あらすじ  
完璧な人ほど弱点に対しての反応が極端なんだよね  
 
 
「ドキッ☆恋のキューピットは黒い生命体!?」(マリア純愛!)  
 
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」  
突然、屋敷内にマリアの悲鳴が響いた。  
 
「マリアさんの悲鳴!?マリアさんに何か?」  
ハヤテは急いでその悲鳴が聞こえる場所に駆け出した。  
その悲鳴の発生源の場所にたどり着くと、  
「台所・・・?」  
少し疑問に思いつつも  
「大丈夫ですか、マリアさん!」  
とハヤテが台所に入ると、  
「ハヤテ君」  
マリアがいきなりハヤテに抱きついてくる。  
「マ、マリアさん。」  
ハヤテは顔を赤らめながら、マリアの顔を見てみると、今にも泣き出しそうな顔をしていた。  
「どうしたんですか?」  
「あっ、あれ」  
マリアが震える声で、指差す方向を見てみると、  
 
 
カサカサカサ・・・。  
 
「・・・・・・」  
(ただのゴキ○リにしか見えないけど・・・)  
 
マリアをもう一度見てみると、やはり泣きそうな顔である。  
マリアの泣き顔など滅多に見れないものだけに、ハヤテは少し興奮した。  
もう少しこの美味しい状況を何て思いそうになりそうなのを振り切って、  
「・・・・苦手何ですか?あれ・・・」  
ハヤテが聞くと、マリアは何度も首を縦に振り、  
「あれだけはだめなの・・・。」  
と弱弱しく、涙声で言う。  
 
とりあえず退治することを決心したハヤテは、白いゴム手袋を着け、その黒い生命体に一歩一歩近づく。  
そして、  
「とりゃ〜!!」  
と気合一線!  
黒い生命体を捕獲しゴミ箱に叩きつけた。ついでにゴム手袋も捨てる。  
「任務完了(byヒ○ロ・ユ○)」  
ハヤテはマリアの方に歩み寄ると、  
「終わりましたよ。マリア・・・さん?」  
ペタンとしたまま立とうとしないマリア。よっぽど黒い生命体が苦手だった様だ。  
ハヤテはマリアを立たせようと思い、マリアの腕を引っ張る。  
しかし、ハヤテが強く引っ張りすぎたのか、それともマリアに力が全く入ってなかった性か、  
マリアがハヤテの胸に飛び込む様になってしまう。  
「おっと・・・・」  
その性でハヤテはマリアを抱きしめる様な感じになってしまった、  
二人の呼吸が顔に触れるぐらいまで顔が近づいた。  
ハヤテとマリアは同時に顔を赤らめる。  
今のマリアの状態は瞳をウルウルさせ顔を赤くしている。  
それはハヤテの理性を瞬間的に破壊した。  
ハヤテは無意識にマリアにキスをしていた。  
「・・・・」  
突然のハヤテの行動に石化するマリアだが、どうにか意識を取り戻し、  
「んっ、ん〜〜〜〜〜」  
抵抗するが、ハヤテに強く抱きしめられているのでどうにもならなかった。  
そして、マリアとハヤテの目が逢った。  
「・・・・・・」  
「・・・・・・」  
ハヤテは今更ながら自分が何をしているかに気付き、  
唇を離し、抱きしめていた腕を解いて、マリアが何か言う前に  
「す、すいません」  
と言ってその場を逃げ出した。  
 
その場に取り残されたマリアは、  
「ファーストキス・・・・奪われちゃった・・・・」  
と一人呟いた。  
 
借金執事は自分の部屋に戻り、  
「僕は何て事をしてるんだ・・・。人が弱りこんでいる所にあんなことをするなんて・・・。  
 絶対マリアさんに嫌われたに違いない・・・。  
 マリアさんに嫌われたら・・・僕は、どうすれば・・・。」  
と一人悲観くれていた。  
 
「でも、マリアさんの唇柔らかったな・・・」  
と、自分の唇に指を当てる。  
 
 
次の日  
ハヤテは朝食の準備をしようと台所に向かうが、  
(マリアさんに会ったら、謝らないと・・・。)  
と心に誓い、いざ台所に行くと、  
「あれっ?」  
なぜか朝食が用意されていた。  
(これは・・・。顔も会わせたくないほど嫌われたと言うことなんでしょうか?)  
といってどうする事もできないので、ハヤテはいつもと違って寂しい朝食を食べた。  
 
 
学校  
 
リーンゴーン! リーンゴーン!  
 
「はぁ〜どうしよう〜」  
結局あの後一人寂しい朝食を取りました。  
そして、いつもなら屋敷を出るとき  
『行ってらっしゃい』  
と、マリアさんが笑顔で僕たちを送ってくれるのですが、今日は姿を見せませんでした。  
 
「はぁ〜」  
僕はもう何度目か解らないため息を吐いていた。そのせいで今日の授業は全く頭に入りませでした。  
「ホント、どうすれば・・・・・・マリアさん」  
 
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン!  
 
昼休み  
 
ハヤテは庭をブラブラして携帯を出して  
「やっぱり謝らないと・・・・でも・・・」  
と、携帯をポケットに戻すことを何度も繰り返していた。  
この行動が10何回目の時携帯をポケットに戻そうとすると、  
「どうしたのですか、ハヤテ様?」  
「うわっ!」  
突然伊澄が現れて、  
「お元気がなさそうですね。」  
「・・・そうですか?」  
「はい。ナギも心配してましたし・・・」  
「・・・」  
「何かお悩みでもあるのですか?」  
「いえ、そんな・・・」  
「マリアさんの事ですか?」  
「!!」  
ハヤテはその鋭い読みにもろに表情を露にしてしまう。それを見て伊澄は  
「何かあったんですか?」  
「・・マリアさんに酷い事をしてしまって・・・。」  
いつの間にかハヤテは3才も年下の少女に悩みを打ち明けていた。  
「ハヤテ様はどうしたいのですか?」  
「そ、それは・・・」  
「謝りたいのですか?」  
「・・・・・はい。」  
「なら素直に謝るべきですわ。」  
「えっ?」  
「ハヤテ様が素直に謝ればきっと許してもらえますわ。(秋塚さんに似てますし・・・)」  
と伊澄は無邪気な笑顔をハヤテに向ける。その笑顔にハヤテは自身を付け、  
「ありがとうございます。伊澄さん」  
そう言ってハヤテはその場を去っていった。  
「・・・・ごめんなさい・・・・・ナギ。」  
少女はそう小さく呟いた。  
 
伊澄に励まされたハヤテは、マリア(三千院の家)に電話を掛けた。  
プルルル、プルルル、がちゃ!  
「はい、三千院ですが。」  
「ハヤテです。」  
「・・・どうしたんですか?」  
「昨日の事を謝りたくて・・・。」  
「・・・・その事は今日の夜ハヤテ君の部屋で話しませんか?」  
(電話で謝らないで直接謝れという意味でしょうか?)  
「・・・解りました」  
 
プッ!  
 
ハヤテは電話を切った。  
(僕はどうなってしまうのでしょうか?)  
 
 
屋敷(夜)  
 
コンコン!  
「入っていいですか?」  
「どうぞ」  
 
ドアが開き、マリアはハヤテの部屋に入っていった。  
 
「・・・・」  
「・・・・・」  
 
いざ謝らないと誓っていたハヤテだがこの空気の重さに飲まれてしまい、中々口に出すことが出来ずにいたが、  
「昨日の事は本当にすいません。簡単に許してもらえるとは思ってませんが、何でもしますから許してください」  
「何でも?」  
「は、はい」  
(あれ?僕ものすごいヤバイ発言しちゃった?)  
「昨日の私とのキスどうでした?」  
ハヤテはマリアの突然質問に、  
「へっ?」  
と抜けた声を出すハヤテ、  
「え〜と・・・」  
マリアの顔を見てみると、なぜか真剣な顔をしていた。  
(これは正直に答えないと恐ろしい気が・・・)  
「とても柔らかくて・・・気持ちよかったです。」  
ハヤテは顔を赤らめながら答えると、  
「目を瞑って下さい。」  
「はい?」  
「何でもするって言いましたよね?」  
「・・・・」  
ハヤテが目を瞑ると、  
 
チュ!  
 
ハヤテの唇に柔らかい何かが触れた。  
 
(この感触は・・・?)  
ハヤテは思わず目を開けると、  
頬を赤く染めたマリアがハヤテにキスをしていた。  
「・・・・・」  
マリアが唇を離すと、  
「マリアさん・・・・?」  
ハヤテはなぜこんな事をという顔をしていた。  
「分かりませんか?」  
鈍感キングハヤテにはさっぱり理解できなかった。絶対ないとは思いつつも、少し何かを期待している自分がいたが  
 
「ハヤテ君は好きな人いますか?」  
「えっ?」  
(まさか、マリアさんが好きとは本人の目の前では言えないよなぁ〜)  
「いません」  
「本当にいないのですか?」  
マリアは少し怖いぐらいの真剣な顔つきでハヤテの顔に顔を近づける。  
「マ、マリアさんです。」  
ハヤテは  
(言ってしまった〜)  
と内心パニックモードになりかけていたが、  
「私もハヤテ君の事好きですよ」  
マリアのその言葉はハヤテの頭にエコーで流れた。そしてその言葉の意味を理解するの少し時間がかかった。  
「・・・ええぇ!だ、だって僕マリアさんにあんな酷いことをしたのに・・・。」  
「ハヤテ君にならキスされてもいいし。」  
「・・・。」  
(これは夢か?夢なのか?なんて都合が好すぎるんだ)  
「最後に一つ、これをしてくれたらハヤテ君を許しますわ。」  
(もう許すも許さないも無いような気が・・・。)  
なんてハヤテは思ったが、  
「何ですか?」  
「私を抱いてください」  
 
・・・・・・・  
 
「\\$%&')#*}_"!)」  
もはや言葉とは言えない声を上げるハヤテ。  
「ハヤテ君私の事好きと言いましたよね?」  
「ええ」  
(いいのか?おいし過ぎないかこの状況?)  
 
マリアをベットに腰をかけさせる。  
 
「私、初めてなので優しくして下さい・・・・。」  
ハヤテは首を縦に振る。  
そして二人は唇を近づけ、初めてのディープキスをする。  
「ん・・・」  
「ぅむ・・・ぅ」  
二人とも経験がないので最初はたどたどしかった。  
「ん・・・んふ・・・んぅぅ」  
二人ともこういうのに才能があるのか、舌を絡ませ始める。  
「んちゅ、ちゅっ、ちゅぱ・・・ぷはっ!」  
二人は口を離す。マリアは目をトロンとさせていた  
 
ハヤテはマリアの服を脱がしブラを外した。  
「あまり、見ないでぇ・・・。」  
「綺麗ですよ。マリアさん」  
そう言ってハヤテはマリアの体中にキスの雨を降らせる。  
「あっ・・・」  
そして胸に口付けをすると、  
「んっ・・・あ、ふあ」  
そしてもう片方の手でもう一方の胸を弄る。  
「んあっ、ハ、ハヤテ君本当に初めてなんですか?」  
実際ハヤテは天性なのかマリアを的確に攻める。  
乳首を舌で弄り、歯で軽くやると、  
「んっ、あっ、やぁん」  
とマリアは可愛い声を漏らす。  
ハヤテは手をマリアの下着の方向に持って行く。  
そして下着の上から触ると、  
 
クチュ!  
 
と音をたてる。  
「濡れてる・・・。下着脱がしますよ?」  
マリアは首を縦に振る。  
脱がすと秘部から蜜が流れ出していた。  
ハヤテは指を入れる。  
「ひやぁ・・ああ」  
ハヤテは中で指を軽く動かすと、  
「ああん、んあぁ、やあぁ」  
ハヤテは指をそこから引き抜くと、マリアの顔の前でそれを見せ付ける。  
「指がふやけてしまいそうですよ」  
「そんな事言わないで・・・。」  
マリアは自分の手で顔を隠す。  
ハヤテは今度は舌を入れて舐めると  
「ひぃやぁ!舌入れちゃ汚い・・。」  
「マリアさんに汚いところなんてありませんよ」  
と言って、マリアのラブジュースを飲むハヤテ。  
「おいしいですよ。マリアさんの愛液」  
「やあぁん、そん、ああ」  
ハヤテはマリアが大分高まってるのを確認すると、  
「入れても、いいですか?」  
「うん。来て・・・。」  
 
ハヤテは肉棒を取り出し、マリアの秘部に照準を合わす。  
そして、ゆっくり、ゆっくり進めていく。  
 
そして最後の所でマリアを見て、  
「一気に行きますよ。」  
 
ズブッ!  
 
「んっ!痛い!」  
マリアは顔を苦痛に歪め、涙をこぼす。  
「マリアさん、全部入りましたよ」  
「私と・・ハヤテ君・・・今・・・一つになってるんですね」  
「そうですよ。マリアさん」  
「・・・嬉しい」  
顔を苦痛で歪めながらも、笑顔を作るマリア。  
マリアの痛みが和らぐの待つハヤテ。  
(うっ、この状態というのはけっこうキツイ。でも今動いたらマリアさんに痛い思いをまたさせてしまう)  
「ハヤテ君・・・」  
「何ですかマリアさん?」  
「苦しくない?動いてもいいですよ。私がんばりますから・・・。」  
(自分の事よりも僕のことを・・・マリアさんも気持ちよくなれる様にしないと)  
ハヤテはマリアにキスをし、手は胸を弄った。  
「ひゃ、んむっ、んちゅ、ちゅぴ・・・ぷはっ!」  
「ハヤテ君、そろそろ動いてもいいですわ」  
ハヤテは腰を緩やかに動かし始めると、  
「んっ、あっ、はぁっ、あぁ・・・」  
マリアからさっきまでの苦痛の声ではなく、艶がかかった様な声が漏れ始めた。  
ハヤテはさきほどよりも腰の動きを少し早くした。  
「んあっ、やぁ、ふあぁ、ああ」  
マリアからは嬌声の声だけがあがるようになり、愛液の流れる量も増え、赤い鮮血と愛液が溢れてきた。  
「あん、ハ、ハヤテ君、やぁん、ふあ」  
「マリアさん、マリアさん!」  
お互いの名前を呼び合い高まっていく二人。  
「マ、マリアさん、僕もう・・・」  
「ふあぁ、き、来て、私ももう・・・・」  
最後の力を振り絞って、マリアにぶつけるハヤテ。  
「だ、出しますよ」  
「き、来て」  
   
ドクン!ドクン!ドピュー!  
 
「ああぁぁあぁぅぁ、熱いのが中に〜〜〜!!」  
 
・・・・  
 
 
「中に出しちゃいましたね・・・。」  
「すいません・・・あ、の、今日は大丈夫な日なんでしょうか?」  
「多分大丈夫だと思います。けど・・・」  
「けど?」  
「ハヤテ君の子なら・・・別に・・・・・・ごにょごにょ」  
「最後なんて言いましたか?」  
「ふふ、たいしたことじゃありませんわ。」  
 
          終わり!  
 
 

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