても狭く、オレをぎゅうぎゅうぬるぬると締め付けた。  
 「ふあっ・・・キツっ・・・」  
めぐみが完全に腰を落とし、すっぽりとオレを咥え込み、腰をゆっくり動かす。  
「んっ、あっ、う・・・・・・」  
 めぐみの内側の壁が、柔らかくもぎちぎちとオレを締め付け、全てを絞り上げ吸い尽くそうとする。  
 
 「んあっ、やん・・・、嵐士・・・」  
オレに跨りながらオレでない名前を呼ぶめぐみの声に反応して目をやると、  
嵐士がめぐみの背中にぴったり張り付き、後ろから乳房を掴んで揉んだり捏ねたり  
左右に引っ張ったりしてちょっかいをかけていた。  
(この野郎、今はオレの番だっつーの!)  
 「ほら泉水、めぐみのおっぱい揉んであげなよ」  
嵐士が余裕のないオレの手をとって、めぐみの乳房にくっつける。  
「ん・・・」  
下から手をのばして、でかい乳房を掴むと、  
思ったとおりの柔らかさで、指がふにゅっと食い込む。  
もみもみと指を動かすと、簡単に形が変わる。  
「あんっ」  
下から人差し指でくりくりと乳首をいぢると、初めてめぐみがオレの動きで声を出した。  
 「んっ、はっ、・・・」  
さらさらと長い髪をオレの腹や胸に零しながら、めぐみが前にのめる。  
オレの顔のすぐそばで、めぐみのピンクの唇がちらちら動き、吐息がこぼれる。  
ほっぺたが赤く染まり、長いまつげをぷるぷる震わせ、やっぱり普段の憎たらしいめぐみとは別人のような貌。  
オレがこの表情を作ってるのかと思って見ると、格別に可愛い。  
 「もおー、嵐士お尻やめて!!」  
なんだよ、また嵐士のしわざだったのかよ。  
後ろの方でめぐみの尻穴を、嵐士が弄っていたらしい。  
さっき自分の出した白濁液を指で塗りつけて谷間をこすったりとか。  
 「こうすると、締りがよくなるんじゃない?」  
嵐士がまためぐみの後ろで何事か手を動かすと、めぐみが「あぁん」と言って上半身をよじる。  
嵐士の指先ひとつが導いた効果だと思うと気に食わないが、確かにその瞬間  
ぎゅうっと肉壷の締め付けはきつくなるし、めぐみが身体をよじるたびに目の前でぷるんぷるん揺れる乳は  
たまらなく魅力的だ。  
 オレは自然と腰を動かし、めぐみの膣を下から突き上げていた。  
 
 「はぁ、はぁ、はぁ、・・・」  
オレがめぐみを垂直に突き上げると、めぐみはめぐみで前後に腰を揺すり、  
いっそう中の壁がオレを擦り上げ刺激した。  
「・・・・・・・・・・!」  
何かがこみ上げてきて、オレはめぐみの中で本日二度目の精液を放った。  
ものすごい開放感に、頭が真っ白になる。  
 「はぁ・・・・・・出たね・・・」  
めぐみがオレから腰を上げ、気だるげに嵐士の膝に倒れこむ。  
嵐士がオレの出した後のゴムを外して片付け、(さわるなっつーの!!)  
横たわるオレとめぐみの髪をなでる。  
「なんか双子が絡んでるみたいで面白かったよ。喘ぎ声とか、感じてる表情似てるし」  
にこにことオレを見下ろしながら、さらに嵐士が続けた。  
 「これで泉水も共犯だね!」  
めぐみがむくっと起きて、嵐士にしがみつきながら言う。  
「あたしの彼氏は政宗センパイだけど、嵐士は初恋だから特別なのっ(体の相性、嵐士の方がイイし)邪魔したら許さないからねっ!」  
「オレも、めぐみのこと好きだよ・・・めちゃくちゃ世話かかるけど」  
二人がまた、オレの前で出て行けと言わんばかりのディープなキスを始めた。  
ほんとにむかつく、こいつら・・・。  
 「くそ!オレにも時々やらせろよ!」  
脱がされた服をかきあつめ、めぐみに裂かれてボタンの弾けとんだシャツを、  
母親にどう言い訳しようかと考えながら部屋を出る。  
しかしオレとめぐみが似てるって、  
オレ、あんなエロい顔で感じたり声出したりしてるのか・・・?  
 あの顔なかなか良かったから、今日から鏡見ながらオナニーしたりそうで、まじこえー・・・。_| ̄|○  
 
 
■□おわり□■  
 
 

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