If Episode Cos-play of the DEAD After  
 
「……」  
 なぜか麗がかなり不機嫌な状態だった。何があったんだ。  
「ひ、平野? あれどうしたんだ」  
「ぼくに聞かれてもちょっと……」  
 ドシン、ドシンと鳴り響くように歩み続ける麗。おかしい……  
 少ししたら元通りになったのでぼくは気にしないことにした。  
 深入りすると殺されそうな気がしたのもあった。  
 
 夜、みんなが寝静まった後、ぼくは店を回っていた。武器になるものを探すためだ。  
 午前中にも探せばいいのだがその場合他の人を警戒させてしまうかもしれない。  
 けれどもこの時間ならば起きてる人なんていないだろう。ぼくは月明かりを頼りに歩きを進めた。  
 すると冴子さんが歩いているのを見つけた。いったいどうしたのだろうか。  
「どうしたんですか? 冴子さん」  
「ん? 孝か。いや、一応武器を探しておこうと思ってな。わたしはこれでいいが他の人たちはそうはいかない。  
 銃の弾の節約のためにも必要だと思ったところだ。大方孝もそのようなつもりでこの真夜中にここを歩いていたんだろう」  
 やはり冴子さんはすごい。ぼく以上のものをたくさんもっている。  
「そんなとこです」  
「ふふ、そうか。ん、そうだ。これを」  
 そういうと冴子さんは近くに籠にあった瓶を俺に投げつける。俺はそれを受け止める。  
 その籠には栄養剤どれでも一瓶1500円と書かれていた。高いと思うのだが結構効き目があるのだろう。  
 投げられた栄養剤の名前が見えない。月明かりじゃあんまり見えないのが難点だ。  
「これで精力剤だったら笑いものですね」  
「さすがにそれは無いだろう。きちんとこの看板に栄養剤と書いてあるから大丈夫だろう」  
 それを聞いてほっとして蓋を開け一気に飲み込む。  
「苦いですね……」  
「そうか? わたしは少し甘いと感じたのだが」  
 冴子さんは一気に飲み干し瓶を近くにあった袋に入れてぼくに差し出す。どうやら瓶はこれにいれればいいらしい。  
 
 そのあと冴子さんとデパートの中を探検していく。服屋の前を通ったとき冴子さんは立ち止まった。どうしたのだろうか。  
「今日ここで宮本が服を選んでいたらコスプレ大会になったんだ。面白かったぞ」  
「ははっ……だからあの時あんなに怒っていたのか……」  
 しかしあんなに怒るとはよほど酷い衣装だったんだろうな。  
「もしこんな状態じゃなかったらもっと楽しめたのだろうな……」  
「冴子さん……」  
 その通りだろう。もしみんなでのただの買い物だったらもっと楽しかっただろうな。  
「ふむ、わたしもコスプレをしてみるか。何かリクエストはあるか?」  
「ぶっ!!」  
 い、いきなり何を!? しかもなぜぼくにそんなこと聞くんだ!?  
「え、えっと……なら……えー、巫女服で」  
 そしてなんで普通にぼくは答えているんだ!!  
「わかった。孝少し待っていてくれ」  
 近くにあった巫女服を手にとり更衣室に入ってしまった。  
 なんてことしたんだろう……いやでも期待している自分もいるわけで……  
「ぼくは……ぼくは……意外にスケベだったのか……」  
 口にしてみると凄く情けなく感じてしまう。開き直る気力もない……  
 そんなこんなで自分のことを呪っていると冴子さんが現れた。  
「どうだ……孝」  
 冴子さんの巫女服姿はとても神秘的だった。安物の布なはずだが本物の巫女のような神々しさが感じる。  
 刀をもち月明かりを浴びる姿がこんなに綺麗だとは思わなかった。  
「そ、その……似合ってますよ、冴子さん」  
「ありがとう。孝」  
 少し顔を赤くする。それが可愛らしくて。襲いたくなってしまう。ムラムラしてしまう。  
「冴子さん……」  
 顔を近づける。ぼくはその唇にキスをしようとする。  
「駄目だ」  
 そう言って冴子さんは思いっきり押し倒してきた。  
「え……」  
 拒絶だと思った。しかし押し倒した後冴子さんはぼくに口付けをした。  
「わたしは、キスはされるよりしたいのだ。初めては……な」  
「それって……でも好きな人いたんじゃ!」  
「今そんなこと言うのは野暮じゃないか?」  
 冴子さんはぼくにキスをし続ける。同時にぼくのズボンを脱がしていく。  
「さ、冴子さん!?」  
「わたしは……君が好きなんだ。わたしを受け止めてくれた君が」  
 ぼくのパンツも下ろし股間が飛び出る。冴子さんはまじまじ股間を見ている。  
「立派だな。それでこそ男だな。ちゅるっ、ちゅぱっ……ぺろ……ん」  
 ぼくの股間を舐め始める。ぎこちないと思うが初めての快楽にぼくはすぐにでもイキそうになってしまう  
「ちゅる、れろ、れる……ちゅ、ちゅうぅ……ちゅうぅぅぅ……」  
 弱く冴子さんが吸い付く。  
「ぐ、ぅ」  
 ぼくの声をきき冴子さんはさらに舐め続ける。  
「ぺろぺろ、ん、膨らんできてるな」  
 急にフェラチオをやめる。あんまりしてもらって無いので物足りなく感じてしまった。  
「そんなに残念そうな顔をしなくてもいい。……ん、わたしのなかを弄ってくれ」  
 冴子さんは袴の裾を口で咥える。そこには冴子さんの秘裂があった。そこはもう濡れに濡れていた。  
「孝の股間を少し舐めただけでもこうなってしまうんだ。孝が欲しいんだ。弄ってくれないか……」  
「ああ、弄りたい……」  
 ぼくは冴子さんの秘裂に顔を近づけるそして舐め始める。  
「ん、はぁ、ん、あ!?」  
 秘裂にぼくはむしゃぶり吸いつく。  
「はぁ……んくっ! あ、はぁぁ……」  
 膣口からあふれるようにでてくる蜜を吸い、舐め続ける  
「はあ、ぐっ、ああ! んん!」  
 舐めると冴子さんはびく、びくと小刻みに震える。それが可愛かった。  
 
「た、孝……その……孝の男根をそろそろ私の中に入れてくれないか……」  
「わかった、冴子さん」  
 ぼくは股間を冴子さんの秘裂にセットする。  
「わたしも初めてだが……がんばるからな」  
「え……」  
 冴子さんは徐々に腰を落としていく。ぷち、ぷちと音が鳴り徐々に股間が秘裂に埋まっていく。  
「ぐっ……う、あっ! ぐっぅ……」  
「う、あ、だ、大丈夫か……冴子さん」  
「これくらい……平気……だ」  
 冴子さんの中はきつかった。やはりもう少し秘裂を弄った方がよかったのかもしれない。  
 いや別にやましい想いじゃないんだ。気持ちよくなって欲しいからだ。  
 でもぼくは嬉しかった。冴子さんの初めてをもらった。それだけで幸せな気持ちになれた。  
 そしてより股間が固くなる。でもぼくでいいのか少し気になってしまう  
「ん、くっぅ……あっ、ん、ぜ、全部入った……ぞ」  
「あっ、冴子さんの中……凄く……気持ちいい……」  
 中が生き物みたいに動いててすぐにでも射精しそうになってしまう。  
「ん、ふっ……孝の顔可愛いぞ」  
「冴子さん……もうイって……」  
「冴子と呼んでくれ……さんはつけないで」  
「わかった。冴子……」  
 冴子と呼んだ瞬間きつくしまる。それでいきそうになってしまうが我慢する。  
「ん、はぁ、痛みも、ん! なくなってきたから動くからな……」  
 冴子さんの腰がわずかにだが動いていく  
「な、中で孝のが熱くて、ん、びくびくいってるのが気持ちいい……」  
「くっ、冴子さんの中、熱くて、うごめいて、気持ちよくて。  
「ああ、そうか、孝は動かなくてもいい……わたしが、んあ! 全部動くから……」  
「くっ! ああ! 冴子!」  
 冴子はだんだんと腰をスムーズに動かしていった。  
「脈打って……気持ちいいか!? んん! 孝気持ちいいか!?」  
「ああ、気持ちよすぎる! んあ!気持ちよすぎて、もう!」  
「あふ……好きなときにイってくれ。ンンン!! 私は孝の子種が欲しいからな……」  
 急に膣がしまった。  
「な、ぐ、あああ!! くっ、イクッ!!」  
 ドピュという音が聞こえるほど勢いよく膣内で射精した。  
「んんっ!! 熱いっ……」  
 恍惚とした表情でぼくにキスをする。  
「ん、はぁ、はぁ、はしたない女だと思われるかもしれないが……そのわたしにもっとしてくれないか……」  
「ぼくももっと冴子さんが欲しい……ん」  
 お返しにキスをし、第二ラウンドがはじまる。  
 
 そのあと二桁に入り朝日が昇り始めるまで冴子と抱き合っていた。正直ぼくは朝日が昇って欲しくなかった。  
 あんな悲惨な現実を忘れられたからだ。夢が覚めて『奴ら』との戦いが始まる現実の地獄が。  
 これは一夜の夢のような儚いものだろう。でももし生き残れたら続きが見れる夢だとぼくは思った。  
「冴子……」  
「どうした孝」  
「生き残ろうな。絶対に」  
「ああ……」  
「生き残ったら今度はもっとゆっくりしたところでやれたら嬉しいな」  
「ふふ、そうだな孝」  
 そういえば……  
「そういえばあの瓶の商品名なんだったんだろう」  
「ここにあるが……」  
 『精力剤』  
「「……」」  
「麗が間違って持ってきた理由はこれだろうな」  
「……ああ、そうかもしれないな」  
 

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