それは、世界が終わる一年前のこと−。  
 
「体育教官室に呼び出し? 何だろうか」  
剣道場の後片付けを終え、シャワーを浴び 制服に着替えた少女は、伝言を聞いて首をかしげた。  
彼女の名前は 毒島冴子。  
藤美学園2年の剣道部員だ。  
武道家の一人娘として育ち、剣道はもちろんのこと、スポーツ万能・学業優秀・容姿端麗・品行方正にして人望も厚い、全校生徒憧れの女子だった。  
道場を出て、教官室へ向かう。  
「2年の毒島です。失礼します」  
扉を開け 会釈する。中へ通されると、  
「ご用件は何でしょうか、高山先生」  
供された紅茶に手も付けず、ジャージ姿の体育教師に 少女は単刀直入に問いかけた。  
時間も遅いし、早く済ませて部屋に戻りたい。それに…。  
(色々と よくない噂もあるからな。真偽のほどは分からないのだが)  
高山保は35歳・バツイチ。  
この男が顧問を務める水泳部では 部員の怪我が多く、骨折や内臓破裂など 指導の行き過ぎが疑われていた。教え娘へのセクハラの噂もあり、評判の良くない教師だった。  
その高山は 制服に包まれた冴子の肢体を無遠慮に眺めつつ、  
「お前は剣道部のエースで、次期部長だそうだな」  
一枚の茶封筒を手渡した。  
中を開くと そこには十数枚の写真が入っていた。最初の一枚を見るなり、  
「…!! これをどこで…!」  
少女は その美貌を強張らせた。  
それは、あの忌まわしい事件を写したものだった。  
顔、肩口、背中、脚…。血のこびり付いた傷口と青黒い打撲痕が幾つも重なる あまりに凄惨な患部写真が、あの夜の感覚を呼び覚ましていく。  
急に室温が上がったような感覚に囚われる。咽喉がカラカラに渇き、冴子は一度二度 紅茶を口に含ませた。  
「なあ、毒島…。こんな事件を起こした奴ぁ、部長失格だと思うがなァ」  
写真を手にしたまま、冴子は何も答えない。  
よほど動揺していたのだろう。体育教師が席を立ち 自分の背後に回っていたことに、彼女は気づけずにいた。  
ばさ…っ。  
後ろからロープが掛けられる。三重の輪が彼女の胸に掛けられ、強く引き搾られた。だが 胸と腕とを縛られる寸前、  
「不埒な…っ!」  
彼女は上体を捻り 肘で背後を打ち抜いた。  
顎を強打された男がわずかにぐらつき、一瞬の隙を突いて 冴子は男の腕を逃れ、竹刀を掴んだ。竹刀袋に入れられたまま、閃光の突きが男の胸に飛んだ。  
「……! どう…して…?」  
必殺の突きが、外れた。  
竹刀は狙った的を大きく反れ、男にかすりさえ しなかった。  
目がかすみ、身体がふらつく。少女は後ずさり、そして 膝をついた。  
「…やっと薬が効いてきたか」  
白くぼやけた視界の中、男の影がゆっくりと近づいていた−。  
 
 
六畳ほどの窓の無い部屋に、毒島冴子は吊るされていた。  
「くくっ、気分はどうだ、毒島」  
両手首を革手錠でひとつに括られ、その両手と左右の膝、計三ヶ所を縄がけされて、冴子は宙に吊られている。両脚をM字型に開いたみじめな格好。全体重が縛られた箇所に集中し、縄が食い込み、ひどく痛む。  
「それにしても…エロい下着だなァ、おい」  
「…最低だな、高山先生」  
卑猥さに満ちた男の視線が、冴子の身体を舐めまわす。  
セーラー服を脱がされたその下には、優等生にふさわしい純白のスポーツブラとTシャツ−−ではなく、薄紫色のキャミソールを着けていた。濃い紫色のハーフカップのブラには 薔薇のレース刺繍があしらわれ、パンティはローライズだった。  
「こんなエロ下着、お前の親父が見たら 腰抜かすぜ」  
紫のブラとパンティが キャミソールごしに透けて見える。そのラインをつつーっと指でなぞり、中年教師は舌なめずりをした。  
高山の掌が、冴子の胸をわし掴んだ。  
「触るな! 下衆…っ!」  
「いい乳してるぜ。キャミごしで この柔らかさと弾力だもんな。…へへ、こっちもいい感じだ」  
左手で乳房を 右で下腹を、いやらしくまさぐってくる。雪白の肌が ほんのり紅く染まり、だが 冴子は悲鳴など上げず、ただじっと男の顔を睨んでいる。  
「いいぜ、その顔…。たまんねェ」  
キャミソールのストラップを肩から外し ブラもずらすと、真っ白な乳房が現れた。大きさはDカップほどか。その乳肌は うっすらと静脈が見えるほどに白く透き通り、  
「ひゅゥ…!」  
高山は 思わず口笛を吹いた。  
男はさらに、パンティごしに秘唇を弄ぶ。  
秘裂に沿って指をぐぐぐと動かし、その先のクリトリスを探ってくりくりと指先で円を描く。執拗につづく 乳房と秘唇への指責め。その辱めを、冴子は柳眉を折り 唇を噛んで 耐え続けた。  
「中々濡れんなァ。悲鳴も出さねぇし」  
「誰が貴様のような下郎相手に…!」  
少女は冷たく言い放つ。が、その呼吸は荒く、肌はじっとりと汗ばんでいる。  
男はにやにやと笑い、  
「ま、濡れずに苦しむのはお前だ。…そろそろ始めるか」  
パンツもろともジャージの下を脱ぎ捨てた。  
兇悪な肉の悪魔が、冴子の視野に飛び込んで来る。  
(何だ、これは…!)  
野太くゴツゴツした肉茎には血管がぴくぴくうごめき、エラの張った亀頭はぱんぱんに膨れ上がっている。あまりにグロテスクな男性器に、少女は思わず顔を背けた。  
「どれ、アングルは…これでいいな」  
高山が三脚に乗ったビデオカメラを覗いている。左前方に一台。右側にもう一台。  
凌辱場面の撮影。その目的は裏ルートでの販売か、それとも それをネタにした脅迫なのか…。  
男の陰湿さを思い知らされ、冴子は唇を噛みしめた−。  
 
男が近づいてきた。  
彼女はローライズ・パンティを着けたままだが、男はその伸縮性に富んだ生地をぐいっと引っ張り、秘唇をカメラの前に晒していく。  
「さあ、毒島冴子の貫通式だ」  
切っ先が押し付けられ、  
「行くぞ」  
彼女の腰が抱え込まれ、そのいきり立った肉棹が押し入った。  
狭すぎる膣口をエラの張った雁首がめりめり押し拡げ、膣内へと侵入する。が、ようやく亀頭全体が収まったあたりで、  
「は…うぅッ」  
冴子がうめき声を漏らし、男は動きを阻まれた。  
純潔の証の薄膜が、肉棹の前進を留めていた。だがそれは 既にいっぱいに延びきり、  
「お前のヴァージン、先生がもらってやるからな!」  
「……!」  
衝撃に備えるように、少女は裸身を強張らせる。  
「おう、おうりゃっ」  
獣のような雄叫びをあげ、男は腰を叩き付けた。狭すぎる膣洞と純潔の薄膜がその侵入に抗い、そして−−破れた。  
「痛っ! …ん、んんぅーッ」  
冴子は歯を食いしばり、破瓜の激痛に耐えている。だが そんな冴子に容赦なく、男は肉柱をえぐり込む。細腰をがっちり抱きかかえ 激しく腰を打ち振って、冴子の処女地を征服していく。  
(凄ぇ締め付けだぜ、こいつ…)  
女子高生の処女を奪うことなど、この不良教師には年中行事でしか無い。その高山に舌を巻かせるほど、毒島冴子の秘肉は狭隘だった。  
膣肉が痙攣でも起こしたかのように きゅうきゅうと肉棒を食いしめる。そのキツさは、動かすたびに肉棒に痛みが走るほどだった。  
「いいぜ、毒島ぁ。このキツキツま○こ…最高だ!」  
高山は少女の身体を抱え込み、その締め付けを楽しむように 肉の兇器を打ち込んでいく。抜き挿しのたびに 処女膜の残滓が肉棹にこそげ取られ、少女は柳眉を折って その痛苦に耐えている。  
高山は 汗ばんだ乳房を揉みしだき、その頂を口に含み 舌で転がす。と、次の瞬間−。  
(おっ、おお…っ!?)  
締め付けるだけだった膣肉が ヒタヒタと肉棹を包み込み、入り口から奥の方へと しごくように蠢いた。  
(くそ、我慢できん!)  
「出る…膣内に出すぞっ」  
皺袋を満たす白濁の汚液が、輸精管を駆け上がる。それは凄まじい奔流となって少女の膣にぶちまけられ、子宮へと注ぎ込んでいく。  
「おう、おおぅ! 最高だっ、冴子…!」  
「んぅ、くっ…ふあぁ…ぅ…」  
やがて、絶頂の中で放出を終えた男が 半萎えの肉棒を引き抜き、床にどっかと腰を降ろした。  
ぎい…ぎい…ぎぎぃ…。  
天井から吊られた冴子の裸身が、ブランコのように揺れている。その肌はじっとりと汗ばみ、無惨に口を開けた秘唇からは 逆流した精液と破瓜の出血とが滴り、ぽたぽたと床を汚していく。  
「どうだ、毒島。女になった気分は?」  
いやらしい笑みを浮かべ そう問いかける不良教師を、冴子は冷ややかな表情で見返していた−−。  
                            (後編につづく)  
 
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル